どんど焼き



ウチの方では,小正月に一番近い土曜日にどんど焼きを行っている。
炊き上げるのは暗くなってからだが,まずはどんど焼きを組まなければ燃やせない。

竹を3本芯にして,その周りに藁を積んで三角錐にする。
今年は藁の集まりが悪く,かなりスリムになってしまった。
全国的に見ると,ウチの方のように竹を立てて組み上げるところと,単に松飾りやしめ縄など,正月用品を持ち寄って燃やすだけの所もある。
竹を立てるのは,松飾りに見立てていると思われる。松飾りを持ち込んで燃やすお宅は,ほとんどない。




日が落ちた頃,点火。藁なのであっという間に炎が上がる。
芯の竹が燃え始めると,パン,パン,ボンと弾ける音が響く。これが「どんど」の由来。
時折,耳に響く大きな音を上げる。




燃えさかる火で餅を焼く。篠竹の先に餅を射し炙る。
この餅を食べると,今年一年風邪をひかないとされる。
ウチは完全に焼けるまで待たずに,表面が焼けたくらいで回収,自宅で芯まで焼いて食べた。
『餅を炎で炙る』が無病息災の条件と解釈(<そうか?)
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