音楽の喜び フルートとともに

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コレラの街で生まれた合唱団

2023-11-16 21:01:00 | 演奏家
家の近所の銀木犀が咲いていました。

金木犀はもうとっくに終わってしまったのですが、長年前を通っていたのに、気づかなかった。

それというのも香りがほとんどないです。
近寄って嗅いでみましたが、薄っすらと香り、あの特有の甘い香りではなく、木の香りに近いてす。 

「香る 香る 白いライラックの花よ」は
ディビット ウィカンデル(1884-1955年)スウェーデンの音楽学者が発掘したスウェーデン民謡です。

歌っているのは「オルフェイ ドゥレンガル」合唱団
1853年スウェーデンのウプサラを
コレラの感染が襲いました。

感染を防ぐために街は封鎖され、孤立しました。

感染は防ぎましたが、ウプサラ大学の
学生たちは退屈で死にそうになってい
ました。

その時、テノール歌手ジョナス ウィ
デンが地元の宴会ホールに12人の生徒
と、指揮者のオスカル アルビを呼び
集め、一緒に歌って過ごしました。

その時演奏された曲の1つはカール マ
イケル ベルマンによるフレッドマン
の手紙第 14 番「Hör, I Orphei Drängar」
(「聞け、オルフェウスの息子たちよ」)
で、夜明けには、彼らはオルフェイ
ドゥレンガルという男性合唱団を結成
することを決めていました。
初代メンバー
現在に至る高い評価を受け、世界的に
活躍する合唱団の始まりでした、

香る 香る 夜に広がる香り
白いライラックの花よ