こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

☆・・あーちゃんニュース!・・☆

  ★いよいよお待ちかね!ぼっかけかす汁開始★ 今年は早くも猛暑の頃から「かす汁まだ?!」の問い合わせがあり、10月に突入するや、毎日問い合わせが殺到する事態に^0^; 金時人参や霜の降りた冬大根・・、まだまだ冬野菜が入手できる状態ではありませんが、かす汁ファンのお客様の要望に応えるべく、「ぼっかけかす汁」開始させていただくことになりました(^0^)ノでも、本当に美味しくなるのはまだまだこれからです!!

出汁と書いて「だし」と読む・・

2010年10月20日 | Weblog
最近、すんごく面白いCMが多くなりましたよね^^

只今私が一番ハマっているのは

桃井かおりと風間杜夫の電気釜のCM・・

桃井サンが「ハガマモリオに改名・・」を迫るやつです(笑)

でも、一番のお気に入りは、

やはりアレ・・^0^;

黒木メイサの「ダイワ・ウーマン・・」

まさか、ホントに出てくるとは思わなかっただけに

すんごく衝撃的でした(爆)



そして、最近ちょこっと見たCMで

「でじる・・」って、言ってるのがあったのですが

まだ一度しか見てないので、何のCMだったか

思い出せなくて・・・^^;;



若い人だけじゃなく、結構年配の人でも(いや、私もだけど^^;)

“読み間違い”は多々有ります・・ハイ。。

それも、知らないまま、ずっとその「読み方」だとおもって

本人は使っちゃってるので;

誰かが訂正をしてくれないかぎり、ずっと使い続ける・・という

悪循環が。。;

たまに、お客さんの中にもいるんです^^;

「うえまき(上巻)ください・・」って・・

(先日は、上(うえ)巻って何ですか?と聞かれました^^;)


昨日も丁度、そんな場面に出くわしました。。

遅がけに入ってこられた一組の男女。。

ぼっかけうどんとおにぎりと、男性がおでんの玉子をご注文。。

この男性は、おでんの玉子、しかも、真っ黒になるぐらい

よく染み込んだのが大好きらしく・・

一緒に来た女性に説明しています。。

「ほんまに玉子すきなんやねぇ・・」

「うん、もう、しみこんで真っ黒なやつが好きなんよ。。」

「えーっ;そんな真っ黒のなんか、あるの?」

「うん、ピータンみたいなやつが、あるのよ。。」

「ピータン・・、どんな色よ?!」

すると、男性がそこでこう言ったのです。

「“トドメ色”よ、とどめ色。。」

一瞬、洗い物をしていた私の手が止まりました^^;

しかも、この“トドメ色”がでてきたとたん、

男性は何度も何度も“トドメ色”を連呼します^0^;

横の女性は、ピータンの色よりも、

その“トドメ色”という「色」が気になって仕方ない様子で

「その、トドメ色って、どんな色よ???

“トドメの一撃”みたいな、どぎつい色なん??」

と、興味しんしん。。

私も、その“トドメ色”っちゅうのが気になってしまいます^^;


でもでも・・;


その“トドメ色”って

ひょっとして、「どどめ色」のことではないのかと^^;^0^;

そんなこんなで、

おせっかいに、訂正してさしあげようかどうかと迷っていると

また女性が男性に質問しました。。

「その“トドメ色”とはどんな色のこと??」

すると、男性が言ったのです。。


“自分のアソコの色や・・”




うっわ~~~~~~~っ;;;;




それがホントのトドメの一撃・・・;;;;


って、



それ以上、女性は男性に

「トドメ色」のことを問いただす事はありませんでしたが・・;

話し声も聞こえなくなってしまった店内の空気が

急に重く感じた事は、いうまでもありません。。。(__;








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悲しい事は言わないで

2010年10月19日 | Weblog
先日、かなり久しぶりな古い馴染みのAさんがご来店。。

お持ち帰りのうどんとおすしを買いに来てくださったのですが

随分と福原には来ていなかったらしく、道を忘れてしまって

うちに来るまで難儀したそうで・・^^;

そんなAさんが、うどんとお寿司出来上がるまでの間に

こんなお話をしてくれました。。


年をとってからは、体調を崩して手術したり、

あちこち患ったことで生きている事が辛くなって

ある時、自殺をしようと、夜中に突堤のあたりをうろついていた時、

見知らぬ釣り人にAさんは声をかけられたそうです。

その釣り人は、Aさんが自殺をしようとしていることをすぐに察したのか

自分の釣りを中断して、飲み物まで用意してくれて、

朝まで色んなお話をしてくれたり、Aさんの話を聞いてくれたりしたそうです。

そして、

「生きてたら、色んなことがあるやろうけど、自殺なんかしたらあかん!」

と、Aさんは諭されたそうです。

見知らぬ人に、親身になってもらったAさんの心にあった蟠りが溶け、

生きる気力が戻ってきたのでしょうね。。


Aさんは、今も、その見知らぬ釣り人に感謝していると言っていました。


生きてたら、色んな苦難に苛まれて、時には臥せったり、

死にたくなる時もありますが・・

人生が最期まで順風満帆な人なんて、

きっとこの世にはいないのではないでしょうか・・。

何があろうとも、人生を全うして、

最期には家族や身内に看取られて亡くなっていくことこそが

「生きた証し」になるのではないかと。。

Aさん曰く、


病気ばかりする自分が、これ以上家族に迷惑をかけることは
申し訳ない気がして・・


お気持ちはよくわかります。。

私達も、年を重ねるごとに、色んな病を患い、

そのたびに、家族や娘達に心配をさせたり・・

でも、

「家族が居る」ということは、とても幸せだとおもいませんか。。

世の中には、誰にも看取られず、一人で寂しく亡くなっていかれる人も

少なくはありません・・。

血の繋がりはなくても、

友人達に看取ってもらったり出来る人は幸せだと思うし

家族という者があるなら、尚更、その人たちのために

決して「自殺」なんて考えてはいけないと思うのです。


めいっぱい、世話になってもいいじゃないですか;

その分、あなたも家族に、精一杯尽くしたのだから。。

年取って、動けなくなって、誰かのお世話になっても

申し訳ないと思うより

感謝の気持ちをもつほうが大切だと思いましょうよ。。

私たちお世話する側も、いずれはされる側になる時がくるのです。

あなたが一生懸命子供たちのお世話をしてきたように

子供達も、親であるあなたのお世話をすることで

精一杯の孝行ができたと思いたいのです。。

もし、あなたが自殺なんかしてしまったら・・

死んだあなたは「苦」から開放されたとしても

残された家族にはその「苦」が重なって

「二重苦」を背負うことになるのではないでしょうか・・。

親の最期を見取ってやれなかった「悔い」の「苦」と

自殺してしまうほど苦しむ親の気持ちを察してやれなかった「苦」・・。

どうか、そんな「苦」を家族に残さないでください;

むしろ、同じ「苦」を残すなら

わがままな親にめいっぱい世話をさされて、山ほど孝行したわい;

っていわせる方の「苦」を与えてやるほうが

あなたが亡くなったあとも、「悔い」が残らずにすむのでは。。

早まって命を落とさなくても、人は何れ寿命が尽きます。

その日まで、悲しい事は言わないで

あなたの子供達に、親孝行の機会を与えてやってはくれませんか。。

コメント (2)
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