中さん

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日記(8.15)コラム「はらっぱ⇒終戦の日」

2018-08-15 16:20:01 | 日常
8月15日  (水曜日)   晴れ   暑い

早朝にキュウリ・ナスの収穫、今日はいっぱいあった。
形の良いものは塩を軽く振ってタッパーに入れて冷やして丸かじり。
体を冷すのに良い感じだ。

草の出たところに少し耕運機をかけておく。
朝食も済ませて敬老会への参加者のまとめを庶務さんと作る。

午前中に新盆の親戚にお線香上げに行く。
色々な話が出て時間も経過。
柿の実も膨らんできている。
小さいころ、この実をいただいたものだ。

昼から眠くなった。
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デイりー東北の天鐘の」コラムに

 子どもの頃、近所の空き地が居場所だった。
 大好きだった夏休み。
 周囲の草むらから漂ってくる草いきれを浴びながら、
 野球やめんこ、カブトムシも持ち寄った。
 遊具など何もない空間だったが、少年時代の日常が詰まっていた。

▼その空き地も、多くの子の日常であふれていたに違いない。
 あの戦争が始まるまでは。『はらっぱ』(童心社)は

 約20年前に刊行された絵本。
 ある町の一画を昭和初期から60年間見つめ、時代の移り変わりを描いた。
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▼舞台は「はるかむかしの土のにおいがする」小さな原っぱ。
 チャンバラ、鬼ごっこ、紙芝居、盆踊り…。
 戦前の風景は子どもにとってまさに天国だ。
 だが、戦時体制が強まるとともに、原っぱの表情は一変する。
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▼主役は子から「軍服のおじさんやもんぺすがたのおばさん」に。
 防空演習の場となり、食料不足を補う畑にもなった。
 そして、大空襲、逃げ惑う人々の悲鳴、焼け野原。
 土の匂いは、耐え難い燃え殻に変わった。


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▼ありふれた日常を奪った戦争。
 作者の神戸光男氏は、昔はよかったという人がいるが、
 戦争に明け暮れた日々を振り返ると、
 それだけで昔がよかったとは思えない―と後書きに記している。


▼絵本は、高度経済成長を経た原っぱも観察している。
 が、平和を取り戻したのに少年少女の姿はまばら。
 平成最後の「終戦の日」

 不戦を誓う。
 と同時に子の日常がいま、
 どこにあるのか案ずる。

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コメント
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