不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Una vista panoramica da non perdere

2017-02-19 08:00:40 | 日記
昨年からふとした繋がりで声をかけてもらい
メンバーに名を連ねていながら
仕事との折り合いがつかず
会議に一度も参加できていなかった
伊豆の国市まちづくり協議会。

会合を重ねて出来上がってきたという
新しい旅オプションプランのモニターツアー。
日曜日の早朝だったので、参加させてもらい
ようやく協議会のメンバーにお目にかかることに。

モニターツアーは市内の葛城山にあるロープウェイで
営業開始前の早朝の山頂にのぼり
朝日を浴びる富士山と駿河湾を一望するというもの。
山頂貸切状態の特別感と
何にも変えられぬ絶景がツアーの売りになるはず。
寒い山頂では足湯を楽しんだり、
地元料理の国清汁をいただいたり。
滞在時間は短いけれど、ちょうどよい感じのおもてなし。

早起きして寒い中でかけてよかったぁと
実感できる絶景が待っています。


日の出から刻々と表情を変えていく
富士山と駿河湾を満喫。


第一回目のモニターツアーは
まずまず好評だったようですが、
実際に継続開催するためにはまだ改善点も必要ということで
近日中に第二回目のモニターツアー実施予定。

足湯もね、いいんだけれど、
実は手湯があったほうがいいと思うのさ。


Una giornata con gli amici

2017-02-19 06:21:51 | 日記
イタリアつながりでずっとお付き合いいただいてる名古屋の友人たちが
伊豆まで遊びに来てくれました。

三嶋大社で待ち合わせ。

日がよかったのか、
境内では神前結婚式がふたつ、
お宮参りがひとつ。
御祈祷のために舞殿もあいていました。

三嶋大社でお参りを済ませて
かんなみ仏の里美術館へ移動。
河津桜祭りの影響か、なんとなく道が混んでいたうえに、
山道に迷い込んでしまい、
周辺をうろうろした果てに無事到着。

これまでに2回訪れた時は迷わなかったのに。
館内のボランティアガイドさんから説明を聞き、
薬師如来坐像と12神将、
阿弥陀如来坐像と勢至菩薩像、観音菩薩像を
じっくり堪能。

地域で守り継がれてきた仏像を集めて展示するという
この美術館の成り立ちがなによりも素晴らしい。

南下して韮山反射炉へ。

ガイダンス施設で説明を聞き、実物を見学。
我々は見慣れているし、
あのサイズ感もわかっているけれど、
初めていらっしゃる方には
大抵の場合「想像していたよりも小さい」のです。

でも、この現物が残っていることに
どれだけの価値があるかということは
鹿児島研修旅行のあと、しみじみ実感しています。
薄曇りではあったけれど、
せっかくなので、ふたつの世界遺産撮影スポットへ。


反射炉の隣接レストランでランチにしようと思って入ってみたけれど、
団体旅行のお客様が多く、
サービスに時間がかかりそうな気配だったので、
諦めて他を当たることに。

あちこちで時間をちょっとずつロスしてしまい
願成就院の見学を早々に諦め、
修禅寺へ向かう道中で
ここのところ気になっていた地元の玄米レストランへ。
質素な食生活を送ることが健康の礎であるとした
沼田博士の提唱した食事をいただける「ぜんな」さん。
明るく広々とした店内は
靴を脱いでくつろぐスタイル。
床暖房が入っているのでほんのり暖か。
ランチタイムを少しすぎてしまったのに、
快く受け入れていただきました。
ランチプレート。


想像通りの身体にやさしい味付けと
大地の恵みがにじみ出る素材。
店内の雰囲気がのどかなせいもあって、
ついつい長居したくなりそうですが、
次の目的地へ向けて出発。

修禅寺。

手水舎の龍の口から温泉が出ていることは
もうかなり知られてきました。

飲泉でもあり、
どこぞのおじさまが、まるで五臓六腑に染み渡ったかのような
豪快な余韻を残して飲み干しておられました。

宝物館を見学したかったのですが、
タッチの差で閉館。
次回のお楽しみということに。


本殿にお参りして庭園を拝見。

敷地内のしだれ梅が見頃を迎えています。


修善寺の温泉場をそぞろ歩いて、
一応今回の友人の旅程は終了。
我が家に立ち寄ってから帰路に着く前に一緒にイタリアンを。
イタリア人の友人が働いているのでマカロニ市場へ。

豪快なシーザーサラダ。

リーフしゃきしゃきでチーズもたっぷり。
これだけ何杯でもお代わりできるわ。

友人が食べていたしらすのペペロンチーノ。
強烈なしらす大盛り。
目がみんなこっちみてるぅ、と思いながら撮影。

安定の生ハムとルコラのピッツァ。
そして。

写真映えするんじゃないかという
邪悪な思惑だけで選んだ
自家製燻製ベーコンのピッツァ。
生ベーコンが富士山状に盛られているという
強烈なスタイル。
運ばれてきた瞬間に香りたつ燻製ベーコンは
確かに美味しいけれど、こんなに食べられない。

ピッツァの良いところは
自分の苦手な具材が入っていても
なんとか避けて食べられるというところだと思っている(笑)。

イタリア語と日本語の入り混じる会話で1日を締めくくり、
きっと友人たちが温かいお布団に辿り着いたのは
日付が変わってからだったと思うけれど
久しぶりによく喋りよく笑い、
よく学びよく食べた1日。
こんな休日が時には必要。