「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県宇城市 「 底江の石橋 」

2012-11-12 00:39:04 | 熊本の石橋




























































橋の入り口に立つ 「 底江の一本杉 」





所在地 / 熊本県宇城市三角町底江
架橋  /  明治末期 ( 1868年? )
石工  /  不明
長さ   /   約4.0m   幅   /  約2.4m
拱矢  /   1.3m   径間  /  2.4m 
単一アーチ


三角町の石橋はいくつか流失したものがあるものの、
5つの橋が現存している。
その一つである「底江の石橋」は国道266号から入った
大岳小学校の裏手に立つ大きな一本杉の近くの小川に架かっている。
橋の橋台部分をコンクリートで補強はしているものの、
それ以外はほとんど当時のままの姿を、
のどかな田園風景にひっそりととどめている。


高千穂酒造 「 神 人 ( かみびと ) 」 を飲んだ。

2012-11-12 00:21:24 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒































昨日、高千穂から買って帰った焼酎 「 神 人 」 を鶏の炭火焼きをあてに一杯やった。
鶏も旨いし、焼酎も旨く最高だった。
特に 「 神 人 」 は高千穂だけで販売されている限定品で、
まろやかな旨味とコクのある深い味わいが愉しめる焼酎である。
こんなに旨かったら、もう一本買っておくべきだった。

ちなみに商品名となっている 「 神 人 」 とは、
古代から中世の神社において、
社家に仕えて神事、社務の補助や
雑役に当たった神職・寄人のことを指す。
すなわち 「 神に仕える人々 」 である。

商品は、高千穂峡の真名井の滝の上にある売店で売っている。
価格は720mで瓶で、1500円くらいだった気がする。
現地に行かれる方、これは超お薦め品です。




大分県日田市  ・  天領日田の 「 月隈公園 」

2012-11-12 00:16:39 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



天領日田の 「 月隈公園 」の遠望






























公園内にある横穴古墳群








堀の向うにある日田林工高校







公園内は依然として工事中のため入ることが出来ない








































亀山公園 ( 日の隈神社 ) を出て、三久で 「 やきそば 」 を食べて、
次に向ったのが、 「 月隈公園 」 である。
ここは日田に来た時に駐車場を利用するの、ほとんど来るが、
公園内は依然として工事中なので、動画は撮らずに写真だけにしたが、
動画は去年撮ったものがあるので、それを使用することにしたのでご了承願いたい。


月隈公園(つきくまこうえん、つきのくまこうえん)は、大分県日田市丸山町にある公園である。

侵食によって形成された残丘である日田三丘(日隈・月隈・星隈)のうち一つで、
古くは月隈山と呼ばれ「丸山」「長山」「永山」、
また豆田町方面の城跡であることから「豆田の城山」とも呼ばれる。

江戸時代の1601年には丸山城が築かれたが、日田陣屋設置に伴い廃城とされ、
現在は一部の石垣や堀が残っている。
1818年(文化15年)塩谷大四郎正義郡代時代に金比羅社を建立するための
山道拡張と修復工事が行われた際、山の中腹より人骨が出土したため、
古代日田地方を治めていたと考えられている豪族日下部一族の墓であると考えられている。
このとき出土した人骨の供養のため塩谷は「帰安碑」という供養塔を建立した。
碑文は廣瀬淡窓によるものである。

1871年(明治4年)、三の丸跡広場に日田県県知事官舎や県庁が設置されたが、大分県へ併合された後、
県知事官舎跡には日田区裁判所が置かれ県庁跡は大分県立日田林工高等学校の敷地となった。
1910年(明治43年)、城山部分は旧跡保存のため公有地とされ、1915年(大正4年)には公園となった。

日田区裁判所移転後、跡地は広場として整備され普段はおもにゲートボール場として使われているが、
秋ごろには日田天領祭りのイベント会場として使用されることがある。
また、山上の月隈神社に至る坂道には、古墳時代の墳墓跡といわれる横穴群がある。
東部の堀跡には遊具を設置した児童公園とプールがある。


そうそう、これは余談だが、日田林工といえば、
甲子園に出場した時のエース・源五郎丸 洋を思い出す。


この日の行程、 道の駅・原鶴 ー 道の駅・うきは ー 夜明大橋 - 大肥橋 - 筑後鉄道軌道橋
筏場眼鏡橋 - 白手橋  - 日隈神社 -  三隈川 - やきそば三久 - 「 月隈公園 」




沖縄県阿嘉島  ・ 沖縄の文化財  「 御殿の木 ( アカテツ ) 」

2012-11-12 00:10:31 | 沖縄の文化財

















「 御殿の木 」 の近くにある阿嘉小学校・中学校・幼稚園





「 御殿の木 」

この大木は、阿嘉島では 「 ウルンのケー ( 御殿の木 ) 」 と呼ばれている
アカテツ ( 方言で 「 ギヌツ 」 ) という。
アカテツは、アカテツ科の常緑高木で、海岸近くの低地に生育し、
防風林や屋敷林などに利用している。
この木の樹齢は400年以上と推定される老大木で、
高さ13m、枝の広がりは南北13m、東西17mで、
ほぼ円形状に広がっている。
昭和の初めごろまで行なわれていた「種子取り」(方言で「タントゥイ」)という。
その祭りの時には、この木の傍に 「 御殿 ( ウルン ) 」 と称するカヤブキの小屋を作った。
このアカテツの拝所 ( 御殿 ) に成育していることから、
島の人々がこれまで大事に守って来た木で、県内最大のものであると考えられており、
植物の成長を考える上で貴重なものです。

                   座間味村教育委員会