こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

☆・・あーちゃんニュース!・・☆

  ★いよいよお待ちかね!ぼっかけかす汁開始★ 今年は早くも猛暑の頃から「かす汁まだ?!」の問い合わせがあり、10月に突入するや、毎日問い合わせが殺到する事態に^0^; 金時人参や霜の降りた冬大根・・、まだまだ冬野菜が入手できる状態ではありませんが、かす汁ファンのお客様の要望に応えるべく、「ぼっかけかす汁」開始させていただくことになりました(^0^)ノでも、本当に美味しくなるのはまだまだこれからです!!

物騒な世の中になったものですね(--;

2013年03月29日 | Weblog
昨日の朝テレビを見ながらモーニングタイムしていると、突然が・・・。

大将がでてくれたのだけれど、電話の受け答えの様子から、

どうやら“何かのセールス”らしいことが判明。。

「よろしいです」と言って、大将は電話を切っていました。


で、席に着いた大将に、「何の電話?」と聞くと

「リサイクルショップからの電話で、リサイクル用品があれば

自宅まで引き取りに行かせてもらいます・・・。」

ということらしく、

冗談で

「まさか、私をリサイクルするつもりじゃ・・・」


って・・・



そういえばここ数年、お年寄りを狙い、自宅に押し寄せて

リサイクル用品はありますか・・・と自宅に上がり込み、

古着や使わない電化製品を出すと

「宝石や貴金属あるでしょ?」と、強引に居座り

勝手に家の中を粗探しして持ち帰る

強引な手口の窃盗団?が横行していると言う情報が新聞に載っていました。


最近は、なんでもかんでも電話でのセールスになってしまい、

退くに引けないこちらのことも考えずに

押し売りしてくるやり方もどうかとは思うけれど

詐欺まがいの業者もいるので(屋根の修理とか、リフォーム・・)

こういうのにはひっかからないように気をつけたいものです

あと、つい昨日の事なのですが携帯に妙なメールが届きました

内容は、(以下、携帯電話に送信されてきた文面のまま掲載)

「総合情報サイト運営管理会社より依頼があり、
弊社○○で身辺調査もしくは和解退会のご意思の確認のため、ご連絡させていただきました。
お客様の携帯端末より無料期間中の退会処理がとられていない為、
登録状態のまま放置が続いている現状です。
このまま身辺調査へ正式に移行してしまいますと民事裁判となり、
状況が悪化する恐れがあります。
今回のインターネット関係におけるトラブルの場合、
電子消費者契約法の救済処置に基づく適切な対処が行える場合があります。
双方にとってより良い解決に向かうため、詳細の確認、和解退会、相談等ご希望の方は、
翌営業日正午までに弊社○○総合窓口へご連絡くださいますようお願い致します・・」

というものなのですが・・・

はっきり言って、この「総合情報サイト運営管理会社」って、

一体何処のサイトなのでしょうか・・・?!

普通、書くならその「サイト名」を書く筈ですよね。

大体、もしも無料期間中から有料に移行する場合、

有料に移行した直後にその通知、報告があるはず。

何故このようなメールが届いたのかは心当たりすら有りませんが、

普通、こういったメールを送信してくるならば、

「○○様へ重要なお知らせ」等と書くべきではないでしょうか。

このようなメールが送られて、なにか心当たりがある人ならば

一瞬にして動揺し、うっかりメール送信者に電話をかけてしまったら最期、

言葉巧みに個人情報を聞かれて大金を奪われてしまう可能性が・・・



最近はこういった詐欺があちらこちらで横行しています(先日は、
某芸能人のマネージャーを名乗る方から妙なメールが)。

オレオレ詐欺にしてもそうですが、

人の良心を利用したり、

ちょっとした心の緩みにつけ込む犯罪に巻き込まれないように、

なにかあった時や解らないことは一人で悩まず

身近な人やそれぞれの公共機関に相談することをお勧めします




 兵庫県警_相談窓口一覧
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お食事処ですっ!

2013年03月13日 | Weblog
昨日のお商売後半にお越しのお客様

その方たちは初めてご来店のお客様で、

席に着く前に

「食事だけでもイケますか?」と問われました。





「どうぞうちはお食事処ですので」

とお答えすると、何故かホッとされたご様子・・・。

お二人はぼっかけうどんとかす汁うどんを召し上がられました。




もう、昔からの常連さんだと

うちが「うどんとお寿司のお店」で

「お食事処」ということは理解してくださっているのですが

震災後辺りから以降の神戸の街は地元の人達が少なくなってしまったこともあり、

それとともに、若い世代への交代も伴ってか、

うちが「お食事処」だということを知らずに入ってくる方が多くなったと思うことを

痛感することが増えてきたように思います

だから、お店の趣旨を知っていただきたくて

色んな公開サイトでお店を宣伝させていただいたりしているのですが

ネット活用が無縁な方には、それすら無効みたいで・・・


場所柄なのか、

“とりあえず「」が呑めて

ちょっとつまむ「アテ」があればあとはうだうだ喋って済ませる・・・”

そういう「呑み処」もしくは「居酒屋」だと思われているみたいで

そういう人がお店に来ると、決まって

「生チュー!」「生ビール!」と威勢のいい声で注文してくれますが・・・

「申し訳ありません、うちは瓶ビールと日本酒」しか置いてません」とお答えすると

不機嫌そうに「なんや・・・、置いてないのか」と呟かれます。

でも、呟くだけならまだしも、

無いと言っているのに「ウイスキーは?!」「焼酎も置いてないの?!」と言われると

「そんなに飲みたけりゃ、そういうお店にどうぞ」

と言いたくなってしまうこちらの気持・・・


もっと悲しくなるのは、

「酒の数をもっと増やして、小鉢とか置いた方がいい・・・」とか、

お店の方針、路線を変更したほうがいい・・という「アドバイス」を下さるお方

ひどいのになると、

狭い店の中で、ワイワイと大きな声で喋ったり、歌を歌ったり・・・

入り口に近い場所でそれをされると、お店の中が満員に思われてしまい

他のお客様が入り辛い状況になることなんて、お構いなし・・・

うちみたいな狭いお店より、もっと広くてくつろげるお店に行けばいいのに・・・って、

思うことが先日ありましたが・・・





うちは昔から、ぼっかけうどんとお寿司を召し上がって頂くお店として長年やってきました。

確かに、最近の福原の街はすっかり寂れて人の入りもかなり落ちて

閑古鳥の日もあります。


けれど、だからといって、お店の路線を変更しようとか、そういう考えは一切無く、

むしろこれからも、大将のお母さんの味を忠実に守り続けていくつもりです。


古くから馴染みのあるお客様が久しぶりに訪れて

「昔から変わらん味やなぁ・・・」と言って一杯のうどんを啜り、

丼の中が空っぽになる様をカウンターの中から眺めることに喜びを感じることは

ある人の中には進歩が無いと思われる方もいらっしゃるでしょうが

何処にでもある「お食事処」に命を懸けてお商売を頑張らせていただいています。

一応、ぼっかけうどんは自信を持ってださせていただいております

呑んでうだうだしたいなら、福原には沢山居酒屋さんもございますので、

そちらの方をご利用されることをお勧めします。

何度も言わせていただきますが、

うちのお店は、

出汁が自慢のぼっかけうどんとお寿司のお食事処です






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ワイワイガヤガヤ(^0^)

2013年03月06日 | Weblog
昨日は朝からよく晴れていたのが幸いしてか、

開店から心地良いお商売をさせていただきました


そんな中、

仕事も後半にさしかかった頃に、

出前の注文に混じって「(某ホテル)のフロントから・・」というお電話が

そのホテルに宿泊されたお客様がうちのぼっかけを食べたいとのことで、

今からタクシーでそちらに向かうので道順を教えてほしい・・・との事で

電話をかけてくださったらしいのですが、

そのホテルのスタッフの方のあまりに丁寧な口調に

“一体、どんな人物が福原のB級グルメを食べにくるのだろう・・・

と、気になって気になって・・・


で、 丁度その時に店にいた大将のお友達にこの電話の話をすると

「もしかしたら、

オリンピック委員会の偉いサンが来る・・・とか・・・」(そんなハズないやろー


とか、

そういえば、先週は、大きなお相撲さんがぼっかけうどんを食べに来られたことがあったので

もしかすると、そのお相撲さんが・・・


という、勝手な推測が広がってゆき、

色んな思惑が私と大将のお友達のT中サンの中で膨れ上がっていったのでした


けれど、ホテルからの電話対応があまりに丁寧過ぎたので、

もしかすると、あれは悪戯だったのかも・・・

という話も浮上し

そのホテルから本当にお客様が来るのかどうか・・・という話を保留に仕掛けた時に、

今度は、そのホテルからこちらへ向かうタクシーの運転手さんからお電話が。。


大将が道順をお教えすると、それから間もなく店の前にタクシーが到着

現れたのは、真新しいリクルートスーツに身を包んだ、

初々しい若者が2人(なかなかイケメンさんでしたよ)。


店内の一同は、ホッとしたのでした


お二人さんは大学院の学生さんで、

就活のために神戸に行くことを知人に話したらば、その知人から

「神戸に行くなら、絶対にあーちゃんのぼっかけうどんを食べて来い」

と言われたらしく、

うちのぼっかけうどんがどんなものかを確かめにやってきてくれたとのこと

ぼっかけうどんとぼっかけのカレーラーメンを召し上がった後で、

隣の席にいた大将のお友達のT中さんに捉まり、

Tさんのおごりでビールに巻き寿司まで勧められてしまったために

お二人さんは、暫らく父親と年の変わらないオッサンと大将と、

そして、オカンと変わらない年の私と長話をする羽目に・・・(爆)

そうこうしていると、先日くぎ煮を下さった、これまた大将のお友達のKさんと

大将の幼馴染親友のY坊が来店

賑やかさが更に大きくなったことはいうまでもなく・・・

オッサンパワーに圧倒されて帰ってゆきました



昨日のお二人さんがこの日記をみられているかどうかはわかりませんが

一言お礼を言わせてください



先日は、わざわざお越しくださり本当にありがとうございました

神戸の街は住み易い処で、人懐っこいおっちゃん、おばちゃんが沢山居ます。

もしこちらで就職されたときはその報告がてらに、

ぜひまたお店にお越しいただけると嬉しいです

その時は、ビールで乾杯しましょう

大将と2人、そして昨日の賑やかなおっちゃんとおばちゃんが

心よりお待ち申し上げております



今日もまた、新しい出会いを期待しながら

大将と2人でお店がんばります
























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不思議なお話

2013年03月03日 | Weblog
土曜日の深夜、久々に来店してくださったS先生と常連のTさん。。

TさんはS先生の元教え子で、その先生がうちのお店を紹介してくださって以来、

ずっと「あーちゃん」をごひいきにしてくださっています。

そしてS先生は某高校の元教師で、

Tさんを始め、大将のいとこもお世話になったことのある恩師。

「あーちゃん」開店当初に、そのいとこと一緒にお店に来てくださったことがご縁で

大将はS先生とお付き合いが始まり、

時々ひょっこりとお店に顔を店に来てくださるお馴染みさんです。

このS先生にまつわるうちのお店のエピソードは数知れず、

沢山の武勇伝(?)を残してくださった方で、

陽気で、悪戯っ子のような無邪気な笑顔と

誰にでも分け隔てなく接する人の好さに、

初対面でも好感が持てる・・・、そんな雰囲気を持つお方

私が嫁いできた時も、

「おめでとう!」と、

お祝いを片手に駆けつけてくださったことを今でも鮮明に覚えています。

そんなS先生と何年振りになるでしょうか・・・。

懐かしい話をしていると、ふと、先生からこんな不思議なお話を聞かされました。



先生は或る日、同僚と一緒に呑んだ後で、

中瓶ビール5本程を飲んでいたけれど、家までは歩いて帰れる距離だから

運動がてらに一人でてくてくと坂道を歩いて帰ることに。

けれど、さすがにビール5本も飲んだ後ですから

歩きながら、いつもより少し体が重く感じたことで

年齢と共に酒が弱くなったなぁ・・と思いながらも、

もう少しで家に着くからと、自分に言い聞かせて長い坂道を黙々と歩いたそうです。

そして、やっとのことで坂道の頂上に着き、

目の前の横断歩道の前で、

これを渡れば家に帰られる・・・と言う安心からか、

ホッ・・と一息ついた先生は、酔いが急に回ってきたみたいに感じて、

信号待ちの暫らくの間、横断歩道の手前の角のコンクリートに腰を下ろして座ることに。


ところが・・・


自分は確かに、横断歩道の手前のコンクリートの部分で信号待ちをしていたハズなのに、

何故か見知らぬカップルに両側から支えられるように抱えられた状態になり、

「大丈夫ですか?!道路のど真ん中で寝ていたら危ないでしょ

と、一生懸命に声を掛けられていたのだそうです。


なんでやそんなハズはない
僕はそこのコンクリートの角で腰かけていたんや




自分は横断歩道の手前で腰かけて待っていただけなのに、

何故、見知らぬ人から訳もわからないことを言われなければならないのか

泥酔する程、自分の意識が無かったわけではないし、

ちゃんと信号機の色まで確認してから、ほんの少し腰かけていただけだ・・・

その時の出来事が理解できない先生に、

「おじさんが道路のど真ん中で倒れているから引っ張ってここまで連れて来たんです」

そう言って男性が指を指した、先生が倒れていたという場所に目をやると、

先生が頭にかけていた眼鏡が転がっていたそうで・・・

しかも、

「頭から血が出ていますよ、救急車を呼びましょう!」と言われ、

先生が自分の後頭部に手をあてると、ヌルッとした血のりが・・・

先生はもう、なにがなんだか訳が分からなくなり、

とりあえずは、帰りが遅いことで、恐らく心配しているだろう妻に連絡をとろうと、

そのカップルさんに携帯電話を借りて電話をしたそうです



その後、先生は到着した奥さんに付き添われて救急病院へ行き、

後頭部を6針縫ったとのこと。。

「未だに訳が解らへんねん、なんであの時僕が横断歩道のど真ん中で寝ていたのか・・・。

もし、助けてくれたカップルさん達が通らなければ、自分は車にひかれていたかも・・・


それ以来、先生は外出先でもあまりお酒を飲まなくなったとのこと

うちのお店でも、Tさんがいくらお酒を勧めても飲みませんでした

そして、その日はうちのお店に立ち寄ってくださったことで帰りが更に遅くなり、

心配している奥さんのためにTさんが

「ちゃんと連れて帰りますので・・・」と電話をかけていました


この不思議なお話を聞かせていただいた後、

先生から「(不思議な出来事に対して)なぁ、どない思う」と振られたのですが

「狐にでもつままれたのですかねぇ・・・、兎に角、深酒はいけませんね」

としか、言えませんでした

本当は、背筋がゾッとするぐらい怖い話に思えたのですけど、

それは、私だけでしょうか・・・



ちなみに、S先生が不思議な目に遭った場所は事故がとても多いことで有名で

横断歩道のボタン式信号機の柱にお供えの花が置かれているのをよく見かける場所です。




















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