中さん

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日記(8.7)コラム「原爆詩集」

2018-08-06 19:44:45 | 日常
8月6日  (火曜日)

 <ただ思っている あなたたちはおもっている 今朝がたまでの父を母を弟を妹を
 (いま逢(あ)ったってたれがあなたとしりえよう) 
 そして眠り起きごはんをたべた家のことを>

▼峠三吉「仮繃帯(ほうたい)所にて」(『原爆詩集』収録)の一部を引いた。



広島の原爆忌である。原爆によって無残な姿にされてしまった女学生。
詩はその心に映る投下直前までの愛(いと)おしい「記憶」を描く。


▼当時だから、生活は苦しかっただろう。
 それでも語り合える家族や友がいて、心落ち着く家、
 町並みがあった。

 それぞれの人が生きている「物語」の数々がそこにあった。
 八月六日午前八時十五分。それが一瞬にして消えた。

▼最近、復刊した画集「消えた町 記憶をたどり」(森冨茂雄さん)。
 原爆投下前の旧中島地区の町を鉛筆で描いている。
 映画『この世界の片隅に』で広島の町を描く際の参考資料となった。

▼その絵を見れば、人びとの「物語」が想像できる。
 声が聞こえてくる。
 それぞれの<眠り起きごはんをたべた家のこと>を感じる。
 それが核兵器によって、跡形もなく失われた事実。
 それを人間が行ったのだという事実におののく。

▼あの日から七十三年。核廃絶の動きは鈍い。
 政治外交が核兵器を葬ることができぬのなら
 人の心の誓いをもって葬るしかないのだろう。
 人びとの「物語」を想像し慈しむ。
 そして、何があろうと奪ってはならぬと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このような詩や映像・本を観たり読んだりするたびに
戦争の悲惨さやその愚行を憎む。


長崎 火葬場に立つ少年



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日記(8.6)広島原子爆弾投下

2018-08-06 19:18:56 | 日常
8月6日  (日曜日) 晴れ

広島市への原子爆弾投下は、
第二次世界大戦末期の1945年8月6日午前8時15分
アメリカ軍が日本の広島市に対して世界で初めて
核兵器「リトルボーイ」を実戦使用した出来事である。

これは、人類史上初の都市に対する核攻撃である。
~~~~~~~
【産経抄】8月6日
 広島に原爆が投下された朝、
 作家の原民喜(たみき)は、自宅の便所にいた。

 突然、頭上に一撃が加えられ、目の前が真っ暗になった。
 縁側から、川の方に向かって逃げた。

 ▼道端にうずくまっている女は、乱れ髪が焦げ、
  顔は約1倍半も膨張していた。
  川の中では、裸体の少年がすっぽり頭まで水に漬かって死んでいた。
  「水を。水を。水を下さい」。断末魔の声を聞きながら、夜を明かした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ▼原は、目の前の地獄絵のような光景を手帳に記録していた。
  そのメモを基に執筆したのが、原爆文学の名作『夏の花』である。


  最初のタイトルの「原子爆弾」を改題したのは、
  連合国軍総司令部(GHQ)の検閲を逃れるためだ。
  原は刊行の2年後の昭和26年、鉄道自殺により45年の生涯を終える。

 ▼被爆73年の広島原爆の日を前に、

  ノンフィクション作家、梯(かけはし)久美子さんによる評伝『原民喜』(岩波新書)
  を読んだ。

  孤独な少年時代を過ごした原は、
  大学卒業の翌年に結婚した妻によって、初めて心のやすらぎを得る。
  もっとも、献身的に支えてくれた妻は、33歳の若さで先立っていった。

 ▼生きる望みを失った原に、新たな「仕事」を与えたのが、
  被爆体験である。
  原爆の惨状を書き残すまで死ねなくなった。
  梯さんによれば、晩年の原は原爆が再び使われる恐れにさいなまれながらも、

 「自分たちの世代の後に、
  新しい時代の新しい人々が現れるという
  希望を失っていなかった」。

 ▼原は自死の直前、広島の地元紙の中国新聞に
 「永遠(とわ)のみどり」と題した詩を送っている。
  詩は、原の死亡記事と同じ面に掲載された。
 「死と焔(ほのお)の記憶に よき祈りよ こもれ」。

  原の期待と願いにわれわれは応えているといえるのか。
  胸に手を当て、静かに自問する日としたい。
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★しかし日本は唯一の被爆国なのにアメリカへの政治的配慮か?
 核兵器廃絶にサインを出来ずにいる・・
 これは世界がまだまだ核兵器保持崇拝の緊張状態にあるんだと思う・・
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日記(8.6) 高校野球

2018-08-06 11:23:14 | 日常
8月6日  (月曜日)  朝方は曇っているが蒸す日。

そして陽が出て今日も38-9度の予想気温だ。
昨日は夕方にキュウリ「霜知らず」を路地蒔きを沢山行った。
ポッドで育てたものを移植したが、
この暑さと水不足で枯れてしまったので多めに種まきだ。
たっぷり水をあげたが、これから朝晩の水くれが大変だなあ~!
★午後はキャベツ種をポッド蒔きしておこう。
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昨日から始まった高校野球。
100回記念大会とあって始球式はレジェンドが行うので
注目だ。
始球式のボールがヘリコプターから落とされる演出だ。


うまい具合に甲子園球場のエリアに落ちてくる。
  ★昔、子供会のソフトボールチームに子供が入っていた頃も
   熊子連の野球大会開会時はヘリから花束が落とされて開会式を盛り上げていたなあ~!
一回戦は石川の星稜高校と大分の 藤蔭高校で
始球式はあの松井選手だ。
流石に大きいし貫禄を感じる。


星稜が守備について

始球式が・・低めに投球・・キャッチャーもしっかり捕球して一安心。

第一試合が始まった。


昨日は午前中いっぱいTV観戦であった。
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メモ)
本大会が第100回を記念して従来の北海道と東京のほか、
第98回大会の地方大会で参加校が多かった
上位7大会(愛知、神奈川、大阪、千葉、兵庫、埼玉、福岡)を2地区に分け、
合計56代表校で実施される。

この年の第90回記念選抜高等学校野球大会から採用された
『延長戦におけるタイブレーク制』が、
 本大会及び地方大会で導入される。
 大会では1回戦から準決勝までの試合で延長13回に入った際は、
 その表の攻撃から『ノーアウトランナー・一塁二塁』とし、
 打順も前イニングからの継続(例:四番打者の打席でイニングが始まる場合は、
 二番打者と三番 打者をランナーとしてそれぞれ塁に置く)として
 延長イニング数無制限で試合を再開する。
~~~~~~~~~~~~~~~~
★当然個人的には地元の埼玉の2校に期待している。

 2日目は第2試合の栃木の作新学院と大阪の桐蔭が見ものだ。
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