電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

お昼どき、やんちゃ猫はどこへ?

2024年03月16日 06時00分37秒 | アホ猫やんちゃ猫
ある日のお昼どき、我が家のやんちゃ猫・李白の姿が見えません。はて、どこに行ったのだろう?

いました! こんなところにいたのか〜。




ここは、推定築300年の古民家をリフォームしたリビングです。昔の梁や鴨居をそのまま見せる形になっていますので、テレビを踏み台にして上がってしまうようです。



煙とナントカは高いところに登りたがるといいますが、李白クン、キミもナントカの部類なのかい?



李白いわく、「いや〜、それを言われると弱いなあ〜」だそうです(^o^)/
自分で降りるんだよ。時計の振り子を止めちゃだめだからね!

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コピー用紙の価格も上がっている

2024年03月15日 06時00分05秒 | 手帳文具書斎
春は地域自治会はじめ各種団体、寺など役員会、総会のシーズンです。当方、完全リタイア後、いくつか地域の役割を引き受けていますので、こうした資料を作成して準備する必要があります。そんなわけで、ワープロや表計算等の出番が増えていることは何度か記事にした(*1)ところですが、役員会を経ていよいよ総会資料を大量に印刷し準備する必要がありました。先日、行きつけの文具店に出向き、コピー用紙を購入してきましたが、世間の値上げラッシュの例にもれず、昨年秋〜冬頃からだいぶ価格が上がっています。たしか、以前は500円玉1個で1〆(500枚)買えたはずですが、どれどれ…当ブログの検索ボックスで「コピー用紙」で検索してみたら、2015年の10月に購入記録があり、その頃の日付で備忘録ノートを探したらレシートが貼り付けてありました。それによれば、同じ製品が@410円(税別)でした。たしか、このくらいの価格が長く続いたと記憶していますが、今は@616円也。あらためて実感しますが、昨今の値上がり幅はだいぶ大きいようです。

また、備忘録ノートにレシートを貼り付けるという単純な記録が、ブログで検索するという方法と組み合わせることにより、参照できるデータに変わることがわかります。




我が家のやんちゃ猫・李白がさっそくいたずらをしかけにやってきました。こらこら、それはいたずらしちゃダメだよ!

(*1): 例えば 「春の各種総会、役員会を準備する〜パソコン、プリンターの出番」〜「電網郊外散歩道」2024年2月

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今シーズン最後のリンゴでアップルパイ

2024年03月14日 06時00分42秒 | Weblog
今シーズンのリンゴの残りがごくわずかになり、さすがに老化してシャクシャク感がなくなってきましたので、最後の貯蔵リンゴで妻にアップルパイを作ってもらいました。毎年の恒例ではありますが、冬の季節の終わりと春の到来を感じる味です。本当は秋に「紅玉」で作れば一番美味しいのでしょうが、我が家で冬を越せるのは「紅将軍」「ふじ」しかありません。今回は「ふじ」で作ったアップルパイです。



コーヒーメーカーで淹れたコーヒーに合わせてアップルパイをいただくと、ぎっしりはみ出しそうな、いや、実際にはみ出しているリンゴの甘酸っぱさに味覚が喜びます。果樹農家に生まれ、Uターンして古希を越えた年齢でも果樹農業を営むことができる健康のありがたさを感じます。




今年の農作業はもうすぐフルに開始する時期です。美味しい果物を今年もたくさん収穫できるように、意気込みと元気をもう一度呼び起こして頑張ることにしましょう(^o^)/

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カセットデッキの音が揺れるので装置の一部を模様替え

2024年03月13日 06時01分50秒 | クラシック音楽
先日、書斎のスピーカの点検をした際に、久しぶりにカセットデッキで音を出してみたら、なんだか音がワウワウと揺れます。ああ、これは駆動ベルトか何かが劣化して伸びてしまったのだなと判断し、修理可能な部類とは思いますが、引き受けてくれるかどうか、いつもお世話になっている電器屋さんにお願いしてみることにしました。そんなわけで、カセットデッキを床におろしたら、なんだかアンプ部が殺風景です。



仕方がないので、とりあえずFMチューナー代わりに ONKYO のミニコンポ FR-XN7TX を寝室から移動し、FM専用アンテナに接続してみました。すると、EPROM ERROR と表示され、受信できません。まあ2008年に型落ち品で購入した古い機器ですので、有りうることではありますが、これまでの ONKYO 製品の信頼度からみて、たぶん電源を入れ直せば治るはず。で、コンセントから電源プラグを引っこ抜き、30秒ほど置いてからプラグ入れ直してみました。こんどは 82.1MHz と表示されましたが、肝心の NHK-FM山形 の放送が音が出ません。はて、面妖な…いろいろ試みた中で、リモコンで AUTO チューニングを解除し、手動で周波数を合わせてみたら、ちゃんとステレオ音声で音が出ました。どうも、 AUTO 回路に問題が発生したみたいです。



そんなこんなで、書斎のメインのステレオ装置の一部が模様替えとなりました。この機会に、古い装置を全部廃棄して小型のミニコンポだけにしようかとも考えましたが、それはまだ早いようです。

普段は Ubuntu Linux の再生する音を USB 経由で Topping D10s という DAC によりアナログ音声信号に変換し、これをやはり ONKYO のミニコンポ CR-555 で増幅して鳴らすという簡易デスクトップ PC-audio が主体となっていますが、いくら古い装置とはいえ、書棚に埋め込んだブックシェルフ・スピーカ YAMAHA NS-650 の音はミニコンポの小型スピーカでは出せない音です。一部の模様替えを契機に、メインのステレオ装置で昔のCD/DVD等を再生する機会が増えたようです。

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スナップエンドウとホタテのペペロンチーノで春パスタ

2024年03月12日 06時01分47秒 | 料理住居衣服
先日、珍しく妻からパスタのリクエストがありました。なんでも、何かのチラシで「春パスタ」というのを見かけたらしい。スナップエンドウとホタテのペペロンチーノを食べたいというのです。答えはもちろん「了解!」の一言です。

    【材料と準備】(2人分)
  • パスタ @80g×2
  • スナップエンドウ 6個 
  • ホタテ 1パック
  • 玉ねぎ 1/4個 薄くスライス
  • にんにく 1個
  • 鷹の爪 1個
  • オリーブ油、塩コショウ

作り方は例によって湯を沸かし、2.5Lに塩を大さじ1.5を加え、パスタを茹でます。このとき、スナップエンドウを一緒に投入して1分〜1分半ほど茹でて取り出しておきます。フライパンにオリーブ油を温め、低温でニンニクの香りを移し、鷹の爪でピリ辛にした後、ホタテをさっと炒め、別の皿に取り出しておきます。続いて玉ねぎを炒め、いったんフライパンを火から遠ざけて茹で汁お玉1〜1.5で塩分を加え、火にかけてフライパンをゆすりながら乳化させます。ホタテとスナップエンドウを入れてさっと温めた後に茹で上がったパスタを投入して一緒にソースにからめ、仕上げのオリーブ油を少しだけかけて全体になじませ、盛り付けます。あとはお好みで粉チーズとコショウをかけて供します。



うん、美味しい。これは確かに季節の味、春パスタです。妻のリクエストにも応え、久々に「またパスタ?」と呆れられないお昼となりました(^o^)/

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山響第315回定期演奏会でサッリネン、ニールセン、シベリウスを聴く

2024年03月11日 06時03分51秒 | -オーケストラ
春なのに雪が舞うお天気が続いた3月、山形市のテルサホールで山響こと山形交響楽団の第315回定期演奏会を聴きました。今回のゲストはフィンランドの世界的な巨匠指揮者、オッコ・カム氏です。若い頃に、カラヤン指揮者コンクールで優勝(1969年)して一躍有名になった頃のことはよく覚えていますが、まさか当地・山形で何度も間近に接することができるとは思ってもいませんでした。前回の演奏会(*1)ではオール・シベリウスのプログラムで、「フィンランディア」、交響曲7番、2番というものだったと記憶していますが、コロナ禍での来日中止を経て今回再びの来演。サッリネンとシベリウスがフィンランド、ニールセンがデンマークですから、北欧の音楽に焦点を合わせた、待ちに待った演奏会です。

今回のプログラムは、

  1. サッリネン:交響曲 第2番「交響的対話」作品29
        *パーカッション 常盤紘生(山響首席奏者)
  2. ニールセン:フルート協奏曲 FS 119  フルート: 知久翔(山響首席奏者)
  3. シベリウス:交響曲 第1番 ホ短調 作品39
      オッコ・カム指揮、山形交響楽団

というもの。

指揮のオッコ・カムさんに西濱事務局長がインタビューするプレコンサートトークが興味深いものでした。サッリネンは長く交友が続く大切な作曲家で、オッコ・カムさん自身が今回の曲の初演者でもあるそうです。また、今回ソロをつとめる常盤さんと知久さんのお二人について、才能ある若い奏者で音楽の背後にあるものをとらえて演奏しようとする姿勢が素晴らしいと評価。ニールセンについては、ニールセンが以前住んでいた家を買い取り、現在オッコ・カムさんが住まわれているのだそうで、西濱さんが羨んでいました(^o^)/ 



さて1曲め、サッリネンの交響曲第2番 作品29 〜ソロ・パーカッションとオーケストラのための交響的対話〜という作品ですが、ステージ上には正面中央にマリンバ、ヴィヴラフォン、トムトム、ボンゴ、バスドラム、スネアドラム、アンティーク・シンバル、ゴング、ギロ、タムタム等の独奏パーカッション群が配置され、目を引きます。指揮台はこの後方で、弦楽5部が左から 10-8-6-6-4 の配置です。左手後方にハープ、正面後方にフルート(2)、オーボエ(2),その奥にクラリネット(2)、ファゴット(2)の木管群が並び、金管楽器は左手にホルン(4)、右手にトランペット(3)、トロンボーン(2)、テューバという楽器編成と配置になっています。
弦楽が下降する音階のような音を奏する中で、ヴィヴラフォン等が同様に下降音階を奏でたかと思うと、一転してパーカッションの本領発揮!なんてかっこいいんだろう。ソロの常盤紘生さんが真っ赤なシャツで登場した気持ちもわかるなあ。ネットで予習していったとはいうものの、実演の迫力と魅力は桁違いのものでした。

聴衆もやんやの拍手喝采、常盤さんのアンコールは、ネヴォイシャ・ヨハン・ジヴコヴィッチ「ヴィヴラフォンのためのスオミネイト」でした。



ステージ上からパーカッション群が退き、こんどはニールセンのフルート協奏曲です。楽器編成と配置は、左から 10-8-6-6-5 の弦楽5部に、正面奥に Ob(2), Cl(2), Fg(2) と木管楽器が並びますが、Fl は独奏フルートだけのようです。金管楽器は左手奥に Hrn(2) と正面奥 Timp. の右側に Bass-Tb だけで Tp がありません。ちょっと変わった編成です。独奏フルートの知久翔さん、冒頭から素晴らしい音と演奏。素人目にも難しそうなところを難なく吹き、ニールセン晩年の音楽を見事に表現します。例えばフルートの高い音とクラリネットの低い音の対比と掛け合いは魅力的ですし、弦楽の美しい響きが突然に荒々しく変わったりするところなど、1927年に完成された音楽らしく現代的な要素もあり、説得力のある音楽と感じます。ちなみに、Timp. は先のソリストの常盤さんが黒の衣装に早着替えのマジックを見せて参加していました。山響団員はタフでなければつとまらないのかも(^o^)/

聴衆の盛大な拍手を受けて、ソリスト・アンコールはドビュッシーの「シランクス」。神秘的な響きに思わずほぉーっとため息がもれました。

ここで15分の休憩。後半は、シベリウスの交響曲第1番です。Fl(2), Ob(2), Cl(2), Fg(2), Hrn(4), Tp(3), Tb(3), Tuba, Timp. Perc, Harp に弦5部という楽器編成です。第1楽章の冒頭の Timp. のロール?に始まり、クラリネットのモノローグが長く続きますが、これが実にいいのですよ! この曲の魅力にここでぐっとつかまれるのです。そして弦楽によって奏でられる音楽。オッコ・カム指揮の山響は、この曲の魅力を充分に聴かせてくれたと思います。音楽は悲劇的な要素をはらんでいるのですが、正直に言って、あんまり幸せすぎて終楽章のあたりではほとんど意識が落ちていたくらいです(^o^)/
いや〜、今回もほんとに良い演奏会でした。



終演後、お隣に座っていたご婦人に声をかけられました。「◯◯◯です」、ええっ、いやいや全然気が付きませんで失礼しました。某庄内の笛吹きさんの奥様でした。ずいぶんお久しぶりですが、そういえば我が家の母娘猫が元気だった頃、某千代丸クンをかわいがっていたはず、その後の消息もお聞きできませんでしたが、いろいろ懐かしく思い出してしまいました。



(*1): 山形交響楽団第268回定期演奏会でオール・シベリウス・プログラムを聴く〜「電網郊外散歩道」2018年4月

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シベリウスの交響曲第1番のいろいろな演奏を聴いてみる

2024年03月10日 06時00分05秒 | -オーケストラ
山響こと山形交響楽団の定期演奏会に予定されている曲目の中で、サッリネンとニールセンも大きな楽しみの一つですが、そうは言っても聴き馴染みのあるシベリウスの交響曲第1番が期待大です。手元にはCDのカラヤン盤があり、ずっと聴いています(*1)が、その他にはパブリック・ドメインの恩恵でアンチェル指揮チェコフィルの演奏(*2)や渡邉暁雄指揮日本フィルの演奏(*3)も楽しんでいます。

その他にも、様々な演奏に接してみようと、YouTube で探してみました。例えばパーヴォ・ヤルヴィ指揮、パリ管の演奏。

Jean Sibelius - Symphony No 1 in E minor, Op 39 - Järvi


続いて、ユッカ・ペッカ・サラステ指揮、ラハティ交響楽団の演奏。

Sibelius: Symphony No. 1 - Jukka-Pekka Saraste & Lahti Symphony Orchestra


ふだんの日常生活で楽しむことができるという点では、コンピュータ・ネットワークの時代の恩恵を痛感しますが、今回の定期演奏会は、パソコンのディスプレイとミニコンポの簡易 PC-audio で見て聴く音ではなくて、よく響く音響の良いホールで、眼の前で生身の演奏家が繰り広げる演奏会です。正直に言って、これは何ものにも勝る音楽体験でしょう。今回のオッコ・カム指揮山響の生の演奏が楽しみです。

(*1): カラヤンとベルリン・フィルの「シベリウス/交響曲第1番」を聴く〜「電網郊外散歩道」2008年3月
(*2): シベリウス「交響曲第1番」カレル・アンチェル指揮チェコフィル〜「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」より
(*3): シベリウス「交響曲第1番」渡邉暁雄指揮日本フィル〜「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」

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サバ缶と大根とキノコの味噌汁

2024年03月09日 06時00分05秒 | 料理住居衣服
先日、地域の会合で味噌汁を作って振る舞う機会があり、マイ包丁を持参しておよそ十数人分を作りました。とにかく手軽な材料で簡単にできることが条件ですので、寿司屋で出される味噌汁を念頭に、サバ缶と大根とキノコで作ってみましたら、年配者が多かったためか、かなり好評でした。回覧板を持ってきた隣家の同級生にその話をしたら、「うちでもやってみよう」ということで、作ってみたら好評だったそうな。その話を聞いた妻が「家でも作ってくれ〜」と急かします。それではということで、リクエストに応えてもう一度作ってみました。こんどは5人分くらいの分量です。

    【材料と準備】(水は1Lくらい)
  • サバ水煮缶 1/2缶くらい 汁ごと入れる
  • 大根 適量 5mm厚のイチョウ切り
  • キノコ(椎茸、しめじ等) 適量 食べやすく切る(ほぐす)
  • ネギ 薬味程度
  • 味噌、だしの素 適量

作り方は、

  1. 鍋に水を入れ、大根、サバ缶、キノコをグツグツ煮る。
  2. 大根が煮えたら、だしの素、味噌をとき入れて味を調える。
  3. 薬味のネギをちらして供する。

僅かななまぐささも嫌いだという人には向きませんが、アラ汁は大好きという人にはたぶん喜ばれるでしょう。



写真は、前夜のチラシ寿司の残りご飯と味噌汁。一応、婦唱夫随の朝食となっております(^o^)/

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春告げ花クロッカスとジャガイモ種芋の配布など

2024年03月08日 06時00分39秒 | 季節と行事
異常に積雪が少なかったこの春、クロッカスが芽を出し、花を咲かせ始めました。亡母が元気な頃に植えて楽しんでいたクロッカスが今も残り、我が家の春告げ花となっています。



農協から連絡があり、予約していたジャガイモの種芋が配布されるとのことで、受け取ってきました。例年通り、

  • 男爵 3kg
  • キタアカリ 3kg

の2種類です。まずは、並べて芽出しをしなければ。



我が家で最後まで残る作業小屋の北側には、ヒマラヤユキノシタが積雪の重みに耐えています。今月の中下旬には雪が融け、どっと花が咲き始めることでしょう。その頃には、もう本格的に農作業が始まるはず。体調をととのえ、動き出す準備をしておかなければ。



とりあえず、この週末には山響定期演奏会だな。オッコ・カム指揮でシベリウスの交響曲第1番ほか。期待大、楽しみです。



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確定申告が終わり、今後の果樹園経営を考える

2024年03月07日 06時00分02秒 | 週末農業・定年農業
確定申告がようやく終わりました。私の場合、年金所得を主体としながら、昨年の3月まで非常勤で仕事をしていましたので僅かですが給与所得があり、さらにサクランボや桃を主体とする農業所得があります。給与や年金は源泉徴収票があればよいので楽ですが、農業経営の場合はそうはいきません。出荷伝票で出荷額の合計を調べて出荷証明書と照合し、農協の出資配当金や各種補助金等を合算して収入を算出します。これに対して支出の方は、苗木代、肥料・農薬代、農機具の修理代、農業用ガソリン等の燃料代、段ボール箱やパッケージなどの出荷資材、農協の出荷手数料などは農協でまとめて証明してくれますが、土地改良費、剪定や収穫など雇人の人件費、農家の店等で調達したもの等はそれぞれ領収書が必要です。軽トラックの自動車税や車検費用もありますので、租税公課や修理代等に振り分けなければいけません。会社経営に比べれば金額ははるかに少ないですが、細かく気を使う必要があるのは同じです。自前の表計算のワークシートでできるようになっているとはいうものの、なかなか面倒です。

昨年春の霜害で花芽がやられたサクランボは、結局は例年の半分以下の収量となり、収入も大きく減収となりました。その分、桃の出来がよかったのでいくぶん盛り返したとは言うものの、主力のサクランボの落ち込みを挽回するまでにはいたらず、かなりの赤字となりました。退職前、フルタイムで働いていた頃は源泉徴収の税額も大きかったので、多少赤字になっても確定申告で戻ってきたのですが、今は源泉徴収額が少ないので、払っていないものは戻ってきません。このあたりはお天気しだいなので、私にはどうすることもできませんが、さて今年はどうなるのだろう。

今年は例年にない暖冬で、異常なほど積雪量が少なく、山間部に積もった雪の量は例年の2割くらいだそうです。雪国である東北地方で夏場の水不足を心配しなければいけないのですから、電力会社も頭が痛いでしょう。温暖化の影響は、気候が極端に現れることであると言います。春先の気候の特徴は三寒四温で寒さがぶり返しながら徐々に暖かくなることですが、開花期の4月になっても雪が降ったり遅霜が頻発するようだと、花芽は壊滅的な影響を受けてしまいます。そうした気候の変化の影響を受けにくくするには、経営的な工夫も必要になるでしょう。

  • 剪定を依頼している雇人の人たちに支払う額は栽培面積によって決まり、気候や収量によらず一定の固定経費となっている。果樹園経営を今後いつまでできるかを考えると、当分は自前でできる程度に思い切った栽培規模の縮小を行い、後期高齢者となり安全に農作業ができなくなった時点でスムーズに廃業できるように準備しておく必要がある。
  • 樹高が高く作業の危険性の大きいサクランボ主体から、樹高が低く作業が楽な桃を主体にするように、果樹園の樹種構成を変えていく必要がある。

これらを見越して数年前から植えている晩生種の桃が、今後は少しずつ収穫できるようになります。サクランボは老木を少しずつ伐採して規模を縮小していき、若木を主体とするように移行していくことが今年の目標かな。

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お昼にかんたん和風チャーハンを作る

2024年03月06日 06時00分17秒 | 料理住居衣服
過日、朝から雪降りで、農作業には不向きな日、お昼に簡単に和風チャーハンを作りました。妻と2人分の材料と準備は、

ご飯  飯碗2杯分+α 皿に広げて冷ましておく
卵   2個 軽くといて(ほぐして)おく
ウィンナー 2本 数mm厚に切る
ネギ  1/2本 食べやすい大きさに切る
たくあん  適量 細切り
サラダ油、塩コショウ  適量
ミカン 皮を剥いて横に4等分にスライス

作り方は、

  1. フライパンをじゅうぶんに加熱し、サラダ油を入れて回し、なじませる
  2. 卵を入れ、軽くかき混ぜる
  3. ご飯を入れ、混ぜながら押し付けるように加熱して焼き、塩コショウで味を調える
  4. ウィンナー、たくあん、ネギを入れ、加熱しながらよく混ぜて均一にする
  5. 火を止めて盛り付け、ミカンを添える

チャーハンを作るのにうまくいかないのは、たいていはフライパンの面積に比べてご飯の量が多いとき。熱して水分を逃しながらご飯を焼くことができないからではないか。フライパンなら1人分、あるいはせいぜい2人分か。中華鍋ならその点は大丈夫だが、こんどは火力が不足するかも。



写真では、朝食の残りのあさつきを添えてみましたが、たくあんがコリコリしてなかなか美味しかったです。妻も Good ! の評価でした。

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クラシック音楽が聴けるインターネットラジオ局

2024年03月05日 06時00分11秒 | コンピュータ
最近、どうも Spotify や YouTube でいきなり割り込んでくる広告がうるさく感じます。せっかくいい気分で音楽を聴いているのに、楽章の、あるいは曲の途中で、傍若無人に割り込んでくるのが実に「うざい」ですし、「広告がいやなら金払え」商法は、どうも嫌がらせをしてみかじめ料を取る商法みたいで感じ悪い。むしろ、中波ラジオを radiko で聴いたり、あるいは NHK-FM を「らじる★らじる」で聴いたりしているのですから、いわゆるインターネットラジオ局でクラシック音楽を専門にしているところがあるのではないか。昔、米国の WCLV 等を聴いていたこともありましたが、最近はとんとご無沙汰でしたので、「インターネット ラジオ クラシック音楽」で検索してみました。その結果、「クラシック・ラジオ」という紹介ページ(*1)を知りました。

この表の中で、試しに一番人気というイタリアのクラシック専門ネット・ラジオ局「Venice Classic Radio」を選び、例えば「主 mp3 」形式を選んで net-radio というフォルダにダウンロードすると、128.m3u というファイルが保存されます。これを右クリックして、Windows なら Windows Media Player で、Linux ならば Video Player で再生すると、「ヴェニス・クラシック・ラジオ」というイタリアのクラシック音楽専門のネットラジオ局の放送が流れ出す、という仕組みです。

ちなみに、これが Windows でいくつかのネットラジオ曲の mp3 形式のファイルを保存したフォルダで、  …あ、「拡張子を表示」するオプションを忘れてる(^o^;)>poripori



Windows media player の mini player で再生しているところです。



同様に、Ubuntu Linux 20.04 環境で net-radio フォルダに保存したところ。



同じく、Linux 上で Video Player で再生しているところです。



違う点は、Linux 上の Video Player では現在流れている曲名が表示されているが、Windows media player では何の曲が流れているのかさっぱりわからない、という点でしょうか。これは mini player でなくても同じみたい。これでは、曲名を調べるためにインターネット版の『FM-fan』が必要になりそうです(^o^)/

多くは 128kbps の MP3 形式のストリーミングなわけですので、オーディオ的に過大な期待はできませんし、ときどき局名アナウンスは入りますが、まずは「傍若無人な広告なしに」楽しむことができるようです。
なお、フィンランドの音楽出版社が運営するという「Rondo Classic」の「クラスプロ:MP3」は、全曲を放送してくれますし、320kbps のようですので音がいいと感じます。rondo_klasupro.m3u というファイルは少々特別扱いです(^o^)/

(*1): クラシック・ラジオ【放送局一覧:人気順】

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民放AMラジオとクラシック音楽

2024年03月04日 06時01分36秒 | クラシック音楽
当地、山形の民放AMラジオ局は YBC (山形放送) といいますが、民放AMラジオには珍しく、午前中の「ミュージック・ブランチ」という帯番組の木曜日に「木曜クラシック」というコーナーがあります。これは、木曜担当パーソナリティ青山友紀さんがクラシック音楽好きということで、山響こと山形交響楽団の演奏会情報や団員インタビューなどを含めて話題にするもので、ワイドFMの音の良さもあって、勤め人の仕事から完全リタイアした最近になって聞き始めたものです。先日は、残念ながら野暮用というか地域行事と重なって聞けませんでしたが、翌日に radiko でゆっくりと聴くことができました。radiko の場合は、興味のない話題は飛ばすことができるのもありがたい(^o^)/

今回のゲストは、山響の第2ヴァイオリンの常盤郁子さんでした。常盤さんは東京生まれ、山響入団29年だそうで、もちろんお名前とお顔は承知しており、クルクルパーマの小柄な女性で、活発で元気な人、という勝手な印象を持っていたのですが、お話を聴くと実際とはだいぶ違っていたようです。雪道を歩くのがいまだに慣れないそうで、ヴァイオリンケースを背中に背負って歩いていたらツルッと滑って背中から転んだことがあったそうな。幸いにヴァイオリンは無事だったそうですが、たぶん靴底が雪道仕様ではなかったのかも(^o^)/ そうそう、常盤さんは猫好きなのだそうで、我が家のやんちゃ猫・李白クンが「よろしくニャン」と言っておりました(^o^)/



最近、Spotify よりもインターネットラジオ局のほうがいきなり広告が割り込むこともなくて快適だと感じて、Linux でも Windows でも共通に利用しております。近いうちに、クラシック音楽を楽しめるインターネットラジオ局をご紹介してみましょう。

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旧暦は農作業に役立ったか〜「種まき爺さん」など雪形の役割

2024年03月03日 06時00分56秒 | 季節と行事
この2月は4年ぶりに29日まである「うるう年」でした。これは、地球が太陽の周りを一周するのに365日と6時間ほどかかるために、2年では12時間と半日の誤差が生じ、3年で18時間、4年で24時間で1日分になってしまうために、4年に1回「うるう年」を設けて調整しているのだそうです。これが、現在の太陽暦の場合。

これに対して、いわゆる旧暦、太陰暦は月の運行を基準にしているために、1ヶ月は29.5日で12ヶ月では354日となり、実際よりも11日ずつ前にずれてしまいます。そこで、19年に7回の割合で「うるう月」を挿入し、季節のずれを調整するというやり方(*1)でした。ただし、この「季節感」は「都」を中心としていますから、南北に細長い日本列島では、例えば東北地方では全くずれてしまいます。

そこで、農作業に従事する百姓が経験的に指標にしていたのが、「種まき爺さん」等の雪形(*2)の出現時期でした。これは、太陽の周りを回ることによって生じる季節の変化をとらえているわけですから、大雑把に言えば経験的な太陽暦の簡易指標と言えましょう。おそらく、太陽の運行を基準にした春分や夏至などは農作業に役立つでしょうが、2月の後にまた「うるう2月」が来るような旧暦を、百姓たちはあまり信じていなかったのではなかろうか。

(写真は2006年3月に撮影した月山、撮影場所不明)

(*1): 「旧暦」は現在の暦より季節に合っているの?〜国立天文台ホームページより
(*2): 山形県の主な「雪形」

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アジの開きの残りでお昼のパスタを作る

2024年03月02日 06時00分41秒 | 料理住居衣服
先日、朝食に立派なアジの開きが出ました。焼いてくれた妻には申し訳ないことながら、食べきれずに半分も残しました。で、お昼は? 当然、アジの開きを使ってパスタを作りましょう。

【材料と準備】(1人分)
パスタ 80g
アジの開き 朝食の残り半分 骨と皮を取り、食べやすい大きさに切っておく
ピーマン 1/2個 千切り
玉ねぎ  1/4個 薄切り
ニンニク、鷹の爪、オリーブオイル、塩コショウ、粉チーズ
季節のミカン類 ナイフで皮を剥き、食べやすく5mm厚くらいにスライス

例によって湯を沸かし、2Lに塩を大さじ1加え、パスタを茹でます。フライパンにオリーブ油を温め、低温でニンニクの香りを移し、鷹の爪1/2でピリ辛にした後、アジと玉ねぎ、ピーマンをさっと炒めます。いったんフライパンを火から遠ざけ、茹で汁お玉1〜1.5で塩分を加え、火にかけてフライパンをゆすりながら乳化させます。茹で上がったパスタを投入してソースにからめ、仕上げのオリーブ油を少しだけかけて全体になじませ、盛り付けます。今回は、季節のミカン類を添えてみました。



うん、ピリ辛ペペロンチーノ風でアジの美味しさが引き立ちます。油っこさがミカンでさっぱりするのが Good です。スープはクノールのインスタントで済ませましたが、20分でできる昼食メニューとしてはバッチリ、たぶん、お店のアジにも味にもまけていないでしょう(^o^)/dajare〜

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