零戦(堀越 二郎)



いや~ 「読書」のカテゴリを設定していたことすら忘れていたよ。
年に1回くらいしかアップしていないし。
電車通勤なので,本はかなりの数読んでいるのだが,そもそも感想文は小学生の時のトラウマから苦手。
・・・じゃあ,カテゴリなんて作らなければいいのにねぇ
そもそもは備忘録的な使い方をしようと思っていたのだが。


で,堀越二郎の「零戦」だ。ブームに乗ってしまった訳だが,いや,理系の人間,この本は必読。
初版は1970年らしいが,文体については「去年書きました」と言われても「そうですよね」というくらい違和感なし。
とても読みやすい。

そして,「設計者」の「客観的な視点」で書かれている。
こんなことができる堀越二郎に,改めて感服。

「機械に魂を込める」とはどういうことかがよく分かる。
零戦のムック本などをパラパラ見たが,原点はいずれもこの本。
これを読んでからビジュアルを確認した方が,より理解が深まる。

頑張れ! モノヅクリ大国ニッポン!
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