「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分県院内の石橋 73 「 野地橋 」

2013-09-06 04:52:42 | 大分の石橋



アーチは片方に偏ったやや変形した形になっている







弧そのものはきれいな円を描いている







通路部は舗装され現役の橋として活躍している







壁石には不揃いな自然石が使われている







アーチの頂部は薄くほとんど輪石だけで持っている







ぎっしりと組まれた輪石






4段になった橋台から輪石や壁石が組まれている







大きさの違う石を上手く使って輪石を組んでいる







「 乃ぢばし 」 と刻まれた親柱






大正五年四月と彫られた親柱





所在地 /  大分県宇佐市院内町野地 : 温見川
架橋  /  大正4年5月
石工  /  不明
長さ   /   10.5m   幅   / 2.6m
拱矢  /    2.8m   径間  / 9.5m
環厚  /   50㎝   
単一アーチ


野地橋は、国道387号線から中鍋地区に入って行く町道の橋で、
温見川を挟んで対岸の野地地区に行くために架けられたものである。
橋は別名 「 雨流橋 ( うりゅうばし ) 」 とも呼ばれている。
左右の橋台の高さが違うが、きれいなアーチが特徴の橋である。

野地橋へのアクセス
野地橋へは、国道387号線を玖珠方面に分寺橋から1.2キロほど行くと
左に中鍋地区に入る町道がある。そこを下りた所に架かっている橋が野地橋である。
駐車は、橋の横に広い空き地があるのでその場所に駐車できる。



熊本県山鹿市  「 灯籠のまち ・ 山鹿 」

2013-09-06 04:50:36 | 旅行 ・ 温泉




























山鹿のまちを歩くと、いたる所で灯籠を目にする。
簡単なモノならばいいが、これだけ手の込んだ ” 灯籠 ” となると大変であろう。
でも、こうしてちゃんと形としてあるということは、嬉しいものである。

北九州市では遊具やトイレなどの公共の施設が心無い者によって何度も壊されている。
そんな行為を防ぐために、市民の血税を使って防犯カメラやセンサーライトを設置したり、
警備員を増員したりしているニュースを聞くのは寂しいものである。

市民一人一人が公共の施設を大事に使い、美化を心がけることが
” まちを愛する ” ことだと思っている。
自分の生まれたまちや育ったまちを大事にして欲しいものである。



沖縄県名護市屋我地島 「 屋我グスク 」

2013-09-06 04:48:22 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



屋我グスクの遠望








グスクへの入り口








拝所があるグスクの広場







大きなガジュマルの根元にある拝所







巨岩の下にも拝所がある




屋我グスクは屋我地島の中にあるグスクで、こんもりとした丘のグスクである。
このグスクは、聖域として拝みの対象となっており、5年に一度このグスクで
大きな御祭りがあるといわれている。
ここで何枚も写真を撮ったが、オートフォーカスなのにピントが合わない。
そしてピントが合ったと思って写したが、この通りである。
霊気が漂っている聖域だけにその姿すら撮られまいと反抗したのであろう。
そういえば、野国総管の墓もそうだった。
それ故に、2度も3度も墓に足を運ぶことになる。


屋我グスクへのアクセス
屋我グスクへは名護市の屋我地島に渡り、
古宇利島へ行く途中(中間点付近)の道の右側になる。
目印となるポンプ小屋のような施設が道路沿いにある。
駐車は、グスクの入り口の広くなった場所に止められる。