こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

☆・・あーちゃんニュース!・・☆

  ★いよいよお待ちかね!ぼっかけかす汁開始★ 今年は早くも猛暑の頃から「かす汁まだ?!」の問い合わせがあり、10月に突入するや、毎日問い合わせが殺到する事態に^0^; 金時人参や霜の降りた冬大根・・、まだまだ冬野菜が入手できる状態ではありませんが、かす汁ファンのお客様の要望に応えるべく、「ぼっかけかす汁」開始させていただくことになりました(^0^)ノでも、本当に美味しくなるのはまだまだこれからです!!

金の成る木に花が

2015年01月27日 | Weblog
去年の年末に、長女が職場から「金の成る木」の苗を頂いてきたんです。

最初に頂いたのは、もう十数年育てている苗が大きくなりすぎたので切り分けた苗で、

代々受け継いで大切に育てたものなので、ぜひ!といっていただいてきたもの・・・

そんな大切な苗を枯らせては罰が当たるってことで、

娘が持ち帰った苗を早速小鉢に植え替えたものの・・・

なにせ、名前が「金の成る木」でもあるので

罰が当たるとかっていうより、枯らせてしまったらビンボーになりそうで

それから毎朝、その苗をみては無事に育ってくれるだろうか・・・と

不安で不安でしかたなかったのですが・・・


それから暫らくして、

娘がまた別の方から「金の成る木」を頂いてきて

それも、2苗・・・

なんでも、

モ●ゾフのプリンのガラスカップにこぢんまりと植えられたその苗は雄の木と雌の木らしく、

見た目はフツーの「金の成る木」にしか見えなくて、

どちらが雄で、どちらが雌の木なのかさっぱりわからなかったのだけど

よぉ~く見ると、片方の苗には小さな白い蕾の様な塊がついていたのでびっくり

へぇ~、金の成る木って、花が咲くんだ・・・

蕾は白いけれど、いったいどんな花が咲くのか、是非見てみたい


とはいうものの、

その花が咲くまでちゃんと苗を育てられるのか否か

兎に角、自信があるとか無いとかよりも、

枯らせたら大変ってことばかりが頭の中によぎり

ましてや「花」が落ちてしまったら、「金運」を逃してしまう様な気がして

苗を見るたび不安になったりなんかして・・・

しかも、プリンのカップに植えられていた苗を寒さから守るために台所に置いていたら

土にうっすらとカビが生えてきたりなんかしたもので

慌てて多肉植物用の土を買ってきて植木鉢に植え直してベランダに置いたのだけれど

今度は土がサラサラしすぎて枯れてしまわないか

寒さでダメになってしまわないか

と気になって気になって・・・

そんな過保護な「金の成る木」でしたが、

ある晴れた日の朝、雨戸を開けたら苗に小さな星形の白い花が・・・



今迄金の成る木って、やたら生い茂るだけで花なんか咲かないと思っていただけに

なんだか貴重な体験をしたみたいで、すんごく感激

折角苗を分けて下さった方にご報告ができる様、

このまま無事に苗が大きく育ってくれますように・・・って、

相変わらず毎朝「金の成る木」を見守っております





     








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれから20年・・・

2015年01月16日 | Weblog
206年から始めさせていただいたこちらのblog。。

震災の日のことを書かせていただいた記事を今改めてもう一度開いて見ました。


震災とぼっかけ



私は17日が近づいてくると、気分が滅入ってしまうのですが、

私の娘たちも同じことを言います。

うちの家族だけではなく、

神戸の人たちにとって17日は複雑な思いが詰まった一日で

だから年が明けると新年を祝う傍らで、

思い出したくない17日のことを否応にも思い出さねばならず、

話したくないのに、傍にいる誰かに震災の話を伝えてしまい、

伝えながら、

脳裏に浮かぶ当時の悲惨な出来事を回顧しては涙が溢れたりするのではないでしょうか・・・。


大将の叔父は、震災の時に自宅が全壊しました。

幸い家族みんなは無事で、震災後は自宅跡地に建った市営住宅で過ごしていましたが、

震災の当時は、叔父の住んでいた地域の周りは出火し、自宅の周りは火の海と化していました。

近くにガソリンスタンドがあったため、そちらに飛び火をするともっと大惨事になるとのことで

木造住宅等の家事には、なかなか消火活動が行き届かなかった様でした。

そんな様を目の当たりにした叔父は、避難することを忘れてしまうほどの憤りと

自分一人ではどうすることもできない無力に、その場から離れることが出来なかったそうです。

叔父が1・17の日の事を思い出す時は、とても悲しい目をしていました。

あの日、あの時、ただ茫然と赤い炎を見ているしかできなかった

無力な自分を責めている様な目をしていました。



その叔父の命日は1月17日。

私達神戸の人達にとって、忘れることができないその日を命日に選んだ叔父の、

明日の17日は7回忌にあたります。。

もしかすると、叔父は、

忘れたいだろうけれど忘れたらアカン、

1・17を心に刻んで、亡くなった方の分まで頑張れ!

と、言いたかったではないか・・・と、ふと今思いました。。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

応援してます

2015年01月07日 | Weblog

今年最初の開店の日に、

娘のお友達Mちゃんが一年ぶりに顔を見せにきてくれました

Mちゃんと娘は、少年野球を通じて仲良くなり、

うちの娘とは一年違いだけれど、

成人してからもずっと交流が続いている唯一の親友です

私はMちゃんのことを第二の娘・・・の様に思っています


そのMちゃんに、彼氏ができたと娘から聞いたのは一年ほど前で

仕事とデートで忙しくなったのもあり、娘とは電話で話すぐらいになっていたのだけれど、

お正月の挨拶を兼ねて、彼氏と一緒にお店に来てくれたのでした


彼氏はとてもしっかりした好青年で、Mちゃんより年下らしいけれど

魚屋さんでアルバイトをしていて、魚を捌いたりもできるらしく

将来は自分で飲食店を営みたいという夢があるとMちゃんが教えてくれました

なるほど

Mちゃんの彼氏は、私や大将が調理をするところをしっかり見ていたり、

その眼は興味津々で、私には、何かを吸収しようとしている目にみえました。

イマドキの子といえば、注文を聞いてから出来上がりまで、

ひどい時は、せっかく作って出したうどんが伸びてしまうのではないかとおもうぐらい

ずっとケータイとにらめっこをしているのが殆どで

誰が何をしようとそちらに注意を払うことも無く

自身の世界に、バーチャルな世界に浸っています

ところが、Mちゃんの彼氏の目は、そんな子達とは違い、探究心が旺盛な処は

何処か一昔前の「真面目」とでも言うのでしょうか、頼もしさを感じました

だからMちゃんが私にさりげなく彼氏の評価を求めた時は

「目を見れば解る」と即答しました


私は幼い時に、母から、

外食をするときは、ただ食べて「美味しい」で終わるだけではなく

何が美味しいのか、美味しさに何が隠れているのか、使われている具材はどんなものなのか

自分の目と口でそれを覚えなさい、

人のすることをよく観察しなさい・・・と、よく言われました。

学校という場所ではお金を払って教えてもらえるけれど、

社会に出たら教えてもらうことよりも

自分の目で、体で覚えることの方が多くなる

技術的なことなら尚更で

大将も、板場修行で教えてもらったことよりも

全て先輩方や師匠のすることを目で盗み覚えたことばかりだったそうです。

2人にそのことを話すと、真剣に聞いていたけれど、

私は二人の目を見て話しながら心の中で、

この先もずっと2人の仲が続いてくれて、

お店を出すという夢を叶えられますように・・・と心から願いました

夢がある…って、ホントにスバラシイですよね














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年、今年もよろしくお願いします

2015年01月05日 | Weblog
年末の30日は、

例年に無い繁盛をさせていただき有難うございました

去年の8月に改装オープンをさせていただいてから店内も明るくなり、

新しいお客様も増えたおかげで、少しずつではありますが

以前の賑わいを取り戻せた様に感じて

遣り甲斐のある毎日に心より感謝しております

去年同様に、今年も活気のある日々が送られますように、

当店看板の「ぼっかけ」の味を一人でも多くの方に召し上がって頂けますように、

そして、一人でも多くの「美味しい」の一言が頂けますように

大将と二人で努力していきたいとおもいます

福原にお越しの際は、ぜひ、「あーちゃん」にお越しください

自慢の「ぼっかけうどん(そば・らーめんもございます)」をはじめ、

若い人に人気のスープ風「ぼっかけカレーらーめん」に

とろみがついた「ぼっかけカレーうどん・そば」、

冬限定の「ぼっかけかす汁うどん・そば」は身も心も温めてくれます

ちょっとうどんを待つ間に、ビールやチューハイ、

熱燗に焼酎(芋or麦)のお湯割りでも呑みながら

「おでん」はいかがでしょうか

うどんだけでは物足りない人にはお寿司も御座います


こんなお店に、ご家族でいかがでしょうか。。。

大将と二人で仲よくお待ちしています













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする