ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




スカタン5(ファイブ)。れっきとした新人バンドです(笑)。

前回の初ライブからちょうど丸一年。今日はオリジナル曲が一曲増えて、なんと二曲に。尚、今回の新曲は僕、キーボードスカタン(献血Tシャツをアピールの為、後ろ前に着用)が作曲、作詞はボーカルスカタン(写真中央)。

しかし三曲目のカバーの演奏を始めた途端、ハリセンを持った今日の主役によってコンサートは強制終了となりました(笑)。

さて、僕らはドーナツを食べながら間もなくスカタン5からへきるバンドへ変身です(ボーカルスカタンは本来のプロデューサー業に戻ります(笑))。

こんな感じで、楽しく大晦日を過ごしております。

それでは皆さん、よいお年をお迎え下さいね。カウントダウンでは、一緒に飛びましょう!・・・空高くね(笑)。

あ、それから日本人のたしなみとして、除夜の鐘に合わせた108回の激しい屈伸もお忘れなく!

・・・ヾ( ´ー`)ノ~するか~ぃ。

---追記。---

メインのへきるちゃんのカウントダウンライブ、満員のお客さんと共に、飛んで、跳ねて、屈伸して(は、いないんです。残念ながら。すみません)、楽しく終わりました

終演後は、客席にもステージ裏でも、ボロ雑巾のになっていた方々を見かけましたが、なんだか気持ちよさそうでもありました。かく言う僕も、今もまだ少し船酔いみたいになってます。でも燃焼するって、いいことですよね。しかし、歌って、踊って、走り回って、ジャンプしまくって、一番体力を使ったはずのへきるちゃんが終演後もずっと元気だったというのは、どういうわけでしょう。うーむ、やっぱり不思議な人です(笑)。

いやー、それにしても、まさに怒涛のライブでした。参加された方は分かると思いますが、屈伸する暇なぞ、まったく無かった(笑)。もの凄い熱気でした。会場中にもやがかかってるのかと思うくらいの(笑)。でも、本当に、楽しかった。元気一杯のアーティストと、メンバーと、スタッフさん達と、全国から集まってくれたお客さん達と一緒に、音楽を楽しみながら年越しを迎えられるなんてね、・・・なんたる幸せ

 

その分、初詣に向う人達を横目に見ながら、今日のライブの音源をチェックしつつクルマを走らせて帰ってきて、やっとこさ汗を流して、冷え切った部屋で熱い缶コーヒー握り締め~、て身体を温めながら過ごしている、まだ僕にとってはちょっとだけ2007年、最後のよぉるぅ~♪・・・って、尾○か~いっ(笑)、だいたいお前が握り締めてるのは、ぷしゅの缶じゃないかー・・・まぁまぁ(笑)。それにもうすぐ暖房も効いてくれるでしょー

ってなわけで、怒涛の12月が終わり、いよいよ年明けしたんですよね・・・したんです、よね(←まだ、実はあまり実感が湧いていない。大掃除やら年賀状書きやらといった、普通の年末らしい事をまだ一つもしてないからなんですけどね(笑))。

 

よし、寝ます。

 

・・・もうちょっとだけ、ぷ、したらね。だってー、寝れるわけないじゃないですか、頭と身体から、まだライブの熱気が全然抜けてませんもの

 

そしてまた、お手紙やプレゼントを頂いちゃいました。ありがとうございます。とっても嬉しいです。いつものごとく・・・全部、ありがたく食べます(←いや、美味しく頂いちゃうもの以外に、見て楽しむべきものや、まさに読みたかったものがあったろう(笑))。

本当にありがとうございます

ではー。



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あと一日。

大学を出て幸いすぐでしたから、音楽を生業にして、今年でかれこれ17年になります。最初はバンドにいたのですが、色々あって程なくバンドを辞め、フリーとして仕事をし出して、なんだかんだで14年位経ちました

フリーで仕事をするってことは、結局のところなんの約束もないものですから、言ってみれば明日の予定が常に分からないわけです。まぁ明日の、と言っては少し大げさですが、でもほんとに一ヵ月後、三ヵ月後、半年後に何をしているか、・・・ましてや一年後なんて、さっぱり分からないんですよね。この14年、一度たりとも想像通りになんてなったことはありませんし、そもそも想像がつかないんです。

怖い、と思う人もいれば、だから面白い、と思う人も居るでしょう。僕は、・・・最初怖かったけど(笑)、・・・怖いって思わないようになりました。そんな先の事を考えて怖がってたって、なるようにしかならないし、むしろ、なるようになる、って。考えようによっては、常に可能性は無限大。「いい年の大人が」、と笑われるかもしれませんが(笑)。

むしろ、遠くの未来は漠然と、見るともなしに視野に入れていれば十分で、それよりも足元にある毎日を、出来るだけ満足のいくように過ごすことが大切なんだよな、って思っています。ただ、毎日を満足のいくように、ってのが実は結構難しくて(笑)、何をしたいのか、するべきなのか、って事がそれなりにちゃんと見えてないと、これは中々実現出来ないんですけどね。偉そうな事を書いていますが、僕自身、度々、迷い、ちょいちょい見失いそうになります。何かを見つけた気になって、でも何かを失っていることに突然気付かされて。自分にささやかな自信が生まれたかと思ったら、実は何も知らないんだってことを知らされて呆然としたり。

でもね、今年一年を振り返ってみると、そんな不確かな日々の積み重ねの中でもね、やっぱり沢山得たものがありました。

 

春には、まるでバンドのような(笑)、長いレコーディングを経験できました。とっても、とっても、勉強になりました。また、あの期間の中で、素晴らしい体験も何度もさせてもらいました。沢山のミュージシャン達の仕事振りから学ぶことも、今更ながら本当に多かったレコーディングでした

 

その後、個人的に音楽理論のおさらいの期間を作りました。これは本当に目からウロコ・・・いや、ホンマグロが30匹くらい飛び出したくらいの(笑)、音楽的には今年一番の収穫だったと思います。数百ページに及ぶ英語で書かれたテキストでしたが、「そうか!そういうことだったのか!」と、とにかく面白くて面白くてね。毎日朝から夜まで辞書片手に、まるで受験生みたいでしたが(笑)、読み進められちゃいました。学校の受験勉強の1000倍の価値がありましたよ。ついでに、ちょっとだけ英語の勉強にもなりましたしね(←既にだいぶ忘れてる(笑))。・・・そうそう、そうなんですよー、英語もちゃんと覚えたいんですよね。でも、これはまた次の課題にします。でも、英語に対して、改めてそういう気持ちになれたってのも、また良かったです

 

あと、カメラね。これはまるっきり趣味ですけど、まさか・・・こんなにハマるとは思いませんでしたよ(笑)。まぁ技術が向上したかどうかなんてことはともかく(←全然自信が無い(笑))、何より写真を撮ることがこんなにも面白いってことに気付かせてくれたニコニコニコンのD40との出会いは、今年のプライベート面ではNo.1ニュースです。毎日、一眼を片から下げて歩くようになるとは。僕の部屋に、交換レンズが、いつのまにか5本もあるとは(←全然ここで書いてなかったですけど(笑))。そして三脚まで(笑)!・・・ただ、写真に関しても、課題が沢山です。でも、そんな課題に気がつくようになったのも、やっぱりこのブログがあったおかげです。そかし何事も、真剣にやろうとすればするほど、奥が深くて面白いものですよね(笑)。ちなみに今日も三脚は持ってなく、でも帰り道に見たレインボーブリッジがキレイだったので、堤防にカメラをどっかと置いて、シャッター速度6秒(←手持ちじゃ絶対無理です)。通ったユリカモメが光の線になってますが、小さくてよーわからないとも思います(笑)。うーむ、しかし夜景はやっぱり難しい。でも、楽しいかも(笑)。しかし、こんなことしてたらすっかり冷えました。冬は寒いのね(←格好が相変わらず秋だから(笑))。

 

そして、なんと言っても、ライブ。これは今年に限ったことではありませんが、やっぱり今年も一年、さまざまなライブを通して学んだことは、そのリハーサルの過程も含めて、本当に大きかったです。そして学んだ、ということだけじゃなくて、やっぱり気持ちいいんですよね。これ、生きていく上で、一番大事ですね(笑)。ステージという場所に上ると、いや、帰ると、全身一杯のドキドキ感と共に、いつも何故だかホッとするんです。お客さん達と創る空間と時間が、あんなにも気持ちの良いものだなんて。この思いは、なんだか毎年、濃くなっていっているような気がします。また来年も、ステージに沢山上がりたい、何度も何度も、ステージに帰りたいな、と思っています。とにかく今年もね、一生思い出に残るステージを何度も経験できました。嬉しいことです。ありがたいことです

 

それから、実は今年の終戦記念日のブログを書いたのが個人的には大きなきっかけになったのですが、そこから「あれ?ってか、そもそも何で日本はあの戦争を始めたんだ?第二次世界大戦って、そもそも、何?」と調べだし、それを知ることからどんどん広がっていって、それまでは真剣に考えもしなかったような世界、そして日本の事を、考えるようになりました。原爆、東京裁判、GHQによる占領、WGIP(戦前の日本を「悪」と徹底して教え込む戦後教育)、中国や韓国、北朝鮮などご近所さんとの関係、そして世界中の紛争、戦争、病、地球の環境問題も含む人の巻き起こす悲劇。これは、今も続くアメリカによる、言ってみれば世界支配の歴史、現状(「パックス・アメリカーナ」と言います)がとっても大きな原因だということが分かったのがポイントでした。そしても、日本も今、環境も思想もどんどんアメリカ化しているということの、怖さ。ちなみに、おかげでアメリカという国の認識が、僕の中で今年、ビックリするほどガラリと変わりました。それまでは、ただ見えてなかっただけなんですけどね。あ、別に一人一人のアメリカ人が全部嫌い、とかいうワケじゃ全然ありませんよ。アメリカそのものは、概して好きです。僕の大好きな音楽や映画は、アメリカ抜きは語れませんもの。ただ一部の人と、国策がおかしい、自国の国益しか考えてない身勝手すぎる振る舞いが許せない、僕達も要注意、という事です。

とにかく、こういうことを知っていくうちに、「なんで?」の答えが一つずつ自分の中で、見えてくるのがわかりました。そしてその一つの答えが、色々なことに繋がっていることが分かってきたんです。日常レベルでもね。勿論大半は、答えのようなもの、答えに行き着くであろうきっかけ、というレベルです。僕はまだまだ勉強不足です。思いがけず実は簡単に答えがある問題(しかし解決はとてつもなく難しいケースがほとんど)と、複雑怪奇に入り組んで、答えどころか、いつの間にか問題の本質すら見え辛くなくなってしまって泥沼化してる問題もあります。ただ、それでも知れば、知ったなりに疑問は少しずつ解消していくわけです(争いに関することは特に、知って、なおさら頭にくることが多いですが)。そしてまた、次から次へと沸き起こるのは分かっていますが。

そんな情報の目下のよりどころは本です。今までは手にしなかった沢山の本と出合えました。「DAYS JAPAN」もその一つです。まだまだほかにも、沢山読みたい本があります。過去の本だけじゃなくて、これかも大切な本がどんどん刊行され続けるでしょうが、とにかく、向き合っていこうと思っています。世界の歴史、そして現状に目を向けるということは、僕らも世界に生きている限り、一生付き合っていく問題です。未来は、過去、そして現在の積み重ねですからね。

しかし、その気になればこういう問題に対して目を閉じているのも簡単なんだな、とも思いました。僕自身が、つい先日までまるっきりそうだったように、僕達は当面、何も知らないでも生きていける国に住んでいますから(知らされない国、とも言えます)。ただその代わり、その分誰かが大きな代償を支払っているんだ、ということも分かりました。「戦争で今日、苦しんでいる人々のことを知らない、知ろうとしないということは、見殺しにしていることです。被害者からしたら、それは加害者と同じなのです」という言葉に出会いました。この言葉は、あれからずっと、グッサリと僕の胸に深く突き刺さっています。これは・・・いじめ問題なんかを例えに考えてもらうとわかりやすいですかね。そして、自分に何ができるかは、おのずと見えてくるでしょう。とにかく、まずは知ってみることからじゃないでしょうか。とにかく今年、こういう「問題」を知らないままの自分じゃなくなれて、本当に良かった、と思えます

 

それと、・・・このブログ。今年は、一日も休むことなく続いちゃいました。凄いですよ。僕としては、実は今年一番の偉業かもしれない(笑)。上に書いたことも、ブログがあったからでも、大いにあるわけですし。いやー、これほんとに。でもね、それは100%、今日も読んでくれているあなたのおかげなんです。いつもお付き合いくださって、どうもありがとうでした

 

さて、明日は今年最後のライブにして、2008年最初のライブです。楽しみましょう!僕も張り切って、楽しむぞー

ではー。



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スタジオに着く前に、お弁当屋さんに寄りました。予定通り、唐揚げ弁当を注文。有言実行(←わりとどうでもいい事ですよね(笑))。

唐揚げが揚がるまで、少し時間がかかるということだったので、お店の外に出て待っっていましたら、一人のおばあちゃんがワンコを散歩させているのが目に入りました。ゆったりと、一歩一歩、止まるような速さで歩くおばあちゃんとワンコ。ワンコは時折立ち止まっては、辺りの匂いを嗅いでいます。おばあちゃんも、決してせき立てるようなことはしないで、じっとワンコを見ています。

「かわいいなぁ」と思ってずっと見ていると、おばあちゃんの方からゆっくり近づいてきて、話しかけられました。

「・・・もうね、おばあちゃんなの。」

もちろん、犬の事だとはすぐにわかりましたが、赤い毛糸の帽子を被ったおばあちゃんも、・・・おばあちゃんでした。

「もう、15歳なのよ」

人間の年齢で言うと、75歳くらいでしょうか。何となく、おばあちゃんも同じくらいかなぁ、などと思いつつ「あ、そうなんですかー。かわいいですねー。」と、しゃがみ込んで手を出すと、彼女はちょっとビクッとして、僕の手を避けようとしました。

「ごめんね。目がね、もう全然見えないの。耳もほとんど聴こえなくなっちゃってね。他にも、ホラ、鼻のところに小さなデキモノが出来ちゃってるでしょ?それも何とか言う病気のせいだって。前はね、元気な頃は、もっと愛想が良かったんだけどね。」

そう言っておばあちゃんは静かに「ハハ」と笑いました。確かに、彼女の目は白内障で白く濁っていました。おまけに、耳も聴こえないとは。いったい、彼女は今、どんな世界に生きているのか。真っ暗で、音も無い世界って、どんななんだろう。

「でもね、二匹、孫がいるのよ。あっちの○○町のほうにね。あげちゃったんだけど。それは、とっても元気。」

「そうですか。それは良かったですねー。」

話しながら何度か手を出していたら、ちょっと遠くからですが、そっと匂いを嗅いでくれました。

「でも、この子は、もうこんなでしょ。ご飯もあまり食べなくてね。こんなだと・・・また、一緒に年が越せるのかどうか。」

・・・。

「いやー、それは大丈夫ですよ。きっと。」

ほかに言葉が見当たりません。

「・・・だと、いいんだけどね。・・・じゃ、どうもね。」

と、またゆっくり歩き出したおばあちゃんに、なんだか言っておかないと気が済まないような気持ちになって、「おばあちゃんも、いつまでもお元気で。よいお年を。」と言うと、「はい、ありがとう。」と返してくれました。

しばらく後姿を目で追ってしましたら、おばあちゃん達とすれ違いに、20歳くらいの若い女性が二匹のミニチュアダックスを連れて、こちらに向ってきました。ダックス達は、元気一杯。せわしなく辺りを嗅ぎまわりながら、女性を引っ張って、先へ、先へと急ぎます。「・・・若いなぁ」。

ふと見ると・・・さっきのおばあちゃんワンコが、立ち止まってダックス達の方を振り返り、じっと見ていました。・・・見えていたのかはわかりませんが。でもダックス達は、おばあちゃんワンコの視線には気付いていないようで、前へ、前へ、と。

僕は、出来上がった唐揚げ弁当を受け取って、クルマへ戻りました。

 

ヘトヘトになりながら仕事を終えた帰りしな、スタジオの廊下で偶然「♪俺の話を聞け~五分だけでもいぃい~」のヒット曲でお馴染みの、クレ○ジーケンバ○ドのベーシスト、信也くんに会いました。ずっと前に一度、セッションライブをして以来、仲良くさせてもらってるんですが、今日は久々の再会でした。実に楽しくて、何につけてもまさにクレイジーな信也くん。「おわー、信也くんだ!」「あー、ケンちゃん!がっはっは!今日は誰で来てんの?がっはっは!」そんな挨拶から始まり、共通の友人ミュージシャンの話などで、15分位立ち話をしました。良く笑い、良くしゃべる、最高のクレイジーハッピーマン。嬉しい再会でした。そして彼も良く食べる(笑)。・・・お互いじーさんになっても、たまに会っても、ずっとこんな風に「がっはっは!」な友達でいられるといいなぁ、なんて。

 

スタジオを出ると、今日も雨。でも、年末のせいでしょうか、道は空いていて、快適ドライブで帰ってこれました。

クルマを降り、部屋のドアを開けようと鍵を出したところで、暗闇の中から、「ニャッ、ニャッ、ニャッ、ニャーッ」と声が近づいてきて、壁から、雨に濡れたネコ氏が顔を出しました。さしずめ「まて、まて、まて、まてー」だったようですね。「なんじゃ。お腹空いてんの?」と訊くと、僕を見て「ニャッ」。・・・うーむ、完璧に言葉が通じているように思える瞬間(笑)。

でも、ウチのマンションのロビーには「マンションの敷地内でノラ猫に餌やりをしないで下さい」という張り紙があります。なので、僕はドアを開けて、そのまま部屋に入りました。バタン。

 

・・・買ってある、ネコ用の餌を持ってくるためです。

 

禁止だろうがなんだろうが、こんな寒い日に、雨に濡れて、お腹を空かせたネコに呼び止められて、そのまま「帰れ」なんて、出来るわけないじゃないですかー。えーえー、どうせ僕は悪い住人ですよ(笑)。

でもね、「マンションの敷地内」ってのは、僕達人間が勝手に作ったテリトリーでしょう。彼らにとっては、そんなの良くわからんのですよ。ってか、関係ないし。むしろ、もしかしたら彼らの方が、このあたりの先住民だったかも知れないわけですよ。となったら、後から来た者の礼儀として、ご飯の一杯くらいは「お邪魔してまーす。いつもクルマでうろうろして、危なくてすみませんねぇ」ってご馳走したって、バチは当たらんでしょう。そのかわり、食べ終わるまでそばで見てて、残したらちゃんと僕が掃除しようとは思ってますから。・・・まぁそんな理屈で、「ま、軽くどうぞ」と、一食分位ザラザラと出しましたら、すっ飛んで来ましたよ。・・・ネコ、まっしぐら(笑)。

ガリガリガリガリ・・・。あっという間に、食べ終わってしまったので、「もしかして・・・まだ食べるの?」と訊くと、またもや「ニャッ」と(笑)。じゃあ、と、もうさっきの半分位ザラザラ。するとこれもあっと言う間に食べてしまい、また「ニャッ」と僕の顔を見ました。

「えー、お前さん、食べ過ぎだろう・・・って、僕に言われたくはないわな(笑)。よし、じゃあお腹一杯食べなされ」と、さらにざらざら、ざらざら。結局三食分位一気に食べたネコ氏は(←すでに、他人とは思えない感じ(笑))、食べ終わるやいなや、また雨の暗闇の中へ去ってゆきました。帰りは黙って帰っていったあたり、残念ながら、やっぱり完全な意思の疎通は出来ていなかったと言うべきでしょう。

「やいまて。ちゃんと『ご馳走様』、言っていけ。ニャニャニャーニャニャ、とちゃんと言っていけ。」

って事ですよ。・・・うそうそ(笑)。まぁ、いいんですよ

キミも、元気で長生きしておくれな。

沢山食べて、元気なのが一番。川村ケンの「老いと食を考える健康ブログ」でした(笑)。

ではー。



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よく利用させてもらっているスタジオのキッチンが、「今日で仕事納めなんですよ」ということでしたので、「じゃあ僕も今年の食べ納めにしよっかな。」メニューに載っていないセットを頼んじゃいました。

勿論、僕の場合はあくまで「スタジオのキッチンでの食べ納め」ということですけどね。まぁ、そんなの言うまでも無くあったり前田のクラッ・・・ストーーーーップ、オ○ジギャグ(笑)。

ここの「生姜焼きとクニカリームコロッケのセット」と「生姜焼きとアジフライのセット」は僕のお気に入りメニューNo.1、No.2なんです。・・・つまり、目当ては何と言っても生姜焼きなんですね。生姜焼き、大好き。ビバ、生姜焼き!人生、生姜焼き一筋(←詳細不明(笑))。・・・おい、餃子はどうした、ラーメンはどうした、というのはここでは無しです(笑)。なぜならば、キッチンのメニューにないからです。あるもので、どうにかするのが、大人というものです(←詳細、不明)。

今日も生姜焼きが食べたくて、スタジオに着くとさっそく受け付けに直行。

「食事の注文いいですか?」

「はいどうぞ。今日は何にします?」

「えっとね、やっぱり生姜焼きとね・・・うーん、どっちにしようかなー

「・・・(笑)。」

「あー、でもなんか今日はねー」

なんだかメニューを見てるうちに最後と言われたせいか、ハンバーグもちょっとだけ食べたくなってしまいました。

「あのー(小声)、・・・生姜焼きとハンバーグってセットに出来たりしません?」

これはメニューにはないセットです。

「あ、えっと・・・。はい、大丈夫だと思いますよ。」

「じゃあ、今日は特別に、それいっちゃおうかな」

「生姜焼きとハンバーグのセットですね。じゃあ、すぐ作ってスタジオにお届けします。」

「はい。お願いします。」

「・・・川村さん、カニコロッケは、今日はいいんですか?」

「(コロッケ、コロッケ・・・。コロッケも、食べたいんだよなー)・・・でも、そんなめちゃくちゃなお願いしてもいいんですか?」

「大丈夫ですよ(笑)」

「じゃあ、コロッケもお願いします。」

「はい。了解です。・・・あと、川村さん、目玉焼きは載せますか?」

僕はいつも何にでも玉子が欲しいので、目玉焼きは何を頼む時でも個人的定番なんです(笑)。

「えぇ、じゃあ、お願いします。せっかくですから。」

と、スタジオに戻ろうとする僕に、さらに受付の方が一言。

「あ、あのー。・・・あと、川村さん、ご飯は、やっぱり大盛りですよね?」

「・・・(ですよね、と来たか(笑))。」

最初はそこまでは、と思ってましたが、しかし、一度「大盛り」と聞くと、大盛りにしたくなる性分なんですよね(笑)。

「はい、じゃあ、ご飯大盛りで。」

「わかりました・・・(笑)。では生姜焼きと、ハンバーグと、カニクリームコロッケと、目玉焼きに、ご飯大盛りですね。あれ?アジフライはどうされます?あ、そうですか、いいですか(笑)。えっと、じゃあ料金は・・・。あれ、えっとー。あ、すいません。あとで計算しときます(笑)」

・・・こんな頼み方する人いないんだろうなぁ(笑)。

そして、受付の方、一言。

「しかし川村さんって、・・・食いしん坊なんですねー。」

えー、何で判ったんだろう(笑)。しかし「食いしん坊なんですねー」って、意外とあんまり使わないような(笑)。これは敬語なのか、何なのか(笑)。まぁいいか・・・、褒められたことにしとこう(←それはない)。まーいいのだ、わっはっは

スタジオでは、二人がかりで運ばれてきたスペシャルセットを見て、皆、口をそろえて、「なんじゃそりゃ。」

 

そして、夕方も(4時間後ね)、しっかり食べちゃった。今度は、ウインナーライス、目玉焼き載せ(笑)。これもご飯にしたら3杯分くらいはあると思いますが、あっという間に食べちゃった。写真を撮る間もなかった(笑)。

我ながら、今日は(・・・「モ」)良く食べました。でも食べなきゃ、持たないもんねー(笑)。

明日は、お弁当買っていかなきゃ。唐揚げ弁当・・・大盛りかなぁ。だって、僕はいつだって、ビバ!唐揚げ!ですから(←めちゃめちゃ(笑))。

皆さんもしっかり食べて、元気もるもるで、残り少ない2007年のラスト3日をお過ごしくださいね

ではー。



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テレビのニュースや新聞って、本当のことを言ったり、書いたりもしない(できない)だけじゃなくて、全然公平じゃないんだな、って最近つくづく思います。

例えば、沖縄戦での「日本軍による集団自決の強制はあったのか」といういう教科書問題が取り沙汰されていますよね。

実際、「あれは軍の強制だった」という人々と、「軍は強制などしていない」という人達とで意見が分かれているわけですが、両方の立場、根拠を全然説明しないでおいて、ただ流されるのは「軍と集団自決は絶対に切り離せないんですよ」という沖縄のおじいちゃんや、「なんと言われようと、私は本当のこと(強制はあったんだということ)を子供に話しますよ」というお母さん、「嘘をつかず、本当のことを言ってください」という済んだ瞳の学生さんの声・・・。

あれじゃあ、何も知らなければ、「実際、あったんだろうなぁ・・・強制」って思うんじゃないでしょうか。なんとなくでも、そっち側に気持ちが傾くっていうか。

・・・いいのかな、それで。

僕は、その場にいたわけではありません。見たわけでもありません。でも、とっても気になる事だったので、完璧にとは言えませんが、調べてみたんです。両方の立場の人は、実際どういう根拠をもってして「あった」「なかった」と言っているのかが知りたくて。

両方の立場の意見も、知れば知るほど、嘘とは思えない事象が沢山でてきます。「強制は無かった」ことになると、遺族年金がストップするから「あった」ことで口裏を合わせました、なんていうね(自発的な自殺と強制による自殺では、国の責任の有無が違ってきます)・・・正直なところ「あらら。お金が絡んでる話なの!?」なんていう証言も実際に出てきているんです。これは嫌な話ですけど、でも、歴史は事実であるべき、という立場からすれば、じゃあそれって本当なのかどうかも十分審議するべきなのに、こういう話は一切ニュースでは取り上げられません。なんかお涙頂戴な、ワイドショー的な話しかしないですもんね。

それに、今の日本でならともかく、戦時中という特殊な状況下で、軍関係者や、民衆の方々が、どういう思想を持っていたか(=情報を持っていたか)ということも大事なポイントで、それはちゃんと踏まえなくちゃいけないと思うんですよね。命や人生、そしてそれこそ魂、といったものに対する価値観が全然、といっていいほど違うんですよ。

でもね、とにかくそもそも戦争が良くないんですよ。これは、常に忘れちゃいけません。どんな問題も、木を見て森を見ず、になるのはいけません。戦争が無かったら、そもそも強制がどうの、なんていう以前に、集団自決なんて必要無かったんですからね。そしてこれも大切なことなんですが、アメリカ軍が沖縄に攻めてきたから、あんな複雑な事態になったっていうことも絶対に忘れるべきじゃないのに、それも語られない。なぜか、自国民同士で、ずっと揉めてる。

あらら、いかん。時間が。

----すんません。---

アメリカ軍にも優しい、と言うか、戦時下でも人としてのモラルを保ち続けた人もいたでしょう。でも、先日ご紹介した本、「ウィルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」で、ウィルソンさん自身も、「当時は沖縄の人のことを、日本人を、我々は人とは思っていなかった。どう扱ってもいいものだという認識だった。軍に、そういう教育をされたんだ」ということを語っていました。これはベトナム戦争時ですから、第二次大戦よりずっと後のことです。ベトナム戦争時(最後の3年は除く)、沖縄はアメリカの占領下でしたが、とは言え、酷い話です。でも大戦中は、もっと酷かったとも考えられます。なにせ、最終的には日本に原爆を落としたくらいですからね・・・しかも半分以上は実験目的で(←知ってましたか?)。

そんなアメリカ軍に捕まるとどうなるのか・・・繰り返しますが、今と当時はアメリカ軍の日本人に対する考え方も違ったのです(だからと言って今、どこまで改善されているか・・・まぁ、これは今日は置いておきます。知ってほしいことはありますけど)。例えば、実際に旧ソ連軍では「占領した国の女は、戦利品として好きにしてよい」という許可すら出ていた戦争があったくらいですから。そして、その占領された国では、国民の若い女性の半数以上が犯され、しかもその大半が妊娠してしまい、当時宗教的には禁止だった中絶を、やむなく国が許可した、なんていう悲しい歴史をもっている国もあるんです。そういう恐ろしい世の中だったんですね(だった、と書きましたが、でも「今はもうそんなこと、まったく無くなった」とは言いません。だってまだまだあるんですもの、そういうこと)。

話を戻しますが、そんな世の中での事です。実際どんな情報が流れていたかは、これも色々諸説あります。ただ、「アメリカ兵に捕まったら大変な事になる。男は殺され、女性は辱めを受ける」という情報はやはり流れたようです。これが「軍の関与」とされる部分ですよね。しかし実際には、いざ投降してみたら優しく保護されたという例も沢山あります。しかし一方、本当に酷い目にあった人も沢山いたのも事実です。

今のように、結婚前から異性とどうこう・・・、というようなことがまず無かった時代の話です。皆が、貞操観念を物凄く強く持っていた時代です。実際に、辱めを受けた場合、その後の人生がどんなものになるか、今の時代に生きる僕達には想像もつかないほどの恐怖だったのではないでしょうか。

自決は、方々であったのでしょう。悲しい史実です。目を覆いたくなる光景だったと思います。しかし、今の僕達まで一緒になって目を覆っていては、救われる人も救われないし、悪いやつも、いつまでも野放しのままです。いつまでも、トビラは閉じられたまま。

僕はもっともっと、色んな角度から掘り下げて議論すべきだと思います。結局、件の「教科書問題」としては、なんだかどっちとも取れるような、グレーゾーンに逃げ込んだ表現になっちゃったようですが、あれが「日本の教科書」でいいんでしょうか。なんだか、僕は気持ち悪いんですよね。

「あった」のか「なかった」のか。今、ここで結論を出せる問題ではありません。でも、ならば、だからこそ、ああいうニュースの作り方はおかしいと思います。偏ってますもの。やっぱり、あまり真実が露見されると都合の悪い人がいるんだろうなぁ、と思ってしまいます。

 

とにかくニュースは公平ではない、ということだけは、いつも肝に銘じて置いてくださいね。まして、ニュースに音楽(BGM)が付いてたら、余計に気をつけてくださいね。音楽で、人の心は操作されますから。ちなみに、ワイドショーは絶対に付いてますし、最近は報道番組と銘打っておいて、結構ついてますよね。映画じゃないんですからね。音楽の使い方、間違ってますよ。まったく、怖いことです

ではー。



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なーんか眠れそうにないなぁ・・・と、ぷしゅを一本して、時計を見ると午前10時過ぎ。

「でも寝なきゃな」と、ベッドに入り、目覚ましを2時半にかけて、とりあえず目を瞑ってみたら、・・・3秒後には落ちてました(笑)。

ピンポーン、ピンポーンというインターホンの音で目を覚まし、「んー、なんだ?宅配便の予定あったっけ・・・」と、半目でドタドタとベッドから出て応答するとカワイ楽器の人が。

・・・「(あっ、寝坊した!)」

午後3時に借りていたMP8の引き取りに来てくれる約束をしてたんです。全然起きれませんでした。まったくもー、目覚まし、いつ止めたんだろう(←よくあるけど(笑))。

 

そう、書いてなかったですけど、実は昨日のライブにMP9000、間に合ってたんです。結果的には、本当に良かった。年末で忙しい時期だったでしょうに、急いで調整をして下さったカワイ本社の方に感謝です。やっぱりこいつじゃないきゃ、ダメでしたから

借りていたMP8、最初家で弾いていた分にはどうにかなりそうだったんですけど、今月9日の斉藤光浩さんのライブで実際に使ってみて、「・・・どうも音が、細いな。固いな。」という印象が拭えなかったんです。

カワイ本社の開発担当の人とも電話で話してみたりしたんですけど、『同じEX-1というグランドピアノのサンプル(要するに「音」)を使ってるんですけど、より良くするために新しい部品や回路を使ってますから、それで、まったく同じにはならないのかもしれませんね。そうですか、MP9000の方がいいですか』という感じで、でも僕も「使いやすくなってる点も多くて、決して悪くないんですけど、ただ一点、MP9000のピアノの音そのまんま、という音色は一つキープして欲しかったですねぇ。無理なんでしょうか。・・・というのはですね」と、実際の現場での使用感なんかを事細かくお話してみました。とは言え、今すぐどうなるわけでもなく(あたりまえですけど)、『今後の参考にさせていただきます』ということでした。

でも、MP8は、残念ながら自分の中ではもう「無し」でした。やっぱり、あのMP9000のピアノじゃないと、と。特にバラードでの音は、飛びぬけて素晴らしいのです。それでいて、激しい曲調でも、うまくギターと混じるし、混じってても埋もれないし。バランスが絶妙なんですよね

まぁ、ただ結局は僕の好みだ、という事なんですけどね。だって、他にステージでMP9000使ってる人を今まで一人も見たことないんですよ。日本に、僕以外いないのん?って位、見ないし、聞かないです(笑)。欠点は、形が変わってるので、「上にほかの鍵盤が置けない」ことですかね。「え?置いてあるじゃん」って。ですよねー(笑)。はい、僕は置いてます。必要に迫られて、考えて考えて、ローディーさんに特別お手製のアタッチメントを作ってもらったんです。でも、この形も、鍵盤の動きのためには仕方ないんですよね。あとは、かなり重たいってことかなー、今時(笑)。なので、家でずっと使ってるって人は、密かにいるみたいですけど(←なんで密かに、なんだか(笑))。

俊くんの所のPAエンジニアの平川さんとも昨夜その話になりまして、彼も「ケンさんのピアノ音、めちゃめちゃいいですよ。音が、暖かいんですよ。」と言ってくれました。毎日、色んなプロのアーティストと仕事をしている「音のプロ」にこう言われたら、嬉しくなりますよね。僕なんてまだまだですが、ほんとMP9000のおかげですよ。

結果論ですが、特に昨夜みたいにピアノ一人の場面で、あれがもしもMP8だったら・・・と考えると、ちょっと怖いくらいです(笑)。もしも、大半の人にわからなくても、聞き比べたらきっと分かる差はありますし、ましてや弾いている僕にとっては、その微妙な差が、雲泥の差。音色がコントロールし辛かったら、プレイに集中できるかどうかにも、深く関わってきますものね。

とにかく、MP9000が健康になって戻ってきてくれて、本当に良かった。昨夜に間に合ってくれて、本当に良かった。しばし家にいてくれて友達(あっちはどう思ってた(笑)?)になってくれたMP8にも、色々と勉強させてもらいましたので、本当に感謝です。いつか、また改良してもらって、「これならOKじゃん!」という楽器に成長してくれることを願っています。

写真のセットの右上のミニムーグというシンセサイザーも、1970年ですから、もう38年も前に発売されたものです。でも、「これにしか出せない音」のする、素晴らしい、本当に大好きな楽器です。僕は手に入れて18年になりますが、今までもずっと大切にしてきました。そして、今回の調整騒ぎで、MP9000も同じ位、代わる物が無い大切な楽器なんだよなと、改めて思い知らされたのでした。

ちょっと触って「MP8欲しいなー」、なんて浮気心を出した僕に、・・・MP9000がガツンとその存在感を見せ付けてくれた年末になりました。ごめんよ。

さぁて、明日からのリハでも、はりきって大活躍してもらいますよー

ではー。



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あ~楽しかった~ъ( ゜ー^)!

ひとまず、言うことなしっ!

そしてひとまず、飲むど~っ食べるど~っ!

 

---追記。---

まもなく、午前9時になります。

ゆっくりと食事をした後でしたから、深夜3時くらいからでしたが、3時間以上にもなったライブの映像を全部見ました。

 

さっきは、「ひとまず」、言うことなしっ!って書きました。

なんで「ひとまず」だったかって言いますと、楽しかったのは間違いないんですが、初日が最終日という一本きりの、しかも企画てんこ盛りだった昨夜のライブが、一体どういうライブだったのか、まだ正直、客観的に判断が出来てなかったんです。

 

ツアーで演っていて身体に馴染んでいた曲もありますが、新曲も何曲もありましたし、メンバーも増えましたし(サックス&フルート)、アレンジを大幅に変えた曲もありました。俊くんと僕の二人だけの曲もありました。

今回はとっても少ないリハーサル日数でしたので、入念なリハーサルをしてのライブとは当然行かず、俊くんはじめ、メンバー誰もが、「もう、後は自分を信じてやるしかない」という感じだったんです。

でも上映会(勿論、お酒付きのね(笑))に参加したメンバーはみんなね、映像と音を全部見た後、「こんなに凄いライブをしてたんだね・・・いいライブになったね。」と何度も言い合いながら、・・・うーん、これは自画自賛っていうより(そこは皆プロですからね。見る目はとっても厳しいですから(笑))、安堵感と驚きがないまぜに入り混じった、でもとってもいい顔をしていました。

そして、「ひとまず」を取り去ることにします。

「言うこと無し!最高!」

 

個人的にもね、来て下さった方は「あぁ、あれか」と見当がつくかと思いますが、4分近いピアノソロの部分などは、本番15分前に楽屋で雰囲気的なコード進行だけを頭で考えて書いておいて(ピアノが無いので)、いざ本番で次々にスクリーンに流れる写真を見ながらアドリブで・・・つまり何も決めずに、その場で感じながら、メロディーを作ってどんどん繋いでいった、というものでした。でも、家で一人でお気楽にポロポロ適当に弾いてるのとはワケが違いますもんね。この、逃げ場の無い緊張感といったら、それはもう(笑)。

それでも、「どうにかなる。いや、どうにかする。するしかないのだ。」という気持ちでしたし、決して自信が無かったわけじゃありませんが、でもまったくリハーサルも下準備も無しで、5000人のシーンと静まりかえったお客さんを前に、4分間、写真を繋ぎ合わせた映像(スライドショーみたいの)に合わせてピアノを弾くというのは、さすがに初めての経験でした。・・・「この写真が出たら、そこから約30秒で終わり。」というのと、「ラストの写真は、これです」ってのだけは前もって教えといてもらっての演奏でした。

しかも、その前の唄とピアノだけのあの曲(これも結局ほとんど本番ぶっつけのようなものでした)も併せると、10分以上ずっと音はピアノだけ、弾きっぱなしで、しかも、そのどちらも絶対に僅かなミスタッチの一つも許されない(ってか、したくない。いつでも当たり前とは言え、特にシビアにね)といったもので。でも、結果的には、あの時間、「自分がステージで何をしてたのか」、ほとんど記憶になかったんですよね。

ただ、本当に気持ちよかったのは覚えていて。なんかね、本番になって気付いたんですけど、それまでの「気負い」やら「考え」はまるで無くなってて、ただ会場中を包む雰囲気に、僕がふわりと乗っかって弾いてただけだった、という感じでがしてます。あとは、相乗効果、というか。それ以外、細かいことは、ほんとにほとんど覚えていません。どの鍵盤を押したか、とか、どっからどこへメロディーが飛んだか、とか全然(笑)。もうほんと、そのくらい、ある意味集中してたのは、間違いないです。いやー、・・・事故なく終わった今だからやっと言えますが、ほんといい経験になりましたし、なにより・・・楽しかった(笑)。

勿論、他の曲もどれもね、時折噛み締めた奥歯が痛くなる位、集中して演奏したつもりです。楽しみすぎて、ワケわからなくなるくらい(←ワカらなくなったらダメじゃんねー(笑))、徹底して楽しんだつもりです。でも、毎回どんなライブでもそうですけど、やっぱり反省点がまるで無いわけではありません。でも・・・だからこそ、また先に繋がるんですもんね。ライブってほんと魔法みたいに楽しいですよね。

メンバーもゲストの来音くんもスタッフも、お客さんたちも皆んな、本当に最高でした。あの皆んなの集中力を合わせたら、100トンくらの大きな石でも浮くんじゃないかってくらいバリバリで(笑)。そしてその全員の集中力を上回る集中力でもって、会場中に響き渡った俊くんの「完璧」な唄。いやー、だって全曲レコーディングクオリティーでしたもんね(冗談で「これからCDも全部ライブ録音でいいんじゃない?」なんてていう話が出たくらい(笑))。凄すぎるくらい、・・・凄かった。いやー、恐るべし、清木場俊介

 

参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。僕は皆さんからパワーを貰いまくりのクリスマスになりました。なんだか、幾人かの方からは、さらにクリスマスプレゼントまでいただけちゃったりもして。本当にありがとうございます(←嬉しくて走り回るの図(笑))!

 

あー、いい時間になってますな。では今日のところはこの辺で。

寝なきゃ。でも、まだモードが・・・、寝れるのかなー(笑)。

ではー。



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12月24日。キリストさんが生まれた日の前夜祭。

キリストといえば、キリスト最後の12時間を描いた2004年の映画「パッション」を思い出します。あまりの生々しいシーンに、ショック死してしまった人までいたという映画ですが、世界中に信者を持つキリスト教の神とされる人が、いったいどんな人だったのか、その片鱗を非常に迫力ある映像で見せてくれる、良作だったなぁと思います。まぁ、クリスマス・イヴに、彼氏や彼女さんと一緒にケーキをつつきながら観る映画としてはどうかという点については・・・まぁ微妙かもですが(笑)。いや、そんなカップルがいてもいいとは思いますけどね。

12月24日って、どんなことがあったのかちょっと調べてみたら

まぁ、以後10年に渡る、あのソ連のアフガン侵攻が始まった日(78年)であったり(要するに戦争をおっぱじめた日。とんでもないことをしますね。)、日本で消費税法案が成立した日(88年)であったり(いつか10%とか、15%とかにもなるのでしょうが、個人個人の所得格差を無視した税金ですので、財政をこれに頼るのは僕はどうかとは思ってますけど)。・・・いかんいかん、また話が固くなりますね。今日は止めときましょう(笑)。

 

また、俳優の三船敏郎さんが亡くなった日でもありました。三船さんと言えば、やっぱり黒澤映画。前に、「はまってるんですよ」って書きましたが、あの頃に、全30監督作品のうち、29本まで観たんですよ。どれもこれも素晴らしくて、大好きな作品ばかりですが、中でも三船敏郎さんが出演されている映画は、エンターテイメントとして秀逸なものばかり。あんなにまで太い存在感のある役者さんは、以降、結局出てきてないんじゃないでしょうか

最近、「椿三十郎」のリメイクが作られましたね。まだ、観ていないのですが、・・・うーん、たぶんDVDでの鑑賞になると思いますね(笑)。なにせ、黒澤監督+三船さんのオリジナル版が、良く出来すぎてて、リメイク版を観るのが、怖い位なんですよ。主演の織田○二さん、大好きな役者さんだけに、「な、なんだよこれー」とか、思いたくもなくて(笑)。ちなみに、黒澤作品残る一本も最近ゲット済み。こんど、ゆっくり出来るときにじっくり観る為に取ってあるのですな、これが(笑)。

 

あー、・・・クリスマス・イヴだってのに、らしい話ができませんねぇ(笑)。

なにせ、昨夜は夜中まで色々と作業していて、それから本を持ち込んで長々とお風呂に入ったのと、連日のリハ終わったのとで、超熟睡しちゃいまして。今日は起きたらもう、・・・お昼を遥かに過ぎてました(笑)。そんなわけで、今夜は余裕もなく、またずっと仕事に取り掛かることになりそうです

あーあ、世の中ではみんな、抱えきれないようなケーキとか、七面鳥の丸焼きとか、賑やかに踊りながら食べてるんでしょ、どうーせ?(←ひがむな)

僕は仕事があるので、さっき出来合いのお弁当でそそくさと腹ごしらえ。くやしいので(←グースカ寝てたせいだ)、フライドチキン買ってきましたよ。ケンタッキーに行く時間も惜しかったので、近所のスーパーで。あとで、お風呂入ってから食べますよ。でもね、時間も時間だったんで、どのチキンにも「30%OFF」ってシールが貼ってあってね・・・、何だかそれが、ちょっとだけ切なかったなー(笑)。

いや、いいのさ。

明日には、最高のクリスマスを、沢山の仲間たちと出来るんですから。明日は、爆発するぞー。爆発して飛び散るぞー(←何がだ)。

 

「日本で初めてのクリスマス」って、今から約450年程前の1552年、山口県周防市で、宣教師達が日本人信徒を招いてのミサだっだんだそうです。クリスマスのお祝いの発祥の地が山口県。その山口から来た一人の男が、明日、2007年のクリスマスにがっつり唄いあげてくれます。いやー、めちゃめちゃ楽しみです

参加される方、どうぞよろしくです。一緒に楽しみまくりましょう!30%、いや300%増しで!また、参加はされずに応援してくださる方も、どうか、暖かくして素敵なクリスマスをお過ごし下さいね

 

Merry Cristmas

 

ではー。



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「ただいま。じいや、帰ったよ。」

「お帰りなさいませ。」

「うむ。今日のディナーは何かな?」

「はい、餃子ですよ。」

「うむ。確か、昨日も餃子だったが」

「えぇ、今日で連続2年と143日目になりますよ。」

「うむ。まぁ、よかろう。じゃあ、食べようか、じいや。」

「いえ、私はもう結構です。・・・いい加減。」

「うむー。そうか、美味いがなぁ。もぐもぐ。」

 

・・・んなこたーない(笑)。写真は、限りなーくイメージ映像です。たまたま、帰り道にこんなお家があったので、何となーく撮ってみただけなんです。で、妄想してみただけです。えー、題して「餃子御殿の若旦那ならぬ、バ○旦那」。(ここで一度読み返す)。うーむ、・・・ほんっと、くだらないですねー。わっはっは(笑)

 

家と言えば(←若干強引)。家を出る時に忘れもをのすることって、ありますよね。・・・あ、ありますよ、ねっ!?えぇ、勿論僕は、あります(笑)。

アクセサリーやカメラ程度ならまだしも(これも結構ショックは大きいですけど)、時間ギリギリで家を出て、駅まで行って、改札の前で財布を忘れたことに気が付いて途方に暮れたり、「じゃ、現地着いたら、適当に連絡取り合って落ち合おう。」って言っておいて、現地着いたら、携帯忘れてたり(笑)。まぁ、たまに、ですけど。・・・ほんと極々、たまに、ですけど(笑)。

なんでこんな話かというと、・・・いやたまたまね、今日、家を出る時に「よし、今日はリハーサル最終日だ。一際ビシッと気合入れていくぞ。」ってね、キリッとシャワー浴びてさっぱりして、今日必要な資料やら何やらの最終チェックをして、バッグに携帯、財布なんかがあるかを確認して、洗い立てのフレアパンツを穿いて、シャツを着て、お気に入りの皮のジャケットを羽織って、カメラ持って、電気消したの確認して、家の鍵をきちんと閉めて、颯爽と(←実際颯爽としてたかどうかは知りませんが(笑))クルマに乗り込んだわけですよ。そして、エンジンスタート!よし、出発!

で、少し走って、・・・あれ?アクセルの踏み心地が・・・

と、ここで気付くわけです。足元を見ると・・・。

あー、何だよー、これー。

・・・ビーチサンダルじゃーん(前にハワイで買った、あの黒いサンダルね)。あなた、今からゴミ出しに行くんですか?って感じですよ。まったくねー。あっはっは・・・はぁ(笑)。

 

昔、学生時代に、とあるアルバイトで、一人暮らしのおじいさんの家に入った時のことです。古い一軒家だったんですが、仕事を終えて帰る時、玄関の引き戸に一枚の貼り紙があることに気が付きました。

そこには、太いマジックで、大きく、こう書いてありました。

「外出時、忘れ物、確認!」

おじいさんは、外出の時に忘れちゃ困るものを書いて貼っていたんですね。そしてそこには、三つのものが書いてありました。おじいさんにとって、忘れちゃ困る、三つのもの。僕は、あの貼り紙、今でも字体までハッキリ思い出せます。

一、「財布」

二、「携帯電話」

 

・・・ここまでは、まぁ普通ですよね。そして、三つ目。これが凄かった。僕なぞの予想をぶっちぎりで超える、この強烈な言葉。

 

三、「魂」

 

・・・か、かたまり!?

 

いやいや、たましい、だってば。失礼な

 

まぁ冗談はさておきですが(笑)、いやー、なんか凄かった。思わず、振り返ってそのおじいさんの顔、もう一度まじまじと見ちゃったもの。僕達を送り出すおじいさんは可愛らしいチワワを抱いて「どうもごくろうさまね」って、優しそうにニコニコ笑ってたけど。

 

はい、僕も、靴は履き忘れても、「塊」は忘れないように気をつけます。・・・って、わざとかたまりって書くなー。「魂」は、です

 

・・・しかしおじいさん、魂を忘れて外出しちゃって困ったことがあったのでしょうか。なんか、そのあたりの話、伺ってみたいな。気になるなー。

 

勝手にお察しするにですが、見た感じ、おじいさんは戦中派の御年代では、と思いました。あの頃は分からなかったけど、今は少しくらいは想像することができる(気がする)。でも、あくまで、想像。僕なんかに、その壮絶な「リアル」は、絶対に分からない。・・・人の「魂」とは。そして、若くしてそれを散らしっていった仲間を、家族を、同胞を、実際にその目で見てきた人。でも、本当に無くしちゃいけないものを、「魂」という名の尊厳を、沢山の人がきちんと持っていたであろう時代。

 

僕達は・・・。

 

皆さんも、くれぐれも忘れないように、玄関に貼ってみてはいかがでしょうか

「財布、携帯、魂、靴」って

・・・あ、靴はさすがに、僕だけか(笑)。

ではー。



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昼間、スタジオに向う時に、どよーんとした空を見て「今日はなんだか降りそうなだぁ」と思っていたら、案の定スタジオを出る頃にポツポツと来はじめました。結構久しぶりの雨のような気がします

冷たい冷たい、冬の雨。これが雪になれば、それはそれで風情もあって、僕なんかはむしろ楽しくなっちゃったりもするのですが、雨のままだとただただ寒さが増すように感じて、ちょっと切なくなったりしてね

それにしてもですね、「あぁ、冬の雨・・・かぁ」と、ワイパーが「しゃっ、しゃっ」っていう音を聴きながら、ふと口をついて出た曲が、

「♪飲ませて~くださいぃ~、もぉお~すこしぃ~

・・・「氷雨」だったというあたり、年代ですねぇ(笑)。でも、めちゃめちゃ良い曲ですよ・・・ねっ!?ご存知ですよ・・・ねっ?(←無理やり同意を求めてみる(笑))。

 

帰り道、暗い住宅街に突然現れた、煌くイルミネーション。はい、イルミネーターさんですね。一瞬、

「あ、雪だるまに雨はまずいなー、熔けちゃ・・・わないよね。あれは作り物だもんね(笑)。」

などと一人でツッコミを入れながら、クルマを寄せて、一枚。そして、「きれいなだなぁ」とちょっとだけ眺めていたら、「ぷっ」。後ろからクルマが来てしまいました。今頃は、みなさんのお宅にも、ツリーが飾られているのでしょうか。いいですなー

 

今日は少し早く終わったんで、僕はお風呂を溜めて、GO。いっけぇ~、ドタドタドターッ、ザッブーン、バシャバシャーッ、ザザァーッ、ブクブクブク~ッ、プッハァ~ッ・・・

もっと、静かに入りましょうね。

・・・はぁい(笑)。

 

で、出たらセロリ食べるんだー。セロリ、マヨネーズつけたセロリ。

 

 

セロリ・・・。

 

 

 

セロリを・・・(←何なんだ。しつこい)。

 

 

・・・セロリを・・・ペロリ。

 

 

・・・えーっ!?いいのー、そんなんで!?(←という声多数)。

 

いいの。・・・ケロリ

 

ではー。



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今日、テレビ!NHK!

僕は観れるのか(笑)?

 

---にゃあ記。---

・・・なんじゃそらー。ノリで書くなー(←って、これ戌(イヌ)だし)。

 

はい、テレビ、お蔭様で観れました、仕事場で

ちょうど仕事が終わったところでしたので、「観てから帰ろうかね」と、ロビーのテレビのスイッチオーン

 

「お。アリシア・キーズじゃん。彼女のライブ、一昨年大阪まで観に行ったんだよなー。かっこいいなー。お。・・・うわ、なんだこの三人組。オールディーズスタイルの、ガールズグループだね。ヒップアップ唱法連発だー。かわいらしいけど、こういうのは(一部の)黒人さんが見ると『なんだい。これは俺たち黒人が発明した音楽のスタイルじゃないか。元を辿りゃあ、ゴスペルだもの。まったくなー、白人はいつもオイシイところだけ巧くパクりやがってYOー』なーんて舌打ちしたりするんだよねー。アメリカじゃ、ポップミュージックのの歴史も、人種差別との戦いの歴史なんだよね・・・ぶつぶつ・・・。

・・・あ、出た、清木場俊介。ふむふむ。じー。」

 

「あっらー、やだわねー、奥さん(←どのキャラだよ(笑))。あの餃子倶楽部の会員の人、髪の毛の変なところがピョコンと立ってるじゃないの。寝グセー?」

・・・大丈夫、誰もそんなとこまで見てませんから(笑)。寝グセじゃないしっ。静電気だしビビビ。

 

「あっそ。じゃ、いいか。」

いいです。それはどうでも(笑)。

(ってか、これ、ひどい後ピン写真なんですが・・・。『後ピン』ってね、ピントを合わせたい被写体の後ろのもの(この場合後ろの草むら)にピントが合ってしまってる、まぁピンボケの一種なんです。要するに、ミスですな(笑)。でも、表情がかわいくて好きなので、載せさせてもらっちゃいました。)

それにしても、このネコー氏、べっぴんさん(あるいは、イケメンさんだか分からないけど(笑))でした。でも、ほんの2~3分位の間に、コロコロろ面白い表情を沢山見せてくれました。表情豊かなのって、人間もそうですけど、楽しいですよね。なのに、ごめんねー、後ピンしちゃって・・・

 

「・・・ふわぁ。眠くなってきた。」

えぇ、僕も少し眠くなってきましたよ。3時過ぎですし。でもチェック仕事が残ってるし、できたら少し本も読みたいし、ぴ・・・じゃない、ぷ、も少しは(笑)

 


「あ、そ。まー、ご勝手に。人間は色々大変だね。ぼかーご飯が食べれたら、それで幸せ。」

あ、ご飯が幸せなのは、僕としては全面的に同意します(笑)。

はい、ご唱和ください。ご飯!幸せ!ご飯!幸せ!\(゜ロ\)(/ロ゜)/わっほいわっほい。

 

う。なんか、まとまりの付かないブログになりました。にゃあ記、とか書いた時点から、ちょっとおかしいかも。仕事だけ終わらせたら、さっさと寝たほうがいいかも(笑)。

そうだ。明日もテレビがありますね。餃子がキーボードを弾いています。・・・じゃない、餃子倶楽部の人がキーボードを食べて・・・あーもう(笑)。東京ローカルですが、観れる方は、よろしかったら

ではー。



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寝てんのかよ 。

⌒(ё)⌒クェッ!

 ・・・まだ帰れませぬ(笑)。

---追記。---

写欲が湧く、という言葉があるのですが、まさに「彼」はそんな被写体です。そして、何をしてても絵になるのです。いや、ほんっと特異な人ですよ(笑)。

ありがたい感じの(なんか微妙に怖い感じでもありますが(笑))、カズ坊主さん。ご出演、ありがとうございました。いつの間にか、僕のブログへの最多出演者ではないでしょうか(笑)。

-----

帰りに図書館に寄って、何冊か借りていた本を返してきました。シンと静まり返った誰も居ない深夜の図書館。ガラス越しに中を覗いて見ましたら、なんだか沢山の言葉が聞こえてくるような気がしました

僕は本は大好きですが、かと言って、いわゆる筋金入りの読書家というわけでもありません。本当に本を読む人って、一日に文庫本なんか、何冊も読んじゃいますもんね。

残りの人生で、僕はあと何冊の本くぉ読むことができるのでしょうか。もうすぐ40歳でしょ(笑)。頑張ったって、・・・そう大した数じゃないような気がします。「読みたい」と思う本との出会い、チャンス。僕はこれから、どれだけのそのチャンスを見つけることができるのでしょうか。アンテナ、アンテナー

「本を読むということは、書いた人の脳を覗かせてもらうこと」という言葉を聞いた事があります。自分一人の人生は、生きてせいぜい80年の、巻き戻し無しの一度きりのもの。でも、本を読むことで、居ながらにして他人の人生を擬似体験できるわけですね。僕は、本を本当にそいういうものだと思っています。

ポストを見たら、この間ポチした本がまた2冊ほど届いてました。しかも、図書館にも、借りたいのが何冊かあるのが分かったんです(ネットで、書庫の中身が検索できちゃうんですよ。借り出し予約も出来ますし。便利な世の中になりましたねー)。なので、また開いてる時間に行かなきゃ。そうだ、時間があったら、そのまま図書館でゆっくり読んでみるのもいいですよね。受験勉強の学生さんなんかにしれーっと混じってね(笑)。うん、いいかも。僕も勉強したいし。

僕にはもう学校に強制される中間や期末試験は無いけど、社会に出ると毎日が試験みたいなものですもんね。出題者も、回答者も、採点者も、・・・自分ですけどね。

 

うはー、もうすぐ4時。またこんな時間。

僕もいい加減、寝る寝る坊主になったほうが良さそうですね。冬の朝はただでさえ、ベッドから出るのが辛いですもんねー。

まぁ、僕の場合は、春も夏も秋も辛いんじゃないの?って話もありますけどね(笑)。

ではー。 



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「はい?呼びました?」

「呼んだ呼んだ」

「なんでしょ?」

「キミ、今からワシと散歩してみるってのはどうだろうか。」

「え?はぁ、しかし」

「なんだ。例のヒモか?ヒモなんぞその辺にあるので、かまわん。何なら、ワシはヒモ無しでもかまわんのだが(笑)。」

「いや、ヒモの問題じゃなくて。」

「なくて、何だ。」

「あなたは、こちらのお家の犬なので、勝手には、ちょっと。」

「うむ。しかし、暇なのだ。」

「まぁ、確かに、暇そう、ってか退屈そうではありますよねぇ。」

「うむ、退屈で、暇なのだ。掻くところは大体掻いたし。寝るにも限度がある。オモチャがひとつあるんだが、実はいい加減飽きているのだ。なにせ、アレはもう3年もあるのだ。他に何も無いから暇つぶしに噛んでいるが、ここの飼い主は『あれ、相当気に入ってるんだね』なんて言ってやがる。『いや、違う。もういい加減、ワシ、飽きたけん、お。ワシ・・・秋田犬、・・・なんつって(笑)。いや、とにかく、他のくれ。何かくれ。よこせー。オモチャも悪くないが、食いもんだと、なお可。』って言ってやったのだが『あはは、ほら、ワンワンって嬉しそうに吼えて喜んでるね』だとさ。」

「あはは、大変ですねぇ・・・(笑)」

「まぁ、そんなわけでな。とにかく、散歩に行こう。ワシと。おとなしくしてるから。」

「はぁ・・・ですか。じゃあ、ちょっとお宅の方にお話してみますよ。いつかね。」

 

 

・・・こんな会話を毎日のようにしているウチに、いつのまにか、本当に飼い主の方とも仲良くなって、ある日、「じゃああなたにお散歩、お願いしようかしら?」って言われて、ヒモ(ってか、リードね)を手渡されたことがありました。

彼(イヌ氏)は、飼い主の方の前ではおとなしくて、

「じゃあ、ちょっと彼と行って来ます。」

なんて感じだったのですが、飼い主の方が見えなくなるところまで来ると、それを見計らったように、突然ガリガリッと地面をかいて、凄い力で猛然とダッシュしました。僕は、本当にあまりの事に面食らってしまい、うっかり軽く握っていたリードから手を離してしまいました。とっさに強く握ったのですが、それでも痛くてちょっと持っていられないくらい、物凄い力だったんです。彼はグッと低い姿勢を保ったまま、そのまま全速力でまっすぐ通りを走って行き、あっという間に僕の視界から消えました。僕は呆然としながら、

「あわあわー。大変なことになったぞ。どーしよー。」と、とにかく飼い主さんの所へ。

ぼくが「すみません、うっかり、手を。」と話すと、

「あらら!」と少しビックリされましたが、怒られることはなく、そのまま家に帰されました。

あとで様子を見にそのお宅へ行くと、彼はしっかり檻の中に。

「あれから3時間くらいして、トコトコ帰ってきたのよ。いつもお散歩は30分くらいだから、もっと色々歩きたかったのかもしれないわね。で、きっと途中でお腹減ったんじゃない(笑)?」

ですって。

僕が、小学校4年生か5年生の頃の出来事です。そのイヌ氏は、当時の僕と同じくらい大きくて立派だったけど・・・

僕が近所の中学校に上がった頃に、・・・老衰で、死んでしまいました。

それから、その檻の前を通る時に、どうしても彼の姿を探してしまって。もういないのは解ってるのに、それが寂しくて、僕はその家の前を通るのを避け、少し遠回りでしたが、帰り道を変えたのでした。

 

写真のイヌ氏は、本文のイヌ氏とは直接関係ありません。イメージ映像です。ロケ地、近所。(←カラオケか)。

ではー。



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うーざっぶー。帰ってきました。

クルマに乗って出かけるし、外で仕事するわけじゃないので、10月あたりと同じ格好で出かけるのですが、夜はさすがに冷えますねねe&3ねnXねneo・s(←指がかじかんでる様子(笑))。

さっき食べたラーメンで温まったはずなのに、もう寒くてお風呂に入りたくて仕方がないです。

ハイ、そういうときは、まず温まるべし。

 

フフフ、湯船が俺をよんでるぜ(←小林旭風・・・ふるい(笑)。)

-----追記。-----

うおー、きもついかったー

いやぁ、お風呂は日本の誇る再考の文化の一つですな。個人的に世界遺産に登録!・・・いや、遺産にしちゃいかんか(笑)。

知らず知らずのうちに固まってた身体はすっかりほぐれるし、温まるし、熟睡できるし、・・・僕を見つけると尻尾を振りながら冷蔵庫から転がってくるぷしゅは、とっても美味しいし

でも、最近はお風呂の一番の楽しみ、っていうか目的は本をゆっくり読むための時間に出来ることなんです。仕事中じゃ無いし、クルマを運転してるわけじゃないし、忙しい時期でも、さすがにピアノが前にあるわけじゃないし、・・・この時ばかりは本に集中できるのが嬉しいですね

前は、濡らしちゃいかんよな、と思って漫画本(←主に「鬼平犯科帳」などの時代劇とかね(笑))や、軽く読める古本で買った文庫本なんかだったんですが、最近は「キレイに保存することじゃなくて、読むことに意義があるんだよなぁ。」と当たり前の事に気が付きまして、とにかく読みたい本を持ち込んで読むようにしているんです。さすがに図書館で借りた本はまずいので、これはしませんが(笑)。

しかも何度かやってるうちに、本を濡らさないコツみたいなものも覚えてきます。「水しぶきを上げない様に、お風呂の中では身体を極めてゆっくり動かす」「濡れた頭を本の上に絶対に持っていかない」などです(←あたりまえのことばかりですね(笑))。でも、こんなことで、お風呂は素晴らしい読書室になるんですね

 

今日は、さっき帰ってきてポストを覗いたら、先日ポチした本が二冊と、・・・「DAY JAPAN」が届いていました。

しかし、お風呂で読むにはちょっと大きかったので、ざっと開いて(印象は、またちゃんと読んでからね)、今日は別に届いたほうの一冊、「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」を持ち込みました。あらすじはこちらで紹介されています(僕はこの書評を読んで、ポチしました)。

著者で、ベトナム帰還兵であるアフリカ系アメリカ人のネルソン氏が、その戦争の悲惨な体験を広く知ってもらおうと、非常に易しい文体で綴った本です。小中学生にも読めるように書かれていますので、140ページほどありましたが、僕は一時間半ほどで読みきってしまいました。てか、読みたくて、知りたくて、・・・とにかく読み終わるまでココから出るもんか、という一時間半だったんでけどね。

とても、良い本でした(楽しい話を書いた本ではないですから、悲惨な表現や話も出てきますし、読んでて辛くなりますし、痛いですよ。ただ、キレイごとじゃなくて、僕らが生きていく上で、絶対に知っておくべきこと、忘れちゃいけないことが書いてるという点で良い本、と表現しました)。そしてさらに、僕には文中でネルソン氏が「世界中が共有すべきだ」と引用していた、日本の「憲法第9条」を、静かなお風呂の中でゆっくり何度も改めて読みかえすことでこれを憲法として持っているという日本の価値を、今更ながらさらに深く理解できたと感じられたことも、とても大きな収穫となりました。

まー、またこれについてアレコレ書いていると長くなるので、今日はこのあたりで。ただ、「どんなんだっけ?教科書で読んだ気はするけど」という方もいらっしゃるかと思いますので、最後に引用しときます。今までも、そしてこれからも、僕達が一生付き合っていく、そして最低でもこれだは「確実に世界に誇れる日本の一番の価値」を表したものですから、今一度、読まれておいて損はないと思います。

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「日本国憲法第9条」

『1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。


2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 』

-------------------------

前に「戦争」の反対は「平和」ではなくて、「話し合い」だと書きました。このことがちゃんと書かれていました。

国際紛争を解決する手段としては・・・→つまり「戦争」「武力の行使」が意見の対立を解決する手段として世界に存在することを前提とした上で、分かった上で、

永久にこれを放棄する・・・日本はそれを今後しません。

ということでが明記されているんですね。なので、このあたりをしっかり認識することで、「なんで戦争なんかするんだろう、してるんだろう?」と疑問の前に立ちすくむのではなくて、「話し合いで解決しない時の手段として、戦争を選んではいけない。止めるべき」と、さらに「どうしたら戦争を止められるか」と一歩進んで考えることができると思うんですよ。世界から見たら、こういうことをはっきり憲法に書いている日本は、結構特殊な国なんですよ。だからこそ、色々と戦争問題について発信をしたり、発言をする意味もまた大きいんですよね。

 

さて、寝なければー。そして、起きなければー

ではー。



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・・・むむー。

楽しく仕事してたらあっと言う間にもうこんな時間かー('-'*)

帰らねばー。

----つ、追記。----

正面に見えた東京タワーの真ん中にハートマークが浮いてて、

「へー、あんなんあったっけ。でも、何かいいなぁ。」と思って、写真を撮ろうと思っ近づいて行ったのですが、辺りは当たり前ですが、すっかり夜。

夜、というか暗いところで写真を撮るのって、実は結構大変なんです。

暗いところで撮ると画像がガサガサと荒れてしまうものなんです。ちょっと前までは(携帯でピロピロ撮ってた頃)そんなの全然気にもならなかったんですが、いつの間にかそういうのが結構気になるようになってしまいました(笑)。

それってどーゆーことかって言うのを、分かりやすく説明してくれてるサイトのURLを載せますが、大抵の方は5秒以内に「なんじゃこりゃ」って、閉じられることでしょう。えぇ、いいんですよ。それがきっと正常です(笑)。

「絞りとシャッター速度と露出の関係」

http://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/camera/camera5.html

一眼レフカメラや、コンパクトデジカメでもそこそこ高級機になると、「絞り」「露出」「シャッター速度」の関係を知らないと、わりと初期に「あれ?なんでこんな風に撮れちゃうんだろーか?」って、疑問を持つことになると思います。で、なんだかんだ避けて通れなくて、サイトや本で調べたり、人に訊いたりして色々試してるうちに、「あぁ、そういうことなのか」って、いつの間にか理屈は覚えちゃうんでしょうけれど、ただ、その原理は解っても、これを自在に使いこなすのは非常に難しいところなんですよね。この関係だけに丸々一冊費やして書かれた本が沢山出ていますから。でも、これが一眼なんかのカメラの大切な基本の一つあり、そして、一番面白いところのうちの一つなんですよ。分かってくると、色んな表現が出来るようになるんですよ。勿論僕なんぞは、まだまだ×100ですけれど。いつでもどこでも、「よし、ボケたー。絞り開放大好きー」、ですから(←何言ってるか良くわからないかも知れませんが、これが初心者の証らしい(笑))。

そして夜景は、特にキレイに撮るのが難しいものの一つなんですよ。

ここでまた、ご参考までに。また5秒で閉じることになると思いますが(笑)。・・・今日は写真ブログですな(笑)。

「夜景の写真 」

http://eurasia-walk.web.infoseek.co.jp/phototech/night/night.html

 

さて、この東京タワーの写真を撮るのに、まずしなければいけないこととして、クルマから降りることでした。フロントガラスが邪魔ですからね。恐ろしく質の悪いレンズ越しに撮るようなものなので、画質がガックーンと落ちますから。でも・・・クルマはそんなに多くないとは言え、実はハザード点けて路上駐車してるし、・・・寒いし(笑)。

でも、フロントガラス越しは(特に夜は)出来れば避けたい。実はここ数日は洗車もしていないし(←一番の理由はそれか(笑))。

そこで、ふと上と見る。あ、このクルマ、サンルーフあるじゃん

とゆーことで、不自然な格好でサンルーフから頭をニョッキリ出して、カメラを構えます。横を走るタクシーの運転手さんがチラチラ「何やってんだ?お登りさんか?」と見て通り過ぎて行きますが、こういう場合は、そんなの関係ねー、です(笑)。でもね、やっぱり暗くて、どーしてもブレるわけですよ。しかもズームで撮ろうとするから、余計に(このあたりの原理は・・・また機会があったら(笑))。なので、何度もサンルーフから頭を出してシャッターを切っては、「うわ寒いな。で、撮れたかな?」って引っ込めたり、「だめじゃん」って出しては、また引っ込めたり(笑)。ハタから見てたら、変な人でしょうねぇ

結局、思うようには撮れず(理由は後述)、中でも一番ましだったのがこの写真なんですよ。まーったくねー、くやしいったらあーりゃしないですよ、ねー奥さん(←誰が奥さんかっつー(笑))。

はい、僕に足りなかったのは、・・・上の「夜景の写真」にもありますが、夜景を撮るときに「用意するもの」の一番に書いてある、・・・「根性」です。あ、うそです(笑)。

本当はね、「三脚」なんですよ。

あー、持ってくれば良かったー。って、そんなの持ち歩いてるミュージシャンもなかなかいないでしょうけれどね(笑)。あのね、・・・実は最近買ったんですよ、三脚

なーんか「三脚」っていうと、すごいカメラマニアみたいでしょ?でもね、実は三脚って、写真を撮るのに、一番便利で、モノとしては一番必要なものなんですよ。実は僕らが普段、雑誌や広告なんかで見ている写真の98%か、あるいは99%位は、実は三脚を使って撮られているんですよ。きっと、そんなの考えたり、気にして写真見たことなんてな無かったことかと思いますが。えぇ、正常です。僕も、つい先日までそうだったんですから(笑)。

カメラの世界では、「三脚には、あなたのカメラと同じ値段をかけなさい」って言われてるんですよ。なのでプロやセミプロの人たちは、すっごい三脚使ってます。僕が買ったのは・・・そんなに凄いのではありませんが、まぁ格言どおり、そこそこのものを買いました。いや、ほんと便利。明るい外ならいいんですが、例えば室内でちょっとしたものを撮るのでも、三脚があるのと無いのとでは大違いでした。目からウロコどころか、目から金目鯛が三匹くらい出てきますよ(←見てるだけじゃそこまでの違いがわかるかどうかはアレですが、撮ってみると、物凄く実感するんです。恐ろしく楽チンなんですよー(笑))。

せっかく買ったし。よし、次は三脚持って行ってリベンジだー。うおお(ゴォーッ)。

 

あ、しまった。夜景撮影に闘志を燃やしてる場合じゃなかった(笑)。

・・・宿題しなきゃ

ではー。

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ちょっと思うところあって、一昨日のブログにも追記を書きました。また長いですが(しかも・・・小難しいかもですが)、ご興味がありでしたら



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