クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

猫も苦難を乗り越え

2012-02-18 06:53:35 | ネコ
昨夜降った雪が、ケーキにまぶした砂糖のように、庭を白くした今朝ね我が家の猫達は元気に朝ご飯を食べ、毛繕いに勤しむ。何とも平和な風景。
昨日の東京新聞=中日新聞の朝刊の4面に「猫も苦難を乗り越え」と言う記事が載っていた。東京新聞では震災以来毎日「被災地いま」と言う記事を連載しているが、昨日は宮城・南三陸町の仮設住宅に暮らすねこ「チャコ」が取り上げられた。チャコは1~2歳の雌。飼い主のSさんは、大津波に襲われた時チャコを抱き、家族で逃げたと言う。チャコは生活が一変しても、食欲旺盛で家族に安心感を与えたと言う。それから先の事は考えただけで涙が出て来る。
同じ仮設住宅に住む男性は、津波で飼っていた猫とはぐれたが、1ヶ月以上たったある日元の自宅跡に戻って見ると、そのはぐれた猫が6ニャンの子供を連れていた。しかし、6ニャンは飼えぬ。しかたなく5ニャンは処分したという。記者の問いかけにその男性は、暫く沈黙後に答えたと言う。何とも辛く悲しい思いであっただろう。
そして今仮設住宅では、ねこと一緒に暮らす家庭が増えている。ねこは大声で鳴かず、静かに人と一緒に暮らせ、人の心を癒してくれるからだろう。
大震災で傷付いた人々の心が猫に癒され、復興への道を進まれるようにと祈るものである。
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