すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

Julで コロナが鎮まりますように。

2021-12-20 | ノルウェーから


ショッピングセンターには、生のツリーが売られている。
部屋に置くと自然に
葉も枝が開いてくるんですって。

今週から学校はJuleferieです。
(ユーレフェリエ;クリスマス休み。
 「冬休み」は別にある)

私の日本語教室も終わり、
義母もよくなってきたり、
私の膝もかなりよくなってきたり。

いろんな意味で、ほっとしています。

ノルウエーでは、
オミクロン感染者が約3400人。

陸続きで防ぎきれないということ、
感染力の強さが覗われます。

トロムソでは、10月末から、
毎日50人前後の新感染(オミクロンではない)
が続いています。

感染者のほとんどが、
ワクチンをうっていない大人、子ども、
というのが特徴。

ワクチンを打っている人も感染していますが、
重症化していないようです。

子どもは、マスクをしていない。

ワクチンは、
12歳以上の子どもの希望者まで進んでいます。

また、子どもたちは、
市から普及されて
テストを週に2回しています。

もちろん、
席を離したり、少人数に分けたりはしているようです。

しかし、どこかのクラスに感染者がいる、
のが日常になっているようです。

日本と大きく違うのは、
ほとんどの
子供はマスクをしていないこと。

大人は、マスクを義務つけられても、
子どもは違うのです。

子どもにはマスクの負担が大きく、
デメリットも大きい、

という考えからです。

子どもの問題が、
現在の一番の問題のような気がします。

身近に、コロナ感染者が出てきた。

恒例行事(去年はしなかった)、
友人16人くらいの食事会。

このご時世、皆が
家でテストをしてから、
ということになりました。


すると、
その中に陽性者が出たのです。

無症状で自覚なし。
しかし、PCR検査でも陽性。
しばらくして、味覚がおかしくなってきたそうです。
ワクチンは2回接種していました。

ある
老人施設で、50人のクラスターが出ましたが、
驚くことに誰も重症になりませんでした。

彼らは、
3回目のワクチンを終えていました。

義母は、12月に2回入院しました。
今まだ、病院です。

先日、身近な看護婦がコロナに感染。
老人ばかりの部署だったのですが、
幸いにも患者は
全員陰性。
義母も
3回目のワクチンを終えていました。

しかし、まだ義母は、隔離中。
24日のテストの結果が陰性で、
彼女の体調が良ければ、
家に帰れる予定です。


病院のホールのツリー

JULが幸いしますように。

ノルウエー人にとって、Julは、特別。
北ノルウェーは特に
太陽が出ない時期でもあり、
部屋を明るく飾って、
プレゼントを贈り合い、
家族、友人と過ごす。

忙しいけど、皆の大切な時期なのです。

義母には、退院の大きな動機になるほどです。

そこで、昨日は、
彼女の大切なクリスマスツリーを
彼女の留守宅に飾ってきました。

子どもたちもJulで家にいる間に、
感染者が減りますように。

日本でも 感染が拡大しませんように。


これは、まさに彼女の「我が家」なのでしょう。
他の飾りも、娘たちの子どもの頃の作品。


伝統的な、このオーナメントは、
すべて薄いガラス製。
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