音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

レクイエム

2016-03-31 23:22:18 | 音楽

昨日、病院の後、飯盛霊園にお墓参り。
平成7年に亡くなった祖母のお墓。次男が3日に福山に帰るので、両親と一緒に連れてきました。
花曇りでしたが、枝垂れ桜は満開。


お墓を見下ろすベンチで4人でお弁当をいただき、お下がりのおはぎと、はっさくをいただきました。
小学生の頃、従兄弟達と造成途上のお墓の周りの崖で遊んだり、渋柿を山ほどとって帰ったり、幼い息子たちを連れて、山を歩いて降りたり、家族や親族の思い出がそちこちを見ても、思い出されます。

桜の季節もよく来ました。


もう、いとこ達と一緒に来ることは少なくなりました。
お彼岸に来たのか、枯れかけたお花が刺さっていました。
このお花が親族間の元気の便りです。




お墓は家族や親族の絆を確認する場所でもあります。
時が確実に流れていることを意識する場所でもあります。
普段忘れている死を、身近に生活の一部にあるのだと、確認させられる場所でもあります。

古今東西の音楽家がレクイエム 鎮魂の曲 を書いています。
死者を悼む楽曲の数々。

死は誰にでどこにでも平等に訪れる。という事実。

だからこそ、今を生きる。ことが大事。
目の前の人を大切にすること。
そういうことを確認するために、お墓に参り、レクイエムを聴くのだと思います。

木瓜の花も満開でした。


コンサート、講演、マスタークラス情報

2016-03-30 22:56:32 | 音楽

温かくなってきました。
今日も、両親を連れて次男と病院へ。
その後、お墓参り。
昨年亡くなった妹の犬メイちゃんのお墓と、平成7年に亡くなった祖母。
次男も今週で福山に帰るのでご挨拶。

4月5月のコンサート情報が入ってきました。

カール・ハインツ・シュッツ
4月26日(火) 19時開演 いずみホール


有田正広 古典音楽の演奏法 
5月15日(日)14時~ドルチェアーティストサロン 


5月9日(月)18時~ 
エマニュエル・パユ フルートマスタークラス ドルチェアーティストサロン

5月20日(金)19時 ドルチェアーティストサロン
イリーナ・スタチンスカヤ フルートリサイタルⅡ


たくさんのアーティストがやってきますが、いくつかは行きたいと思っています。


名札列車 発達!

2016-03-29 20:17:39 | 子ども
今日は、子育てサロンのスタッフと集まって、名札作りです。
サロンを初めて9年。こどもたちの名札を手作りしています。
来るのも来ないのも自由。無料。1回だけの参加もあるので、お互いの名前を知るために、その時だけの名札をつくります。怪我がないように、ピンなどは使わず、ガムテープで背中にはります。
いつもは、借りていたラミネーターを部会の予算で買ったので、新品!
これから他にもいろいろと作り変える予定です。
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さて、4人でせっせと作業をして、3時間。
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120枚の名札をラミネートしました。

布を切って、並べて、車輪のシールを貼って、1枚ずつ切り離します。

これをサロンの機関車に乗せて、こどもたち、お母さんたちと今年も出発です。
スタッフみんなで楽しみにお待ちしています。

ドルチェミュージックアカデミーコンサート

2016-03-28 22:33:05 | コンサート
土曜日は、ドルチェミュージックアカデミーのコンサートでした。
テレマンのフルートソナタFdurを一曲。
楽器店なので、控え室は防音、贅沢にもピアノがあります。

ピアノと、自分の音を確かめます。普段は自分1人で練習しているので、合わせた時の音がどんな感じか、探り探り!

この曲は、ピアノは、通奏低音に入っているくらいなので、合わせやすいのですが、シンプルな分、音程に気をつけて演奏しないとバレてしまいます。
緊張感の中で、音程をとりながら最後まで演奏すること。

自分の音をどれだけ集中して聴けるか?
チャレンジです。
さて、本番。
あっという間でしたが、楽しんでもらえたかな?

温かいお客様でしたが…。
帰ったら、花かんざしが、可憐に咲いて迎えてくれました。

牧神の午後への前奏曲

2016-03-25 21:02:42 | 音楽

植替え、うまくいったか心配だったラナンキュラス。
これは、2個目の花!

季節はずれの安売り苗だった芍薬も、これはもしかしたら?

つぼみ?!
春の神は、寛大で優しく、恵み深いようです。
ドビュッシーの牧神は、ヤギの角、牛の下半身を持って、森の中で笛を吹いたり、お酒を飲んだり。
豊穣の神だけど、醜い。
あるけだるい午後、午睡をしていた牧神が目覚めると、美しいニンフに出会い、恋します。
しかし、ニンフたちは牧神が近づくと逃げてしまい、1人になった牧神は、失望の中、また、まどろみはじめます。

ニジンスキーが、この曲で踊って、一躍有名になりましたが、舞台で牧神が マスタベーションを思わせるしぐさをするのが、性的過ぎると批判をあびました。

しかし、生命生まれる芽吹きの春を表現するのに、これほどふさわしいものはなかったと思います。

我が家の玄関側、北にあるジュリアンとシクラメンも満開。


シクラメンも初めての花つきです。

病院巡り

2016-03-24 23:15:34 | 日記

今日は少し寒かったですが、苔玉の花も咲いてきました。

朝、7時半に、春休みでいつもは昼までねている次男を起こして、実家へ。
8:40に予約してある実家近くのクリニックへ両親を連れて行かなくてはなりません。

8時過ぎに着いたら、今日は準備万端整っていました。珍しい!…初めて。

少し時間を潰してから、行きましたが、8:30に開くとかで、3分待たされました。

今日は、父の癌のマーカーが上がっていたので、カメラを入れて確認です。
鼻から入れて見たところ、胃腸には異常はないそうです。
ポリープが3個あったので、組織を取りました。7日以降、また検査結果を聞きにきます。

肺は撮れる設備が無いので、田辺病院へ30日にいきます。
その予約を入れてもらって、10:30に実家へ帰宅。
今日はそれだけではすみません。
11:30から、今度は母を田辺病院に送ります。
首から始まって、右手が痺れるそうです。

簡単にお昼の準備をして2時間食べてはいけない父を次男に託し、再出発。

母を田辺病院に送り届け、少し買物をして実家に帰ると、お薬ものませて、次男がちゃんとお昼ご飯をしてくれていました。
本当に、助かりました。

ごはん食べてゆっくりしていると、母からメール。

お迎えは、平和堂に来てください。

病院の近くの平和堂で、買物を済ませるつもりです。
父の防寒用のジャケットとベストを買い、夕飯の材料…「お菓子買って帰ろうか。」と母。
「何がいい?」次男が黙っているので「和菓子が、好き。餡がいいんだよね」というと、調度回転焼きが、目に入りました。
「あれは?」
「回転焼きは、餡が少ないんたよね。」と次男。
歩きながらしゃべっていると、今度はミスドが見えてきました。
「あれにしよう。」と母。

ドーナツを買って、実家に帰り、父と一緒に食べました。
病院巡りも、みんなで行けば、また楽しい


音楽療法士木村久美子さん講習会 ありがとう私の身体

2016-03-23 22:46:43 | 音楽


暖かい1日でした。
今日は、音楽療法士木村久美子さんの講習会に行ってきました。
会場のファミリーポートの近くには雪柳が満開!

感覚統合。
椅子の上に座ってじっとする。というようなことを普段無意識にやっていますが、これは、私たちの脳が微妙な感覚統合をやっているからだそうです。

発達障害を持っていたりすると、それが難しいので、じっと座っていられなかったり真っ直ぐ立てなかったりするそうです。

椅子に座るときに、ひやっとしたとしても、通常は、安全であれば、必要ない情報として脳は無視し、座ることに集中することができます。しかし、発達障害の子どもたちは、その感覚が何倍にも感じられ忘れていることができない。
そういうことを、頭に入れて接してください。ということでした。

その後、身体を動かしたり、音を使ったワークを、しました。
音楽に合わせて簡単な動きをみんなでやったり、歌を歌って、動きペアーを作って、顔を合わせてご挨拶。

見えないボールで、ボール遊び?!
キャッチボールのふりをするのです。

それから♪♩♪とリズム譜が登場。その下にステーキと書いてあります。他にも♪♪♩うどんとか、♪♪♪♪♪♪♩おなかがすいたとか書いてあって、手を叩きながら、3パートに分かれてみんなで曲を作りあげます。

最後はトーンチャイムをそれぞれ1本ずつ持って今度は音のキャッチボール。
目を見あって、コーンと叩いたり、コ、コーンと渡したり。

そのうちHAPIドラムが真ん中に出されました。これはペンタトニックになっていてスリットドラムとも呼ばれていて柔らかいマレットで叩くとガムランに似た柔らかい音が鳴ります。
トーンチャイムの音と、ドラムの音が共鳴しあいました。
ワークショップは、説明されたり教えられるというものではなく、参加者自らが、気づいたり、学ぶものなので、講師からはあえて説明とか、どうだったかというものはありません。

私は、初対面の人たちと協力して、見えないボールを見えるようにできると、人を信じている私に感動するし、信じられているということにも感動します。

手や言葉、簡単な打楽器を使ってその場で作れる音楽に、こんなにゆったりと、心が開き、癒されるものなんだと感動しました。音楽のもつ本来の目的や意味を思い出したような気がしました。


パスポート騒動

2016-03-22 22:40:31 | 日記
ボストンに留学中の姪が、オーディションで、ボストンユースオーケストラのメンバーになったのは、1年前。
また、オーケストラ内のオーディションでヴァイオリンの2ndトップになりました。
その姪の留学もこの夏まで、6月5日にユースでカーネギーホールにでることになりました。

すると妹から連絡があって、「もう、たぶん一生無いし、お母さんと一緒に聴きに来て。」ってニューヨーク??
「お母さんの旅費きついから、出してもらえへんかな?」

はあっ?!私だってきついよ~!と、思ったものの。
母は75歳。もう二度と無いかもしれない…。
それに、父をどうする?
すると、両親と同居している長男が、「いいよ。行っといで。」

安~~~いツアーを探して、妹が初め言っていた半額。
「これやったら、半分だせるでしよ。」と妹にもご負担いただき、行くことを決定したのが昨日。

何年も海外にも行ってない母のパスポートを取りに行かなくては、と母に電話すると、2人が空く日は、今日午後しかありません。次男をサポートに出発。

松井山手の実家に母を迎えに行き、年金手帳、保険証、印鑑。
「戸籍抄本は?」
「寝屋川。」
寝屋川に向けて出発!

寝屋川市役所。
平成6年に実家が引越してから、行ってなかった。懐かしい!
寝屋川の星。豪栄道、又吉さんのコーナーができていました。

待っていると、「こんにちは。」と声をかけられました。驚いたことに従姉妹の夫さんでした。市役所勤めを、されているとはきいていましたが、何棟もあり、たくさんの人たちが働いていて会えるとはおもっていませんでした。10年ぶりくらい、本当に驚き、うれしかったです。

さて、近くにあった実家跡をぐるりと回って次男に見せ、今度は宇治市にあるパスポートセンターに出発。

第二京阪の側道を、行こうと入った途端大渋滞!1キロと進みません。パスポートセンターの受付は4時半まで、3時過ぎ。ナビの到着予想時刻は、15時47分!
顔写真も無いから、早めに着かないと。
仕方ないので、第二京阪に入ってみたら、こちらは空いています。
ただし!私は、10年以上高速乗ってない…。手に汗にぎる数分間。
ナビを見ながら、着いたと思ったら裏口。ぐるりと回って、なんとかたどり着きました。
「お父さんと後から来て」と次男にたくし、母と急ぎ足で、事務所へ。

「あの写真を、撮るところはありますか?」と聞いたら、「説明します。」と示されたのは、宇治駅前の写真館。後、20分!

車に戻ると、2人はいません。
スマホで次男に電話したら「おじいちゃん、トイレだから」
「キー持ってきて、写真とりにいかなきや!おじいちゃんと待ってて」

車で信号二つほど行ったところ。写真館に入ったのも久しぶり、ですが、とても親切で、写りもきれい。料金も800円、安い!

と。感動に浸っている場合ではありません。戻って、母を先に行かせ、車を駐車してから、行ってみると、5分前。
よかったぁ!
「おつかれさまでした。」とねぎらってくれました。

本当に間に合ってよかったです。
「せっかく来たから」と、母が言うので宇治駅に停車したら、次男と行って茶団子を買って来てくれました。
父も、「食べる」とパクパク。
そのまま4人で一箱食べて、後は下道で、ゆっくりかえりました。めでたしめでたし(^-^)/

フルート教室勉強会&交流会

2016-03-21 21:42:50 | フルートレッスン

20日日曜日は、フルート教室恒例の勉強会&交流会でした。
午後1時に牧野の自宅教室に集合。
ピアノ伴奏はSさんにお願いしました。

前半は勉強会。
受講トップバッターは、Sさん。
カルメンからハバネラ。
Sさん。音の間違いもなく、ちゃんと吹けています。特に高音部はすばらしいです。
練習時間も短かったのに、すごい!

この曲は初め旋律を低音域で吹いた後、後半ほとんど同じメロディを中音から高音で演奏します。
前半と後半で、音のテンション、ハリが違ってしまいがちです。
高音の部分のメロディを吹いた後、もう一度低音を吹いてみます。
テンションが違うのに気がついたら、修正して演奏します。
それから、Dmから、Dに転調した時に、そのまま吹いてしまうと、音程が上がってしまいます。
間奏の間に、ピアノの音をよく聞いて演奏すると、正しい音程で吹くことができます。
もちろん、普段にDm Dのスケールをさらうことは大切です。

さてSさん、2度目は1度目よりもっと素晴らしい演奏をしてくれました。すぐに修正できるところもSさんの素晴らしいところです!

次はYさん。
まだ、初めて半年ほどです。
「いとまきまき」と「かえるのうた」をピアノとフルート2本のアレンジで演奏しました。
Yさんはとても耳がよく、トリオは初めてなのに、ハーモニーが綺麗にとれています。
音楽は協力して一つのものを作り上げることが、何よりも大切です。
とっても素晴らしい演奏でした。

ただまだあまり音がでるポイントが曖昧なので音がかすれがちです。私が吹いた後を吹いてもらって少しずつ修正していくと、二度目の演奏は、かすれないでうまく演奏できました。

最後はMさん。
カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲。
スポーツマンのMさんは、息の量もたっぷり、オペラの曲を豊かな音量で演奏してくれました。
ビブラートもかかって素晴らしかったです。

オペラの曲は、デュミナーク 音の強弱の振れ幅が大きいのが特徴です。
この曲はppから、ffまで出てきます。
小さな音ほど、気を使います。唇も息もコントロールしなくてはいけません。
大きな音は、筋肉を緩めていけば息のスピードが上がり出やすくなります。ただしポイントがずれていて息の量を増やすだけで音量をだそうとすると音が濁ってしまいます。
少し管を外に向けて、いい場所を見つけて吹いてみてください。
軽い力で大きな音が出るポイントがあります。
F#の高音も、豊かで美しい音で演奏できますよ。

さて、Mさんも素晴らしい演奏で終えることができました。

レッスンが終わって、ほっとしたところで、みんなで、お茶とケーキをいただいて歓談。
後半は、持ち寄りの楽譜などで、トリオや、デュオ、アンサンブルをしました。
みんな楽しんでくれたかな?
今年もよろしくお願いいたします。


シュトラウスの「泡立ちクリーム」

2016-03-18 23:01:12 | 手作り

次男が福山から帰ってきて半月。
あと半月で下宿に戻ると思うと、あれをやっとかないといけません。

甘党男子恒例のお菓子作り。といっても簡単なもの。
「面倒くさい」が口癖の今時男子。
「クレープは?」と言うと「あれ、大変やん。」というレベル。
という私も、手の込んだものは作れません(^^;

冷蔵庫に、ホイップクリームとホットケーキミックスがあったので、ホットケーキを作ることにしました。
「今時、はやりのパンケーキ!」と言うと、
「ホットケーキとどこが違うん?」と息子。
「わかりません。」きっぱりと私。

さて、ホットケーキミックスをボールに入れて混ぜます。

「水を少しずつ入れて加減して。」と他の準備をして、戻ってくると、少なすぎる水を入れてお箸で練っていました。
「いやいや、練ったらあかんし、グルテンがでるし・・・。お水もっと入れてサクッと!」
無事回復。
「泡が出たら、ひっくり返してね~。」

ちょっと形悪いけどできました。

私はホイップクリーム作り。

甘党男子と言えば、R。シュトラウス
作ったバレエ音楽は「泡立ちクリーム」
子どもたちがお菓子を食べ過ぎて寝入ってしまうとお菓子の国にいざなわれるて踊るというお話だそうです。

もちろん、フードカッター!生クリームもできます。
これだけでも、おいしそう!

お砂糖はマスコバド糖。ちょっと茶色くなりますが、精製されていないので、ミネラルが多く、優しい甘さになります。

角が出来て、立ったらできあがり。
メープルシュガー・・・は無いので、はちみつをホットケーキの上に塗り、
置きすぎてちょっとボソボソしだしたリンゴをのせます。

さて、クリームを絞り器に入れて絞ったらできあがり。

これなら、失敗はありません。
「うめ~っ!」と次男。ムフフフこれが聴きたかった。

地味目のホットケーキが、泡立ちクリームのおかげでゴージャス!
シュトラウスの音楽も、キラキラこれでもかっていうほど、とってもゴージャスです。

ところが、この曲は第一次大戦後の食糧不足の時の作曲で、「こんな時に、何事か!」と叱られて、演奏されなかったらしいです。

KY?いやいや、子どもたちからお菓子を取り上げるような時代を作ったことがいけなかったと思います。

世界中の子どもたちが、あたりまえにお菓子が食べられる世の中になりますように。