クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

我家に猫??-1

2006-04-27 05:43:34 | Weblog
まさか猫と住むとは?僕達は教会の行き帰りの道々、子犬を散歩させる方々を見る度夫婦で「家にも可愛いワンちゃん欲しいね」と溜息をついていた。いつしかそれは祈りとなった。神様は「でもね散歩ができるかしら」と言うだろう。でも、神様は僕達夫婦の願いを形を変えて聞き入れて下さった。
03年9月22日我家の車庫に子猫が居た。最初に見付けたのは、今は夫婦となった哲と知だ。知子は子猫を見付けると「可愛い子」と言って抱き上げた。彼女の実家では、猫2犬1と一緒に暮らす。また、お母さんは多くの外猫の面倒を見ている。そんな知子が子猫をスーと抱き上げたのも自然な事だ。そして、子猫は哲の手に「哲可愛い子ね」と言いながら、玄関でじゃれさせて遊んだ。クータンは大喜び「こんなお家に住みたいよ」と思った事だろう。家に入ると家内に「お袋、車庫に可愛い子猫が居るぞ」と話した。家内は「昼間お向かいの玄関に居た子猫かしら」と思ったと言うが、全くの無関心。
夜になり、僕の車が家の前に止まる音を聞きつけると、家内が外に飛び出して来た。いきなり助手席の窓を激しく叩く「車庫に子猫が居るの。一寸待っていて」と言ってクータンを抱き上げた。しかしそれは、全く事務的な行為だ。
夫婦での夕食でも子猫が可愛いとの言葉はどちらも出さなかった。