ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

農産物品評会

2008-12-26 04:30:00 | 田舎
これ、何だか判りますか?
チョット変った石ころみたいですが、これは品名が『エアーポテト』と書かれているので、芋なのでしょうね。
でも食べたことがありません。栽培しているのでしょうね?美味しいのでしょうか?

21日の日曜日、朝から町内放送があり、9時から古座駅前で青空市、9時半から串本のAコープ前で串本町の農産物品評会があると伝えてきたので、当座の時間釣りも出来ないので行ってみることにしました。
古座駅前の青空市は小規模なものでしたが、農産物品評会の方はなかなか盛大で今年で5回目、最初は表彰式なども行われていました。

       

撮っているのは品評会に出展されたもの、なかなか見事なもので、これはサトイモです。500円の値段が付いていますが、11時にならないと売ってくれないのです。

       

こちらもサトイモです。こういうものを見ていると一種の芸術品のように思えてきます。

       

ショウガも立派です。

       

こちらはヒラタケ、私の姓名に関係ありありです。
しかし、支所欄に江住と書かれていて、斜線で消してあります。
怪しい、江住は隣のすさみ町です。

       

一見ジャガイモですが、実はサツマイモです。系統名に『こうべいも』と書かれていました。私の祖母はこの系統のサツマイモを作っていましたね。

こう見ていると、旧の古座町からの出品はありません。隣のすさみ町からの出品があり、同町内の古座地区からの出展がないとは、どうも運営が杜撰で胡散臭い。

私の従兄弟も町議会議長になっていて、来賓として来ていたのになぁ・・・
もっと目を光らせてもらわなくては、これは町民としての私の願いではありませんが、町民の皆さんも厳しい目で町政と言うものを見ていて欲しいものです。

       

もう帰る頃の現場の様子ですが、少し前はもっと人がいました。
小学生のストラックアウトを途中まで見て、大島に釣りに出かけたのでした。

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今回の釣果 Ⅱ

2008-12-25 05:30:00 | 田舎
土曜日は光泉寺のイチョウを見に行き、日曜日の朝は紀伊姫の地磯で釣りをしようと思っていたのですが、少し朝寝坊をしたせいか、干潮時を過ぎてしまっていて、目的の磯には行けませんでした。

昼前から大島の阿野木漁港に出かけてみることに・・・秋に来たときのように外洋は少し荒れています。





しかし、釣れるのは前回と同じコッパばかり、なかなか引きを堪能できるサイズは上がりません。

            

釣ってはお帰り願うサイズばかりです。
でも、一投毎にアタリがあり、刺し餌はどんどん無くなります。退屈はしていません。スーッとウキが下に落ちるアタリや、横にピュッと走るアタリがあり、楽しいのですが、竿を曲げてくれません。

       

天気はまずまずで暖かく、絶好の釣り日和でしたが、降参です。

翌日、月曜日は朝6時半ごろが干潮だったのですが、その時間に紀伊姫の磯に行っても、先端に行ける状況ではありませんでした。干潮になっても潮位が高い日だったのでしょう。

昨日より早い時間に大島の阿野木漁港に行き、昨日の雪辱をと思ったのですが、又も思惑は外れてしまいました。

       

ウキとの大きさを比べてみてください。情けない大きさです。
から揚げにしたら、美味しかったかも知れません。





釣ってる最中に漁港の漁師さんが来て、「釣れるか?」と尋ねます。私は苦笑いです。暫く話を覗っていると、この磯は秋にはいいサイズが釣れるそうですが、冬はダメだそうな。

それから釣り座を教えて貰ったのですが・・・

       

この写真の真ん中に写っている三角の岩の下まで歩いていけ、ここでも釣れると言うのです。

釣りを諦めて行ってみたのですが、途中まで行ってどうしたらいいのか分らなくなってしまいました。

       

途中に水が無いので確かに歩いてはいけそうなのですが、写真を撮った位置からは降りる術が判りません。何も持ってなければ何とか行けるのかも知れませんが、釣り道具を持っていては、到底辿り着けそうもありませんでした。

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光泉寺の子授けイチョウ Ⅱ

2008-12-24 04:50:00 | 田舎
月曜日に年休を取って4連休で古座・串本方面へ釣りに出かけました。

昨年11月末にまだまだ青いイチョウだったので、今年こそは一面の紅葉を見ようと、一月遅らせて行ってみたのですが、またまた時季を失してしまいました。

       

行ってガックリ、もう1枚の葉もありません。
寂しい限りです。

            

見比べてみてください。

       

庭にさえ1枚の黄色い落ち葉がありません。

       

何時行ったら、見事なこのイチョウの紅葉が見れるのでしょうか。
今年は前回釣りに来たときに行けば、真っ盛りだったかも知れません。

            

このイチョウの右下にあった地蔵さん。

       

『三界萬霊等』と書かれていて、この世のありとあらゆる精霊を供養するものだとか、最後の『等』の意味がよく解りません。

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赤ベコ

2008-12-19 04:30:00 | 大阪にて
昨日の物産展、九州ばかりを回ったみたいでしょうが、そんなことも無いのですよ。

ここは福島県事務所の前、来年の干支の牛が置いてあります。干支ですから、丑ですかね。私は来年の年賀状をこの写真の中から使用することにしました。

丑の刻というのはだいたい夜中の2時ごろのこと、十二支で1日を表しますから一つの干支は2時間です。昔は2時間を上下に分けて1時間を表していました。時代が下って2時間を4つに区切るようになります。草木も眠る丑三つ刻とは3~3時半頃を指すのですが、私もたいがいは眠っています。

       

説明書きがあるのですが、読めないですよね。

概略すると、天正年間に郷土玩具として赤牛伝説を具現化したものが、会津張子(赤べこ)の由来だそうです。

       

結構デカイんですよ。全長1mぐらいですかね。

       

何とも愛らしいというか、間の抜けた顔が、家のモモとよく似てるような気がします。

来週月曜休みます。

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焼酎4本

2008-12-18 05:50:00 | 大阪にて
毎晩のように晩酌で焼酎を飲んでいる私ですが、1800mlで1000円ぐらいの安いもので済ましています。

梅田の大阪第一ビルの8・9階には全国の都道府県事務所があるのですが、些細な物産展が催されていたので2時間の年休を取って、寄ってみました。

            

長崎県の事務所では、この焼酎がオススメと言うことで、壱岐の『華秘伝』というものを買い、500円で1回抽選がありますからと、3回まわせる権利を得ました。1回目は白、2回目も白、3回目が赤で大当たり1等賞ということで、波佐見焼の青磁のコーヒーカップ1客を頂きました。

            

鹿児島県の事務所では所狭しと焼酎が並んでいました。
これは中2君の家で飲んだことがある『八千代伝』という焼酎、白ラベルと黒ラベルがあって、どっちが美味しいのか聞いたのですが、事務所の人はもう一つ解ってないみたいですた。

焼酎を買うと、普段手に入らない『魔王』や『森以蔵』を買う権利が当たるというのですが、当たった所で3本も焼酎を持って帰るのは重たいと、辞退したのですが、「まぁやってみなはれ」と言われて、ガラガラを回したら1回で大当たりです。でも、『魔王』や『森以蔵』は売り切れてしまっていて、徳之島の『三岳』という焼酎を買うことにしました。

            

布製のちょっとした買い物袋まで出していただいて、重さに耐えて持ち帰ったのでした。

瓶の重さで気がつかんかったけど、こんだけ当たったんやったら、年末ジャンボの宝くじでも買えばよかったと帰ってから気が付いたのでした。

       

それから幾日もたたんうちに、神戸の酒屋さんで見つけた焼酎。名前がえげつないのです。

            

『はげあたま』、私が買ったのではありません。かのKO君がお世話になったからと、買ってくれたのでした。
田崎真也氏もオススメだそうです。

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備長炭は食べられない

2008-12-17 04:10:00 | 神戸にて
元町から湊川駅へ行くには、もちろん幾通りものコースがあるのですが、JRの高架下のモトコー商店街を抜けた所に、飲み屋がありました。夜はここには来たことがありませんから、ここで飲んだわけではありませんが、この看板にはびっくりです。

            

『焼いたら旨い備長炭』って、煮ても焼いても備長炭は食べられないでしょう。
『明石の昼網 味一番』・・・ここは明石ではありませんので、念のため。
『酒は手造り特製』、勝手にお酒を造ってもいいんですかね。

       

神戸駅の近くの以前にも載せたことのあるデコイチです。年末やからきれいにしているのでしょうか。

       

脚立などもあるので、塗り替えているのかも知れません。

       

煙を吐いたら面白いのにと思ってしまいます。

       

元町商店街の一番西、神戸駅に近い所です。
古い道標が立っています。
『兵庫県里程元標』とあって、その下に『神戸市相生橋』と刻まれています。

     

明治42年に相生橋の西詰めに建てられたそうですが、国鉄の高架化が進み、昭和6年に相生橋が撤去されたのに伴って保管され、昭和35年に湊川神社の東へ150mほど移動されたようです。
ですから、この碑では昭和35年5月の日付が刻まれています。

平成16年に更に300mほど東のこの地へ移ってきたのでした。

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楠正成の墓碑

2008-12-16 06:00:00 | 神戸にて
昨日の鳥居を山門側から見たものですが、拝殿までは遠いように見えます。
この写真を見ると、湊川神社では紅葉はしてないように見えますね。

     

境内には楠正成の一代記が絵と共に説明されています。一番右の大きい絵は横山大観のものを写したものです。

この湊川神社の一角には水戸光圀が建立したと言われる楠正成の墓碑があるのです。

       

ここがその碑を納めた祠、この中に光圀筆と言われる『嗚呼忠臣楠子之墓』と彫られた碑があるのです。

まぁ、鎌倉幕府によって虐げられた天皇が、その権力を自分の手に取り戻そうと考えるのは別段有り得ることで、その天皇を助けようとした所謂『悪党』楠正成の考えも解らないでもありませんが、それによってやはり正三位の位を得たのですから、神様とも言えますまい。

     

そうです、湊川神社の祭神は楠正成なのです。古代から伝わる神ではなかったのですね。

       

そして黄門様=水戸光圀の像、全国を漫遊したという黄門様一行ですが、実際には光圀は水戸を離れたことが無かったといいますから、ここには来ていないのでしょうね。

TVの黄門様のような立派な縮緬問屋の服装ではありません。どちらかというと老子・荘子を思わせる容貌です。

       

ここにも光圀公がこの地に来たとはありませんし、その頃には未だこの湊川神社は出来てなかったのです。

       

多聞通りを挟んで見た湊川神社、門前に置かれてる御神灯は以前来たときは境内の中にあった記憶があります。

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湊川神社の紅葉

2008-12-15 06:00:00 | 神戸にて
12月初旬の湊川神社です。
神鉄の湊川駅からJRの神戸駅方面に歩いて帰るのですが、この湊川神社は名前とは裏腹に湊川駅からは遠く、神戸駅の近くにあります。

       

境内にはもう来年の干支を掲げられています。
いくらなんでも少し早いような気がしました。

     

何処の神社でもよく見かける伊勢神宮の神宮式年遷宮への募金の訴え、20年に一度、550億円もの巨額ををかけて敷地を移転し、社殿を建て替え、神宝類も新たにするような制度があり、62回目を迎えるということになっています。

下の絵が面白かったので撮ったのですが(写真で見るとこの絵は皆が右を向いて歩いているような感じに見えますが、実際には左に向かって歩いています)、文を読んでいて今のような不景気な世相に、このような無駄遣いが行われて良いものかと憤慨したくなります。

文中「千三百年の歴史を有するこの式年遷宮は、清浄を第一とするわが民俗が、万物の“いのちの蘇り”をその心とするもので、日本固有の麗しい伝統文化です。」とあるのですが、①財界から75億円もの寄付を受けておいて、清浄と言う言葉は当て嵌まらないでしょう。日本国のほんの一握りにしか過ぎない財界の言うことを聞かなければなりません。
②一旦失ってしまった命は、決して蘇ったりするものではありません。心の問題などという論理自体が非科学的です。
③このような無駄遣いが日本固有の伝統文化などと言うのは、その日暮らしを精一杯生きている私共庶民の感覚からはかけ離れています。という3点で誤っていると私は思います。

       

拝殿の前に置かれている狛犬には、ハッキリと角がありました。

後ろのモミジの紅葉が美しいでしょう。

       

ここは社務所から拝殿への渡り廊下、狛犬の後ろに写っているモミジが見えるところです。

       

拝殿の反対側にある御祓所のモミジも色濃く紅葉していました。

       

山門から入ると新しい鳥居が建っていますが、その手前にも1本のモミジが紅葉していました。

       

こうやって1枚1枚を撮っても、あまりきれいではないのですが、全体的に見ると非常に美しい紅葉なのです。

       

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日暮らし

2008-12-12 05:10:00 | 読書
待ちに待った宮部みゆきの『日暮らし』が、やっと文庫本化されました。先月の14日であります。浅田次郎の『お腹召しませ』を読んで、この『日暮らし』が文庫本化されるのが遅いとボヤいてたら・・・その日のうちに3冊とも買ってしまいました。

前編にあたる『ぼんくら』を読んで、もう随分と経つので『日暮らし』が出たら、もう1度『ぼんくら』を読もうと思っていたのですが、何処にあるのか探すのが煩わしく、早く読みたくもあるし、居ても立っても堪らずこの本を読み出したのでした。

            

この表紙で「旨いだろ、旦那」と聞いているのは『ぼんくら』の鉄瓶長屋で煮売屋をしていた面倒見の良いお徳、『旨い』と応えているのは、まぁ主人公にあたるであろうぼんくら同心の井筒平四郎、このシーンはこの上巻の最終章“なけなし三昧”のワンショットです。

お話は、平四郎の手下にあたる岡引の政五郎の手下、13歳の子供・おでこが飯を食わなくなる“おまんま”から始まります。おでこは物覚えの良い子で、親分から昔の事件を逐一何一つ漏らさず覚えて、新しい事件の解決の糸口を見つける役目でありました。
おでこは政五郎の屋敷に訪れた植木職人から「親分に無駄飯を食わせて貰ってるのだから、有り難いと思わなきゃバチが当たるぞ」と言われ、悩んでいたのでしたが、その時起こった似顔絵絵師の殺人を平四郎とおでこが解決したのでした。

       

以下、この帯に書かれている筋書きで話は進みます。
ここで出てくる弓之助は平四郎の甥で、とびっきり美形の男子でおでこと同い年、平四郎の及ばない所を鋭い感覚で助けます。

            

ほら、弓之助とおでこが走る絵が出てきました。
話は今は無き鉄瓶長屋の住人と、その関連する人たちとの絡みで進みます。久兵衛という鉄瓶長屋の差配をしていた人の名前も懐かしい。

       

上巻の3番目の話“子盗り鬼”は、この話の前置きですが、なかなか面白い。やくざなストーカーの男を一瞬のうちにギャフンと言わせた葵様の力量が湊屋との関連で鮮やかに描かれるのです。

しかし、中巻ではその葵様が何者かによって殺害され、嫌疑は鉄瓶長屋で久兵衛の後釜の差配人を預かったことのある植木職人の佐吉にかかります。

           

ここで「おや冷たいこと 亡者の私より冷たいねえ」と言ってるのは誰だっただろう?きっと誰かが犯人に言ってたような気がします。弓之助の推理と演出により事件は解決へと向かいます。

       

『ぼんくら』にも『日暮らし』にも出てくる平四郎の家の中間、いつも「うへえ」を連発して驚いている小平次もなかなか必要なキャラクターだと思います。

私にとって弓之助君は、『バッテリー』の青波君のイメージがします。

この蜩の鳴く頃から始まる物語、その日暮らしの生活でも真面目に懸命に生きていく江戸の庶民の物語、どちらがタイトルの名付け元になったのかは分りませんが、一度皆さんも『ぼんくら』『日暮らし』共々、呼んでみて下さいね。

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新開地駅

2008-12-11 04:40:00 | 神戸にて
鈴蘭台方面へ行くのに、JRや阪神電車で尼崎から神戸方面へ行き、神戸電鉄に乗って、目的地に辿り着くと思っていました。

鈴蘭台へ初めて行ったときに、新開地から神鉄に乗ると言いながら、実はそうではなかったという謎めいた話をします。

神戸の拠点で働いていた時は新開地まで歩いていて、そこから神鉄に乗るのだと思っていたのです。

この写真は神戸電鉄の新開地の駅です。この表現も間違いでした。

       

ここは阪神電車に乗って新開地まで直接来たときに、新開地で降りた時の写真です。何故だか阪急電車が停まっていました。

       

どないなってんねん?と聞きたいぐらいです。神戸高速鉄道という会社があるらしい。駅名もよく似たものがあります。でも、走ってる電車は阪神と阪急ではありませんか。

       

地上の表示はやはり神戸高速鉄道になっています。

       

阪神電車で新開地の駅で降りた後、神戸電鉄に乗ろうと思ってエスカレーターに向かうと、神戸電鉄のりばと矢印が書かれてあります。

上がっていくと最初の写真の新開地の駅に達するのですが、よくよく話を聞くと、ここは神戸電鉄の駅ではありませんと言われました。

       

ここは改札の外、神戸高速鉄道の文字はありません。実際には電車も無いのですから。

ところが駅員に聞くと、鈴蘭台方面は次の湊川駅までは、「線路は神戸高速鉄道のものだ」と言うのです。「電車は神戸電鉄のものです」とも言うのです。

これは絶対におかしい!料金の設定が利用者には不利になっているのです。新開地駅から乗ると湊川駅まで1区間分払ってから、湊川駅から更に新たに先の運賃が加算されるのです。
こんな運賃体系を許したのは誰だ!?

       

湊川駅から新開地駅を見ると、そこに電車が停まってるのが見えるのですよ。
この区間が140円、湊川駅以遠が積算されることなく、否が応でも140円加算されるシステムにされているのです。『線路が神戸高速で電車は神鉄』という屁理屈で・・・。

厳密に言うと、尼崎からJRであれ阪神であれ神戸まで出て、神戸電鉄で鈴蘭台まで行こうと思えば、湊川駅まで歩かねばならなかったのです。

神戸高速鉄道なんて当に架空会社ではありませんか!


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