音楽の喜び フルートとともに

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コンサーティーナ

2020-09-30 23:07:08 | 楽器
昨日ワークショップに行った所は、
中世カフェPastimes。

家の壁やドアは手作りだそうです。
オーナーのIさんはフィドルを

演奏するそうです。
夫さんはコンサーティーナを演奏。

ジャバラを引いたり押したりすることで音が出ます。
1829年イギリスで発明された楽器でバンドネオンの原型となった楽器だそうです。

おもしろいのは1つのキーで押すときと引くときで違う音が出ます。

ボタンを一つ押してジャバラを押してC、そのまま引いてDという具合。
三度進行はしやすいけれど、旋律と同時に演奏するのは難しく、アイルランド音楽のようないろいろな楽器で一斉に旋律を弾くような民族音楽に使われることが多いそうです。

三種類のコンサーティーナを弾き比べしてくれました。
無理矢理表現すると、音量小さ目のアコーディオンか、ハーモニカが近いでしょうか。奥の木製のコンサーティーナは、他の2つとは違った音色で、柔らかく優しい音でした。

ついオーケストラで使われている楽器だけが楽器のように思ってしまいがちですが、実際には、他にも星の数ほど楽器はあって、音の世界は大きく深く広がっているのです。






楽器製作ワークショップ

2020-09-29 23:16:49 | 楽器
今日は以前からお誘いいただいていた楽器製作のワークショップに行って来ました。

両親のことがあって前日まで行けるかどうか?
誘ってくれた友だちと主催者が待ってくれました。

ところが着いてみると、友だちの方が体調不良で来られなくなって、私だけ来ちゃった状態に。

何の楽器ができるのか?
勘と知識のいい人はわかってしまったかなぁ…。
出来るまで内緒。
できないかもしれないから。

まずは練習。
レーザーで部品は縁取りされていてあるのですが、力をいれ過ぎたり、歪んだりすると、割れたり、ちゃんと動かなくなってしまいます。
その上、釘や接着剤を使わなくてスリットの入った木の楔で、組み立てて行くので、力を入れてぎゅっと組まないといけません。

初めに楔を打ち込むための木槌を作ってみました。

組む途中で部品を一つ折ってしまいましたが、なんとか作成。
ここでランチ。

焼き立てパンの中身は、クリームチーズとハムとマッシュルーム。

こちらはポテトサラダ。
後からチョコレートとココナッツ入りのパンもでてきました。
さて、後半戦。

これが楔になります。
歯車一枚ずつヤスリをかけて
蝋びきして


今日はここまで。
11:00から17:00までかかりました。
次はまた今度。







ピアノでアルペジョーネ

2020-09-29 00:23:31 | フルートレッスン
日曜日、スダチを収穫しました。
レッスンの後、母の 入院の支度を手伝っている間に 夫と次男が収穫した というのが正解です。
助かりました。
ありがとう!
もう少し早く取らないといけなかったのですがかなり成長して ひとつの大きさが大きい、そして 色が 薄いです。

近所の人に配りたいけれど あれこれやることがあり、ちょっとお疲れ💦


今日はピアノSさんが、近所の洋食屋さんでお弁当を買って来てくれました。

オープン一年位、コロナで人出が回復せず。お弁当を続けておられます。

さて、宿題のシューベルトのアルペジョーネソナタ。

1824年に書かれて、4年後には31歳で亡くなってしまいました。

1000以上の曲を残して。

オーストリアの作曲家と言われていますが、生まれたときは まだ神聖ローマ帝国。

ウィーンの近郊リヒテンタールに生まれました。
1438年から続いた帝国その頃、あちらこちらを剥ぎ取られ、バラバラに。
オーストリア帝国となり、国力が弱り皇女をナポレオンに嫁がせて復活を図るもナポレオンが失脚。
神聖ローマ帝国復活失敗。

なので、亡くなったのはオーストリア帝国のウィーンでした。

両親はドイツ(プロイセン)系で、モラヴィア(当時は神聖ローマ帝国、オーストリアで現在チェコ)からの移民。
シューベルト自身はドイツ語の歌詞の曲にこだわり続けて500以上のドイツ語の歌曲を残しています。

シューベルトの自認、希望?は神聖ローマ帝国でもオーストリアでもなくプロイセンだったかも。

そして遺伝的に持っている文化的背景はモラヴィア、東欧も含まれているかも。

この辺りが国境を他国と直接接していない日本人がヨーロッパの国の音楽を理解するのが難しいところです。













モーツァルトのアンダンテ

2020-09-25 21:17:27 | 古典
チキンラーメンの焼きそば 初めて食べました。

母がなぜかくれました。

ソースはなくて チキンラーメンを濃くしたような味でした。
やっぱり卵を入れる穴が開いていて 生姜の入ったふりかけを かけて食べる。
大阪人としてはやはり 焼きそばは ソース味かなぁ…。
でもまずくはなかったです また食べたいです。

今日のリアルレッスンは モーツァルトの アンダンテ。


フルートと管弦楽のための協奏曲K315
1773年
オランダの裕福な商人に頼まれて作曲しました K313の第一楽章が 気に入らなかったので この曲を後で代わりに書いたという話です。

譜面ヅラは 16分音符や32分音符が出てきて 難しそうに見えます が、8分音符一拍でとって、ゆっくり、ゆったりと歌うように演奏すると気持ちよく演奏できます。

トリルや装飾音が使われていますが、 もし深く知りたいのなら レオポルト モーツァルト 、モーツァルトのお父さんの書いたヴァイオリン奏法 という世界初の 楽器の奏法について 書かれた本に 詳しく書かれているので参考にされるといいですよ。

今日夕方ようやく 父を 預かってくれる 施設が 現れました 母の入院まであと五日 ギリギリでした。
見つかって良かった~。
安心しました。



まだまだ続くバタバタと音価を学ぶ🎶

2020-09-24 23:10:25 | 音楽で遊ぼう
母の検査入院が終わり、朝9:40に退院。
10月からの入院と手術の説明。
書類をいろいろもらって、昼前に帰途につきました。

「入院したら当分食べられないから。」と、母が言うので、好きなお寿司を食べに連れていったら、満席。列を成していました。

「じゃあ、お蕎麦屋さん。」というので、近くのはちまんへ。

鴨なん蕎麦天ぷらせいろを頂きました。

私はおうどんの方が好きなので、邪道な鴨なんうどんせいろ天ぷら。

「少し味が濃いけど、ゴマを自分で擦って出汁に足すのが香りが良くて良かったし、鴨が厚くて、なめこや山菜が入っていて美味しかった。」
と、喜んでくれました。
細かく食レポしないではいられない母が戻って来ました。

その後、地元の市役所に、病院に提出する書類を取りに行き、スーパーで食材を買って帰り、夕方のレッスンに間に合いました。

最近は消毒のためにレッスンの30分前には家に帰らないといけません。

小学生のレッスン。
「六時間授業やから、疲れるわぁ❗」とやって来ました。

今日はリアルリズムカードで、

マジック音符16分音符一個がだとすると、他の音符はいくつ分になるのかな?
ちょっと迷ったけれどきれいに並べました。
あってるかな?

大当たり!

金貨に置き換えると…4/4拍子。
うまくできました!
バッハのメヌエット、ファ#とド#が出てきて難しい曲にも挑戦。
他の曲もいっぱい挑戦してくれました。

連休のお土産も頂きました。
かわいい🎀ありがとうございました🤗❣️

レッスンが終わる直前に
電話。母からでした。
「かけ直します。」
父を預ける頼みの綱の審議中の老健は断られました。
「ケアマネさんから、後一つ、有料老人ホームがあるから、そっちの申請をして欲しいから、明日行って下さいって」
「明日はレッスンがあるから午後13:30からなら動けるよ。」
「午後は私はお稽古だから、一人で行ってくれる?」
「いいよ。でもわかるかな?」
「電話してみるわ。」
さて、すぐに電話がかかってきて
「今日18:30に見に来てくれるって、一緒に聞いて。」

もう一度実家まで、施設の人に、いろいろ聞き取りされて、書類を書いて…。

今度は、受け入れてもらえますように🙏







モロゾフのプリンの思い出

2020-09-23 22:48:27 | 日記
モロゾフのケーキセット。
チーズケーキ、モンブランの下はバニラアイス、いつものモロゾフのプリン!

久しぶりの妹とランチのあと、おしゃべりが止まらなくて、モロゾフに入りました。

モロゾフも何年ぶりか?
妹と懐かしいプリンにテンション、いっぱい上がりました。

今日は母のカテーテル検査でした。

母は昨日から入院していたので、妹をひらって車で病院まで行きました。

10:00から検査。12:00から先生の説明。
状態は、以前よりいろいろな数値が改善して手術も上手くいくだろうという話でほっとしました。

母の顔色もよく、前に検査した時よりも元気そうでした。

面会もコロナで制限されているので、そのあとすぐに帰りました。

途中で地元くずはモールのフードコートで軽く食事した後、モロゾフに入ったのでした。

母が昔、出かけるとよくお土産に買って来ました。
プリンも美味しかったし、入れもののグラスは、大阪府民はかなりの割合で持っているそうです。

我が家でもガスレンジの横に置いてあって、めざしやお餅を焼いたりする時の網の下に、グラスを二個置いて使っていました。

足の長い五徳もあったのですが、プリングラスが「これが調度よい高さで、丈夫で、うまく焼けるのよ。」と母が言っていました。

妹がいると、思い出すことがいろいろ。

待ち時間も、一人で不安と向き合っていなくてもいいので、助かります。

今日は早く帰れたので、練習もできました。
久しぶりにフレンチコンポーザーをさらってみました。

全曲コンプリート。

近代フルートの基礎を築いたフランス パリ音楽院の教授たちが主に音楽院の卒業試験に用いた曲です。

フルートの良さを縦横無尽に生かした、演奏していても
無理がなく、楽しい曲ばかりです。











母のお陰で久しぶりによく話せました。



アンダルーズとバタバタ

2020-09-22 22:30:12 | 名曲
4連休の前にとんでもないことが判明。

母が心房細動と大動脈弁の手術で10/1から1ヶ月入院することになりました。術後の養生も含め3ヵ月預かってくれるはずだった老健が、父の状態が悪くなってきたので預かれないと言うことで、連休前に転施設を検討。

転施設の審議のために診断書が必要で15日にみてもらった総合病院に請求したら「三週間はかかります。」

10/1に入所するためには今日中に欲しいと言われたことを説明してもダメの一点張り。

しかも、審議で断られたら次の施設に出すものは、また診断書の依頼からやり直しだそうです。

ケアマネさんに言ったら、受付ではなく相談担当の方の名前を聞くように言われ、担当者と交渉してくれ、なんとか翌日にはもらえることに。

さて土曜日、転施設先に書類を持って来るように言われ、母と車で行きました。

申込書と診断書は受入れてくれたけれど、審議会は水曜日!
月曜日にならないと担当者もいない。ということでした。

ダメかもしれないと母と言っていたら、月曜日に父の様子を見に来てくれました。

これは希望が持てるのかもしれないと母と言っていたら、もう一山。

昨日、二泊三日の母の検査入院の為のショートステイは前の施設でと聞いていたのに、預かれません…

これにはびっくり!
明日入院なのに。
施設の連絡が悪かったのか、ケアマネが知っていたのか知らなかったのかもわかりません、原因も経過もわかりませんがケアマネさんが即効で他の施設をおさえてくれて、今朝から預かってくれました。

私は日曜のレッスンを危うくすっぽかしそうになりました。


エミル ベッサールのアンダルーズ

ベッサールは忘れられた作曲家ですが、パリで生まれ、生前はローマ賞受賞し、パリ音楽院で和声の教授として、ラベルを指導するなど、名を知られた作曲家でした。

アンダルーズはスペインのアンダルシア自治州のことで、セルビア、ゴルドバ、グラナダ、アルメリア、カディス、ウエルバ、ハエン、マラガの8県からなります。
ポルトガルに接し、ジブラルタル海峡を挟んで、地中海と大西洋に面しています。
711年にウマイヤ朝に支配され1492年グラナダ陥落までイスラム支配にありました。

下っては、
スペイン帝国の海洋支配の出発点。
アルハンブラ宮殿はグラナダにあり、フラメンコ、闘牛の発祥の地として知られています。

この曲はフランス人のイメージするアンダルシア地方の音楽です。
原曲はピアノ曲。

引っかけるような16分音符のリズムと長い上昇系が特徴的です。







アルペジョーネソナタ編曲

2020-09-18 23:28:48 | 名曲
我が家のししとう完熟。
もう終わりかと思ってほっておいたら小さな花が いっぱい付いています。
また実がつくかも!

シューベルトのアルペジョーネソナタ。
これはフルートクラブの楽譜です。
いい感じに編曲してあるのですが、
下から2段目の 3小節目から 下の段の 3小節目に向かって スケールで降ってきて上がっていく 形になっていたのですが、 フルートでは 音域が足らず
下から2段目の 最後の小節 で八分音符で上がるように なっています。
多分下の音 になっているところを無理やりオクターブ上げて 書いているので 力の配分がおかしくなってしまいます。

なので 4小節目の頭の十六分音符で オクターブをあげて演奏します。

下の段初めの小節は上のAで吹くのは間違ってはいないけれど、その二小節後のフォルテのGより先に山のピークが来てしまう感じが、よろしくないので
1小節目のCから 1オクターブ下げ、次の小節の二音目から そのまま吹きます。

フレーズの波と音の高さは必ずしも一致しませんが、一致させた方が自然なフレーズになりやすいです。

クラシックの世界はできるだけ原典に忠実に演奏しますが、これは失われた楽器の編曲版なので、フルートという楽器でシューベルトが表現したいフレーズの形を忠実に再現する方向で編曲し直すことは、赦されるのではないかと思いますが、どうでしょうか?



ハープを弾いてみたい。

2020-09-17 23:34:34 | 音楽
逆瀬川の駅前マンション高層階からの眺めです。
逆瀬川が緑のリボンのようでした。

曇りがちで雨が降りそうで降りませんでした。
実は昨年12月からハープを習っています。

行く行くはハープでフルートの伴奏できれば…という思って。音も好きだし、以前からやってみたかったので、友だちが「ハープを買ってくれない?」と言われた時に買ってしまいました。


グランドハープをやりたいですが、その一歩前の40弦のレバーハープ。
グランドハープは高いから。

コロナがなかったら、ハープの発表会でフルートとビオラとハープの三重奏も演奏できたのになぁ。
残念ながら中止になってしまいました。

逆瀬川は先生のお宅でハープレッスンです。

ハープとフルートって合うんですよ。

いつかは、私もドビュッシーをハープで弾いてみたいですが、今のところは「きらきら星」…遠い道のりです。



子どもも音楽も止まらない

2020-09-16 22:08:42 | 音楽
月曜 は久しぶりにピアノの S さんが来てくれました。

子育てサポーターをしているので 二人で打ち合わせ。
コロナ下でも 子どもは生まれ、育っていきます。

孤立した子育てをしないで済むように ちょっとお手伝い。

打ち合わせの後、 少し時間が出来たので 来週合奏しようということになりました。

「何の曲にしよう?」
「 久しぶりにフレンチコンポーザー とか?」

「 それだったら楽譜持ってたよね。」 フルートでないのに 一冊買ってくれてました。

「 最近ギターと アルペジョーネソナタを することになって練習してるの。」
「 シューベルト。」
「 ギターの人は この曲をやるのを目標にしてる人とか いて、 好きな人が 多いみたい。」

「 ピアノは簡単だと思うけどギターは結構大変。」
「 そうなの。」
「 きっと思うにロマン派って あまりギターの曲がないんじゃないかな。」

「 ウィーンの主流はオーケストラになってたから、 近代になるとギターの曲は イタリアとか ラテン系の 方にうつっちゃうし」

なんて勝手なことを言って、 シューベルトのピアノ譜を渡すと、
「 シューベルトの和音 なんか泣かせるんだよね。」

ギターの人で、この曲の和音を弾くと「なんか、特別な 人間になったような気がする。 美しい。」 言ってた人がいました。

分かるなあ。

単音楽器のフルートからすると あの長いロングトーンから半音あがって 展開していく時の感じ。

結局 S さん、シューベルトのピアノ譜を持って帰りました。
合奏の日が楽しみです。