送り火



ご先祖様を送る。
夕方から雨の予報だったので,お昼を食べた後,お墓に行ってきた。その後も雨は全く降らなかったが。

今年は新盆ということで,立派な花を仏壇にあげた。
花で死者を送る風習は,遥か古代からあるようだ。一般的になったのは江戸時代とのこと。
戦乱の世が終息し,きちんと死者を送ることができるようになったからだろう。

花は菊が標準で,これにアクセントとしてユリやカーネーション,リンドウなどを添えた。
まあ,弔い花は気持ちが入っていれば,あまりこだわらなくてもよいと思うが。




夕方は黒い雲の隙間から,焼ける様な夕焼けがのぞいていた。
送り火っぽくてちょっと切なくなる。遠いところへ帰る皆様,また来年よろしくお願いします
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )