先の国立では菖蒲のアンティーク帯と両面染め江戸小紋でした。
最初に用意したのは薄紫の袷小紋だったのですが、夏日だったのでこちらに変更。
両面染めで、着尽くしたら裏返して違う柄に仕立て直せるというものですが、あまりに地味で、とてもそれほど着尽くせるとは思えませんでした。
裏は柳色。
着てみると、地味というより落ち着いて、年齢相応、
しっくりなじみました。
これは私が年取ったということか、案ずるより着るが易しということなのか、
本当に着物は実際に着用してみないと、馴染み具合、雰囲気がわかりません。
そこがまた面白いところです。
少し改まって席にも使えそうでこれも嬉しい発見でした。
帯は、この季節になると何度も使っていますが、前の写真、探してもみつかりません。
大雨の亀戸天神などに行き、もうこの帯もおしまいかと思ったのですがしぶとく?生き残っています。
染め帯をオークションで購入し、藤の花のところだけ自分で刺繍しました。
いつもながら稚拙な刺繍ではありますが、
アンティークの帯はこんな風に遊べるが楽しみの一つです。
半襟も自分で刺繍したバラ。
ご一緒しくれたRさんの半襟は蜘蛛の巣刺繍です。
蜘蛛の巣刺繍は、半襟のほかにも、アンティークの小紋に繍ってみたいもののひとつです。
帯周りは紫とベージュのツートン帯締めに薔薇の珊瑚の帯留。
帯揚げは、先の黒の小紋をほどいた生地です。
黒の帯揚げってなかなかないような気がしますが、引締め効果があり結構便利です。
赤が利いています。
帯揚げは濃いグレー。
帯締めはグレー濃淡の格子。
帯留は琥珀?
ヘアは、束髪風アレンジです。どう違うかというと、前髪全部を上げず、片方はひっつめ、上げたほうの前髪は少し横に流しています。
後ろからみると束髪、前は少しカジュアルだし、全部上げないのでより簡単にできます。
そうそう、襦袢は黄色、帯の菖蒲の色と合わせたつもりです。
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