8月19日 (日曜日) 晴れ
長男家族は軽井沢一泊に出かけ隣が静かだ。
カミさんも出かけて
今はハムスター3匹と私でなんて静かな時間帯であろうか!
自治会の役員会の設定を決めて場所確保と案内文配りで午前中が過ぎた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【産経抄】コラムに居合道の昇段の事が・・・
江戸末期に笠亭仙果(りゅうてい・せんか)という人が編んだ
『武稽(ぶけい)百人一首』の歌にある。
伝説の武人から実在の剣豪、
兵法家など武芸に秀でた者を百人挙げ、
各人について一首ずつ和歌を詠み画伝を記したもの
口絵に葛飾為斉の描いた日本武尊、
続いて武具、武芸の彩色図解あり。
著者笠亭仙果は、熱田中瀬町の人で
、鈴木朖、本居大平、同内遠に師事し、画を森高雅に、
和歌を権中納言高松公祐に学んだとされる。
また柳亭種彦に入門し戯作者として知られ、
編著は幅広い分野に渡り、130点以上ある。
しかし伊藤嘉夫氏によれば、この本は嘉永4年(1851年)に出版された
松亭金水撰、清水芳玉女画「本朝武芸百人一首」と本文は全く同一であり、
序が仙果のものに差し替えられたとされる。
〈兵法の奥義は人と争はず…〉。
~~~~~~~~~~~~~~~
それが、わが身の安全を保つ術(すべ)だと説いている。
目角を立てずいさかいの煙も立てるな、と。
確かに、無用な血を流さずに済む最善の策だろう。
▼剣術の一つである「居合道」は、
敵と刃(やいば)を交えるでもなく、
自己の技をひたすら高める点で兵法の極意に近い武術かもしれない。
技量に応じた段位や称号を得るための厳しい審査があるものの、
角を立てずに合格するための秘技もある。技の名を「袖の下」と呼ぶ。
▼全日本剣道連盟が行う居合道の昇段審査などで、
長年にわたり受審者から多額の金銭が審査員の側に渡っていた実態を、
本紙の記事が明らかにした。
u>審査員からは「誠意やないか」とあけすけな要求もあった。
現金の授受に加え料亭での接待も茶飯事だったという。
▼段位は「技術的力量」が、
称号は「識見などを備えた剣道人としての完成度」が問われると連盟の規則にある。
売買できるモノにすぎないのなら、
剣道界に「道」を語る資格はあるまい。
段位制度のある他の競技団体にスポーツ庁が調査を求めたのもやむを得ない。
▼居合の技である「抜打(ぬきうち)」を
「ぬけうち」と読めば
「警察の目をかすめて公禁の品を売る」との意味になる。
公にできない「商売」の横行を当てこすったはずもないが、
道の品位が抜け落ちた悪しき慣習をいみじくも言い当てている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼聞けば、審査をめぐる「袖の下」は
昭和40年代からの旧弊という。
常人なら鼻白むものを、
中には後ろ暗さを色にも出さぬ先生もいるらしい。
「居直り」という秘剣も、鍛錬の成果には違いない。
技の語感に切れ味を欠くのが、玉にきずではある。
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全日本剣道連盟は17日、
居合道の最上位にあたる八段への昇段審査などで
受審者が審査員に現金を渡していたことを明らかにした。
受審者が支払う金額は100万円を超えたケースもあり、
全剣連は「審査に近接した時期に金銭を授受する
不適切な慣行が古くから存在した」などと説明し、
不正が横行していたことを認めた。
居合道は初段から八段までの段位審査のほか、
高段者が取得できる「範士」などの称号がある。
最高位は八段範士。段位取得者約9万人のうち、現在は49人。
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★昇段をお金で買うか?
こういったケースは剣道に限らず
社会の隅々でおこなわれているのでは?
長男家族は軽井沢一泊に出かけ隣が静かだ。
カミさんも出かけて
今はハムスター3匹と私でなんて静かな時間帯であろうか!
自治会の役員会の設定を決めて場所確保と案内文配りで午前中が過ぎた。
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【産経抄】コラムに居合道の昇段の事が・・・
江戸末期に笠亭仙果(りゅうてい・せんか)という人が編んだ
『武稽(ぶけい)百人一首』の歌にある。
伝説の武人から実在の剣豪、
兵法家など武芸に秀でた者を百人挙げ、
各人について一首ずつ和歌を詠み画伝を記したもの
口絵に葛飾為斉の描いた日本武尊、
続いて武具、武芸の彩色図解あり。
著者笠亭仙果は、熱田中瀬町の人で
、鈴木朖、本居大平、同内遠に師事し、画を森高雅に、
和歌を権中納言高松公祐に学んだとされる。
また柳亭種彦に入門し戯作者として知られ、
編著は幅広い分野に渡り、130点以上ある。
しかし伊藤嘉夫氏によれば、この本は嘉永4年(1851年)に出版された
松亭金水撰、清水芳玉女画「本朝武芸百人一首」と本文は全く同一であり、
序が仙果のものに差し替えられたとされる。
〈兵法の奥義は人と争はず…〉。
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それが、わが身の安全を保つ術(すべ)だと説いている。
目角を立てずいさかいの煙も立てるな、と。
確かに、無用な血を流さずに済む最善の策だろう。
▼剣術の一つである「居合道」は、
敵と刃(やいば)を交えるでもなく、
自己の技をひたすら高める点で兵法の極意に近い武術かもしれない。
技量に応じた段位や称号を得るための厳しい審査があるものの、
角を立てずに合格するための秘技もある。技の名を「袖の下」と呼ぶ。
▼全日本剣道連盟が行う居合道の昇段審査などで、
長年にわたり受審者から多額の金銭が審査員の側に渡っていた実態を、
本紙の記事が明らかにした。
u>審査員からは「誠意やないか」とあけすけな要求もあった。
現金の授受に加え料亭での接待も茶飯事だったという。
▼段位は「技術的力量」が、
称号は「識見などを備えた剣道人としての完成度」が問われると連盟の規則にある。
売買できるモノにすぎないのなら、
剣道界に「道」を語る資格はあるまい。
段位制度のある他の競技団体にスポーツ庁が調査を求めたのもやむを得ない。
▼居合の技である「抜打(ぬきうち)」を
「ぬけうち」と読めば
「警察の目をかすめて公禁の品を売る」との意味になる。
公にできない「商売」の横行を当てこすったはずもないが、
道の品位が抜け落ちた悪しき慣習をいみじくも言い当てている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼聞けば、審査をめぐる「袖の下」は
昭和40年代からの旧弊という。
常人なら鼻白むものを、
中には後ろ暗さを色にも出さぬ先生もいるらしい。
「居直り」という秘剣も、鍛錬の成果には違いない。
技の語感に切れ味を欠くのが、玉にきずではある。
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全日本剣道連盟は17日、
居合道の最上位にあたる八段への昇段審査などで
受審者が審査員に現金を渡していたことを明らかにした。
受審者が支払う金額は100万円を超えたケースもあり、
全剣連は「審査に近接した時期に金銭を授受する
不適切な慣行が古くから存在した」などと説明し、
不正が横行していたことを認めた。
居合道は初段から八段までの段位審査のほか、
高段者が取得できる「範士」などの称号がある。
最高位は八段範士。段位取得者約9万人のうち、現在は49人。
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★昇段をお金で買うか?
こういったケースは剣道に限らず
社会の隅々でおこなわれているのでは?