くじらGOODS 74

子供靴


長女が産まれる遙か前に購入。
13.5cm
カカトのしっぽがグッド

結婚したてのころ、デパートをぶらついていて発見。
子供など全然考えていなかったが、『そのうち使うだろう』という事でGET。

はい、ご想像のとおり未使用。
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次女出産記4

次女が産まれた日の夜は、ずっと看護婦さんが付いていてくれたらしい。
その看護婦さんから話を聞いた。

奥さんは自分で自分のことを責めていたそうだ。
何で妊娠中毒症になったのだろう、何がいけなかったのだろう・・・
1日でも長くお腹に置いておけなかったのだろうか・・・

気の利いた慰めの言葉など、何も出なかった。
気持ちは痛いほどわかる、が、本人の痛みはこの何万倍、何千万倍か・・・

いまは、無事、子供が育つよう、できる限りの事を、しよう。


さてさて、次女が生まれた日の夕方、NICU(新生児集中治療室)に入れるとのこと。
奥さんはまだ起きあがれなかった、帝王切開だから当然。

入り口でまずコール。インターホンで氏名を言う。確認OKなら、扉が開く。
ホイホイと入っていく訳にはいかない。基本的に親以外は入室禁止。
・・・厳重にやっておかないと、じーさんばーさんが平気で入ってくる。

当然土禁。スリッパに履き替える。
廊下を行き、更に奥にも扉。またインターホンでコール。
扉が開く、が、まだ室内ではない。前室。

ブラシでの手洗い、殺菌済みの白衣、帽子、マスクを付ける。ほとんど手術前の外科医って感じ。
「これからはこのようにして入室して下さいね」と、看護婦さんに言われる。

次女のところへ案内される。

保育器の中にうつぶせになっていた。
投薬器が3個、呼吸器、心拍と体温のモニタ、それと次女を繋ぐチューブとコード・・・
ヒモだらけだった。

それでも確かに生きていた。
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