ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.5.15 フェスゴ4回目+ドセタキセル3回目(6割減量1回目)+ジーラスタボディポッド3回目14日後のこと 旅は4日目折り返し ようやく晴れ!青い空、色鮮やかな海のグラデーションを堪能

2024-05-15 19:26:34 | 

 昨夜は夜ヨガを終えてブログアップした後は、眠くて眠くてもうヨレヨレ。入浴を済ませ、手足のケアを超特急で終えてからベッドへ滑り込み、あっという間に寝落ちした。

 3時半過ぎに一度目覚めたが、そのまままた眠り、今朝は昨日と同じ時間にスマホアラームが鳴って起きる。
 夫曰く鼾が凄かったそうな。失礼しちゃう、いや、多分とても疲れていたんです。

 窓の外は4日目にして待ちに待った晴れ。青空と刷毛で描いたような白い雲が広がっている。お腹は快調だ。身支度を済ませ、レストランに降りる。
 今朝はまたクロワッサンとパン・ショコラに戻る。ブッフェでは沖縄料理のメインの一品が変わるようだ。 初日はカレー、昨日は沖縄そば、今朝はタコライスだった。さてあと3日、何が続くだろう。その隣に泡盛の樽が置いてあるのが凄い。
 カフェオレを飲み終えて、今朝2度目のお手洗いを済ませる。快調すぎるようだが、ロペミンは不要だ。部屋に戻って朝ドラを視てからゆっくりロビーへ降りる。
 
 今日も昨日同様8時半の出発だ。ようやく晴雨兼用傘を日傘として使える。そして睫毛のない身、この強い日差しの中では眩しすぎてサングラスがないと目がまともに開けられない。バスもドライバーさんも昨日と同じだ。今日は一番後ろ(といっても前から5列目)が座席指定だったけれど、皆さん後部座席に偏って座っておられて前方がガラガラなので、それでは、と少し前に出た。

 今日の最初の目的地は、隆起サンゴの断崖から美しい景色を望む「象の鼻」で知られる沖縄有数の景勝地、万座毛。今回のツアーは“青の絶景10景に癒される”というネーミングだが、ここが8つ目にあたる。
 残念ながら7つ目までは雨や曇天だったので、その魅力も半減だったか。1時間弱バスに揺られると、東シナ海が見えてきて、嗚呼、これこそ沖縄の海だ!と思う。

 昨年12月に30年ぶりで万座毛を訪れた時は、急に雨が降り始め、風も強く、早々に引き上げた記憶がある。今日はどこを見回しても美しい海が広がっている。パンフレットを頂き、遊歩道を進み、フォトスポットで写真撮影を済ませ、2階のテラス席で一休みする。夫は今回も鳴き龍ならぬ鳴き象の廊下で手をパンパンと打って嬉しそうだった。

 30分ほどの散策時間の後、次に向かったのは恩納村にある紅芋タルトで有名な御菓子屋さん。県内あちこちに支店があり、前回は国際通り店でお世話になったが、こちらのお店は初めてだ。生ものやバラ売りのものも沢山あり、ついお土産あれこれと道中のおやつあれこれをかごに入れてしまう。おまけにとても派手なエコバッグを頂いた。残り時間は海と空を見渡せる椅子に座り、どこまでも美しい景色を堪能した。

 そこから30分ほどバスに揺られ、次の立ち寄り先は座間味城跡。標高124mの高台にある沖縄最古のアーチ型の貴重な遺跡である。こちらも12月に訪れたばかり。バスの駐車場が前回より下にあり、坂道を歩かなければならない距離が長くなっていた。
 ふうふう言いながらリュウキュウマツに囲まれた坂道を上り、石段を上がり、石畳を歩く。またしても痛む足の裏の負担は大きいけれど、今日こういう道を歩くのはここだけだ。散策時間は50分だったけれど、皆さん戻りが早く10分ほど早く出発。少人数だと集まるのが早い。

 30分ほど走ると、美浜アメリカンビレッジに到着。自由昼食兼散策時間は1時間半だ。ここには昨年1月宜野湾にフリーで訪れた時、夜、路線バスとタクシーで往復した。派手なネオンサインが煌めき、米軍の大男たちがひしめきあい、ここは実はアメリカではないか、とちょっと怖いくらいの凄い迫力だった。
 今日はお昼ということで、ネオンの光もなく、色とりどりにペイントされた建物がちょっと遊園地のようにも見える。

 前回入れなかったシーサイドのレストランへまっしぐら。さすがに海を臨むテラス席は人気で、最初に入ろうとしたお店は店内のご案内とのことで、隣のレストランに入った。夫はガーリックシュリンププレートを、私は迷った挙句に石焼チーズカレーを注文。
 ただでさえ石焼でグツグツしているのに、更にバーナーで焼き目もつけるパフォーマンスもあり、熱くて食べるのが大変。夫に大分助けてもらった。目の前には遮るものなく美しい海が広がり、ヤシの木が揺れる。開放感たっぷり。どこぞ遠い国の海外リゾートに来た気分だ。お店の方もフレンドリーで「喜んで!」と写真を撮ってくださる。

 食事を終えたら、もう残り時間は30分もない。前回入ったレストランはリバーサイドだったけれど、昼間はイルミネーションもないし、何だか地味だった。あちこちで写真を撮りながら、ショッピングモールでお手洗いを済ませ、向いのバスの駐車場に戻った。気温は26度というが、日差しが強く、体感温度はもっと高い。

 次の絶景ポイントは9つ目、両側に海を臨む海中道路だ。1時間ほどバスは走り、東へ向かう。本島と平安座島を繋ぐ全長4.7㎞海中道路は、中部エリアきってのドライブスポット。その先に続く4つの島のうち、今日は2つ目の宮城島にある観光製塩ファクトリーと敷地内で色鮮やかなエメラルドグリーンの海を臨むことの出来るという果報(かふー)バンタに向かう。

 海の色のグラデーションが本当に綺麗だ。まずは敷地内を散策した後、工場見学。製塩工程の説明があり、その後ショッピングタイム。ここ宮城島の海塩「ぬちまーす」とはミネラル豊富な「命の塩」という意味だそうで、敷地内には複数のパワースポットがあるという。
 エネルギーの通り道「龍神風道」、天・地・海(龍宮神)の神様が集まるというガジュマルに守られた小さな鍾乳洞「三点御座」、癒しのエネルギーで満たされる「はなり嶽」にそれぞれにお参りする。

 果報バンタは「幸せ岬」との意味で、藍色、コバルトブルー、エメラルドグリーンと繋がる美しく壮大な青い海のグラデーションはパンフレットの写真通りだった。浜には満月の夜、ウミガメが産卵に訪れるという。散策と説明の後、ショップで塩水を試飲し、塩気を感じれば塩分は足りているとのことでトライしたが、夫も私もOKだった。ここでもお土産を物色し、本日までの3日間の観光は全てコンプリート。

 バスは1時間半弱走り、アンケートを書き(かされ)ながら、ほぼ予定時刻にホテルに戻ってきた。さすがに太陽に当たって一日ばっちり観光すると疲れ方が違う。今日の走行距離は70㎞。ドライバーさんとも添乗員さんとも今日でお別れ。 

 明日から2日間は自由行動日、明々後日は帰京の予定である。
 さて、これから今夜の夕飯はどうしようか、といったところである。
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