夜歩く

午後9時過ぎにチョット買い物に出ようとしたら,強風に紛れて声が聞こえる。

・・・さぁん ぉお・・・ ど・・・

??

!! まさか父親が倒れて母親が助けを呼んでいるのか?

あわてて両親宅(隣)にかけつける。
勝手口から明かりが漏れていたので開ける。

何かあった!? 大丈夫か!?

「はぁ?? どうしたの??」と母親。

(何事もないようだ。) いや,何か呼んでいるような,叫んでいるような声が聞こえたし・・・

「私もオトーサンも何もないけど」

(ホッとする)何事もなければOK 気のせいかな? 空耳かな? ゴメン,お騒がせ・・・

「ん~ もしかしたら近所の人かもね・・・」


昨夜,近所のおばあさんが徘徊してしまったとのこと。
認知症気味ではあったけれど,徘徊はなかったらしい。
で,家族の方が近所を探しまくったらしい。
うちのイヌが夜中の2時3時の頃,やたらと吠えていたのはこれらしい。
前の道路をおばあさんか家族の方が通ったと思われる。

「たぶん今日もどっか行っちゃったんじゃないかな? それで探しているのかも」

認知症の方の徘徊はよく聞く話だが,ご近所で発生するとは思ってもいなかった。
買い物には出かけたのだが,近所はゆっくり慎重に運転した。
しかし,高齢化,田舎の人口減少など,色々と考えさせられる 
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