クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

いずこも同じ

2012-03-30 07:22:15 | ネコ
8年半迄の我が家は、俗に言う「犬派」であり、可愛い犬を見かければ、鼻の下を長くしていた。僕だけでなく家内も。そんな我が家に突然現れたのがクー。鼻の下には英国の紳士風の黒いひげ。でも、手の中にすっぽりと納まるほど小さく可愛い。抱き上げた瞬間「この子を家に入れよう」と大変身。
そんな事を思い出しながら読んだのが『いっしょにいるだけで』である。今週の月曜日の東京新聞夕刊のペットのページは、随筆家の森下典子さんと愛猫ミミちゃん、太郎君が紹介されていた。紹介の記事にあったのが上記の本。早速アマゾンに発注。中1日で届いた。そして読むほどに、その境遇とねこちたの性格が我が家のクーとココにそっくり。違うのは、ミミと太郎が実の親子と言う事だろうか。3歳になっても母に甘える太郎。我が家ではココがクーに甘えようとしては叱られる。そのくせ、ピンポンが鳴ると隠れようとする。クーは冷蔵庫の上から様子を見るが、ココのあわて方は、どうして?と言うほど。
森下家も「ねこだから」に大変身。このブログをお読みの方の中にもにも「大変身」をされた方がおられるだろう。そんな方には共感が、元々の「ねこ派」の方には新たな発見が。是非ご一読をお奨めする1冊である。
いっしょにいるだけで=森下典子著 飛鳥新社刊 定価1400円(税別)