チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

第九のソプラノ、アルト、テノール記号

2014-08-24 20:15:13 | 第九らぶ
今年も年末に第九を歌う決意をして、練習に行ってきました。

男声パートに一人、質問好きなオジサンがいて、休み時間に「昔の楽譜ではソプラノはソプラノ記号、アルトはアルト記号、テノールはテノール記号が使われているのに、現在の楽譜では何故ト音記号が使用されているのか?」という問いかけを芸大生の合唱指導の先生にしたんです。

そういえば、前回の練習のときもそのオジ様は「音符が五線譜から上にも下にも飛び出るのが嫌い」っておっしゃっていました。

その質問に対する先生の答えは「読みにくいから!いまでは読める人はほとんどいない」。

芸大生でも読めないんだ。ちょっと安心。

1863年の楽譜をIMSLPで見ると、確かに質問オジサンの言うとおり!作曲者が記したままなんでしょうけど当時の人は普通に読めていたんでしょうね。すごい。このほかにもメゾ・ソプラノ記号、バリトン記号等もあるようです。素人が真剣に読もうとしたら気ィ狂う。