カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

雪いっぱい鷹ノ巣山

2013-01-22 | ヤマのこと

2012.1.19(土)奥多摩の鷹ノ巣山へ行ってきました。

月曜日の雪であっちもこっちもずいぶん積もっている、というのは解っていたのですが、
もうあれから5日も経ったし、大分減っただろうと勝手な解釈で、気軽に大好きな鷹ノ巣山へ。


 
奥多摩駅7:55発の峰谷行きバスに乗り、峰谷下車。
日陰なのでカリンコリンに凍っていて寒い。準備もそこそこ、集落を抜けて早く陽のあたるところに出たくて急ぎ足。



途中にりっぱなつらら。


 
バス停から約1時間ようやく登山口に到着、ここまでくるとやっと日差しが暖かく感じられました。
休憩していると同じバスの人たちが4組一緒になりました。
登り始めて神社の鳥居あたりまで来ると、予想以上の積雪にビックリ。



片栗粉のようなきしきしという音が楽しい。トレースもしっかりあるけど・・なかなか進みません。



歩けど歩けど雪だらけ。
山頂でランチのつもりですが尾根が見えてからが遠い法則・・・。
もう途中でハラペコになってエネルギー補給してしまいました。


 
水場は凍っているかと思いきや、ちょろちょろ水も出ていました。
CT大幅にオーバーして12:00、やっと避難小屋到着。トイレ休憩後ランチ目指して山頂へ。



ようやく石尾根に乗ったら尾根の方が(部分的に)雪深くてさらにビックリ
感覚的には4~50cmはあった感じ?トレースも薄い・・・



でもこの眺めが見たくてやってきたのですよ♪くっきり富士山、遠くに北岳。
眺めが良いのを言い訳に振り返り振り返り、さらにスピードダウンしてぽちぽちと進んでいきます。




12:50、やっと山頂に到着しました。疲れたぁーー



ハラペコなので早速昼食に。
ランチは前日の夜、ダンナが駅弁大会(京王百貨店)に行って買ってきてくれた、
笹の葉寿司と、思い出深い富山の甘エビの押し寿司。写真を撮る余裕も無くパクリ。



抜けるような青空と、肌を刺すような冷たい風が最高に気持ちイイ!!!
・・・んだけど寒いっ。。。



30分が限界でした。
こんな気持ちの良い日でもったいないけど、時折吹く風が寒くて下山開始。



この先石尾根だからもっと人が入っているかと思ったら・・・甘かったです。
こちら側も雪があるわあるわ・・・



なんか・・・北八ツ行かなくても奥多摩で十分北八ツ気分になっちゃいました。
お名残惜しくて何度も振りかえってしまう、こんなに一生懸命登ってきたのになぁ。
鷹ノ巣山バイバイ~またね~。



シュカブラ~



ウサギやたぬき?キツネ?のあしあとや・・・



ちいさくて可愛らしい栗など。



何かで気を紛らわせないと飽きてしまうほどの雪の多さに閉口・・・(笑)
歩きにくくてわかんを持ってこなかったことをとても後悔した・・・



下山ルートは「カヤノキ尾根」こちらもかろうじてトレースはあったものの、
「浅間尾根」よりもさらに雪深く、もう雪のないところを歩きたいっ!
とわがまま言いたくなるほど太ももが痛くなりました・・・



雪に足を取られ何度も転がりながら「倉戸山」に着いた。時計を見ると既に15:50。
え??天気が良いからいいけれど、まずいよね?日没近いよね?
バスの時間を見ると1時間後にはあるけど、それを逃すと1時間待ち


それはまずいでしょ!!




休憩もそこそこ必死で降りて行き、下りCT1時間のところ30分程で登山口まで降りました。(やれば出来る・・・)



奥多摩湖が見えてきてやっと一息。
奥多摩には何度も来ているはずなのに、これほどの積雪の時は初めてでした。
楽しいスノーハイク通り越して結構しんどいスノーハイクとなり、遅くなったので温泉にも行けず、
もうしばらくは雪はいいや・・・(多分2週間ぐらい)と思いながら帰ってきました


おしまい。


【行程】奥多摩駅7:55→峰谷8:30 8:50(浅間尾根)→鷹ノ巣山頂12:50~13:20
13:20(カヤノキ尾根)→倉戸山15:50→バス停倉戸口16:40 バス17:05→17:30奥多摩駅