不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Duomo di Milano Restaurato

2009-03-29 04:13:00 | 日記・エッセイ・コラム

27日無事にパリ経由で日本から戻り
その日はビリーの散歩と家の掃除でほとんど一日終わり
午後買い物に行くのも億劫になり、
そのまま眠っておりました。

翌日は出発前から予約してあった
ミラノ・ブレラ美術館のカラヴァッジョ展を見るために
朝から電車に揺られて出かけてきました。

たった4枚の展示でしかも10分の制限つき。
会場も非常に混み合っていて、
まったく堪能できない状態で残念ではありましたが
まぁ久々のブレラ美術館ということもあって、
常設展示も含め楽しんできました。

しかしさすがカラヴァッジョ。
こんなに混んでいるブレラを見たことがありませんでした。
因みに修復の完了してきれいになった
ラファエロのSposalizioも19日から展示されており
こちらも10分間の制限つきですが
こちらは今のところ出入り自由なので、
何回でも見ることができます。

ミラノのドゥオーモも長く続いた正面ファサードの修復が終わり
ようやく全面幕無しで
ファサードを鑑賞することができるようになっています。
Dscf6348
ゴシック!

ドゥオーモの裏手に春の訪れ。
Dscf6338

ミラノらしく薄曇りのぱっとしない天気でしたが、
週末ということもあり、街中は人出も多く
イタリアも春の訪れを待ちわびているという感じです。

Dscf6339
イタリアで桜はメジャーではないし、
そもそもお花見などという風流な楽しみはないので
誰もこうした花々を愛でたりしないのですが
結構街なかにはお花見に適した
枝振りのよい花もあります。
この時期ならアーモンドやアンズが満開ですねぇ。