クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

我慢していたココ

2010-11-10 06:06:52 | ネコ
今朝はこの秋一番の寒さ。朝刊を取りに外に出ると、身震いが出た。空を見上げると、明けの明星や幾つもの星が輝いていた。クーとココに夜食を出しながら、インターネットの鉄道情報を見ると、山梨県内山間部を走る中央線で、車輪が空転し不通になっているとあった。落ち葉がレールに積もり、石油を満載にした貨物列車が坂を登り切れず、止まってしまったのだろうか。
さて、クーが退院して以来ココが全く大人しく、クーにバトルを仕掛ける事がなくなっている。お利口さんのココに大変身。本ニャンはかなり自分を抑えて我慢しているのだろう。このままでは、ココもストレスの塊りになりそうだ。そこで、昨夜は思いっ切り遊ばせようと、マタタビの粉を爪研ぎに振り掛け、手の平に付いたのを舐めさせた。ココも思いっ切りねこダンスで体を捻り回った。僕の手にはダンスをしながら舐めまくり、勢い余ってガブリも。充分に運動させた後はグッスリと眠り、今朝クーが起きて来てご飯を食べていも、暫らく居間に来なかった。
一方クーは、服用している整腸剤の影響だろうか、猛烈な食欲を示し、自分の茶碗が空になるとココの茶碗に首を入れている。今日の午後退院後の診察を受けるが、もう病院には行かなくて良くなるだろう。

普段のクーに

2010-11-09 06:02:09 | ネコ
深夜ココに夜食を与えていると扉がノックされ、クーが入って来た。昨日のような野太い声で鳴きっぱなしではなく、普段のように足音も発てず静かに歩き、茶碗の前で1声「ご飯頂戴」と。声は鳴き続けたためかかすれ声だ。ご飯を食べ終えると自分の寝室に戻った。茶碗の中には、数粒のカリカリが残っただけでほぼ完食。ココもクーにチョッカイを出さず、居間から見守っていた。
それから30分程するとまたノック。台所に入る時、パソコンの上で寛いでいたココがクーを見付け、お鼻チューンとねこの挨拶。「クーちゃんご機嫌良くなった」とでも言ったのか。クーも怒らずココの挨拶を受けた。
今朝もクーは入院前に戻り、カリカリを食べた後、写真のように、スキャナーの上に座って、口の周りを綺麗にしていた。パソコンテーブルの下にココが居る事を知っての事だ。ココも大人しくしていて、まだ本調子ではないクーを見守っているのである。

帰っては来たけれど

2010-11-08 06:31:50 | ネコ
昨夕4時前、クーは家内に連れられて我が家に帰って来た。しかし、ケージから部屋の中に入れても鳴きっぱなし。それも普段の声ではなく、少し太い声だ。鳴きながら部屋の中を隅々迄徘徊。そんなクーを見ていたココも、怖気づいてしまい、クーに向って「シッァー」を連発。
超音波で検査した時に付けられたのであろう、男性用トニック風の刺激臭がクーの体から匂う。ココが居間に居ると、クーがココを威嚇しながら追い掛け、ココは尻尾を垂らして逃げてしまった。昨夜はクーとココの居場所を分け、ココは自分の寝室と廊下に。夕食も別々に食べさせた。しかし2ニャンは食欲も涌かないようで、普段の半分程しか食べぬ。
クーは珍しく家内の膝に乗り、踏み踏みをしていたが自分でも気持ちの持って行き場がなく、イラツいており、チビニャンのように、家内に甘える事で慰めを得たかったのだろう。
今朝は昨晩より大分落ち着いて来たが、普段のクーではなく、ブログを書いている今も、スキャナーの上に座って鳴き続けている。一方ココは、触らぬか身にたたりなしとばかりに、クーに近付こうとはせず、台所からクーの様子を見ているのである。
クーの腕には、点滴のため剃られた後とポツンと針の痕も。可愛そうなのは、狭いケージに閉じ込められていたためか、跳躍力が落ちてしまい、流しや欄間に飛び上がれなくなってしまった事である。
正直「帰っては来たけれど」クーが落着く迄もう少し時間が掛かり、ココとの関係も時間が必要であろう。
そんな事で、帰って来てからのクーの写真は撮れておらず、以前の写真を流用した次第である。

寂しがり屋のココ

2010-11-07 06:01:41 | ネコ
始めに。昨晩7時過ぎに動物病院から連絡があり、入院中のクーは今日7日の午後3時過ぎに退院となった。みなさんにご心配頂きお礼申し上げます。
クーの姿が見えなくなったココは、何時もの陽気で、部屋中を駆け回る事が減ってしまった。今朝も朝ご飯を茶碗に入れたのに全く食べず、パソコンの上に座りつまらなそうな顔をしている。
昨日の午前中も、僕がインターネットでニャンブログを見だすと、ソファーから降り、僕の足元に来て静かに伏せているのであった。丁度そこには波長の長い秋の陽射しが届き、ココの体を包んでいた。クーが入れば、2ニャン揃って廊下で日光浴を楽しんだ事だろう。寂しいから僕や家内に1日中付いて周り、昨夕も僕が風呂に入ると、脱衣場の重いガラス戸を開けて僕を呼んだ。その後台所で夕食の支度をしている家内の足元にじゃれ付いては叱られる声が、風呂場迄聞こえて来たのである。
一見陽気に振舞っているようだが、本当はクーよりも数段寂しがり屋なココである。

ぼく つまんにゃーい

2010-11-06 06:15:59 | ネコ
昨日の午後、家内が動物病院に出掛けクーと面会して来た。そして、クーの状態について院長と面談し、話を伺って来た。それによると、膵臓の検査結果は出ていないが、超音波スキャー検査等を見る限り、大きな病気ではなく、単純な胃腸炎であろう。と言う見立てで、現在も点滴治療を行っている。「朝、固形物を与えたが1口だけしか食べなかった」との事である。
食に関してクーは非常に煩いねこである。我が家に来て2日目の夜、つまり生後2ヵ月半位のチビニャンなのに、牛筋の缶詰を与えたが「クーちゃん嫌いだ。あっちへ行け」と後足で蹴飛ばした。翌日の夜、家族が焼いた秋刀魚を食べ出すと「クーちゃんも食べたい」と食卓に手を掛けて、ねだり続けたのである。その次に秋刀魚を焼く時家内は素焼きにし、真ん中の一番良い部分を2箸程摘み、クーの茶碗に入れた。以来魚を焼き始めると、レンジの横のねこ椅子に座って焼き上がるのを待つようになったのである。今食べているカリカリは知人に貰い、クーが気に入った物。昨日は家内がそれを持参し、魚のレトルトと一緒に看護師に手渡したとの事だ。兎に角食べ物には非常に煩いねこなので、誤飲の心配は全く無い。危ないのはココである。写真のように紐で遊ばせていても飲み込まぬように見ていなければならない。
そのココの食欲が目に見えて落ちて来た。クーが居ないのが寂しいのか「ぼく、つまんにゃい」と言いたげな目で、遊ぶ時間が少なくなってしまった。昨夜もカリカリを残していたので、鰹節を少し入れてもらって食べたのであった。
クーは週明け位迄入院し、体力が戻ってから帰って来るようである。
ご心配頂きありがとうございます。

陽気なココが

2010-11-05 05:56:13 | ネコ
ねこは表情が乏しく、顔からは感情が読み取れぬ。感情が分かるのは仕草と行動である。
クーが入院し2泊目の朝を迎えた。昨日からのココは、遊びにも熱が入らず、家内に何時も「ココはねこちゃんじゃないのね。ワンちゃんの血が混じっているの」と言われているのに、全く大人しく、朝のカリカリを半分程食べ、ソファーの家内の座る場所の隣で寝てしまった。兎に角駆け回れる相手が居ない。
夜食の時間になると一応起きて居間や台所に行くが、クーの姿が何時まで経っても見えない。余りにも元気がないので、背中に簡単に作った紐のおもちゃを乗せてみたが、直ぐに床に落とし、遊ぼうとはしない。クーが元気な時は「クーちゃん、この紐で遊ぶの楽しいよ」とこれ見よがしに遊んでいたのに。大勢のねこ家族の中でチビニャンの頃を過ごしたココは、一人ぽっちになるのが嫌いのようで、陽気なココがここ迄落ち込むとは思わなかった。ブログを書いている今も、パソコン椅子の上で猫丸に体を丸めて寝てしまった。
ご心配頂いてるクーの病状であるが、医師の見立てでは「胃腸炎ではないだろうか」と言う事で、固形物を食べられ、戻す事がなければ退院と言う。病院では昨晩と今朝固形物を与えてみると言う事である。今日の午後電話で病状を聞き、1日も早く家に戻って欲しいと、夫婦だけでなく、ココも願っている今朝の我が家である。

元気になれよ

2010-11-04 06:30:28 | ネコ
昨日の午前、家内と近くの動物病院に行ったクーたんは、即刻入院となり、今我が家には居ない。点滴と色々な検査を受け、今日の午後帰宅の予定。
僕達夫婦の出来る事は、神様に「どうぞクーをお守り下さい」と祈る事だけ。
「クーたん元気になれよ」お父さんもお母さんもココも、クーが元気になる事をお祈りしているよ。
失礼します。これ以上書けません。

絶不調のクー

2010-11-03 06:01:36 | ネコ
今週に入ってからクーの体調が、7年間で一番悪く、昨夜から今朝迄立て続けに戻している。その内容物は薄茶色の胃液のみ。昨夜の1時過ぎ、僕とココが寝室に戻ろうとする間際扉をノックしてクーが居間に入って来た。その後カリカリを半口食べ、洗い桶から水を飲んだところでゲボ。その後台所の床と電子レンジの上でも。戻すと気持ちが良くなるのか、パソコンテーブルの上に登り、真上から来るエアコンの温風に当りながら、時折目を瞑って静かに過ごしている。
やんちゃ坊主のココも、そんなお姉ちゃんにはチョッカイを出す事無く、パソコンの椅子で眠って過ごす。4時頃僕がクーに「早く治ってよ」と話し掛ける声で家内が目覚め、僕は寝室に入ったが、クーの夢ばかり見ていたようだ。
今日は祭日だが、掛かり付けの動物病院は診療日。午前中家内はクーを連れて行くと言う。
「クーたん。早く元気になってよ」と祈っているのである。「神様お願いします。クーを早く元気にして下さい」

穴蔵

2010-11-02 06:12:10 | ネコ
写真のクーの居る場所は、4年前ココを迎い入れる時に買った、仔猫用のタワーの下にある、穴蔵ベッド。2ヵ月程前にクーが偶然見付け、自分専用として使うようになった。本来使うはずだったココは、チビニャンの頃から今に至る迄全く無関心で、昨日も写真を撮る僕に付いて来たが「ぼく使わないからクーちゃんどうぞ」とさっさと居間に戻ってしまった。
この穴蔵の入口は、居間に向いており、これから温風器を炊くと、温かな風がかすかに入る。寒い季節もクーはこのベッドを秘密基地として使う事であろう。

ビッグ

2010-11-01 05:59:01 | ネコ
今日から11月。あと60日で新しい年を迎える。昨晩から降り続く雨は、先日の台風の時より激しく、風も強く先程は雷が鳴っていた。予報によれば、午前中は雨で、昼過ぎからお日様が顔を出すと言う。
今日1日はやんちゃ小僧ココの誕生日と決めている。神戸で拾われ、ねこ風邪治療で医師の診察を受けた11月21日の体重が、360グラムとテケトさんのブログに残っている。それから、にゃんぽち君の成長記録等を参考に逆算すると11月1日が浮かんで来る。多分、前後2~3日の誤差だろう。
ココの体はこの4年間成長し続け、先月20日過ぎに体重を計ると5.6キログラム。この1年でまたビッグな体になり、写真のようなドエンねこになってしまった。体は大きくなったが、心は幼いまんま。僕達夫婦の傍やクーの傍に居たくて仕方がないようだ。このブログを書いている今も、パソコンの上に座り「早く終わってよ。ぼくお腹空いたよ」と手で僕の鼻を撫ぜる。こちらも文章を考えながら、空いている左手はココの頭と背中と鉤尻尾を撫ぜているのである。撫ぜると顔を寝かす等、愛らしい姿を見せてくれる可愛い子供である。
ココ、これからも元気一杯で暮らそうね。