高千穂峡 「 真名井の滝 」
真名井 ( まない ) の滝は、テレビや雑誌などでよく紹介される “ あの場所 ” である。
高千穂峡といえば、 「 真名井の滝 」 を思い浮かべる方も多いだろう。
名前を知らなくても、あの割れた岩場から流れ出す滝と渓谷を見ると、
「 高千穂やろ? 」 って言うくらい有名である。
真名井は天照大神 ( あまてらすおおみかみ ) が
須佐之男命 ( すさのおのみこと ) の悪い心のない証拠をあかすため、
お互いの付けている十拳 ( とつか ) の剣 ( つるぎ ) や
八尺 ( やさか ) の曲玉 ( まがたま ) の飾りなどを
真名井の清水 ( 井戸 ) で洗ってかみ砕き、
その霧を吹き出すと神様が次々と生まれたと伝わる伝説の井戸 ( 清水 ) である。