ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

オスプレイがやって来た Ⅲ

2014-10-23 05:00:00 | 田舎

オスプレイが帰ったと思い、ふと後ろの海を見ると、さっき隠れていた艦船が全体像を現せていたので、写真を撮ろうと海側へ移動しました。帰ってからニュースを見て分かったのですが、この船は海上自衛隊の護衛艦『いせ』だということ、せっかくなら三重県ではなく和歌山県に縁のある名前を付けた船がやってくれば良いのにと思うけど、そのような名称が付いた自衛隊の船は無いのかも知れません。でも何処を見ても『いせ』とは書かれていません。

       

船首から中央部、船尾と分けて撮ってみました。船首にも船尾にも砲台のようなものが装備されています。船首にはバスのような乗り物も載せられています。串本港に繋留している海上保安庁の船は私の船から比べたら、やたら大きいと思っていましたが、この船はもっともっと大きくて、やはり船ではなくて艦ですね。

             

船後方の向こう側に機関砲のようなものが2つあり、その左にも2つありますが、先が釣り竿のように曲がって細くなっているので、こちらは武器ではないようです。手前側には同じようなものが無いのには首をかしげますが、移動式なのかも知れません。

             

船尾と中央部にヘリコプターが1機づつ積まれています。中央のヘリコプターの横に並んで乗っている人たちは自衛官ばかりではないようです。こんな写真を掲載したら秘密保護法に違反したとして、逮捕され、拷問を受けるかも知れません。何と言っても、何が秘密なのか明らかにされていませんから、こんな写真でも秘密に当たるとされたらしょっ引かれる羽目になってしまうのです。だから皆さん、秘密保護法は廃案にして下さい。

       

『いせ』の後方に積まれていたヘリが飛び始めました。と思ってるうちに再びオスプレイも飛んできました。ニュースによると岩国基地のオスプレイは2機参加とありました。先に飛んで行ったオスプレイには尾翼と胴体に03という番号が打ってありましたが、今回のオスプレイは同じ箇所にⅡという意味でしょうか、二本線の縦棒が描かれていて別の機体が飛んできたことになります。

     


私の居た真上ではなく、少し斜め上をゆっくりと飛んで、着陸体制に入りました。着陸の瞬間は木が邪魔になってちゃんと撮影出来ていません。

              

今回の着陸後は救援物資のリレーや負傷者役の搬送などの災害訓練らしき行動が有りました。でもみんな真剣にやっていたのかどうか、実際に想定外の地震に見舞われたら、こんな状況じゃない筈です。日頃から訓練をしている自衛隊の人たちは、きっと冷ややかな目で見ていたに違いないと思います。

       

だいたいDMAT役(役か本物かは知りません)の人でも呑気に写真など撮っているのですから。DMATって災害派遣医療チームで、写っているのは看護師と書かれたベストを着ていますが、その下段はNURSEとありナースです。ナースって看護婦、女の人の仕事だと思っていました。男の人も看護するから、看護婦と言う言葉を使わなくなり、看護師に変ったんだと理解していたのです。ややっ、対面から写真を撮ってる自衛官(米軍人かも)の姿が・・・自分たちだけ勝手に好きな所から撮影しているなんて、ずるいんじゃないですかね。

             

日本国は未だオスプレイを購入していませんから、このオスプレイは米軍のもの(来年度は1機あたり100億円もするのに買うのかも)、なのに垂直尾翼には『竜』の文字が描かれています。何故なのか私には理由がよく解りませんし、米国空軍のマークや『竜』文字の下の8218(先のオスプレイは8223)という番号やMARINSという文字は消えかかっています。日本仕様にしているのか・・・それにしてもあまりきれいな機体ではありません。

             

回転ブレードの軸にあたるナセルといわれる部分、配線などがむき出しになっていますが、これで大丈夫なんでしょうか?飛んでいる姿を見ていると左右どちらのナセルも同じようにむき出しになっていますし、先に飛んできたオスプレイもこのようになっていました。

             

あまり上手く撮れていませんが、負傷者役を運ぶDMAT役の人たち。丁寧にも点滴を持って歩くDAMTの人の姿も、ここだけがやけにリアルです。

             

そしてついに乗降口が閉ざされ、飛び立っていくようです。この間35分程度、ずっとブレードは回っていましたからエンジンはかけっ放し、燃料は米軍持ちなのでしょうか。私たちの税金が無駄に使われてないと良いのですが・・・オスプレイのエンジン音は意外と喧しくはなく、飛び立つ直前だけやたら大きな音がしていました。

    


大きな音に変ったので、すぐ飛び立つと思ってカメラを向けたのですが、なかなか飛び上がらず無駄な時間を使ってしまいました。みんなが帰ろうとするので私も帰途に就いたのですが、この後オスプレイは『いせ』の船尾のヘリコプターが飛び立った跡に着艦し、負傷者役の人たちを降ろしたことをニュースで知りました。


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