見なくても

今朝も真冬の寒さ。真冬と違うのは、朝刊を取りに一寸玄関を出ただけで、目が痒くなり、鼻がむずむずしてくしゃみが出る事だろう。
夕べ夜食を食べ終えたクーは、温かい居間に入ると、何時ものようにプリンターテーブルに音を発てずに掛け登り、温風で背中の毛を揺らし、暖を取っていた。心がお子ちゃまのココも「ぼくも」と言う事で後を追う。クーは僕がニャンブログを見ていても上で静かに座って、邪魔はしない。昨夜はココもクーの後ろに静かに座っていた。２ニャンを見ると、クーの耳は後ろを向き「ココ君、あたし見なくても彼方が居るの分かっているんだからね」と言う顔をしていたのである。この後クーは勢い良く床に飛び降り、自分の寝室に行ってしまい、残されたココはつまらなそうな顔をしていたのであった。