音楽の喜び フルートとともに

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大晦日

2014-12-31 21:55:56 | Weblog

昨夜、煩悩を浄化するチベット仏教の法具シンギングボールをアップしてしまったら、大晦日はアップするものがないなぁ。掃除も終わったし。
しかし、思いついて、フルートを磨く金属磨きでボールを磨いてみたら、びっくり、こんな感じ。


こんなものかも、磨いたと安心して放置していたら、もっと先の美しいものを見逃すかもしれない。
まだまだ、こんなものではない、もっともっと磨きなさいというシンギングボールからの教えかも。
この一年、みんなの助けを得て、リサイタルを開いたり、オリジナル絵本の制作、と音楽のコラボもできました。

子育てサロンも、素晴しいスタッフに囲まれていい場になってきました。

家族は、息子が家を出て、父を中心に、また新しいステージが開いてきました。
小さな一隅ですが、変化もありました。
変化をどう捉えるかは、私次第。
人生の質を問われる時期に入ってきた気がします。

煩悩はまだまだたくさんありますが、この一年、たくさんの人たちに支えられて楽しめたことを心から感謝します。
ありがとうございました。


シンギングボール

2014-12-30 22:14:56 | 哲学

いよいよ年も押し迫ってきて、ビオルネに買い物に行ったら、エスニック専門店が閉店セール。

前から欲しかったシンギングボールが30%オフ。
買ってしまいました。
チベット仏教の瞑想のための楽器で、れっきとしたお坊さんが使いますが、信仰のない私が、お店で鳴らしてみてその音に惚れ込みました。

金属の椀の外側を木製のスティックの合皮の黒い部分でこすります。
金属の共鳴作用で、音が鳴ります。裏側の模様はマンダラ(曼荼羅)佛たちの空間を表しているそうです。


【金剛杵(バジュラ)】
ドルジェと呼ばれる古代インドの密教の道具で、煩悩を打ち砕き、仏の知慧を表す物と言われています。

【エンドレスノット】
つながっている結び目。健康、繁栄、悟りを表しているそうです。

グルグル棒を廻して音を出していると、音の響きが振動となって左手に伝わって、腹や、脳にも響いてきます。
「脳波にいい影響がでますよ。」と店のおっちゃんは言っておられましたが、振動のマッサージ効果か、お風呂に入っているように気持ちがいいです。

息子が遊びで叩くのに合わせてフルートで同じような感じで音を出してみたら、なかなか気持ちいい。

煩悩多き今年ももうすぐ終わり、このタイミングで手に入るとは、身も心も浄化せよとの天の声かも・・・なんちゃってと、思う私はまだまだ悟りそうにもないです。


実験過炭酸ナトリウム

2014-12-29 23:11:37 | 手作り

魚柳梅(ギョリュウバイ)が咲きました。花が終わったら植え替えをしたら、うまくいったかどうか、次の年にわかります。植物をお世話すると気が長くなります。
今回は、昨年より大きく、たくさんついているみたい。うれしい。


昨日からお掃除三昧です。
数年前から、まな板をきれいにしたくて・・・でも、漂白剤は怖くて使えない。というジレンマで、お恥ずかしながら、こんな感じに

これでも、純石鹸では、洗っているんですよ。油汚れは大体とれて、なんでもきれいになるんです。でも、とれないのが、黄ばみとカビ。
朝イチで、やっていた過炭酸ナトリウムを試そうと買ってきました。
つけ置きができるように、ペースト状にするには、消石灰。
消石灰?!園芸用ってああ、あれか。でも、今は無いです。
袋を見ると、重曹でも出来ると書いてあるので、

重曹1(固まっている方):過炭酸ナトリウム1

40度以上のお湯で溶き

まな板に塗りつけます。

泡がブクブク。このままだと乾いてくるので、ラップをかけ、セスキ水をスプレーして、2時間放置。

きれいになったかな?

乾かしてみると、新品同様とはいきませんが、カビは取れたみたい。


ふと気づいて、うちのストックを見に行ったら、酸素系漂白剤と同じ成分。
洗濯槽用洗剤として買って時々使っていました。
『同じものを二度買ったのか』とがっかりしましたが、ペースト状にすると、使い勝手が全然違うことは事実。
やってみたからこそわかったこと。
セスキ炭酸ソーダは、昨日からやってみましたが、換気扇とか、こげたお鍋が、面白いほど綺麗に落ちます。石鹸でも落ちますが、だいぶこすります。セスキはもっと簡単。
家事は化学です。


music music

2014-12-26 22:41:50 | 音楽

レジンのスカーフ留め、完成お披露目です。

パープルのマニュキアの上に、ビジューと、天使のはんこを何度も何度も塗り重ねてみました。
でも、はんこは薄くしか乗りませんでした。
黒いインキ台も使ってみましたが、これは、インクが流れて使えませんでした。
これは、なにが描いてあるかわからなので、次は改良したいです。

年内最終レッスンは明日です。
今日は二人が終了。
二人共、本当に熱心に頑張られました。
1月25日には、マリーの金婚式と、ハチャトゥリアンの仮面舞踏会で出演されます。

金婚式は、小品ですが、スラー、スタカート、トリル、装飾音符といろいろな演奏技法が出てきて、聞くのも演奏するのも楽しい曲です。

仮面舞踏会は、真央ちゃんでお馴染みのワルツですが、ロシアのワルツ独特の重々しいリズム。
劇的で、下のDから上のCまで出てくるパワーのいる曲です。

音楽をしていていいのは、練習すれば必ず前にはできなかったことができていくこと。

自分一人でも充分ですが、ほかの人が成長していくのをみさせていただくと、人の持っている力の素晴らしさを毎回再認識できます。

人はいくつになっても、いつからでも成長できる。

そのことを知るために、音楽をやっているのかもしれない。
本当に幸せな人生です。


クリスマスプレゼント「

2014-12-25 22:34:51 | 音楽

次男が20歳になり、大人ばかりになったうちのクリスマス。
ケーキは地味目にモロゾフのサンタクロースチーズケーキ。

夫が買ってきました。仕事帰りにに8時前に店に行ったら、「誰も買わないような高いのしか残ってなかったよ。」だって。
これは、地味目なのか、安かったけど残ったらしい。
でも、うちには丁度いい。
レモンがきいていておいしかった。

それから、定番骨付き鶏もも肉。今年はうちの庭のローズマリーとニンニクでもんでから焼きました。

これは、私から家族へのプレゼント。

今日昼間はフルートのKさんが来てくれました。
1年ぶり。
うちで作ったお昼を食べて、ショッカーの新譜、Traditional Japanese Melodies for two Flutes
日本の曲集 紅葉、荒城の月、早春賦、春よ来い・・・おっと、故郷を吹くのを忘れた。

「ショッカーは、変わった和音を使うよねぇ。」懐かしいKさんの音。やっぱりいい音です。
「どこに行くのか見失いそうになる。紅葉はバッハのゴーストみたい。」と私。

それから、ドップラーの夢遊病の女、ハンガリアンファンタジー、ケーラーのショパンの主題によるデュオ、ドゥメルスマンのウィリアムテルファンタジー。

アンダーソンのアレグロミリタリエ、フェルステノーのLes Confidents 二つのロンドレット、ヴィヴァルディのソナタGdur

一人では吹けない。二人だから出せる音楽。疲れたけど気持ちよかった。
年末の忙しい時期に、Kさんからのクリスマスプレゼント。いいクリスマスでした。




クリスマス イブに

2014-12-24 22:16:54 | 哲学

今年最後に作った10個目のピラミーデ。
うちのクリスマス飾りです。

みんなと同じものキットで作りました。
同じもので作っても、みんなそれぞれ違うものができるのが、おもしろいところ。

材料や作ったものは二つだけ手元に残して、全て誰かにプレゼント。
すっきりさわやか。
気持ちいいです。

古くからの若い友達が、おもしろいことに協力しています。

サンタ・ラン
http://www.santa-run.com/about_us.html

サンタの格好をして、歩いたり、走ったりして、その参加費の一部を病気と戦う子どもたちに寄付する取り組みです。

大阪では2009年から始まって、規模もだいぶ大きくなってきました。
最近、大阪の街でサンタクロースの格好をしている人をよく見かけるなと思っている人もおおいはず。今年は11月30日大阪城で終わってしまいましたが、来年に向けてその友達は、もう準備を始めているそうです。

無駄なことをなくして、一部でなくて、全額を寄付したら、という意見もあると思いますが、温かい気持ちで、楽しく、わくわくすることで、いままで関心が無かった人が、大勢参加してみようか?と関心を持つことが大事だと思います。

ちゃんとHPに会計報告もしてくれています。
何より、大阪城に集まるびっくりするほどたくさんの赤いサンタクロースたちの画像を見ると、温かい感動が湧き上がってきます。

派手な花火をあげなくても地道に頑張っている人もたくさんいることを忘れてはいけませんが、自分たちも楽しみながら、小さな親切を継続していくことも大切だと思います。

私も微力ながら応援したいと思います。









基礎練習の出番

2014-12-23 20:52:55 | 音楽

実家に行くと母が和ダンスを整理していました。
葛の帯と紺の着物。

亡くなった祖母がよく着ていた組み合わせ。懐かしくて、写真に撮ってしまいました。
年末に向けて少しづつ片付けているそうです。
年賀状の作成も手伝いました。パソコンで写真を入れて作成するのは、ここ数年私の仕事です。

私の方は、コンサートが終わったので、そろそろ。と思いながら、片付けも年賀状もまだです。
今日、今年最後の新聞回収。気をつけないと、ゴミの日を逃してしまいます。

無事にコンサートが終わったら、基礎を固める時期です。
スケールの5度圏を長短やってみたり、和音をディミニッシュ7、マイナー7、メイジャー7、メイジャーメイジャー7を、半音階で一音ずつやったり。
今までも、やってきていましたが、I先生にスケールを見てもらっていて一番感じるのは、集中の違い。

I先生はスケールを、ゆっくり、一音ずつ、本当によく聞きながら演奏されます。

「これが集中するということなのだ。」ということを真っ先教わった気がします。
その集中でやると、スケールも、和音も時間がかかります。かかりますが、その間に、いろいろなことに気がつきます。
発見があります。
右手の薬指が伸びているなとか、顎を引くと、低音が伸びて、顎を上げると高音があたりやすい。右足の薬指の裏が、浮いていると音が浮くなどなど。

そして、そういうやり方でスケールを演奏していると、飽きないし、いつまでも疲れないし、やっているうちに身体が温まってきます。

まだまだ、うまくなりたいと思っています。







音楽であそぼう!クリスマストリオコンサート

2014-12-22 23:33:22 | コンサート

朝9時牧野駅にBさんをお迎えに行き、途中でTさんをひらいファミリーポートひらかたへ。
Kさんは夫さんの車で先についていて、ビデオをセット。

枚方の公立幼稚園を改修して子育て支援に利用している施設なので、お遊戯室はほとんど当時のまま。・・・ドレスは正直寒いです。
しかし、天井が高く音響はいいです。
リハもそこそこ。Kさんは寒すぎて耳が聞こえにくいと言っていました。指がかじかんで演奏しにくい。
あっという間に時間です。
本番。親子連れで満席。子育て支援の人もちらほら見えます。

アヴェ・マリア、G線上のアリア。私は、雪がシンシンと降っているような景色が目に浮かびます。
やってみると、人が入ってリハより温かいし、Kさんも大丈夫のようです。
2歳児までが多いようですが、3.4歳児も結構います。男の子が何人かいて、お尻をもぞもぞさせています。
癒しの曲が続いたあとで、デュオブリランテ「ウィリアム・テル」のファンタジー。
ピアノの大音量に少し驚いたみたい。パストラーレの最後が終わると拍手がでました。
子どもたちはテンポの早い曲が大好きみたい。

それからおまちかね。オリジナル絵本「くまのかぞくのクリスマス」文は私、絵はGさん。
Gさん渾身の絵です。今朝8時にうちに届きました。
表紙にも挿絵がついていました。


寒い冬、雪の中。


温かい家の中、くまの家族がくつろいでいます。


夕食も終え、寝静まった頃、やってきたのは・・・。


ボロディンのノットゥルノ、フォーレのドリーからベルスース、MI-YA-OU、ドビュッシーの小さな羊飼い、ヴィヴァルディの五色ひわ、スケーターズワルツ、シュターミッツのコンチェルトの3楽章、ルビンシュタインのヘ調のメロディ
と、場面により音楽がかわります。
そして、音楽にあわせて、Tさんが言葉を読んでくれます。

子どもたちは指をさしたり、のぞきこんだりして楽しんでくれていました。

最後は、カスタネットや、タンバリン、鈴を配ってみんなで演奏しながら、歌ってもらいました。
お母さんが手を持って叩く子もいますが、一人で持っていても、これぐらいの年齢の子は、本当に、上手にみんなにあわせて叩いてくれます。

人の中で共感能力が一番高い年齢なのかもしれません。
1回で終わるつもりでしたが、繰り返してみんなで演奏しました。

楽しんでくれたかな?
たくさんの人の手を借りて、おもしろいことが出来ました。
一年の締めくくり。
絵本の中でくまの子どもがいいます。

「幸せを分け合うって、なんて気持ちがいいんだろう。」

ありがとうございました。


アヴェマリアと最後の合わせ

2014-12-19 23:22:13 | 音楽

今日は、12月22日クリスマストリオコンサート最後の合わせ。
フルートのBさんも、舞子浜から来てくれました。
ピアノのKさんと3人でまず、グノーのアヴェマリアと、バッハのG線上のアリアを演奏します。

アヴェマリアはフルートでよく演奏される曲で、私もさんざんやってきましたが、トリオは初めて。
バッハの平均律クラヴィーアの前奏曲第一番BWV846にラテン語の歌詞をつけた歌をつけたことは有名です。
これは、1853年ヴァイオリンかチェロとピアノのためにグノーが出した初版本の表紙のコピーです。セカンドチェロはアドリブと書いてあります。その同じ年に、アルフォンス ド マルタン による詩Le livre de la vie 人生の書の中に、アヴェマリアの歌詞が登場します。1859年レオポルド ヒューゲルがお馴染みのラテン語の歌詞を公表しています。グノーが歌詞をつけたのはこの頃と思われています。

 B. Schott's Söhne,

今回私たちが使う譜面はフルートのセカンドはほとんどセカンドチェロのパートと同じです。
この初版に近い形で演奏します。

ウィリアム・テルもなかなかに整ってきました。
絵本の語りTさんも、やってきて練習。
絵本を作成中のGさんも、絵本を持ってきて、製本をみんなで手伝いなんとか本の形になりました。
でも、まだ書き足したいらしく、またまた持ち帰り、当日8時に持ってきてくれることになりました。

本番まで後3日。おもしろいことになってきました。






12月22日音楽であそぼう!絵本合わせ練習

2014-12-18 21:13:41 | 音楽

12月22日(月)「音楽であそぼう!」クリスマストリオコンサートは、満席になりました。
ありがとうございました。

駐車場がなくなったので、車でなければ、近隣の民間駐車場を使われるか、歩き、自転車なら、若干名入れるようです。
でも、寒いし、駅からバスで、バス停からも遠いので、無理しないで来てくださいね。

今日は、絵本の合わせ。ピアノのKさんと語りのTさん、私で我が家で練習です。
絵本のページごとに曲が変わるので、テンポ変化を打ち合わせるのが大変。
結局Kさんから始まる曲も、私が合図することになりました。

ピアノは後ろにあるので、フルートを上げ下げして背中で合図。
吹き振りとか、マンドリンオケの時は時々やっていましたが、久しぶりだし、背中というのも初めて。
背中がむずむずする。

ちゃんと入れるように振ろうとか思うと、緊張してしまいます。しかも、一小節分動かして欲しいというリクエスト。

まあ、恵まれた何もかも整った状況で演奏することは希です。
今度のような新しいチャレンジでは、いろいろな現実に対応しなくてはなりません。

いろいろ、言いたいことはありますが、出来上がりがうまくいくやり方が、その時その場でのベスト。

このメンバーでうまく行く方法を、創出すること。それは、コンサートという創作活動の一部なのです。

大丈夫、きっとうまくいく。

午後から、絵本作り継続中のGさんが、やってきて打合せ。
だいぶ書込んであって感動しました。

ただし、まだ未完成。少し、相談したくなったみたいです。
2.3箇所すりあわせて、コーヒー飲んで、お菓子を食べて帰宅。
明日、2時頃には完成して、うちで練習している横で製本を始めます。
ギリギリ・・・。しかし、きっといいものが出来上がると信じています。