こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

☆・・あーちゃんニュース!・・☆

  ★いよいよお待ちかね!ぼっかけかす汁開始★ 今年は早くも猛暑の頃から「かす汁まだ?!」の問い合わせがあり、10月に突入するや、毎日問い合わせが殺到する事態に^0^; 金時人参や霜の降りた冬大根・・、まだまだ冬野菜が入手できる状態ではありませんが、かす汁ファンのお客様の要望に応えるべく、「ぼっかけかす汁」開始させていただくことになりました(^0^)ノでも、本当に美味しくなるのはまだまだこれからです!!

ご心配をおかけしておりますm(  )m

2014年06月29日 | Weblog
6月2日から始まった改修工事は、

7月からの営業再開を信じて見守ってきておりましたが

未だ地盤の工事が難航して、なかなか前進できない状態のまま

とうとう6月も明日で終わりになり・・・

なんとか歪みは改善され、地盤も固められてきてはいるので

あともう暫らくの辛抱と思い、

自宅では大将と、ぼちぼちではありますが

お店の壁や天井、床とカウンターの腰板の部分をどんな素材にするか・・・と

カタログをめくっては脳裏で店内を想像しているところです


お店の常連さんや親戚の方からも「まだかいな」と言われて

心配をおかけしている状態ですが

お店は必ず再開しますので、

今しばらくお待ちいただきます様、何卒宜しくお願いします
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前途多難><;

2014年06月22日 | Weblog
今月の2日から始まった工事から、今日で21日目を迎えました。

あと10日もすれば7月に突入するというのに

うちのお店の中はごった返したままで・・・

大将が毎日工事の進行具合を確かめに行くと、

工事が進んでいるんだかなんだか解らないぐらい前に進んでなくて

それどころか、

壁をめくるたんびに問題が生じてしまい、

大工さんも仕事を中断して苦悶するという状態で


今日も、久しぶりにお店の工事の経過を確かめたくて

大将に連れて行ってもらったところ・・・、

大工さんが右往左往していて

大将を見るなり、

「入り口の壁の下の地盤を確かめようと壁板を削っていたら、

予期せぬ場所に古い水道管が通っていたらしく

そこを傷つけてしまったんですわ・・・


えええええーーーーーーっ

その場所を見ると、

水道管の亀裂から水がシャーっと流れて

まるで近くに川があるみたいな音がして

その水がうちのお店の床の下に染み込んで・・・・

どうやらその水道管は、お隣の家の図面にも載っていないぐらい古いものらしく、

その水道管がどこを伝わっているのか、その元栓が何処にあるのかがわからない状態で

大工さんがお隣の方に事情を話して調べさせてもらったけれど、元栓が見当たらない

オマケに、今日は日曜で水道局もお休みなので

明日の早朝に大工さんを交えて大掛かりなことになりそうで

大将はお店を休んでいる間、工事が進まないことで不安になって眠れず

私も大将が早くに起きるから眠れず頭痛が撮れない状態が続いています


そんなこんなで、

お店の開店がかなりズレこんでしまうことになりそうですが・・・

必ず再建させますので、今しばらくお待ち頂きます様、お願いします




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かける言葉もみつからないまま・・・

2014年06月16日 | Weblog
昨日は大切なお友達(Tさん)の葬儀があり、

大将と、それから、

亡くなったTさんに沢山お世話になったことのある娘と参列させていただきました。

Tさんは、お店によく来てくださる常連でもあり、

数年前は福原で串カツ屋さんを営んでいた時に、

私達家族も木曜になると通わせてもらっていました。

次女は高校の時にアルバイトの紹介もして頂いたり、

お互いの子供の事では悩みを打ち明けあったり・・・、

今思い出すだけでも、ちょっとした思い出が浮かぶほど身近な存在でした。


そんなTさんがお店を閉店されてから暫らく後に、

糖尿病の合併症で闘病生活をされているということを知りました。

それからひょっこりとお店に来られた時は投薬治療をされていたと聞かされ、

大好きなお酒がやっと解禁になったから・・・と、うちでビールを美味しそうに飲む姿に

無理をしないでくださいね・・・と、声をかけたのは去年の秋ごろの事だったでしょうか。


そして、今年の年明け早々にお店に来られた時、

以前にも増してげっそりとやつれて見えたのですが、

Tさんがとても重い病気にかかってしまったという事実を知らされ、

その場で大将と絶句してしまいました。

その日以来、ふとTさんのことを思い出しては大将と

「どうしてるかな・・・」と気に掛けていたものの、

4月の1日の夜にひょっこりTさんがお店にきてくださったその時はもう、

以前のTさんのふっくらした姿からは想像もできないぐらいの

半分の体重に落ち込んでしまった、痛々しい姿に変わっていました。

「今日腹水を抜いたので、お腹が空いたから、

ぼっかけうどんとお寿司が食べたくなって・・・」

とTさんは笑みを浮かべて言ってくれましたが、

正直、どう声をおかけすればいいのか、頭の中が真っ白になってしまい、

声が詰まって言葉がでませんでした。

Tさんはその時、いつものお寿司(サラダ巻に大葉を入れたもの)と

半玉のぼっかけうどん(青ネギは細切りにしたネギをたっぷり入れる)をたいらげ、

奥さんがいつも食事に気を遣ってくれたり、とてもよく尽くしてくれる・・・と

嬉しそうに話してくれた時は胸が熱くなったことを覚えています。


それから5月の、Gウイークが過ぎた辺りに

奥さんに支えられてお店に来てくださった時は、正直言って、

この時はもう、Tさんの姿が見られるのは最後かもしれない・・・と察知してしまった程、

うちのお店まで来る気力が奇跡に思えるぐらいに痩せ衰えてしまっていました・・・。

この時は、冷たいそばを食べたいと言い、注文する時も、半分でも食べられるか解らないからと、

申し訳なさそうに言っていましたが、なんとか少しの量でも完食できたことで

ほんの僅かでも気力が蘇ってきた様子でした。

けれど、それから数日後に病状が悪化してしまい、14日の朝に息を引き取られたと

大将に連絡が・・・。


Tさんは、あと数日で48歳の誕生日を迎えることになっていたそうです。

私はTさんの奥さんに、Tさんが感謝していた・・・ということをどうしても伝えたくて

葬儀に参列させて貰いました。

あの時、4月に一人で来られた時に、

「あいつがよう尽してしてくれるねん」

と言っていたその言葉を、どうしても奥さんに伝えたかったから。

病状が悪化してから亡くなるまでの間の闘病生活は

奥さんにとってもTさんご本人にとっても、

それはそれは、壮絶な病魔との闘いだったとおもいます。

なにをどうしても、改善されない症状に苛立ち、

時には家族に怒りをぶつける場面もあったでしょうし、

家族もTさんの苦しむ姿に逃げ出したいと思うことも何度もあったでしょう・・・。

辛くても、悲しくても、どうすることもできない、慰めることも宥めることも。

何もしてあげられないジレンマに身も心も押しつぶされそうになりながら、

一人家の中で声をあげて泣いたことも一度や二度ではないでしょう。

そんな思いのまま、奥さんはポツンと一人ぼっちになった後で、

自分はあれでよかったのか・・・、

もっとあぁしてあげればよかった・・・、

もっと、こうしてあげていれば・・・

と、後悔に苛まれることがあったりしたら、

奥さんに感謝していたTさんの気持が水の泡になってしまうような気がしたから、

だから、奥さんにTさんの気持を伝えなければ・・・とおもったのです。


48歳を目の前に逝ってしまったTさん。

出棺前の棺に向かって合掌しながら、私は心の中でこう呟きました。

Tさん、今まで本当にありがとう。

また来世で会えることを祈っています

今はゆっくりお眠りください。

ご冥福を心からお祈りしています。




















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閉店から一週間目のご報告。。。

2014年06月06日 | Weblog

(画像は、お店入り口左側に設置されていた室外機後ろの壁。亀裂が;)


毎日大工さんが、あちこちの壁や床をめくっては溜息をついてしまう、

それぐらい傷みきっていたうちのお店・・・

大工さんと顔を合わせるたんびに「この柱が云々・・・」「床が・・・」「壁がね・・・」

そして、それらの傷みをどう補修、修理していくかを「う~ん・・・」と

頭を抱えて悩んでいるその姿を見るにつけ

大将も不安になっていく様子・・・

私の父は建築士だったのと、実家が文化住宅の大家さんもしていたおかげで

幼い時から父が家の修理や壁塗りをしていたこともあり、

店の中の歪んだ部分や壁などをみて、大体どうなっているかは

多少頭の中で想像はついていて

多分、大掛かりな工事になってしまうと踏んでいるし

日数もかなり必要だということは薄々感じているし

予算もかなり・・・


(店入り口の柱。腐食がひどく折れた状態に・・・)


今日も、お昼前に大将と店の階段に置いている棚の中の荷物を全部二階に持ってあがるために

ちょっとお店に顔を出したのだけど

またまた大工さんに「入り口の・・・」と、傷み具合の説明を受け

大将と三人(大工さんと私)で溜息

今は兎に角、もう工事も進んでいるのだし

一日も早いお店の再開を願うしかなくて

お店を休んでいる間にやらなければならないことも沢山あるし

新しい企画も練りたいので落ち込んでばかりいられないのでありまして・・・


(店内天井のエアコンを取り外した跡)

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工事が始まりました

2014年06月02日 | Weblog
一昨日の31日は沢山の常連さんが集い、

古店最後の営業を賑わせていただきありがとうございました

どれぐらいの日数がかかるかは未定と話していたために

暫らく当店のぼっかけうどんが食べられないから・・・と、

閉店告知からほぼ毎夜、足しげく通ってくださったお客様、

また、初めて来られたお客様にも、

大将と共に心から感謝しております

昨日(1日)は家族でお店の中のかたずけを、

改修工事をお願いした大工さんにも手伝っていただきながら無事に終え、

本日2日からの工事開始となりました

昨日は大きな冷蔵庫を廃棄のために業者さんに引き取りに来ていただいたのですが、

その後の空間の床の損傷や柱の腐食

そして建物自体の傾き(阪神大震災の時に生じた損傷です)が

おもったよりひどいらしく

ますます開店できる日取りの予定がつかなくなってしまったという・・・

大工さんも、「とりあえず頑張ってみます・・・」と言ってくださっているものの

相当痛んだ建物のあちこちを目にしては溜息を吐き

その顔を見る大将も不安げで

始まったばかりの工事の行く末を黙って見守るしかない私は

こうやってblogで皆様に報告するしかなく

時々お店の工事の進行を、画像も交えて説明、報告させて頂けたらとおもいます


当店のぼっかけうどんファンの皆様にはご不自由をおかけしますが、

今暫らくの間、お待ちいただけますよう、宜しくお願いします


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