カーリング女子3位決定戦

平昌オリンピックが終了した。時間があればNHKを見ていたので,そこそこ楽しめた。
カーリングだが,女子が頑張ったので放送時間も長かった。やっていれば見るし,見るからにはルールやテクニックが分かった方がよい。

10回戦で,点数を多くとった方が勝ち。1エンドは4人が2回ずつ投げる。中心に近い石のチームが,相手の石より内側にある分だけ得点できる,などなど。
1エンドで両チームに得点が入ることなないというのも分かった。

で,一番盛り上がったカーリング女子3位決定戦。
イギリスのラストショットがミスショットとなり,日本勝利だが,どこがミスショットだったのが分からない。
試合も終わった途端に,ゲーム実況じゃない,ゲーム解説もなし。
ここ数日モヤモヤしたので,改めて見てみた。




第10エンドイギリスの最後のショット。石の配置をじっくり見れば,狙いもよく分かる。
第9エンドで日本がスチールし,4-3になっていたので,2ポイント取りに行くしかない。
狙いは日本の第3ストーンをはじき出し,第1もしくは第2ストーンを置くこと。

ミュアヘッドさんの実力なら,普通は狙い通りに投げられるハズ。




しかし,ショットの速度(ウエイト)が高すぎ,当たる角度も微妙にずれたため,日本の第3ストーンはイギリスの第1ストーンを直撃するルートに。




ショットしたストーンはそのままハウスの外へ。日本の第3ストーンはイギリスの第1ストーンをはじく。




イギリスの第1ストーンは日本の第2ストーンに当たり,第3ストーンとなってしまう。
日本の第3ストーンはハウスの中心に向かう。




最終的に日本の第3ストーンが第1ストーンになり,1ポイントゲットで終了。
スコアは5-3。

仮に,同点で最終エンドを迎えていたら,イギリスは1点取るだけでいいので,




こういうショットをしたはず。イージーだ。

カーリングもじっくり見ると,石の配置,駆け引きがかなり複雑。狙った場所に投げ,もっていくテクニックも凄い。
放映される機会は少ないスポーツだが,今回を機に流れるようになることを期待する
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