チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

ビクターレコード新譜案内よりクライスラーとバルビローリ(1937年)

2015-06-27 22:53:37 | メモ

昭和12年(1937年)6月のビクターレコードの新譜案内の表紙はフリッツ・クライスラー(Fritz Kreisler, 1875-1962)です。


この月の注目盤はクライスラーによるブラームスの協奏曲なんですね。

↑ この新盤を持たぬ人は音楽の発言権を失う。



クライスラーが「新鋭の指揮者」ジョン・バルビローリ(Sir John Barbirolli, 1899-1970)と一緒に写っている画像がありました。



↑ このカタログが出た頃はクライスラーが62歳、バルビローリは38歳です。



この録音はYouTubeで聴けます。



カデンツァはクライスラー自身の作、なかなかいいですね!

ついでですが、当時のビクターが抱える主なアーティストです。


1. ユージン・オーマンディ(Eugene Ormandy, 1899-1985)
2. セルゲイ・クーセヴィツキー(Serge Koussevitzky, 1874-1951)
3. ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(London Philharmonic Orchestra)
4. アルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini, 1867-1957)
5. アルトゥール・ルービンシュタイン(Arthur Rubinstein, 1887-1982)
6. ジョン・ハント(John Hunt)←詳細わからず

 


↑ 裏表紙には東京銀座・山野楽器店と印刷されています。