不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Ponte di Horai

2016-05-06 16:40:37 | 日記

伊豆に住んでいると静岡県の中部から西の方は遥か彼方、のイメージ。
県庁所在地に行くよりも東京に出る方が気持ち的に近いのは事実。

ということで滅多に西に向かわないのですが、
藤枝の藤を見た後、
せっかくそこまで行ったのだからもうちょっと、ということで
島田市の蓬莱橋へ。

蓬莱橋は大井川に架かる世界最長の木造歩道橋。
シンプルで歩きやすい平坦な木造の橋。
でも果てしなく長い。
さすがに世界最長、897.4メートル。

そんな橋があるらしいことはなんとなく知っていたけれど、
詳細はよく知らなかったし、
いろんなロケ地として使われていることも知りませんでした。
この橋が新茶の季節にグリーンにライトアップされるという記事を読んで
その美しさに、一度行ってみたいと思ったわけですが、
ライトアップの時間までは滞在できなかったので、
薄曇りの寒い日のお散歩になりました。
富士山も見えなかったし。


入り口の案内所でおばちゃんに渡橋料金を払って出発。


大井川が荒れ狂うたびに流された橋。
何度流されても再建されてきたのは
地元の人々の生活に必要だったからですね。

そもそも、1869年に徳川慶喜の護衛の幕臣たちが
牧之原でお茶の栽培を始め、
やがて栽培が成功し生活が安定して
島田の街との経済交流が生まれたことで
それまで渡し船に頼っていた交通手段が改善されて
この長い橋が架けられたわけですから、
当時はとても大事な橋だったのでしょうね。
ということで、
橋が完成した1879年(明治12年)が記されています。


渡り始め地点からの眺め。


おしゃれなプレートも設置されています。
よく磨かれたプレートの表面に雲が映り込んで綺麗。

渡り始めると、その風の強さに驚きます。
そして、欄干の低さにもびっくり。
ちょっと油断して体を乗り出すと
川面に吸い込まれそうな錯覚に陥ります。


水位の低い大井川の中州にサギの姿。


渡りきった向こう岸からの眺め。
確かに長い。

渡りきったところは蓬莱の島台と呼ばれ
愛和の鐘と長寿の鐘があったり、
ちょっと散策できるようになっているのだけれど、
とにかく鬱蒼としていて、
足を踏み入れるのを躊躇する環境。
でも近くで雑草取りの作業をしていた
地元のおじさまに勧められたので、
父を促して長寿の鐘を鳴らさせてみました。

しかし、あちこちに淀んだ水が溜まっていたり
明らかに気の流れが悪くて、
私がその場にいられなくなり、
早々に引き上げて橋へ。
あそこはもう少し手を入れて整備してあげた方が良いんじゃないかなぁ。
他の季節はもうちょっと手入れされているのかしら。

橋そのものよりも、周りの景色を見ながら歩いていたせいで
すっかり見逃してしまったけれど、
どうやら中央部分には「ど真ん中」と書いてあるらしいですね。
それは見てみたかったなぁ。

また天気の良い日に訪れることができたら、
忘れずにチェックしてこよう。


5月5日(木)のつぶやき その2

2016-05-06 02:42:43 | 日記

富士の山の中にある渓谷へ。
静岡県内もまだまだ素敵なところがいっぱいあるんだなぁと再認識。 goo.gl/Lz960t



5月5日(木)のつぶやき その1

2016-05-06 02:42:42 | 日記

しあわせぎゅぎゅっと!かわせみマルシェ
私が好きな感じのゆるくて温かいイベントです。 goo.gl/h89MI7

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お元気そうでなによりです。
そして、この「絵になる感じ」が、
何かを成し得た人のもつオーラなのでしょうね。 fb.me/3yZp1r216


ライオンちゃんとあたし。
日向ぼっこのお供に連れて歩き、
最後は放置。
そして突然思い出して探し回る。 instagram.com/p/BFAPatJiX2j/


今年最初のソラマメ。
採りたてだったので、
一粒生で食べてみたけど、
やはりBacelliとはちょっと違うなぁ。 instagram.com/p/BFAPrE0CX2_/


富士の山奥。須津川渓谷。
マイナスイオンたっぷり。 instagram.com/p/BFA7eJRCXxi/


須津川渓谷橋と、
その下に架かる吊り橋「滝見橋」。
上の橋の袂から急な階段を
80メートル下りると滝壺に。
夏にも秋にも来たい、いい場所を見つけた! instagram.com/p/BFA835dCXzW/


新しい写真をFacebookに投稿しました fb.me/BfQwMxVl