夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『仮面ライダー1号』

2016年04月07日 | 映画(か行)
『仮面ライダー1号』
監督:金田治
出演:藤岡弘、,西銘駿,岡本夏美,阿部力,長澤奈央,武田幸三,
   大沢ひかる,山本涼介,竹中直人,大杉漣他
声の出演:飯塚昭三,悠木碧,関智一,石井康嗣

先週の金曜日はエイプリルフール、「映画の日」。
午後休を取って映画というのがクセになりつつある今日この頃、
新年度初日だというのに、またまた午後休を取ってしまいました。

晩は飲み会の予定だったので、車は阪急箕面駅近くのコインパーキングへ。
仕事帰りのダンナに乗って帰ってもらうことにして、
私は阪急とJRを乗り継いで川西池田経由で伊丹へ。
春休み中でTOHOシネマズ伊丹はちびっこがいっぱい。

で、“ドラえもん”“クレヨンしんちゃん”のみならず、こんなものまで。
とはいうものの、手を出すのは初めてではなく、
2014年暮れのフリーパス所持期間中に体験しています。
そのときに車を運転する仮面ライダーを観て、
もはやライダーではなくドライバーなのかと衝撃を受けました(笑)。

今回は“仮面ライダー45周年”の記念作品らしい。
芸名の「、」はホンマに要るんかといつも思う、先日70歳になったばかりの藤岡弘、
彼演じる本郷猛=仮面ライダー1号が主人公です。
タイ・バンコクのシーンからスタート、
これもバンコクでなければならない理由ゼロ、無駄なロケだわ~。

45年前、優秀な科学者でありオートーレーサーだった本郷猛(藤岡弘、)は、
その能力を悪の秘密結社ショッカーに狙われ、囚われの身となる。
バッタの能力を持つ改造人間にされるも、
脳まで改造される直前にショッカーのアジトを脱出。
仮面ライダーとなった猛は、人々の自由と平和を守るために世界各地を転戦。

そんな彼が久しぶりに日本に帰ってきたのは、
恩人の孫で女子高生の立花麻由(岡本夏美)を守るため。
なぜか彼女はショッカーたちに狙われているらしい。
仮面ライダーゴーストの天空寺タケル(西銘駿)や
仮面ライダースペクターの深海マコト(山本涼介)とその仲間たちは、
ショッカーの真の目的を探る途中で猛と出会う。
タケルたちは猛とともに麻由を守ろうとするのだが……。

仮面ライダーゴーストって、その名のとおり、幽霊なんですよね。
猛が初対面のタケルに向かって「君はすでに死んでいるんだな」と言ったあと、
「ライダーも変わったもんだな」と感慨深げ。そりゃこっちの台詞だよ。

ショッカーは仲間割れして新旧2つの軍団となって行動しています。
新ショッカー組織“ノバショッカー”の目標はもはや世界征服ではなく、ビジネス。
大停電を引き起こして、復旧させたくばウチと契約せよと政府に迫るんだから、
時代を反映した展開に苦笑い。

タイヤ交換攻撃とか、巨大な指によるデコピン攻撃とか、多種多様。
仙人役の竹中直人、地獄天使役の大杉漣、がんばっています(笑)。
仮面ライダーに変身せずとも本郷猛はあんなに強いのに、
麻由のために稼ごうと肉体労働をするシーンではセメント袋片手にヨレヨレ。
心臓発作か何かを起こして一旦死んだのに、生き返るねんで。不死身らしい。

笑わせてもらいました。
仮面ライダーは不滅だ!

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