音楽の喜び フルートとともに

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フランツ フォン スッペ

2016-09-30 23:12:12 | ロマン派
ボッカチオと、フローラのフルートパート譜、ようやく送ることができました。

オペレッタ「ボッカチオ」は、オーストリアの作曲家 フランツ・フォン・スッペ(1819年〜1895年)の作品です。

スッペはイタリアの騎士階級のCavaliereとイタリア語の名前を持つ、18世紀にオーストリア ダルマチア地方に移住したベルギー系貴族の出身です。

ガエターノ・ドニゼッティを、縁戚に持ち、イタリアのクレモナで、フルートと和声を学び、パドヴァで法学を学びながら、ウィーンでシューベルトやブルックナー、ザイフリート、ゼヒターに学びました。

オーストリアやドイツの歌劇場で、オペレッタを30曲、バレエ音楽、レクイエム、ミサ曲、交響曲など100曲以上を作り、オッフェンバックと人気を二分するウィーンで活躍した作曲家です。

オペレッタには「ボッカチオ」「美しきガラテア」「スペードの女王」「軽騎兵」「詩人と農夫」などがあります。

軽騎兵、ガラテア、詩人と農夫などフルートの使い方がとても美しかったので、はじめに学んだのがフルートということがわかって納得です。

ドイツらしい重厚なオーケストレーションに、オーストリアらしい軽やかな面、イタリアらしいメロディックな歌。
多国籍の人々が集まった古き良きウィーンの華やかな音楽の特徴がスッペのオペレッタには、現れています。

手作りぱんの幸福

2016-09-29 21:46:19 | 日記
昨日は、Mさんと鍵屋別館へ

4階、手作り品を置いてもらっているICHICARAさんへ。

少しだけ売れてました。
作るのは楽しいけれど、売れるかどうかは別もの。
お金というより喜んで使ってくれる人がいる、そのことが嬉しいです。
本当にありがとうございます❤️

この建物には、手作り品を売っている店が多く入っています。


オーガニック、天然酵母のパン屋さん。
ひねもすぱんのパンとクッキーを買ってしまいました。


卵と乳製品、動物性食品を使わないのがこだわりです。
みかんパンは

割ってみると、みかんの香りがブワッとあがってきます。
原材料は、有機強力粉・有機全粒粉・塩・洗双糖・ひえ粉・温州みかん・有機いよかんピール・有機ココナッツミルク・有機ココナッツファイン。
この香りは、みかんを1個潰して入れているせい。
柔らかく優しい甘みのクリームも、ひえとココナッツミルクと洗双糖で作っています。

ここに来る楽しみが増えました。



スダチ

2016-09-28 21:42:34 | 日記

うちの庭のスダチの木。
昨年に引き続き、豊作です。
「早く採らないと、黄色くなるよ。」
と言う私の声を数週間スルーした後、夫がようやく重い腰を上げました。

1人で採れよ〜!という声も上げていましたが、採りはじめたら、納得。

スダチの木は、枝に鋭く長いトゲがあるし、太くて硬いです。
それに、塀のあちら側は、川。
両手ではさむ枝切りはさみを使って、1人が切り、もう1人が受けないとあちら側に落ちたら最後。取ってこれません。


黙々と、2人で半日作業。


今年のスダチの実。

冷蔵庫に入れると2カ月待ちますが、とっても食べきれない。
その日のうちに、1ダースずつ隣近所に配りましたが、まだまだあります。

配るのも体力が、入ります。

献血デイ

2016-09-27 21:49:23 | 日記

今日は、献血ボランティア。
校区コミュニティの献血部会から、お呼びがかかり、ファミリー部会からもYさんと2人でお手伝い。

子ども会とPTAでもお手伝いしましたが、その時は車に乗って、広報。
今日は、ティッシュ配り。
ロータリークラブからも寄付があり、献血された方へティッシュやタオルをお渡しします。ほかにも日赤から飲料などが用意されています。

粗品の詰合せを作ったりもします。
牧野駅でYさんとティッシュを「今日、牧野生涯学習センターで5時までやってますのでお願いします!」と、言いながら手渡します。

なぜか、夏に戻ってしまった今日の季節!
秋は一体どこへ?

曇りがちだった空は、すっかり晴れて日差しもきつい!

道行く人たちも少なく、年配の方が多いです。
「ごめんね。献血はもうできないのよ。薬飲んでるから。」
と、すまなそうにおっしゃるので、こちらも申し訳ない気持ちになりますが、啓発活動ですので「どうぞ、お使いください。」と、ティッシュを渡します。
なんとか配り終わると、センターに戻って休憩。

お弁当を食べて、今度はスーパーK屋の前で配ります。
駐輪場で配ろうとしたら、Yさんが「怒られるよ。」と、言うので「許可もらってくるわ。」と店に入って言うと、インカムで、店長に聞いてくれました。
「すみません。店の前ではだめです。」
ガッカリ…。

店の敷地は、道ギリギリなので、対岸の道で配るしかありません。
すると、自転車が多いのでほとんど通過されてしまいます。
歩きは年配の方ばかり。

それでも、がんばって配っていましたが、影もなく時間が経ってもティッシュは配り終えません。
「場所変えようよ。」と、ついにYさんと相談。

「Fマートはどう?駐輪場中の方やから、外からだと渡せないかな?」
「そう言えば、さっきお弁当食べてたら、Aさんが津田のFマートは、駐車場で献血させてくれてるって言ってたわ。」
とか言いながら、Fマート。

お願いしてみると、「お客様にご迷惑をかけなければ、いいですよ。」と、言われました。

『ご迷惑かな?嫌な方にはお渡ししないからいいかな?』
とか、思いながら配り出すと、

車の人も、自転車の人も、歩きの人もみんな同じところを通るので、渡しやすいです。

受け取ってくれない人もいますが、その時はすぐに引き取ります。

でも、大半の方は、「ありがとう。」と言って受け取っていただきほっとしました。

それになぜかここは献血できそうな若い人たちが、多い。
まあ、ティッシュ渡した人が、来るとは思いませんが、ある日ふとこんなこともやっているんだと思い出してくれるかもしれないです。

私も最後に献血にチャレンジしてみました。
ここ何年か試してみたけど、血が薄くて献血できません。
「200ccと400cc、どちらにしますか?」
「採れるなら、どちらでも。」

さて、検査してみると、200cc。
「あれ?なんで?」
看護師さんに聞いてみると、
血の濃度が、ギリギリだったので、大事をとって200cc。
「心配することはないですよ。」

まあ、200ccとはいえ、無事献血できてよかった!













初合わせ

2016-09-26 22:20:29 | 音楽
久しぶりの母校…ですが、

ここどこ?
と、いうほど変わっていました。

護岸がきれいになっていますが、長瀬川は、そのまま。ちょっとほっとしました。

由緒ある樟古館もそのまま。
日曜日、同窓会館で、大学のクラブの50周年記念演奏会。マンドリンオーケストラの練習です。

朝、実家で仕事。母がいないので、父に昼食を食べてもらってから、出かけたので開始時間14時丁度に着きました。
が、エントランスにはだれもいません。
「場所間違えたかな?」
と、思いましたが、とりあえず中へ、
階段を上がって、ドアの前に立つと、ボッカチオのイントロ!

2時にまだなってない!
さすがわがSMS!
そうっと入ってみると、

しっかり、ばっちり始まっています。

しかも、まだ本練習に入っていないというのに、この人数!

第1期生の先輩方から、現役まで。
同期も4人、もう来ています。
熱気が違います。

私も、いきなり途中乱入。
チューニング、ウォーミングアップなし、楽譜のどこを吹くか決めなくては、合奏練習が終わってしまいます。

さて、間で、指揮のK先輩に「そこは、入って下さい。」とか、「やめときましょう。」とか言ってもらって、なんとか入るところが決まりました。

60名が、参加するそうです。
コントラバスも5名。

フルートも2名。ピアノも入ります。

とにかく、音量が大きいので、「pをpで演奏して下さい。」と、Kさんから指示が入ります。

張り切り過ぎちゃうのです!
わかるなぁ!

ボッタキアーリの交響的前奏曲は、中野二郎さんの編曲で、フルート譜があります。
これは2nd譜。
でも、ちょっとミスプリがありました。代々ミスプリでやって来たんですね。
私もやった覚えがありますが、1stだったので、気づかなかった!
いや、変えたのかも…もう何十年も前。覚えてないや(;^_^A
吹いたメロディは、覚えているのだけど…。

フローラのパート譜作りも、仰せつかりました。
やっぱり、合奏は楽しい(^_^)v

終わった後、同期4人と喫茶店に寄ってしゃべりました。
こちらの方も、もう止まらない!
同期は、後2人参加するそうです。
1人は福岡から来ます。
来月から楽しみです!




マッサンの町

2016-09-23 20:39:47 | 日記

日曜日、広島空港に夫を迎えに行きました。因島を3時に出て、丁度1時間。
ナビさまが、頼りだったのに、山陽道を降りた途端、空中浮遊。
山合いの空港は、GPSが、機能しない!
スマホを取り出し、グーグルマップで見るとこっちは大丈夫。

惜しいなあ!ナビの最後の更新は、4月。
道はあるのですが、なぜかそこを通りません。
が、なんとか空港に着いたら、4時。
夫は、着いたところ。手荷物を受け取ったりで、15分後やってきました。

「せっかく、広島まで来たから、どこか寄って帰ろう!」
「マッサンは?」と夫。
「お酒作るところ」
「ああ!マッサンのご実家ね。」
「もう、閉まってるけど」
「竹原市の道の駅もあるよ」
グーグルって本当に便利!

竹原市は、平安時代には、下鴨神社の荘園、江戸時代には、酒造りで栄えていて、昔ながらの街並みが、保存されている通りがあります。

明日は、お祭りだとかで、しめ縄が、家々の周りに張ってあるところも風情があります。

町の真ん中にある神社には、商人の町らしく

恵比寿さま。

お店が閉まった道のど真ん中には、猫。
地下からは冷えた空気が上がっているようです。

栄えた町の証し、蔵。

道の駅で見つけました。

三島のゆかりジュース。
パッケージとは違い、サッパリとした爽やかな甘みのある飲み物でした。
三島もここからすぐ近くです。
広島の人たちは、商売上手。
そんなことを、感じました。

マンドリンオーケストラと

2016-09-22 22:10:20 | 音楽
今日、1日かかってなんとか「ボッカチオ」のパート譜作りを片付けました。

まだ、完成ではありません。1stマンドリン以外の譜面が無いので、合奏してみるまでわかりません。

オーケストラというものがあって、他は亜流のような考え方を学校教育で教わってきましたが、実は、オーケストラの形が大体決まったのは、そう昔のことではありません。

ギリシャ時代に、ダンサーと楽器奏者の配置される舞台の位置のことをオルケストラと呼び、その頃の楽器は、ヴァイオリンは、無く。楽器もさまざまでした。

イタリア宮廷では、ある時期までヴァイオリンによるオーケストラより、マンドリンオーケストラが流行していました。

音域もマンドリンがヴァイオリン、マンドラがビオラ、マンドチェロがチェロの音域を受け持ち、それにギターとコントラバス。
管楽器や、打楽器が加わります。

音量はそれほど無いので、管楽器はフルートやクラリネットなど木管が主に使われますが、金管楽器などは、あまり使われませんが、入ることもあります。
基本オーケストラでできる曲はなんでもできます。

フルートから見ると、他の大きな音量のある楽器が無いので、オーケストラより繊細な表現ができること、マンドリン属には、フレットがあるので、音程の問題があまりありません。

弦は弾いていると、緩んできて低くなりますが、一曲ごとに調弦しながらですが、ヴァイオリンに比べると圧倒的に合わせやすいです。

大きな特徴は、トレモロ。
同じ音の弦が、2本あり、手にはさんだピックを上下に動かすことで、長い音符を演奏します。

フルートやヴァイオリンのように繋がった音は無いのです。
しかし、丸いマンドリンの胴と2本の弦の共鳴は、切れているはずの音を繋げるだけで無く、女性が歌っているような豊かな響きを広げます。

まあ、良いマンドリンオーケストラの場合ですが。

フルートは、それだけで完結、完成しているプレクトラム(ピック〕音楽に、彩りや、多様性を加える役割です。が、邪魔しないようにしなくちゃ(;^_^A

合奏は、とっても楽しみです。








ボッカチオで大混乱

2016-09-22 00:57:58 | 音楽

マンドリンアンサンブル、スッペのオペラ「ボッカチオ」のフルートパート譜製作中。
フルートパートが無かったらしく、運の悪いことに、引越し前の我が家に送られていて、1週間遅れで再送付。福山に行っていて手にしたのは一昨日。

中には、25日の合わせ練習で譜面を作りましょう。と、お手紙が…。

スコアも入ってなく、マンドリンの1st譜のみ。
…どうしよう?
マンドリンと同じところばかり吹けるわけないし。

ネットを検索して、ネット楽譜のスコアを手に入れるしかない!
オケ譜ならフルート譜があります。それをいじればいい。

しかし、悪いお知らせが、ネット譜が無い。
お金を出して海外からオペラ譜を買っても、間に合いません。

ネット図書館で、見つけたのは、ピアノと歌のスコア。これだって、1幕だけで、103ページあります。
3幕もの。

しかし、仕方ない。
Youtubeで、全曲入れてくれてる人がいました!
ありがとう( ; ; )

3時間のオペラの中からの10分あまりの数曲を探し出し、ピアノ譜と、マンドリンパート譜を照らし合わせます。

そこから、原曲を壊さないように、フルートの音に合いそうなところを拾い上げます。

ピアノ譜をもとに、調性を考えてオブリガードや、伴奏、メロディをつけます。
マンドリンが弾きやすいように、転調してあるところもあって、大混乱。

ほかのパートとかぶらないかどうかは、もう当てずっぽう(;^_^A

マンドリン1st譜をカワイのスコアメーカーで、全部入れた後から、フルートをかぶせたり、削除して書いたり。

ここまでで、昼間他の仕事しながら3晩。
まだ、できません。

今度する時はお願いですから、お願いですから初めからスコアをくださいm(._.)m

パート譜は喜んで作らせていただきますので、どうぞ、どうぞお願いいたします。




因島で釣る

2016-09-20 21:10:16 | 日記

金曜日の夜遅くまで釣りをしていたのに
、翌朝。起きるの遅かったけど…。
「パパと合流する4時まで、間があるから、どっか行こうか。釣れないんでしょ。」と言うと、
「島なら釣れる。」
「島…因島見てみたい。大学の水族館あるんでしょう。」
「今日は入れないよ。」
「外からでも、見てみたい。」
で、やってきました因島。

F大風に言うとイントウ!

橋の下。

水族館。ホントに前を通過しただけ。

村上水軍の水軍城。
そして、

小さな埠頭を見つけて、

また、釣り。
今回は、私もゴカイを…次男につけてもらって、釣り糸を垂らした途端、手ごたえ。
「うっそー!」
「いやいや、ほんと!」
「あげろ!あげろ!」
あげてみると、

赤いやつ!鯛。

ちっちゃ!かわいい!

「鯛はみんな寄生虫がいる。」
「え!」
「そのまま大きくなって」
「食べるのは?」
「大丈夫、みんな食べてる。」

「ほら!目が2つ見えるやろ。」
衝撃の事実!
当たり前ですが、大学で、私の知らない事をちゃんと勉強していたことにも感動しました。
小さいから写真を撮ったらリリース。
「大きくなって、戻ってきてね〜。」

埠頭のすぐ下には、カワハギの稚魚たちが群れています。
夫を迎えに行くまで、1時間。
買ったゴカイを消費しなくちゃ。
次に次男に引きが、あげてみるも

やっぱり、かわいい鯛!
引き続き、私の方は、小さなフグが見えましたが、あげる前に逃げられました。
次男の方は

フグ。

それからは、フグの嵐。
ほとんど入れると同時くらいに、ゴツンと来て、あげると餌は無い。ということで、一袋あったゴカイは、順調に消費していき、ちょうど出発の3時には、最後の餌をフグにあげて、釣り終了!

やっぱり、釣ってみた方が断然楽しい!
海のそばに、住んでみたい❤️ナンチャッテ!


尾道の海

2016-09-19 20:15:39 | 日記

尾道の夜は更けて、しかし、埠頭には次男、痩せた若いお兄さん、年かさの中肉のお兄さん。
釣り仙人らしきおっちゃん。
なぜか、釣りを見に来た年配の女性。
それから、親バカの私。
6人で世間話をしながら、というか年かさのお兄さんが、何も知らない私に釣りのコツを教えてくれたり、女性が話して、他の人は、うなづくだけ。1時間ほど。

夜中11時50分頃。
何も釣れず、満潮。
来た時、波立っていた海が、少し前からどんどんおさまり、ほとんど凪いでいます。
すると、若い痩せ型のお兄さんの1人が、かっこいいマウンテンバイクを埠頭に押してきました。

今日は、もう諦めるのか?と思ったら、もう1人の年かさのお兄さんが、「もっとこっちが、ええで」と示したのは、埠頭の先ギリギリ。

それから、親指大のピンクのウニョウニョと動いている生物を取り出し、針先にグイッとつけました。

さすがに気持ち悪い。
「うわぁ!それなんですか?」と聞くと「コウジ。これで、今日は、赤いやつを釣る。ようつれよるんや。」
釣れても触りたく無い。
それのついた竿を海にぐっと大きくふり入れたと思うと、バイクに立て掛けて、タバコをくわえながら、竿先を見つめます。

次男は、相変わらずエビの模擬餌を虚しく海につけ続けていると。
「来た、来た!」とお兄さん。
あげてみると
「きゃー!私長いのは、苦手。」と年配の女性は、30メートルほと、逃げていきながら、こちらをみています。

「わしゃあ、今日はこれや無いなあ。いらんからおっちゃんあげるわ。」と、イカ一筋のもう1人のおっちゃんに。
おっちゃんは、嬉しそうにペンチで鱧の頭をキュッとして、しめました。

間も無く、「来たきた、30センチ!赤いやつや!」

瀬戸内の鯛!
それから
チヌ!
他にもアナゴを釣って、おじさんに。

途中で、女性が、「その餌、使わせてもらったら」と、言ってくれましたが、次男は、「今日は、エビ狙いですから。」

満潮を数十分過ぎ、「帰ろ。」
ようやく次男も竿をしまいました。
「さよなら」「また、おいで」と挨拶して

帰りの車で「あの餌すごいなぁ!」というと、「あれ、すごい高い。」なるほど、おいそれともらえないわけだ。

釣りって釣らなくても、釣れなくてもおもしろいものなんだと、初めて認識した夜でした。