ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




えー、

どうも(笑)。

なんかねー、こんな天気の良かった日にこんな写真のっけて、こんな話もどうかとは思うんですが、まー仕方なし。今日は、映画に興味の無い方にはまったく面白くないブログになるかもしれません。いや、なるね(笑)。

 

随分前になりますが、レンタルショップのキャンペーンで「レンタル落ちDVDプレゼント」というのがあって、いくつかの中から選べたんですが、「アザーズ」という映画を頂いたんです。縁がなくてそれまで自分からは借りなかったんですが、観てみたら、ラストのどんでん返しに、「おっわー!そうだったんかー」って、ビックリして、「うわ、もう一回観よう」と思わせてくれる、非常に面白い映画だったんです

また、先日「頭をつかわない映画を観ました」と書いた時の一本に「インベーション」がありました。題材としてはジャック・フィニイの原作の「盗まれた街」で、「ボティ・スナッチャー/恐怖の街」「SF/ボディスナッチャー」に次ぐ、三度目のリメイク映画になるんですけど、これが僕としては結構好みだったんです。宇宙からの正体不明のエイリアンが来て人間にとり付いて、という、これだけ書くと子供じみたモチーフに思われるかもですが、「人間」と「争い」という、出来るなら避けて通りたいけれど、決して避けることのできない本質的な命題をも考えさせてくれる、なかなかよく出来たサスペンスだと思いました

そして、たまたまなんですが、これらの映画に共通するのが、ニコール・キッドマンという女優さんでした。僕と同年代(いっこ違い)の女優さんです。ハリウッドを代表するの女優さんですから(オーストラリア出身の方ですが)、美しいのは当然ですがそれよりも演技力が素晴らしくてね、そこにとっても惹かれたんですよね。女優さんに限らず、見た目は、所詮見た目に過ぎませんから。

なので、もう少し彼女の映画を観てみたいな、と思って、昨夜、「ドッグヴィル」という映画を観てみることにしました。かの天才歌手ビョーク(グラミー賞を12回受賞)を、社会の底辺に生きる盲目のシングルマザー、主人公セルマに迎えて撮った「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の監督による、2004年の映画です。

177分。約3時間。長い映画ですし、しかも映画とはいえ、画面に映し出される映像は、一つの小さな田舎町の平面セットだけ。家の壁もドアも作られていず、俳優たちはパントマイムのように、あたかもそこにドアの取っ手があるかのようにドアをノックしたりして、演技を続けます。言うならば、演劇の舞台をそのままカメラで撮っただけ、という、不思議な映像で綴られる映画です(こんなの映画じゃない!という人もいるようです)。

しかし、それゆえの効果もあって、かつて無い不思議な空気に包まれたこの映画は、かなりの問題作でした。ご覧になった方の沢山の方のレビューに、「引き込まれた。でも、二度と観たくない」という意見を見つけたんですが、なるほど、と思いました。僕も、今、近い気持ちを持っています。しかし、一度は観て良かったと思わせてくれる映画でもありました。

「彼女は天使か。それとも、悪魔か。」といった、コピーが付けられていましたが、観終わった僕には、「あなたは、天使か。それとも、悪魔か。」と、自分にそれを突きつけられたように感じました。

閉鎖的で貧困な田舎町に突然現れた、一人の美しい女性、グレース。村人は彼女を受け入れるかどうかで、まず戸惑いますが、彼女の奉仕的な行いによって、暮らしを共にすることにします。しかし、「異端」である人間の出現によって、村の男たち、女たちの心に、それまで押さえつけられていたのか、よもや自分でも見ないようにしていた感情が、次々と沸き起こり、そして爆発していきます。それは、観るもおぞましい、人間の本性の表れです。僕も途中で観たのを後悔したくらいです。僕達の心の奥底に、実はひっそり息づいている本能とは、かくも残酷なものなのか、と。

これからご覧になる方も幾人かはいらっしゃるかもしれませんので、これ以上のネタバレは避けますが、この映画は忍耐を必要とします。時間ではなくて、自分と対峙する、忍耐。

なんで、映画を観て、そんな思いをしなきゃいけないの?楽しい映画観て、楽しくなった方がいいじゃん!と思われる方も多いかと思います。もちろん、そういう映画も、映画。そして、こういう映画も、映画です。色んな映画があって、だからこそ映画は面白いんですよね。同じようなのばっかりじゃ、つまらないです。「色んな物語を見せてくれる映画」が、僕は大好きです。

僕だって、「スパイダーマン」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなども全部観てますし、好きです。「モンスターズ・インク」だって「ファインディング・ニモ」だって、「ハッピー・フィート」も、とっても良かった(PIXARはすごいですねー)。あ、ちょっと古いですけれど、ちょっと前にDVDで観た「エリン・ブロコビッチ」ね。もし未見の方がいらっしゃったら、オススメしますよー。元気が出る、とっても爽快な映画でした(←あれ?前にもオススメしたかな?だったらすみませぬ。でも、なんか爽快系ではとっても印象に残っててー)。あ、あとね、って、・・・キリがないからやめましょう(笑)。

と同時に、僕はやはり重たいテーマを持ったヒューマン映画が大好きなのですよ。ドラマ性の濃いやつね。ズシっときて、考えさせられるようなの。自省させてくれるようなのとか。

特に心に残ってるところでは、アラン・パーカー監督の「ミッドナイト・エクスプレス」や、黒澤明監督が原案の(監督が亡くなった後に映画化されたもので、日本人は出てきません)「暴走機関車」なんかが真っ先に思い浮かびます。思い出深い映画でもあります。初めて観たのは大学生の時でした。尊敬してた大学の映画学科の先輩に「なんかスゴく重たいのないですか?」と聞いて観たんですが、ほんと、凄かった(笑)。最近に至るまで何度も観ましたが(特に「ミッドナイト~」は7~8回は観てます。音楽も素晴らしいです。切なくて、ですけど。ちなみに、信じられないような話ですが、実話です)、やっぱり今でも、凄いエネルギーを持った映画だと思えます。名作です。僕からもオススメします。あ、・・・もんのすごく、重いですけどね(笑)。大丈夫な方限定でお願いします。

 

話は「ドッグヴィル」に戻りますが、テーマを絞るとしたら、差別、性、嘘、偽善、でしょうか。これもやっぱり両手を挙げてオススメするような映画ではありませんが、もしよろしかったら。こういう映画を観て考える時間も、僕達の人生の大切な一部になるのかもしれないな、とは思います。この映画のラストシーンを観て、あなたがどういう感情を抱くのか、興味があります。

でもね・・・、劇中で描かれるニコール・キッドマンの美しさというのは、勿論ひとつのメタファー(=隠喩。例え、象徴、みたいな意味ですね)だとは思うのですが、それが陰湿で息が詰まるような「ドッグヴィル(犬の村)」という、閉ざされた空間に置かれると、やはり罪にすら思える僕は・・・。これは怖いな、と思いました。まぁ、それが監督の狙いなんだろうとは思いますが(笑)。

 

さて、ポップコーン食べながら、今日も一本

問題は、サラウンド・アンプが突然、壊れた事ですがー。まー仕方なし。修理に出したら「今はゴールデンウィークですから、お見積もりも来週以降になります」って言われました。なので、テレビのスピーカーで観るしかないのですが・・・。うひゃー。早く戻ってきておくれー。サラウンド・システムは、一度体験すると病みつきになるのですよ(笑)。

ではー。



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花は散りゆくも、また花は咲き。

人の如し、人の心のあるが如し。

 

・・・なんつって

さて、しかし睡眠っていいですね。動物は、ぐっすり眠るのが一番。すっごく寝たら、すっごく元気になりましたビカー。

 

昔、飼っていたイヌーが具合を悪くしてグッタリした事があって、非常に心配したんですけれど、触ろうとすると「キャンキャン!」ってその時だけ身体を起こして鳴いてね。僕には「触るなー!」って聞こえたんですよ。普段、そんな鳴き方、絶対にしない子だったんで、ちょっとビックリしたんですけど、何度触ろうとしても同じだから、「少し放っておいてみよう」ということになって。

そしたら、そのまま丸二日間ほど、ほとんど眠りっぱなし。全然起きないの。でも、すやすや寝てるから、そばを歩く時は、起こさないように、そうっとしておきました。

で、三日目の朝。いきなり何事もなかったかの様に、「やあ!おはよう!散歩に行かないか?むしろ連れてけ!」って感じで、いつもどおり、元気にじゃれ付いて来てね。あの時、「睡眠の治癒力ってすごいな」、って思ったんですよ。

人間は無理して起きてたりするもんだから、具合がわるくなると、すぐ薬とか必要になるけどね。寝てりゃ直る!っていうガンコ親父が言いそうなセリフはあながち間違ってもいないかもしれませんね。

そうだ。

日本のテレビ、一番多いCMって、なんのCMだかご存知ですか?

食べ物?クルマ?化粧品?

いえいえ、・・・実は、薬なんだそうです。健康食品とか、湿布薬なんかも含むと思うんですけど、とにかく、薬関係のCMが一番多いんだそうです。それだけ、需要があるということ。裏を返せば、それだけ、薬に頼った生活をしているということ。仕方ないかもしれませんが、ちょっと怖いな、と思いませんか。

とはいえ、いざという時には、あるいは日常的に必要としている人にとっては、薬はありがたい、大切なものなのも事実。

それならば、ただただ、安全な薬であって欲しいとは思いますよね。

まもなくオリンピックが開催される予定のお隣の国から来た、在日外交官がこう言ったそうです。

「具合が悪くなっても、私たちは絶対に中○製の薬は飲みません。飲めば、死にますから」

・・・えーなにそれー

大げさなのか、本当なのか。真偽はわかりません。飲んだ事ないと思うので。ちょっと、試しでも飲みたくなくなる話ではありますが。

でも、日本にだって、例えば、薬害エイズや、薬害肝炎の問題があります。これは忘れてはいけませんね(この事でも、思うことは沢山あるんですが、詳しくはいずれ改めて)。

とにかく、予防が一番かと。

寝る。食べる。寝る。食べる

・・・だけかーいっ(笑)。

 

いやいや、仕事もしましょう。勉強もしましょう。

 

最近、、ガンジーの生涯を描いた映画、その名も「ガンジー」を観ました。ガンジーさんは、有名な「非暴力主義」で、血を流さずにインドの独立を実現した、偉人中の偉人であります。せっかくなので、彼の有名な言葉を。

「私は失望したとき、歴史全体を通していつも真理と愛が勝利をしたことを思い出す。暴君や殺戮者はそのときには無敵に見えるが、最終的には滅びてしまう。どんなときも、私はそれを思うのだ。 」

また、今の世の中にとって、噛み締めなければいけない言葉だと思います

彼は、暗殺者に真正面から銃弾を撃ち込まれた時も、額に手を当てて「あなたを許す」と意味の動作をして、亡くなりました。

 

そうそう、話が横道にそれましたが、映画の中で、彼の、こんなセリフがありました。

「幸福は労働と仕事に対する誇りからくる」

彼が、庭で糸巻きをしているときに言う言葉です。スゥッーと、入ってきて、なるほどな、と思いました

 

なんだか支離滅裂な内容になりました。寝すぎでしょうか。

さて、書きたかった事を書かなきゃ(笑)。長かったなー前置きが(笑)。

3月2日のブログをご参考にしていただきたいんですが、またJYONGRI(ジョンリ)ちゃんのサポートでライブがあります。なんと、もう今週の日曜に東京でと、来週の火曜には大阪でやります。長いライブではありませんが、しかし、どちらも、無料ライブであります

しかも。

今回はなんとね、僕と一緒にJYONGRIちゃんのサポートをするのは、ご存知、キヨキバンドのギタリストでもあります圭ちゃん、なんですよー。僕達二人で、やりますよー。

よろしかったらー

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★ライブへ5!?JYONGRIミニライブ
日時:5月4日(日) 17:00~/19:00~ 2回ステージ
場所:東京ドームシティ ラクーア
ラクーアガーデンステージ※入場無料
http://www.laqua.jp/news/show/10483

★FM OSAKA「なんMEGA!」presents スペシャルライブ
日時:5月6日(火・休) 14:00start
会場:なんばパークス 2Fキャニオンコート特設ステージ※入場無料
出演:JYONGRI、フラバルス
お問い合わせ:FM OSAKA事業部 tel:06-4396-0856(平日11:00-18:00)
http://fmosaka.net/851event/info/02eventandcampaign/

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大阪では、また一緒にインディアンカレーも食べられるかな(笑)。

ではー。



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ツアー中も勿論そうですが、昨日は、

・・・本当に、温かいメッセージを、ありがとうございました。沁みました

 

ある日、知り合いのアメリカ人の友人に「I'm so tired!(本当に疲れたよ)!」って言った時に、「そうかー。でも本当に疲れた時は、『tired(タイアード)』じゃなくて、『I'm exhausted(アイム イグゾースティッド)』!」って言うんだよ。」と教えてもらいました。

Exhaust。日本語だと、「エキゾースト」と言うのかな。自動車の排気音のことを、「エキゾースト・ノート」と言ったりしますが、つまり、「中身が空になるまで外へ放出する」って意味なんですね。転じて、長い仕事が終わってくたくたに疲れ果てた時などに、英語では良く使うんだそうです。「もうエネルギー全部使い果たしたよ」、な感じね。

いやはや、まさに昨日はそれ。「I'm so exhausted!」という感じだったんです(笑)。なんだかご心配かけてしまって、すみませんでした。ただ座って、あんまり頭を使わなくてよさそうな映画を観て過ごしてました。三本ほど(笑)。

 

ツアー、終わりましたね。終わっちゃいましたね。本数で言えば16本でしたが、なんだか十分に倍くらいはやったような気分がしています。それだけ、本当に一本、一本が濃かった、ということなのですけれど

そしてやはり、どの会場の一曲、一曲全てが違っていたし、それぞれ感慨があって、思い出があります。

どの曲も、本番での演奏は数分のことですけれど、僕たちは、その数分の為に何時間も、何日も準備をします。曲を理解して、その中に自分の居場所を探して、自分が何をするべきかを考えて、選択して、練習して。この繰り返しです。もちろんプロとしてステージに立つ以上、これは当たり前のことです。そうして、入念に準備をして、本番に臨みます。・・・でも、本番が準備通りに行くと思ったら大間違いなんですが(笑)。また逆に、本番だからこそ、リハーサルでは想像もつかなかったような事が起こるのが、ステージ芸術の面白いところですね

展覧会当日になったら書いた絵が変わっていた、出版されたら書いた文章の結末が変わっていた、ということはありませんものね。音楽は、しょっちゅうありますからね、これ(笑)。

 

武道館の為に、何曲が追加したいというアイデアが出て、その候補曲の中に「ありがとう」という曲がありました。俊くんのファンの方ならご存知だとは思いますが、彼がとてもとても大切にしている曲です。

ツアー中のある日、二人で候補曲の打ち合わせをした時に、この曲の話がでたので、「あ、いいねー、きっとファンの人たちも喜ぶよね」と言うと、俊くんは「うん。・・・よし、やろう。」と言い、手元の曲目表に「あ・り・が・と・う、ケ・ン・坊・と・二・人・で」と書き込みました。

「・・・二人で!?」

「うん、今回二人で演るの無かったし。・・・大丈夫でしょ?」と言って、笑います。

「勿論、そりゃ大丈夫だし何とかするけどー。・・・まぁ、じゃあリハでやってみよう

「だね。で、原曲のアレンジとかは忘れて、今回だけの『ありがとう』をやろうよ。」

「おっけー。」

そんな会話があって、福岡公演の後、二日間だけの東京でのリハーサル日を迎えました。

「テンポも決めないでやろう。そこは、その日の気持ちいいテンポで。その分、手元見ないで、オレの背中、見てて。気持ちで唄うから、ケン坊は、それを感じて、弾いて。」

ピアノと二人の演奏で一番よくあるのは、ピアニストはテンポをクールにキープして、その上にボーカリストが乗って、自由に行ったり来たりする方法。ボーカリストがピアノやギターを弾きながらの、いわゆる「弾き語り」ならば、自分一人の呼吸で出来るからズレることはありませんけれど、二人になると、まずその呼吸合わせが一番のポイントになります。でも、言うほど簡単なことじゃないんですよね(笑)。求められるのは、二人で一人になること。一曲丸々、同じように揺れながらも、ずっと同じ呼吸をすること。そのためには、確かに、鍵盤を確認していることも、ほとんど出来ないわけです。

こうなると、事前に一人で練習することも、意味はありますが、やはり未知の部分が大きいので、結局二人の時間でどうにかするしかないわけです。手元を見ないで弾く練習も、あまり意味がない。そこに鍵盤はあっても、弾くべき正解の音は、無いから。彼の背中がないと、意味が無い。

しかも、そんなに何度も唄える、演奏できる曲じゃないんですね。ああいう曲の場合は、集中力が持つのが、せいぜい二度か、三度。それこそ、エギゾースティッドしちゃうわけです。お互いに。

結局、リハーサルでは完成形は作れませんでした。まだまだ「僕」が「彼」になりきれなかった、というのもありますし、武道館で、お客さんを前にして、その時、どういう呼吸をしているかなんて、僕達自身にも想像が出来ないわけですから、それ以上詰め様がなかったというのもあります。

 

武道館初日、音響関係の調整などでリハーサルが押して他の曲のリハーサルが終えた段階で、開場予定時間まで、あと10分。「ありがとう」は、あのリハーサル以来、まだ手がつけられていません。僕はスタッフさんの準備を待っている数分の間に、一人でポロポロと弾いていました。すると、そこにサックスのはじめさんが、たまたまアドリブでちょっとメロディーを重ねました。僕達は、リハーサルの合間などに、色々と音で遊ぶことが多いのですが、その時も、はじめさんとしては「ケン坊がなんとなく弾いてたから、なんとなく吹いただけ」だったのですが(←あとでそう言ってました)・・・それを聞き逃さなかったのが、俊くん。ささっと僕のところに寄って来て、

「ねぇ、はじめさんにも参加してもらうってのは、どうかな?」と言いました。

「あ、いいね!膨らむね。お願いしよう。・・・はじめさーん!お願いが!」

急遽、はじめさんにも入ってもらうことに。開場時間まで、あと5分。しかし、はじめさんは、この曲をまったく知らないのです。

「えっ!?まじ!?あ、いや、いいけど・・・、ってか、キーは何?コード進行教えて!」

そりゃそうです(笑)。コード進行を説明した段階で、さすがに舞台監督から「ケンちゃん、まずいよー。もう開場時間だよ」。本来なら、リハーサルは開場一時間前には終わってるはずなのです。他の作業も沢山あるし、それを各セクションに割り振るのが監督の大切な仕事なのです。

「でもやらないわけにはいかないよ。」と、監督に無理を言って、「一回だけ」という約束で、三人で「ありがとう」を演奏しました。当然、入ってもらう場所の変更とか、直すべきことが出来てきます。でも、そこでタイムアップ。僕と俊くんの呼吸合わせ云々は勿論、はじめさんが入っての完成形も作れないまま、一度も曲を通して演奏することもなく、「でも、大丈夫。出来る。ってか、もうやるしかないし。」と、リハーサル時間は終了しました。

アンコールの熱いコールの中、「よろしくです」と、三人で握手をして、他のメンバーに見送られながら、ステージへ上りました。緊張感は最高潮です。正直、手が震えるんじゃないかって位。だから、僕はイントロを弾き始めてすぐ、お客さんの顔をゆっくりと見まわしました。・・・そしたら、すっごく落ち着いたんですよね。パワーをもらう、ってああいうことなんですよね

結果、どんな「ありがとう」だったかは、お聞きになっていただいた通りです。そして、二日目は、あえて最初からこの曲のリハーサルはしませんでした。そして結果は、・・・やはりお聞きになっていただいた通りです。

どちらの日も、ステージのそこまでの流れからくるムードが全然違いましたから、かなり違うテンションで弾くことになりました。秘める思いも、それぞれありました。

自分を褒めるわけじゃありませんが、精一杯、弾きました。穴の開くほど俊くんの背中を見てね。そして、はじめさんの演奏の素晴らしさは、言うまでもありませんでした。期待通りというより、期待以上のプレイをしてもらえました。本当に、最高のプレイヤーです。曲が、何倍にも大きくなりました。いやはや、サックスってすごいなー。・・・いや、もちろんそのサックスに魂を込めることの出来る、はじめさんが凄いんですけども。しかも、ノーリハーサルで。

そして、俊くんの唄は、・・・僕が言う事でもないでしょう。本当に、あそこまで感情を声で表現できる人は、まれだと思います。

最終公演を終えた、最後の打ち上げで俊くんは、「今日は悔しかった」と言いました。最終日は、やはり色んな思いが込み上げてしまったのでしょう、感極まって唄えなくなってしまうシーンが何度もあったんです。「・・・でも、『ありがとう』が、唄えた。何がどうあっても、あの曲は唄わなきゃと思ったし、・・・あれが唄えて、救われたんだよね」と言いました。

「そうか。そうだね。・・・で、演奏は?どうだった(笑)?・・・唄い辛くなかった?」と訊くと、

「・・・最高だった」

と言ってくれました。そして、乾杯。

 

「(・・・アナタノウタガ、サイコウダッタカラダヨ)」

口に出すと軽くなるので、言えませんでしたが。

 

まだ、録音されたものは聴いていません。

まだ、いいでしょ、・・・冷静に聴かなくても。もう少し、「がんばったぞー」の気持ちにひたっていても(笑)。

 

最初にも書きましたが、他のどの会場の、どの曲にも、こういう思い出が沢山あるんですよ。どの日の、どのメンバーにも、ね。みんな、最高でした。そしてなによりも、最高のお客さんがいての、僕らなんです。

お蔭様で、今回も、実り多きツアーになりました

 

また、ツアー中には、沢山のお手紙やプレゼントをいただきました。ちゃんと手元も届いておりますよ。全部読ませていただいてますし、いただいたものは、・・・また全部食べさせていただきますから(笑)。

 

桜も、あとは北海道だけかな。春が、来ましたね。皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけになって、またお会いできる日まで、どうぞお元気でお過ごし下さいね

最後にもう一度。

 

 本当に、ありがとうでした

(2008年4月26日、本番3分前。この扉の向こうが、ステージ。)

 

ではー。



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触れ合って、

 

初めて気づく感覚があると思う。

 

人って、

 

うわ、

 

温かいんだなと、

 

思う。

 

でも、その温かさゆえに、

 

戸惑うこともある。

 

でも、その温かさが、

 

怖い位、

 

心地いいな、

 

とも、思う。

 

 

 

人と人は、仲良くした方がいい。

 

 

 

今日は、

あまりにも色んな事を考えすぎているような、

ある意味、思考停止しているような。

 

何をしても現実味が、無いのです。

 

 

ではー。



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終わったんだなー。


でも、ないまぜです、やっぱり。


無事に皆でファイナルを迎えられて嬉しいような、寂しいような。


\(^o^)/(/\)・・・。


でもまた、必ず会いましょう!


ね!



短いようで長かったようで、・・・とにかく今回も濃い~(笑)ツアーでした。


皆さん、ありがとうでした\(__)!


今日も最高に楽しかったです!

さて、ばっちり飲みに行ってきますよ(^_^)!

---追記。---



ありがとうです。




ほんと、ありがとうです。






ではー。

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\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

 …言うこと、無し!

 

あ、あった。

 

最高に楽しかった('-'*)!

 

もう、今はこれしかないな。

 

 

あ、もひとつあった。

 

 

お腹空いた(笑)!

 

---追記。---

 

・・・お腹一杯(笑)(←ニクーな感じ)。

 

しかし、ほんとにやばかった。

 

 

物事に絶対は無い、と言いますが、

 

 

・・・明日も、絶対やばい。

 

 

と、言ってみちゃう。

 

よろしくです

 

↑今まで、この正面の「武道館」の下の横断幕に、色んな人の名前を見ました。

でも、なんか、これは、こればっかりは。

「清木場俊介 唄い屋 日本武道館」

・・・ほんと、嬉しい。我が事のように嬉しい!

会場入りの時に見て、泣きそうになって、クルマを止めて、しばらく眺めてしまいました。

----

さて、お風呂だ、お風呂

ではー。

 

----------

・・・寝れん(笑)!

今日のライブ聴いてたら、

まったく寝れんくなったぞー

 

 

 

・・・いや、寝なきゃね

 

あちゃー、明るくなってきたじゃんか(笑)。

 

今度こそ、

 

ではー。



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いよいよ明日。そして、明後日。

遠足の前みたいなワクワク気分。そして、ちょっと、ドキドキ気分

 

 

今日は、「LIVE TOUR 2008 Rock&Soul」、オンステージのメンバーを、改めてご紹介したいと思います

 

On Drums、山田亘(From FENCE OF DEFENCE)。

 

今回初参加してくれました、日本の誇るパワーロックドラマー。何と若かりし頃には、あの故・勝新太○さんのサポートを長らくされていたという経歴をお持ちです。当然、プロ歴はメンバーの中でも一番。いつも、音楽と共に生きてきた、わたるさん。

・・・それにしても、この写真、ビールとシャンパンとワインと焼酎を、ライブ後、9時間に渡って飲み倒した直後のものです。まったく、普通(笑)。さすがです。

 

 

On Sax&Purcussion、山本一。

 

クールな風貌と、お洒落ないでたち、そして艶気たっぷりの熱い演奏。いつも楽屋には、ステージ前は勿論、ステージ後もサックスの音色が響いてました。そういう、プレイヤーです。

・・・でも、ホテルの鍵を空港まで持ってきちゃった、はじめさん(笑)。

 

 

On Bass、堀川真理夫

 

飛行機の中で。英字新聞と、ペットボトルと、全ての楽器を操ることのできる、天才の手。

・・・隣で、グースカ寝てますが(笑)。ちなみに、マリオさんのHPのトップ写真は、僕が撮影したものなんですよ。その昔、ピロリン携帯でね(笑)。at道後温泉。

 

 

On Guitar、高橋圭一

 

常に、挑戦しつづける、根っからの音楽家。音楽の為なら、圭ちゃんは、寝ない。

・・・街角でハリボテのウルトラセブンにも、トヤーッと、ここでもやはり挑戦(笑)。一晩中でもやるかも(笑)。

 

 

On Guitar、木村建

 

止まれ、と言われても、止まらない男。クールガイ、時に、野獣。

・・・ただし、キム兄の方向音痴さ加減は、僕と一緒か、ヘタすると僕以上なのですよ。なので、方向が間違ってても、止まらない、止まれない(笑)。

 

・・・あ、あと一人いたか、いたね(笑)。

 

On Key・・・って、何のポーズだろ、これ(笑)。意味不明だなー。記憶無いなー

この写真は、キム兄が「カメラかせ。撮ってやる」(←前にも似たようなことが(笑))、と撮ってくれたものです。しかし、何やってんだろ。その瞬間、何を思ってたんだろう(笑)。

 

・・・ま、いっか

 

そして、ここまで来れば、もちろんあと一人!今日は特別にっ!

 

On Vocal、唄い屋

・・・ししゃもが唄い屋じゃないですよ、いくら魚好きでも、魚にはならないですよ。ししゃもも唄いませんよ、たぶん。・・・知らないけど(笑)。奥ですよー、奥。いますでしょ、彼が。「こーもーちーしーしゃーもーーっ」って言ってる、彼が(笑)。(掲載には俊くんのOKをもらっております)。

 

さて、そんなわけで、こんな7人が明日、明後日と、武道館でお待ちしております。

よろしくです

 

勿論、このツアーを創ってきたのは、このメンバーだけではありません。一緒に全国を旅したオールスタッフさん、全国各地のイベンター、プロモーターさん、全国各地のオールアルバイトの皆さん、レコード会社の制作、宣伝さん、そして、ライブに参加された仲間の皆さん、そして、少し遠くから応援してくれていた、全ての皆さん、全てのRock&Soulに深く感謝して、武道館公演に臨みたいと思っています。

泣いても笑っても、あと、二日。あと、二ステージ。

ほんと、楽しみましょうね

ではー。



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ライブをやるのに、大きなホールも小さなライブハウスも、関係ない

とも言えるし。

お客さんが沢山いようが、メンバーの人数より少なかろうが、関係ない

と言えるとも思います。

だって、音楽の価値そのものは、変わらないものね

 

・・・でもね。

いい音楽を聴いた時に、見つけたときに、誰かに薦めたくなる気持ちってあるじゃないですかー。

「あぁ、こんなにいい音楽、もっとみんなに知らせたいなー。」

って感覚。

でも、アーティストを独り占めにしたい、って感覚もわかるんですよ。まぁ独り占め、とまでは言わなくとも、「本当にわかってくれる人だけに知ってもらえれば、十分。」みたいなね。確かに、沢山の人に知られる事によって、「なんか、遠くへいっちゃう気がする」とか、あと、大きくなりすぎることで、なんかどこか様子が変わってしまうアーティストも、正直沢山いますしね。

でも、そういう恐れとかリスナーにはコントロール不可能な要因を横に置けば、やっぱり「このいい音楽を、沢山の仲間と共有したい!」って気持ちってあるじゃないですか。みんなと、分かち合いたい、って気持ち。僕も、すごくあります。

中学生時代、洋楽に目覚めちゃって毎日これでもかって位聴きまくってた頃、「これ、町のスピーカー(←光化学スモッグ情報とか知らせるやつね(笑))を使って、大音量で町中に流したら、楽しいだろうなぁ!」って、よく思ってましたもん。・・・迷惑ですよね(笑)。だって、特にそう思った音楽って、主にハードロックとかメタルですよ、ヘビーメタル(←当時、ブームだったんですよ(笑))。しかも、朝方になると、特によく思いましたね、勉強明けの午前4時とか位に(笑)。でも、あの「共有したい気持ち」は今でも忘れませんね。

 

たしか、前にも一度書きましたが、音楽でなぜ人が泣くのか、実はわかっていないんですよ。喜怒哀楽とか、人が泣くという行為の本来的な意味からすると、なんで「音」で泣けるのか、まだちゃんと解明されてないんです。もちろん、いわゆるポップスやロックなどには歌詞がありますから、そこに共感して泣く、ということはありますけれど、それ以外でも「あれ?なんて今、こんなところで、涙が出るんだろう」って事って、ありませんか。僕は、聴いていても、演奏してても、あるんです。「あららっ!?ここ、泣くとこだっけ?」みたいな時(笑)。

でも、そんなタイミングも人それぞれ。人が沢山あつまれば、それだけ感情が集まるということ。そんな沢山の人の心の動きがね、「うねり」になるんですよね、沢山集まれば集まるほど。また少人数の時とは違う、物凄い大きな連帯感が生まれてしまったりするもんだと思います。

僕は、大きな花も勿論キレイだとは思いますが、小さい花が集まっている方が、どちらかと言えば、好きです。寂しくなさそうだしね

さて、間も無くですね。あと二日。 

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あのー、テレビ。ご覧になられましたでしょうか(笑)。

いやー、大爆笑しましたよ、一人で

あれは、「名前が出なきゃ、おそらく僕だとは気づくまい」、って感じですよね(笑)。

 

・・・あのね、あれ、僕のせいでもあるんです。

収録の数日前に彼らのマネージャーのYちゃんから電話があって「ケン坊さん、当日、ピアノってどうなさいますか?お持込みになります?」って訊かれてね。

「お持込み」ってのは、いつものMP9000のことなんですけど、僕はこう答えたんです。

「いや、やっぱり久しぶりに彼らと一緒にやれることだし、出来るならばグランドピアノ、用意してもらえないかな?せっかくなんで」って。

そしたら「了解です!じゃ、最高のグランド、用意させます!」ってね。

で、当日、スタジオに着いてみたら。

「ケン坊さん、グランドが・・・、セ、セットに入りませんでした!」

・・・ですって(笑)。

そういうわけで、ああいった感じに。しかもグランドも、特別物凄く大きくて長いやつだけに、もうね、どうしようもない感じでしたね(笑)。

でもお蔭様で、収録中、彼らやバンドはよーく見えましたよ(笑)。グランドも、最高の音でしたしね

ではー。



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清木場俊介という男と出合って、丸三年が過ぎました。

彼の存在はあの某有名グループのボーカリストとしては、勿論テレビ目にしたり、耳にしたりはしていました。それも出会いと言えば出会いでしょうけれど・・・、

某会社の会議室で初めて会った時、「はじめまして。カワムラです」と、差し出した手に「あ、どうも、よろしくお願いします!」ともう片方の手も添えて、目を見てしっかり挨拶してくれた彼。僕にとっては、やっぱりあれが、出会い。

それから、ほどなく。東京、大阪で初のソロライブを敢行。このときの事は、なんだか今読むと稚拙な文章で申し訳ないけれど(笑)、2006年3月30日のブログでも触れました。あのライブは、・・・今でも参加した皆の心にしっかりと焼きついている、一つの伝説とも言えるライブでした。あの時の感動が、その後の彼の色んなアクションに繋がっていることも否定できないと思います。

そして、あの時にも、既にこの曲はありました。その後、正式にソロになってからの「祭」「それいけ~」「まだまだ~」というツアーでも、必ず唄われていました。

彼にとって、とってもとっても大切な曲。

僕もステージから、この曲に涙している沢山のお客さん達を見てきました。時には、演奏しているメンバーの涙も見てきました。僕にしたって・・・なんですが、もうヤバいのがわかってるんで、ギリギリのところでクールに、出来るだけ感情を保って演奏するようにしています。演奏できなくなっちゃうとまずいんでね(笑)。

でも今回、付属のDVDに収録されたDVDを見て、一人でポロッときてしまいました。この曲に参加させてもらったことを誇りに思いますし、ああいう映像としても残してもらえた事も含めて、なんだかね、とっても「ありがとう」って気持ちになってしまいました。いよいよ、明日発売

 

そして、もう一枚、やっぱろ明日発売になる、「清木場祭2007」。昨年末、12月25日に東京国際フォーラムで行われたライブの模様が、ほぼ丸ごと収録されています。聴き応えたっぷりの、二枚組。

あのライブは、過去になくリハーサルが短くて(メンバーのスケジュール調整なんかの関係で)、いつもの半分くらいの日数しかなかったんです。

でもライブは、俊くんの「このライブはファンクラブの仲間への感謝だからさ、出来る限りのことをやりたいし、沢山聴いてもらいたい」と、曲数も多く、また当初から色んなスペシャルな企画も持ち上がってて、内容的には盛りだくさん。

メンバー的にも、その前の「まだまだ~」のツアーメンバーに加え、サックスの山本一さんに初参加してもらうことになっていたので、ほぼ全曲のライブアレンジも見直す必要がありました。

「とにかく今回は時間がない」との気持ちから、リハーサルに入る前に各メンバーと電話で何度も相談をしました。それに加え、初お披露目の曲もあるし、まっさらな新曲もあるし、来音くんとのセッション曲もあるし、日々「こっちの方がいいんじゃない?」と曲順が変わるのですが、そうなると、曲間の繋ぎなんかも考え直す必要があるし、僕と二人でやることになった、あの曲もあるし。

収録された曲たちは、彼のあの日までの集大成、まさにベストといっていい選曲。どの曲にも歴史があって、思い出が沢山あります。幸運にも最初のライブからずっと関わらせてもらってる僕には、色々ありすぎて、書ききれないのでやめますが

しかし今改めて聴くと、音に、なんだかもの凄い集中力を感じます。少ないリハだったゆえ、というのもあるのでしょうが、それよりも「一夜限りのライブ」というのは、こういうマジックが起こる事があるんですよね。自分で聴いても、「へぇ、こんなことしてたんだ」って思いますもの。それなりに冷静に迎えたはずだったんですけど、実は、・・・相当無我夢中だったんでしょうね(笑)。

あとやっぱりこの祭ライブで思い出深いのは、映像をバックにステージで、約4分間ほど一人でピアノで音を付けたシーンです。俊君の過去の写真が次々にスクリーンに映し出され、僕はそれを手元のミニテレビで見ながら、まったくの即興で演奏をすることになりました。本当に本番直前(本番5分前とか)に楽屋でコード進行を考えて、当然一度も練習もせずに、ぶっつけで弾いたことです。まー、あそこまでの状況になるとね、もう緊張とかそういうのは感じなかったですけどね。感じるヒマがない、という(笑)。残念ながら、CDには収録されていませんけれど、いい思い出です。・・・なんとかなるもんじゃん!って(笑)

でも、ああいう大変な役目を任される、ってのは嬉しいことでもあるんですよ。だって、それだけ信用されてる、ってことでしょ?って(←基本、前向き(笑))。僕が弾き終えて、メンバーがステージに戻ってきたんですけど、あの時立ち位置が隣だった一さんが、暗闇の中でスッと寄ってきて、小声で「良かったよ」って言ってくれて、ポンポンッ、って肩を叩いてくれたんです。あれ、嬉しかったなぁ

そんな様々な思いと感動がいっぱいつまった「清木場祭2007」、よろしかったら

 

さてさて、毎回、色んなドラマが生まれるライブですが、ツアーも残すところあと2本。いよいよ武道館。彼にとっては、一つの到達点でもあるでしょうし、でもまた一つの通過点に過ぎないかもしれません。当然、この先も、もっともっと大きくなっていくアーティストだと思っていますからね。

それでも、やっぱり武道館は感慨深いです。僕にしたって、数々の思い出があります。お客さんとして、アレやアレや、アレや・・・何度も見に行きましたし、何度かはステージに立たせてもらったこともあります。日本で始めて武道館でコンサートをしたのは、ご存知、かのビートルズ。たった30分のステージだったということですが、凄まじい熱狂的なライブだったようですね。参加される皆さん、僕達も、グルングルンに熱狂しちゃいましょうね

そして・・・このビートルズの前座がドリフターズだった、というのも、素晴らしい(笑)。

この模様がなんとYOUTUBEにありました。これ、必見です(笑)。ドリフ世代の僕には、感動ですよ(こちら)。うわー、僕が生まれる前なんだなー。

そう!僕たちは間も無く、あのドリフと同じステージに立つのです

・・・いいのか、このオチで

いや、思いは人それぞれ。僕はドリフにだって強い思い入れがあるんだから、いいのだ。毎週、観てたし(笑)。

ではー。



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自転車に乗れるようになっても、長らく自分の自転車は持っていませんでした。

母親の、今で言う「ママチャリ」というものを借りて遊びにいってたんですが、この自転車には、少々辛い特徴があったんです。

ああいうタイプの自転車って、カゴが付いてますよね。色々入れられて便利ですしね。カゴがあるのはいいんです。

でもね、うちの自転車には、「物凄く巨大なカゴ」が付いていたんです。横長のね。

元々ではありません。父が、「たくさん買い物したときに良いだろう。こういうのは大きい方がいいんだ。」と付け替えてしまったものだったんです。昔ですから、タイヤが今のママチャリとは違って(今は24とか26インチがメインだと思いますが)14インチなんていう小さなもの。カゴの幅は、ゆうにハンドルの幅を越えていました。

僕が乗っていると、よく知らない人に、「あら?新聞配達してるの?偉いわね。」なんて言われたものです。ほんとに、しょっちゅう言われました。

友達と遊びにいっても、僕一人だけ、カゴが走っているようなもの。正直、「嫌だなぁ。恥ずかしいなぁ。」と思っていました。それでも、随分長いこと乗ってましたよ。2年とか、乗ってたような。

6年生になったある日、とうとう父に「自分の自転車が欲しいんだよね。」と切り出すと、「いいよ」と。「おー、言ってみるもんだ」と思ったのも束の間、「じゃ、来学期の成績で、5(←一番いいやつ)が○個以上だったら、買ってやるよ」といった交換条件が出されました。「・・・やっぱし。まー、そう簡単にはいくわけないよな」と、思いつつも、欲しい自転車の為なら頑張るしかないですからね、頑張りましたよ。ただ、一学期って、長いですよね。それから、まだまだ白い巨大カゴ自転車で「新聞配達?」と訊かれ続ける日々が続くのです。

そしてどうにか、僕は初めての自分の自転車を手にすることができました。待った甲斐があって、僕が欲しかった、当時はまだ友達の誰も乗っていなかった、オイルサスペンション付きの自転車。今で言う、マウンテンバイクみたいな感じかな。当然、カゴは付いて無かったです。

エアーじゃなくてオイル式だったから、自転車自体はすっごく重たかったけど、でも、段差を乗り越える時とか、ショックが吸収されるのが面白くて、それまで避けてた段差ばっかりをわざと選んで走ってました。段差をものともせずに走れるのって、当時は、画期的。気持ち良かったなー。もう昼間だけじゃ物足りなくて、夕食の後とかにも「ちょっとその辺、走ってくる」、なんて言ってね。

当時の僕の家には自転車が置けるスペースがなかったので、すぐ隣のマンションの駐輪場を借りることになって、柱と前のタイヤに、赤いビニールの巻いてある数字式のチェーンを通して、後ろのタイヤには、よくある自転車用の鍵も付けて、場所を決めて置いていました(駐輪場といっても、車庫と一緒になってるので、自転車は5台くらいしかなかったんです)。

ある日の午後。

学校から帰って、「さて今日も」と思って、駐輪場に行くと、自転車が、・・・無い。

「あれっ?」

まっさきに思ったのが、どこかに乗っていったまま、置き忘れたか、ということでした。でも、その考えは、ほぼ瞬時に否定できました。「それはない。だって、昨日の夜乗ったし。ちゃんと繋いだし、鍵も掛けたよな。」これは確信がありました。でも、無い。

そのまま家に戻り、悶々と考えました。「そんなはずはない」と。

ちゃんと置いたかとか、鍵を掛けたか、ということではありません。

「僕の自転車が盗まれるなんて事が起こるはずが無い」ということでした。でも現実には、自転車がなくなっている。何度も、見に行きました。

よく覚えているんですが、親にも言えず、「次見たら、自転車、あるんじゃないか?」と、本当に一日に何度も、「何かの間違いであってくれ」と、祈るような気持ちで、駐輪場を見に行きました。

一週間くらい経ったある夜、たまたま駐輪場を通ったらしい父に「おい、自転車が無いけど、どうした」と言われて、やっとそこで、自分でも現実を認めざるをえなくなりました。警察にも届け、警察官の方が駐輪場まで見に来てくれましたが、「なるほど。なら夜中にチェーンを切って、そのままトラックか何かに積んでいったんでしょう。」ということでした。

あの時、自転車が無くなったことも勿論、すごく悲しかったけど、それよりも「・・・そんなことする人が、実際にいるんだ」っていう怖さと、なんだかガッカリする思いの方が、はるかに強かったのを覚えています。その後、大人になって自分で買うまで、自分の自転車は持ちませんでした。また「買って」、とも言えず。

 

今月、静岡県で、地元のサーファーの方が、海で亡くなった女性サーファーへの追悼の意を込めて植えたチューリップ120本が切り取られた、というニュースを見ました。地面には踏みつけられ蕾が散らばっていたそうです。

福岡県でも、やはり今月、ボランティアの方々が植えたチューリップ2000本が、クルマで踏みつけられていたそうですし(こちら)、昨日、埼玉県では、商店街の人が植えたパンジー200本が引き抜かれていたそうです(こちら)。他にもスイセンやアジサイなど、今月に入ってから日本各地で、花の被害が相次いでいるとか(こちら)。

山口でソメイヨシノも被害にあったそうですが、こちらは「売ろうと思った」とのこと。許せませんが、まだ理由が・・・わかる。対して、チューリップやパンジーは・・・。

自分より弱いもの、しかも、文句も言わず、悲鳴もあげない、花に対して暴力を振るうとは。

寒々しい思いであれこれ考えていたら、あの自転車を盗まれた時の、怒りというよりも、「うそだろ?」という、体から力の抜けていく感じを思い出しました。でもまだ自転車なら、その後売るなり、自分で乗るなりの利用価値があるでしょうけど、・・・花って。

病んでるとか、おかしい、とかを通り越して、(最後のリンク先のニュースのコメントでも書かれていますが)これは相当に、危機的状況なんじゃないでしょうか。そこまでストレスを溜めて、しかもそれを花を踏み潰すことをはけ口としてしまう人をつくり出している、この社会が。思春期のイキがった不良たちが、勢いにまかせてやったならまだしも(ダメだけど)、もしそうじゃかなったら・・・なんて、これは考えすぎですかね。

花は、じっと黙って咲いて、決して誰の命も奪わないのにね。

可哀想に。

育てた人も、花を殺した人も。

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ちなみに、大人になってから買った自転車は、カゴ付きのママチャリでした。やっぱり、カゴはあったほうが何かと便利です。程よい大きさならね。今も持っていますが、全然乗ってあげてないな。たまには掃除だけでもしてあげなきゃね。

ではー。



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先日のホテルの窓の一件、僕の予想を上回って(笑)、皆様から「でた、おっちょこちょい」「天然か?」「抜けてる」「痛々しい」「○ホちゃうか」(←そこまでは言われてないか。一安心(笑))とのコメントをいただきましたが、ちょっと名誉(?)の為に。

全開といえども、ホテルの窓ですから、40cm程度だったのです!スライド式ゆえ、さんが重なっていて、パッと見、わからなかったのです!

そして、窓は最初から開いていたのです!ホテルの窓が開いているなんて、思いもよらなかったんですよ・・・。

・・・と言い訳をしても、空しいだけでした(笑)。「でも、気づくだろ?」と言われれば、ハイ、それまで(笑)。

とゆーことで、今日はまた恥の上塗りみたいな話を書きましょう。けっこうイタいですよ、我ながら(笑)。

 

今日は仕事が少し早く終わったので、びよ~ん室へ行って来ました。もう随分馴染みのお店。「あのー、この雑誌のバックナンバー、ありません?先々月号、読みたいんですけど。」なんて訊いてみたりして。「・・・?バックナンバーはとってありませんねぇ(笑)。」と言われて、「(・・・だよな、図書館じゃないもんな)」とハタと思いあたって「で、ですよねー」なんて少し恥ずかしい思いをしつつ、カットと少しカラーもしてもらいました。いやね、ピアノ特集の号だったものでね(これはさっき、ネットで注文しちゃいました。楽しみー)。

髪の毛を乾かしてもらう時、いつも思うのですが、びよ~ん室のドライヤーって、良くないですか、なんか。金属で出来てて、スイッチがいっぱいついてて、かっこいいのね。でも訊いたら「でも、自分で使うには重たいですよ」とのこと。でも、ちょっと欲しい。いつか買おう。でも、市販してるのかな、あれ。

とまぁ、話は、ドライヤーなんですけど。

最近、家で使ってるドライヤーが具合がよろしくなくなってきていたんです。スイッチを入れると、物凄く「ゴー!」っていうんですよ。いえ、窓は開いてませんって(笑)。前は「コー」だったので、明らかに、おかしい。そのうち、「デー!」とか「ヌー!」とか言うようになると怖いし、振動も激しくなってきたような気がするので、近々火を噴いてもアレなので、帰りに家電屋さんに寄って新しいのを買って帰る事に。

しっかし、今はいろんなのがあるんですねー。ビックリ。風が出りゃ乾くだろ、なんなら扇風機でもいいんじゃないの、などと(昔は(笑))思っていましたが、そうでもないんですよね。

じつは前回、「イオン」とやらの出るやつを買ってみたら、これがほんとにビックリするくらいサラリと乾くんですね。「へー、しげーなー」と感心したのを覚えています。でも、それなら、・・・滝のそばとか、森の中で乾かしたら、イオン機能なくてもサラサラになるのでしょうかね(笑)。

えー、そんなわけで、滝のそばや森に住んでいない僕としましては、今回もイオン機能はマストで考えました。年甲斐も無くブリーチやらカラーなんてして、このところ後先考えずに髪の毛をいじめてる僕としては、少しはいたわってやらねば、とも思うのです。あと、「ナノ」とか「スチーム」とか最新型が色々あったんですけど、どれもどーもデザインがパッとしない。ピンとこない。どれも似たようにボテっとしてて、色もイマイチ。真四角とか、三角とか、レインボーカラーとか、ラスタカラーとか、変わったデザインや色のがあっても良さそうなのにー。

でも、思ったからには、今日欲しい。しばらく眺めていて、結局一番目を引いたのが、これ。

 

真っ赤とシルバー。カタチはともかく、色で、決まり。イオンもツインなんですって(←よく原理はわかっていない)。あと、決め手は大風量らしいってこと。「業界トップクラスの1・6m/秒」・・・ですって。業界基準がよくわからないんで、数字だけじゃイマイチありがたみがわからないんですけれども(笑)、とにかく速く乾くのはこれからの暑い季節には嬉しいですよね

そして、早速使ってみたくて、さきほどシャワーに。髪の毛切った日は、切れ毛も多くてそのまま寝るのもアレですし。家電の中でも、ドライヤーなんかは説明書を見なくてもすぐ使えるのでいいですね。さて、そしていよいよ。

「ほー。。」

風量もまずまず。

「さすが、ツインマイナスイオン(とやら)だねぇ

なんか、前のより、サラッとする感じ。サクサク乾いてゆきました。

そして、部屋に戻って、一応、説明書を開きました。

 

・・・あ。

 

「な、なにー、この、『乾かす時は、マイナスイオン発生スイッチをオンにしてください』ってのは。」

 

これ、全力でオフになってるじゃないの

イオンをオフにするスイッチなんて、必要あるんですかー。ってか、オンにして売って下さいよー(笑)。

 

じゃなに?さっきの「さすが」とか、「前のよりサラッとした感じ」ってのは。

・・・完全に僕の気のせいだった、ってことじゃないですか

 

いやー、書いてて、イタいっ(笑)。

しかし、イオンって、本当に効果あるんです・・・

・・・・・・よねぇ

(真ん中の写真はスイッチがオンになってますが、これは最後に撮ったものだからです。もういじらないよ、触らないよ(笑))

ではー。



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最近ちょっとはまっているものです。

英語風にいうと、

パップコーン

・・・なんとなく、ビックリマークを付けたくなる感じ(笑)。

 

とうもろこし。

意外かもしれませんが、なんとイネ科の植物。お米や小麦なんかの仲間なんですね。

日本では、「とうきび」、とか、「とうまめ」、「せーたかきび」等、地方によって色々呼び方があるそうで、その数なんと267種類もあるとか。変わったところだど、「まんまん(広島、島根の一部など)」とか「こーりゃん(香川県の一部)」、「ぐしんとーじん(沖縄県南部)」などなど。面白いなぁ

でも、パッ、パッ、パッ・・・ポップコーン(←なんとなく戻った(笑))になるのは、「とうもろこし」の中でも、ちょっと種類があるんですね。色々な品種があるわけです。

茹でたり、縁日なんかで醤油を塗られて焼いているあの香ばしさ満杯のはスイートコーンと言います。よく缶詰で売っていてサラダに盛られたりしてるのも、スイートコーンですね。これ、とうもろこしの中でも、「甘味種」という種類なんですね。

ポップコーンはなんとその名も、

「爆裂種」

他にも僕の大好きなジャイアントコーンや、飼料や料理に使うコーンスターチの材料になるデントコーン(馬歯種)なんてのもあります。コーンスターチは、ビールにも使われますので、馬歯種、・・・重要です(笑)。

えー、爆裂種のコーン、僕はアルミで出来たプライパン入りのを買ってきて、ガシャガシャと振って、パンパンパン!と膨らませるやつが好きです。最近は袋に入っていて電子レンジで手軽にチン!で作れるのもありますが、僕には今ひとつ作る感動に欠ける気がします(笑)。

 

↑こやつ。一応買ってきて、チンして、食べてみた。手軽なのはいいんですけどね。やっぱ感動が・・・(←しつこい)。

 

小学生の頃、母親がどこからかこのポップコーン用のコーンを買ってきたことがありました。家でフタ付きのフライパンに油(オリーブオイルだかサラダ油だったかは覚えてませんが)をひたひたになるくらい敷いて、火をつけます。これが、ガラスの蓋だったんで、中が見えて面白くてねー。じっと見てると、油がプツプツしだして、ほどなく一つ、パン!

「おおっ!」

そして、もう一つ、パン!

「おおお!」

パンパン!パンパンパン!あとは、バババババババー!

「うっひょーーー

さっきまで、黄色いカチカチのコーンがひらべったく入っていただけのフライパンが、真っ白なポップコーンで一杯になります。

・・・魔法のようでした

お塩をふって、食べる。恐ろしく、美味い。

以来、映画館などで作って売ってるのはたまに食べますが、コンビニなどの出来たやつが袋に入ってるのは、ほとんど食べなくなっちゃいました。一度、アツアツの出来立ての味をしめてしまったからなんですけどね(笑)。

部屋で映画を観ながら、ぷしゅとアツアツのポップコーン。これ、結構、至福ですよ(笑)。問題は、一度食べだしたら、

絶対に最後まで手が止まらないこと(笑)。はじけそこねた、少し焦げた硬いコーンも全部食べきるまで、確実にね(笑)。

でも、さっき買いに行ったら、「すみません、売り切れなんです」と言われてしまったこの残念さ加減ったらありゃしない。

くーっ、食べたいー

・・・しゃーない、今日はスルメでも焼くとします。爆裂種のスルメね。

んなのは、ないですね。爆裂されても、掃除が大変だしね(笑)。

イカが炙られて、大イカり!なんつって。

ではー。



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博多に行ったら、是非とも食べたい、こちらのラーメン。

前にもこちらでご紹介しましたねー。えっと。出た。一昨年の11月18日だったようです。あれから、もう一年半かぁ。早いなぁー。

昨夜のうちに「ねぇ、明日、朝ご飯にラーメンいかない?あそこの。」とマリオさんを誘っておいて、ちょっと早起きして、二人で出かけました。

「モツ大盛りにしてもらって、あと玉子も入れて下さい。それ、二つ。」と注文して、ほどなく運ばれてきたいかにもモツ鍋風なこやつに、テーブルにあるニンニクと唐辛子をパラパラー、パラパラー。あと、なんと言っても、決め手は「柚子胡椒(ゆずごしょう)」です。

結構最近知ったんですが、柚子胡椒って言っても、実は胡椒は入ってないんですね。唐辛子のことを、九州の一部では「コショウ」と呼ぶんだそうです。なので柚子胡椒は唐辛子とゆずの皮をペースト状にして、塩を加えて熟成させたもの。しかし鍋などにも良く合いますねー。美味しいですねー

またここのスープが実に美味しくてですね。完全に僕の好み。前回のツアーで誘ったマリオさんのお口にも合ったようで、今日も二つ返事で付き合ってくれて、食べながらも「これ、東京にもお店出せばいいのにねぇ。ほんと美味しいよねぇ」と言いながら食べてたんですが・・・

今調べたら、なんと。

あったんです、新宿にも!これは是非行かねば。ってか、嬉しい。素直に(笑)。でも、博多で食べるから、なお一層美味しいってのはあると思いますよ。前にも書きましたが、やっぱり土地のものは、その土地の空気と一緒に食べるのがいいんですよね。・・・でも、新宿のも行くけど(笑)。

ここまで書いたからには、皆さんにも、ちゃんとご紹介しないとね

熊楠屋」さん(まだ残念ながら、博多と新宿だけなんですけどね)。僕は醤油ベースの「モツニラそば」が好きです。「ごちそうさま」してからも、スープ、ついつい飲んでしまいますよ(笑)。

 

・・・いやー、語ってしまった。今、お腹減ってるしなー(笑)。

 

散歩がてら帰りしな、通りにあったホテルのエントランスのガラスに映った、

 

・・・お昼前からニラとニンニク臭ぷんぷんの二人。記念に(笑)。

 

ホテルと言えば、地方公演の終了と共に、今回の旅でのホテル住まいも終わりです。

ホテルと一口に言っても、全国各地様々。どこに行ってもベッドとお風呂はあれど、当然、一つずつ全部違いますよね。

最終的には「雨風しのげて、寝れればいいさ」とも思いますが、それでもやっぱり旅の楽しみの一つでもあり、思い出が出来る場所でもあります。周りを散歩したりして、その土地の色や匂いを覚えていったりする拠点にもなります。

同じホテルを訪れれば、あぁ、前来た時は、こうだった、ああだった。こんなライブをしたっけな、それであんなことがあったっけな、などと色々と思い出せる場所でもあるんですよね。今回も全国各地のホテルさん、お世話になりました。

 

そうだそうだ。ホテルと言えば、こないだの大阪だ(笑)。

あの王将の餃子を食べた前乗りの日ね、寝ようとしても、やけに部屋がうるさかったんです。もうね、眠れないくらい、うるさいんですよ。ひっきりなしに、ゴーゴーと通りを走るクルマの音みたいのが聞こえてくるんです。ライブの前なのになー、寝たいのになー、困ったなー、と思い、仕方ないので消音機能のある愛用のBOSEのヘッドフォンをして寝たんですね。横向けないから寝にくいけど、仕方ない

でも翌朝、皆に言うと「えー?そんなこと無かったよ。普通に静かで快適だったよ。」とい言うのです。僕の部屋だけ、なにか欠陥が?

ライブ初日が終わって、食事も終えて、部屋に戻ってさあ寝ようとすると、

またゴーゴーと音が聞こえる。

「うわー、まいったなー。やっぱり部屋、代えてもらおうかなー。」と受話器をとりかけて、「しっかし何なんだろー。」

と思って、遮光用のカーテンをシャッ、そしてレースのカーテンもシャッと開けてみたら。

 

「うわー!」

 

・・・窓が全開に開いていた、という(笑)。そこはもう、まるっきり、外(笑)。

 

あわてて窓を閉めると、その瞬間、

 

実に静かになりました(笑)。

 

前乗りしてホテルに入ってから、ずーっと、窓全開だったという(笑)。どおりで、寝てても少し寒かったわけだ。勿論朝昼は遮光カーテンは開けてたんですけど、キレイに全開だったんで、気づかなかったんですよ(笑)。

・・・やですねぇ(笑)。

次回またホテルにお世話になるときは、最初に窓が閉まってるか確認しまーす

ではー。



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今日はリハから何かが違っていました。

今までの14本で最高のムード。

何がいいとか何がいまいちとかそういうことではなくて、僕が最終的にライブで一番大切だと思う「ムード」が、もうリハの一曲目から出来上がっていたような気がします。

あとはそのムードを本番に繋げるだけ。

だからといって反省点が全く無いわけじゃないんですけど(←これはいつもですけどね(笑))、それを遥かに超えて素晴らしいライブになりました。

福岡、ありがとうでした!・・・すっごく楽しかったъ( ゜ー^)!

さて!

・・・

サケー(笑)。

---追記。---

いやー、とにかく、大汗ライブでした。

外が雨だったことも手伝って、湿気も随分ありましたしねー

美味しくぶわっ、をいただいて、美味しい魚やら美味しい肴やらをもりもりいただいて

最後のシメは、

 

玉子でといた納豆かけご飯。それに極めてスタンダードな、黄色いタクアン。あと写ってはいませんが、美味しい白味噌のお味噌汁をいただきました。納豆ご飯にはめかぶもちょっと混ぜてね。ねばりものは、身体にEですからねー

あと、ここのお店の焼きおにぎりは素晴らしかったですよ。もしかしたら、日本でも有数の焼きおにぎりの名店かもしれません。メニューにはひっそりと書いてあっただけですが。皆して、「なんじゃこりゃあー!」って言いながら(←・・・僕だけかも)、いただきました。ほんっと、今また食べたいくらい

あと、カレーライスもあったので、これも味見がてら「頼んでみよう、シェアしよう」ということで、少々(←・・・)ですがいただきました。思いついて、納豆ご飯にカレーライスを混ぜてもみました。

今、皆さんがドン引きした音が聞こえてきましたが(笑)、納豆カレーってありますよね?あれ、大好きなので、まるで違和感なくいただけましたよ。美味しかったー

あとね、

・・・もういいか(笑)。

 

外は雨。

でも、雨は雨で、またいいもんですよね。ついうっかり水たまりに突っ込んで靴がえらいことになりましたけど、まぁそれも思い出(笑)。

そして、博多に来たならば、彼らに会っておかなくては。

古くからこのブログを読んでくださっている方には、懐かしいかもですねー。僕も懐かしいですもの

 

羊田猫助くんと・・・、

えっと、

あれっ?名前、ひとつでしたっけ

あ、しまった、忘れたっ!どこに書いたっけ!?ってか、どこかに書いたっけ(笑)?

ど、どなたかー

真ん中で傘さしながらカメラ構えて写り込んじゃってる人の名前は何となくわかるんですけどー。

ではー。



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肉見て笑う。


僕も笑う。


皆んな笑う。

 

考えてみると


・・・なんで笑うのかなー。


やっぱり、


食べるって、


その行為が、生き物としての、


喜び、なんですよね(笑)。


エネルギー(・~・)!

 

---追記。---

うーむ。 僕もちょっと気にはなってたんです。

コメント欄で指摘されて、改めて見て、やっぱり気になって気になって。

な、なんだろー、この犬・・・

 

よし、拡大してみよう(←それうちわ)。

 

びよーん。

 

・・・はい。

 

・・・い、いぬ

なんでーーーっ!?

 

 

なぁんてね

先入観を捨てて、よく見たらわかりました

犬ではないようです。

 

亀です。

 

・・・じゃなくてー(笑)、

お酒の甕(カメ)でしたよ。

っつか、壷ね(←なら最初から壷と言え(笑))。

 

でもそう見えた、ってのも、被写体が木村”dog”建さんだけに・・・

なんかちょっとアセりましたよ(笑)。

 

よかったー

 

なんたって、僕、ほんの何度かですけど、写してますから・・・。怖がらせるつもりはありませんが、これホントなんですよー。

でもね、何でもかんでも悪いのばっかりじゃないって聞きました。守ってくれてるものが写ったり、何かを知らせてくれようとしてたり、なんてこともよくあるそうです。僕が撮ったのも、見てもらったら「あぁ、確かに。でも大丈夫ですよ。これはね・・・」と、安心できるものでしたし。

でもこういうことって、結局今は答えの出ないものですからね。信じる、信じない、は人それぞれ、ってことでね

ではー。



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