チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

軌道にのったステレオ放送(1960年)

2015-06-25 19:40:33 | オーディオ

以前、ステレオ放送黎明期という記事で、昔はAMラジオ2台を左右に並べてステレオ放送を受信していたことを書いたのですが、現場の写真が『電波技術』1960年1月号に掲載されていました。

「1960年は空前のステレオ・ブームといわれているが、その中心をなすのがステレオ放送である。現在東京ではNHK、文化・ニッポン両放送局と二つのステレオ放送が行われているが、テストケースの段階から本格放送へと、ようやく軌道に乗り始めたステレオ放送の舞台裏を紹介しよう。」

↑ ノイマンSM-2ステレオ・マイク(中央の細長いマイク)を使って放送中のNHK第1スタジオ


→オーケストラは岩淵龍太郎さんがいらっしゃるのでN響だと思います。
アナウンスもステレオ。2本のマイクは25センチ離しているそうです。

 

↑ 放送のテーマ・ミュージックを流しているんでしょうか?

 

↑ ミキサー・ルーム。手前がステレオ用ミキシング・コントロール。

 


↑ ニッポン放送と文化放送、仲がよかったんですね。

 

。。。実際のステレオ放送の音はどんな感じだったんでしょうか?