音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

良心

2023-04-04 21:27:00 | 本・映画など
土曜日は、浅草のホテルの近くで台湾からのお客様と会いました。帰国の時間があり、10:30からお昼ごはん。

開いてない…。

探して近くのデニーズで。
奥さまと、5歳の男の子と一緒なのでちょうど良かったかも。

お二人の結婚式で台湾にお邪魔して以来、すっかり親になった姿に感動!

お店は、外国の人ばかりでした。ウェイトレスさんも!

男の子はお子様ランチの小さなゼリーに大喜び。

子どもに甘いものは、禁止されているそうです。
「しまった!」
その話を聞く前に、パンケーキ注文してしまった。

「ごめんなさい。」
お二人は「大丈夫。構いませんよ。」とおっしゃるけれど、欲しかったですね。大失敗!


ディズニーランドのお土産頂いてしまいました。

「夢の国から、どうぞ!見るだけで心が安らぎます。」って、Oさん。
…なんだかこういう言葉がすっと出てくるところ、日本の男性にはないところかも。

ディズニーランドは予約制でまぁまぁアトラクションにも入れたし、楽しかったみたいですよ。

目的を果たしたので、私たちも土曜の夜に帰ってきました。
楽しかった〜。疲れたけど。

ディズニーの映画の中で好きなものはどれですか?

これは宣伝になるのかな?
音楽とアニメの動きの素敵な組合せ。

くまのプーさんを私の子どもたちは何度もビデオで観ていました。

フルートでミツバチが来るところを真似すると、大笑いしていました。

これは幼稚園の頃映画館で観た映画、英語と字幕で父に「なんて言ってるの?」と何度も聴いて、初めは教えてくれていたけれど、だんだんめんどくさくなって教えてくれなくなって、シートでつまらなくてひっくりかえっていた映画。


「バンビ」は子どもにもよく見せていました。
「優しいことが言えないなら、口をきいてはいけないよ。」というセリフにびっくり。

その時はなぜびっくりしたのかわからなくて、「優しい言葉を言う、いいなあ~!ディズニーはアメリカの良心だ。」なんて思っていました。

今考えれば、なんでも言っていいのが民主主義でアメリカは民主主義の国と思っていたので…あれ?と思ったのだと思います。

誰でも意見は持っても、言ってもいいけれども、できるだけ相手を傷つけないように言うんだよ。それができないなら言わないほうがいいんだよ。

なかなか、大阪で育ったものには難しいけれど、素敵な言葉だと思います。










日本一醜い親への手紙

2020-09-09 22:55:59 | 本・映画など
「日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?」
Create Media編 2017年

虐待を受けて育った人たちから親に宛てて書かれた手紙100通をまとめて本にしたものです。

大半の人は、おかしな親に育てられた特殊なこどもの手紙とみるのでしょうか?
悲しいことですが、そうではありません。

平成30年度の虐待通報は
15万9850件。
犯罪死 363人 (2015年)
虐待被害者 1394人うち36人死亡(2018年)
保護 4571人(2018年)

こどもの前で「ありのまま」の自分を晒す親たちの姿は醜く動物のようだと巻末の解説で述べているのは、アダルトチルドレンという言葉を広めた信田さよこさんです。

通報は大人の義務になって数年。
この数は実態よりもまだ少ないと思います。

虐待は殴る、蹴るだけではなく、子どもに対して持っている圧倒的な親の力を利用して、思うままに子どもを操ること。

子どもの意志に反したことを、無理やりさせること。

適切な注意を払わない、無視すること。

私も程度、頻度の差こそあれ、力を誤用した経験があります。
だからこそ、子育てをする前に、この本を読んでおきたかったです。


このページから、虐待防止のプロジェクトに協力することもできます。





幻影からの脱出

2020-09-02 22:50:26 | 本・映画など
今日は1日引きこもって練習。

読了しました。

「幻影からの脱出」
原発危機と東大話法
安富 歩 明石書店 2012年

世界の嘘と幻影は、ベルサイユ条約から始まったのではないか?

払えるはずの無い巨額な賠償金をドイツに押しつけた戦勝国、それによって追い詰められたドイツによって起こされた第二次世界大戦はそれまでの戦争とは全く違ったものになっていました。

戦争末期には核兵器が使われ世界は核兵器による平和という欺瞞と幻影に支配されるようになってしまいました。

直接因果関係や確執のある世代は、なぜこういう関係になったのかを知っているけれど、第二世代、第三世代になると訳がわからないままに世界を支配する空気につかっています。

幻影の中で生きながら、幻影だとは気づかない。

核兵器は、平和ではなく、それを持つ国同士の直接の対決を避け、ゲリラ戦、テロ、代理戦争という混乱と真実の原因を隠蔽することをもたらしました。

どんなに絶望的でも、幻影を見抜き、真実を受けとめることからしか解決は見いだせない。

孔子のいう「名を正す」
例文をあげながら欺瞞を暴いて行く技法は見事で、すっきりすると同時に絶望でもあります。

現実がそれほど絶望的であるということ。
れど、その中から希望をひろって行くことが今、大人で生きる私たちの責任であり、次世代を生きる子どもたちのためにも諦めるわけにはいかないという気持ちになりました。










生きるための技法

2020-08-18 23:03:31 | 本・映画など
うちの庭のスダチ、今季初収穫。
市販のものより実がつまっていて、一粒でもたくさん絞れる気がします。

お盆休みの間に読んだ本です。

「生きる技法」安富歩著 青灯社 2011年

自立とは多くの人に依存することである
依存する人がふえるとき、人はより自立する
助けて下さいと言えたときあなたは自立している

え?どういうこと?
自立って誰の助けも借りずに立つことではないの?
と思った私は結構旧来の思い込みにとらわれていました。

客観的に考えてみれば、誰の助けも得ずにこの社会で生存出来ている人はどこにもいないのです。

山奥で一人で生活していたとしても、人の作った服を着て、人の作った器で飲み…。

お金は人との信頼関係無しの交換を可能にし、関係を断ちきるために使えるけれど、 信頼関係を作るために使うべき。

自己嫌悪は「 自分が悪い子だ」 と思い込まされていることである

自分を大切にし、そこからあふれる愛情に引き寄せられるのが本当の友達である

夢の実現の過程 が意味がある

互いに人間として尊重し合うとは、お互いの真の姿を常に探求し、勝手な像を押し付けないということである

どの言葉も納得。

一番刺さったのは「憧れ」

自分を嫌っているので自分の外にある物事を求めで魂がふらふら出て行ってしまうのが「憧れ」です。
原因は自己嫌悪にあるのです。

自分の人生のふらふらの原因を言い当てられたような気がしました。

お気づきでしょうか?
いいなぁと思った作家さんのものは全部読みたい方です。

安富さんの「生きるための論語」ちくま書房 2011年
「生きるため経済学」NHKブックス 2008年
「複雑さを生きる」岩波書店 2006年
と、読んで来ました。

が、
まだ読んでない本があるので全部読みたいです。


世界標準の戦争と平和

2020-08-12 20:47:56 | 本・映画など
世界標準の戦争と平和
初心者のための国際安全保障
烏賀陽弘道 扶桑社 2019年

安全保障というと、軍事という誤解をしている人が多い。
軍事は安全保障の一部であって、他にも安全保障の方法は多くあります。

声明や報道に書かれていないメッセージをお互いに読み取ることが必要なこと。

政治心情とはかかわりなく、地政学的に日本の置かれている位置が中国とロシアという共産国家と民主国家アメリカとの緩衝地帯であること。


排他的経済水域というのは、犯罪行為をしなければ、国際法上は、あらゆる国籍の船がその水域の国の許可なく航行してもいい公海であるということ。

紛争を避けるために、曖昧にしておきましょう。という選択を政府同士で結んでいて、公文書にも載っているのに、マスコミでは報道がほとんど無いので、国民は知らない。など

陰謀論などではなく、公開されている情報の中から、科学的、冷静に他国のメッセージを読み解くためのBig pictureを初心者にも解るように教えてくれます。

目から鱗が何枚も落ちる名著だと思いました。



フェイクニュースの見分け方

2020-08-03 23:50:17 | 本・映画など
実家に帰ると玄関のドアにニジュウホシテントウがとまっていました。
お茄子の葉を食べる害虫だそうですが、小さい!
米つぶくらいです。

かわいくなってしまいました。

今日は母の病院巡り2順目。
先週の月曜日に検査しましたが、様子を見ましょうと言うことで、もう一回。
心房細動は診断が難しいそうです。
発作が頻発するようなら、手術ですが、頻発度合いが今のところそこまで行ってないということみたい。
月末にも見せることになりました。
待っている間に読み終わりました。

旧メディア…テレビ、新聞、雑誌などは、良くも悪くも発信される前に文章、編集、校閲、ファクトチェックなどいろいろな人の目を通して記事が発信されていました。

しかし、現在ではどこでも誰でも発信でき、情報の民主化が進みました。

事実かどうか?
本人以外誰もチェックしない情報がインターネットを通して一挙に拡散される可能性が常にあります。

主語のない情報
匿名の情報は信じるな。
オピニオン(意見)は捨てよ。前提を疑え。
空間時間軸を拡げてみよう。
Gサーチなどでチェック。
陰謀史観は相手にしない。
などなど、目次だけでも持っておいていちいちネットで流れてくる情報をチェックしてもいいと思いました。

人間は複雑な存在なので、善ばかりの人も悪ばかりの人もいない。
単純な話は受けるけれど、フォロワー数は事実を担保しない。
自分でチェックできることはチェックし、わからないことは、わからないと言うことを大切にしている。という烏賀陽さん。

ネットだけでなく、情報化社会を生きる指針になる本だと思いました。











超訳論語読んでみました。

2020-07-23 23:02:19 | 本・映画など

昨日読んだ論語の1節です。

そう言われると、自分に音楽をする資格があるのだろうか?と思いますが…。


こっちの方で「仁」とは、自分を開き、あらゆることから学び成長し続けること。

「仁」であろうとして、学ぼうとしたときには、もうすでにその人は「仁」である。

知らないことを知らないと認めることが「仁」である。

なんてことを書いてあって(ざっくり私の理解ですが💦)

それなら、私にもできるかも。
なんて不遜にも希望を持った次第。

論語なんて古くさくて、説教じみたことを押しつけてくる人が読んでるやつっていうイメージで、今まで遠ざけてきたけれど、おもしろい!と思えた本たちでした。


それに音楽に夢中になりすぎて、肉の味もわからなかった
なんて孔子、かわいすぎ❣️





イーヨーのあざみ

2020-05-08 22:34:03 | 本・映画など
里山のあざみ。



くまのプーさんに出てくるロバのイーヨーの大好物。

息子たちが小さな頃、毎日毎日観ていたビデオ。

他のキャラクターと違って、少しネガティブな感じ。

「どうもご丁寧に」と礼儀正しく大人っぽいところもあって

すぐとれるしっぽに
「どうでもいいよ、すぐとれるから。」

と言いながら、「つまんないしっぽだけど気に入ってるんだ。」
なんだか思春期入りたての男の子のよう。

「他人への少しの思いやりと少しの気づかいが、全ての違いを生むんだ。」
なんて哲学的なことを言ったりして。


野原に咲く雑草にしては濃い色で、茎も花もチクチクしたトゲでおおわれているあざみは、ちょっとうつむき勝ちな皮肉屋イーヨーにふさわしい。

それでも、時々は前向き。
「雨で一番素敵なことは、いつかは止むことだよ。」



百億の昼と千億の夜

2020-03-04 23:34:56 | 本・映画など
上野動物園も16日まで休館です。
ライブもコンサートも消えて。
わくわくするようなこと、うれしくなるようなリアルな体験が世の中から消えて、デジタルの世界が取って変わっていくような気がします。

萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」に未来の社会が描かれているのを思いだします。
危険なことを、全て取り除き人類はカプセルの中で生きていて映像を見ながら生きています。
栄養や食事はチューブで直接身体の中に運ばれ、カプセルの中で、寝たまま何百年も生きて行きます。
理想の天国の一つとして描かれていました。

光瀬龍原作の壮大なストーリーのほんのなんコマかのシーンですが、当時、胃をぐっと捕まれたような、強烈な気持ち悪さを覚えました。

怖いことも、病気もない、競争もない、安心な世界。
チューブに繋がれ自由もない。

今、この時期に生まれてきたウィルス。
克服するまでの間、出かける度に、いや息をする度にウィルスの脅威よりも出かける意味が、いまここでそれをすることの意味が私の人生にあるかどうか?考えそうです。





7人のシェイクスピアとバッハ

2020-01-23 22:08:52 | 本・映画など
伊藤園の自販機の側面。
ピカチュウだらけです。
かわいいので、つい撮ってしまいました。
7人のシェイクスピアがおもしろかったので、二巻も買いに走ってしまいました。

1巻を読んだだけなので、まだ全貌はわかりませんが、シェイクスピアは、当時大学を出た者しか劇作家になれなかったのにグラマースクールを出ただけ。

世に出るまでに6年間の 誰にも知られていない年月があります。
なぜシェイクスピアは あのような 劇作をできたのか?
空白の間何をしていたのか?

実は私はシェイクスピア好きで ハムレットだけでも 4冊持っています。
翻訳が違うと 味わいも違うので。
英語の本も一冊持っていますが こちらの方は途中で挫折しました。

この漫画によると シェイクスピアは 一人ですが 彼を支える 仲間たちの 合作だったらしいと言うお話しになりそうです。

何らかの事情で居場所をなくした名もなき弱い人がそれぞれの秘めた能力で、言葉を与えたり、音楽を提供したり、商才で資本や、歴史に通じてインスピレーションを与えたりという展開になりそうです。

学歴も十分な知識もない シェイクスピアが みんなの力を引き出し集約する力があった ということらしいです。

音楽で言うとヨハン セバスチャン バッハ は音楽の父と言われていますが 実は バッハの家というのは 女も子供もみんな作曲ができ、
バッハ作と思われているもののうちのいくつかは アンナマグダレーナバッハの奥さんの作品と 最近わかってきました。

子どもたちも たくさん作曲していくわけですが、 この家の状況では誰かが何かを思いついて それを違う人が取り入れた って 不思議ではないと思うのです。

バッハ工房、バッハ家内工業。
7人のシェイクスピアは劇作と音楽という違いがありますが、そんなバッハ工房を彷彿とする感じで二重におもしろいです。