歳時記俳句・日焼け止め

やや暑しどくだみ草は物静か
薬局を軽やかに去り風薫る
涼やかに岩滴りて山青し

部屋着にて裸足で眠る夏座敷
早足で何はなくとも扇風機
この冷えを持ち帰りたし冷房車

甘党やクリームパンで暑気払い
餡蜜で川床涼み午後の二時
酪農のソフトクリーム食べる顔

日焼け止め薬局で買う通い道
水瓶の噴水を持つ乙女像
涼風に熱中症も和らぎて