クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

分かんない 分かんない御三家

2011-03-23 06:54:46 | Weblog
今朝も我が家の書棚感震計は、遠くの余震を拾って小刻みにガラス戸を揺する。
昨日の夕食前、クーとココは揃ってパソコンラックの天辺に座り「今夜のお食事ニャニかなー」と眺めていた。その時ぐらりと少し強めの揺れが。2ニャンは動じる事無く、ラックから下りずに、顔を揃えて「右良し、左良し、上も下も良し」と確認していたのであった。クーが右を見ればココも一緒にと。思わず笑ってしまった僕である。
ココは夕食時、家内が台所に立つと、僕達には全く理解しがたい甘え方をし「ココお母さん分かんないの。何をして欲しいの」と言われる。それと同じように、震災以降言っているご本人も理解して話をしているのかと?を付ける記者会見に登場するのが、原子力安全保安院の眼鏡の広報官と、東京電力の広報担当者、ただただその場しのぎをすれば良いとの姿勢が見え見えの、みずほ銀行の重役。
特に本人が全く分からずに居るのが原子力保安院の眼鏡のおじさん。会見を聞いていて途中で「お前ら温かな部屋に座ってお茶ばかり飲んでいるな。災害現場に出て自分の眼で確かめて来いよ」と怒鳴りつけたくなる。何かと言えば「東京電力がこう話していました」の繰り返し。「お前ら監督官庁だろう」とチャチャを入れたくなる。
東京電力の会見も全く酷い。若いお兄ちゃんが喋るのだが事の理解をしていないので、記者に一寸突っ込まれるとあたふたとしてしまう。何も分からない若者を前面に押し出す東京電力の経営姿勢を疑ってしまうし、正面に立たされた若い担当者がかわいそうである。
こんな震災で国中が大騒ぎとなっている最中、システムトラブルを起こした、みずほ銀行は論外。こんな事になるのは承知の上で改善しなかった経営者の姿勢を疑る。おかげで僕も今日は隣町迄電車とバスを使って引き出しに行かねばならない。
あと一人理解に苦しむのはプロ野球Gのオーナー。今回の出来事を全く理解しておらず傲慢。こんなじじい早く隠居しろと言いたい。