トヨタ×ソフトバンク

「トヨタ自動車がソフトバンクを選んだ「必然」」(東洋経済ONLINE)
https://toyokeizai.net/articles/-/241349

トヨタが自動運転技術でソフトバンクと提携,新会社を設立することになった。
新会社は

「トヨタとソフトバンクがMaaSの新会社「MONET」を設立--自動運転時代を見据え」(CNET Japan)
https://japan.cnet.com/article/35126566/


孫社長はライドシェアを推進している。日本以外では,当たり前になりつつある。
これを一歩進めたのが,次世代モビリティとなる。

トヨタは自動ブレーキや運転支援システムの分野では,スバル,日産,更にはホンダにも後塵を拝している。
自動運転技術の研究を進める過程で,運転支援システムは大きく進化させることができるだろう。

ソフトバンクは携帯3キャリアの中では一番シェアが少ない。自動運転には車相互の通信,道路情報の通信が不可欠。
自動車シェアNo1のトヨタで,移動体通信として全面的に使用されれば,携帯シェアの獲得よりメリットが大きいかもしれない。

コストの問題は置いておいて,自動運転システムが一般化すれば,ウチの方で問題になりつつある,交通弱者対策は進むだろう。
路線バスはなく,医療機関や日常の買い物は自家用車を使うしかないイナカでは,高齢者の増加が問題だ。
車は運転したくないが,せざるを得ない状況なのだ。
自動運転のコミュニティシステムがあれば,どれほどの人々が助かるか。早期の実現を期待したい。

しかし,ソフトバンクのずーっと前の前身は日本テレコムは,日産が資本供給していた。
「夢の技術」系ならば,本来ならば技術の日産がやるべき。
ド安定志向だったトヨタが,ベンチャーの優,ソフトバンクと提携するのも,時代の流れか
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )