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詠う鯨 - Whale that sings -
iPod nano 修復
2014-05-08 / 徒然

写真左の通り,第5世代のiPod nanoを持っているのだが,使っていない,と言うより,使えなくなってしまった。
正確には,音楽を聴くことはできる。しかし,iTunesを使っての管理ができなくなってしまった。
症状は,PCに接続すると,十数秒程度は接続中アイコンが出るのだが,その後,アップルマークが出現,再起動となる。
これを延々と繰り返すようになってしまった。
iTunesで認識する前に再起動してしまう。PCもUSBストレージと認識はするものの,すぐに接続解除となる。
調べてみると,同じ症状は第5世代だけではなく,第4,第6世代でも出ているようだ。
そして,この場合の対処法もアチコチに出ていた。
対処法は,「iPodの復元」のみ。しかし,これはiTunesからしかできない。
認識しないiPodをPCに認識させるために,iPodをディスクモードにする。
ディスクモードにするには,iPodを起動(または再起動)して,アップルマークが消えた直後にセンターホイールとPLAYを同時に長押しする(第4,第5世代の場合。第6世代はスリープと-ボリュームを同時に長押し)。
すると,「DISK MODE」と画面上に表示され,ディスクモードとなる。
この状態でPCに接続すると,PC,そしてiTunesが認識するので,復元をおこなう。
で,これをやってみたのだが,結果は失敗。PCが認識しない。
「リムーバブルディスク」アイコンは出るのだが,開こうとしたりプロパティを見ようとしたりすると,PCがフリーズしてしまう。
当然,iTunesでも見られない。
Windowsサービスで,iPod関係,iTunes関係は何個か上がっているので,めぼしいものを停止してみたが,やはり結果は同じ。
恐らく,何らかのサービスが意地でも認識しようとし,iPodもそれに応えようとしてつかまりにいくが,そもそもソフトウェア的に破損しているので上手くつながらない。それでもお互いにつながることをやめようとしない,デバイスを解放しないので,二進も三進もいかなくなってフリーズ,というところか。
お手上げ
iPodを何らかの形でフォーマットして中身をなくせば,iPodがつかまりにいくことはないのだが。
ここでハタと思いつく。
apple製のソフトウェアが入っていないPCを使えば良いのでは。

と言う訳で,クローゼットの奥に突っ込んであった,windows2000のPCを引っ張り出す。
バッテリーはとうの昔にすっからかんになっていたが,電源ケーブルを接続してスイッチを入れると,無事に起動。

iPodをディスクモードにして,これに接続。

大-成-功-!! あっさりフォーマット完了

改めてiTunesの入ったメインマシンに接続。今度はキッチリ認識。で,リカバリを実行。

十数分で完了。

問題なく使えるようになる。
しかし,フォーマットまでたどり着くのが遠かった。
ところで,何故今更第5世代のiPodを修復しようとしたかといえば,一番上の写真右側,第6世代のiPodが壊れたからだ。
こっちの症状は物理的なもの。スリープボタンが押せなくなってしまったのだ。
調べてみると,この症状も多発しているようだ。
そして,修復方法はこのサイトがわかりやすい。
「6th iPod nanoのスリープボタンを修理する。」(デカの日常3 ~bayfmとAppleな日々~)
http://ameblo.jp/deca0103/entry-11335557647.html
つまり,分解して修理。

で,第5世代iPodが直ったことをいいことに,やっちゃったのだ。
結果は,これまた大-成-功-!!
修理はかなり慎重に行ったので,分解中の写真を取る余裕はなかった。
写真を撮り直すために再分解もしたくないし。
しかし,↑のサイトにもあるように,たった0.1mmのパーツが故障の原因とは。
それもかなりの頻度で故障が発生していると言うことは,製品的欠陥,リコール対象だと思うが。
しかしまあ,これでこのiPodは完全に保証の対象外。元は第1世代iPodの交換プログラムで入手したものだから,いいだけどね。

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