何時迄たっても

薄日が入った昨日の午前中、クーが廊下に出ると、ココはその後を急ぎ足で追いかけた。カーテンが開いたガラス戸からクーが庭に咲いた、花菖蒲を見たり、梅の小枝で遊ぶスズメや小鳥達の様子を眺め出すと、その真後ろでココがドエン。そして目を瞑り静かな寝息が聞こえ始めた。
暫らくし、クーが水を飲みに流しに行ってしまってもココは起きる気配がなく、午前中ここで眠り、お昼のニュースが始まり、その音で目覚め、台所で朝の残りのカリカリを食べたのであった。
ココは神戸の頃、おチビニャンの頃から、お兄ちゃんねこちゃんにくっ付いては寝ていた。ビートさん、やましたさんが写された写真にもその様子が沢山残っており、幸せそうで、安心し切った表情を見せる。
人もねこも大好きで、側に居てくれると安心出来るようだ。全く何時迄たってもお子ちゃま気質の抜けないニャン仔なのである。