チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

フランツ・リスト最晩年の写真(ナダール撮影、1886年)

2016-01-08 20:59:28 | メモ

ナダール(Nadar, 1820-1910)が撮影した、死の年のフランツ・リスト(Franz Liszt, 1811-1886)です。74歳。

(ライフ写真講座『68人の写真家』1972年発行より)



同じくナダールが撮影したワーグナーの写真(本人かどうかもわからない)とはなぜか雰囲気が違いますね。

若い頃はイケメンでモテまくりだったリスト最晩年の、達観したような穏やかな表情が心を落ち着かせてくれます。

着ている服はリストが50歳のときに入団したフランシスコ修道会のものだということです。



きょうはこの写真をガン見しながら「巡礼の年」全曲(ベルマン)を聴いて寝ます。(ぜったい、一曲目で眠っちゃう自信アリ)