ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

船を買いたい

2014-08-28 05:00:00 | 田舎

ブログを書かなければならないと言う思いから解放されると、体も心もとても楽な日々が続いています。なのに“楽しみにしているのに何故更新しない”とメールを送信してくる心無い人もいるのですが、何故毎日綴らなくなったのかは8月8日付の文中にちゃんとしたためてあるのに、よく読んで貰ってないのだと思うと、楽しみにしてるというのはどういうことなのか?私にはよく解りません。確かに毎日の生活からブログを綴らなければならないという緊張感から解放され、世間に注ぐ目も何を書くかという前提が要らなくなると、楽になりながらもこんなことで良いのか、もっと緊張感を持って世間を見つめよという思いがまだまだ残っています。

私は直接会ったことは無いのですが、A竹君の友達が船を買いたいと思っているので、私が紹介して貰った古谷魚店に当たっておいてくれと頼まれていたら、すぐさま返事が来て、尾鷲に古谷社長の同級生が廃業するのでもう要らないということが明らかになりました。でも尾鷲まではちょっと遠いし、船を運んでくるのも大変です。後、田辺の芳養にも2艘有るらしく、そのうちの1艘はあの文漁丸だとのこと、文漁丸は乗せて貰ったことはないけど、私の買った船よりずっと大きいし、装備も完璧な感じ、まだまだ動きそうなので高いだろうと思います。

             

14日の釣りを終えた後、串本でも1艘売りたい船が有ると言っていたので、見せて貰いに行ってきました。ヨットハーバーに置いてあると言うので、海上保安署のある港に行くと「ここと違う」と言います。ヨットハーバーはここやろと思っていたら、その奥に続いた港のことを指していたのです。続いていますが、岸が反対なのでエバグリーンを回って裏まで回らなければなりません。普段エバグリーンを利用している人も裏から見ることは殆ど無いでしょう。

             

売ってくれると言う船を一目見るなり、これは小さいと判断できる大きさ、欲しい人は10人ぐらい乗れる船が欲しいのだそうです。これなら操縦士を入れてせいぜい5人が関の山です。私なら見るなり要らんということになりますが、古谷氏がしきりに売主に来るよう電話している途中で、「もうエエわ」とは言えず、A竹君は本人に写メを送っています。

             

燃料の高騰と不漁も重なり、漁船を手放す人が増えているようで、私の繋留してある南防波堤には、もう使用していない漁船が何艘も繋がれていますが、近くの船頭さんなどに伺うと、「タダで持って行ってくれた方がエエと思ってる持ち主は何ぼでもいてる」とのこと、ただそういう船を貰っても、メンテナンスするのに買う以上負担がかかるとのこと、まぁそこそこの船を買うのが一番なんでしょうね。ただこの串本のマルタキ丸の持ち主は、買う側の人をどう思っているのか知りませんが、50万円ぐらいと言います。このような事情の中でこの程度の船なら私は50万円も払うなら買わないでしょうね。


8月15日の釣り

2014-08-19 05:00:00 | 田舎

雨が心配された今回の釣行、雨が降ったのは13日の道中と釣りを終えて船から降りた後だけ、晴天とは言えなくとも雨が降ることはありませんでした。そんな串本の天気とは裏腹に京都の福知山、兵庫の宝塚では避難勧告が出されていたし、飛騨の高山では川が決壊したり、北アルプスでは沢に流された遭難者も出るなど、荒れた地方も多くあったようで、被害に遭った方々にはお見舞いを申し上げます。最近の日本の国土は雨による災害が増えていて、これは国や自治体の災害に対する対策の遅れというより、やはり温暖化の影響が強いように思えて仕方ありません。

             

15日はA竹君たちが帰る予定の日、7時ごろから船を出そうと思っていたのに、前夜来た三男に船のカギを受け取るのを忘れていて、取りに帰ったので船を出すのが遅れてしまいました。波は前日より荒いとは思わなかったので、大島の表に出ようと思ったのですが、様子を見るために出雲の双子島の横で船を停めて釣りを始めていると、徐々にうねりを感じ始めたので、早々に切り上げて橋杭の方へ移動しました。盆なので他の船の姿はあまり見かけません。

来た日と同じく橋杭岩の手前の発泡スチロールのブイ周辺から船を流しますが、北西風が強く、かなり早く船は流されます。一流し目の9時半ごろ、A竹君にアタリ、かなり重そうにしていたので見ていると、一荷でアカハタとガシラが掛かっていました。テンヤで釣っているので針は二つ付いていますが、両方で1匹のエビを刺しているので、こんな釣れ方は初めてです。

       

一流しでA竹君は1匹づつガシラを釣りあげますが、F田君は何も釣れない時間が長く続きます。おまけに私が貸した竿の穂先を折ってしまう始末、テンヤはすぐに失うし、自分で何も用意してこなかったのには少々腹が立ちます。釣りには何度も行っていた筈なのに、他人任せで出かけてくるし、釣りを見ていても何の工夫を凝らそうとはしないので、普段どのような釣りをしていたのか、教えて欲しいものです。12時に上がったのですが、A竹君は30cmぐらいのアカハタ1匹と同型のガシラ4匹でまぁまぁ豊漁でしたが、F田君は結局何も釣れませんでした。私も釣りに参加しておれば、もう少し持って帰って貰えたのにと思っています。

8月13日・14日の釣り

2014-08-18 05:00:00 | 田舎

8月初旬の悪天候で串本行きが伸びていた今年の夏、12日の火曜日には大阪を出ようと思っていましたが、周りの状況から13日に大阪を出ることになりました。というのは、お盆にやって来る予定はA竹君、義弟のF田君、そして三男とその彼女、クロスロードで12日に出かけると私一人が乗ることになり、三男が来れるのは14日だったので、、残り3人は14日にやってきて、15日に帰ると言うハードスケジュールになるので、私は渋々13日の出発に切り替えたのでした。13日の朝7時にA竹君の家へ行き、彼のステップワゴンでF田君を迎えに行き、串本へと向かったのでした。ところが、ここ数年は高速道路で渋滞という事態に遭遇したことの無い私は、この日がお盆の最初の日であることを忘れていて、渋滞するとは夢にも思っていませんでした。海南から広川南まで17kmの渋滞という道路情報が目に入り、2車線で渋滞、1車線で空いてるのはおかしいなと思ったのですが、やはり藤白のトンネル辺りから走り出せません。有田川に出た辺りで動かなくなったので、有田で高速を降り42号線で広川まで行き、そこから再び高速に乗ったので、少しは早く着けたと思います。それでも串本まで6時間余り、いつもの倍はかかってしまいました。

             

船に乗ろうとすると、いつも船のカギを置いている場所にカギが有りません。7月に釣りに行った三男に電話をかけると、クロスロードに乗せたままだとか、機関室から入れと言われました。釣りを始めたのは3時頃、最初は大島の表へ行こうと決めたのですが、うねりが高かったので、橋杭方面へ変更、いきなりA竹君が30cm程度のガシラを釣りあげました。橋杭岩の先端近くに有った白い発泡スチロールのブイ近くを流している時でした。

             

1時間ほどしてベラ、F田君は全く釣れません。因みに私はF田君に竿とリールを貸したので釣りはしていません。5時前になったので釣りを止め、桟橋の波止場に船を着けに行くと、いつもの場所はヨットだらけで私が船を着ける場所は有りません。ちょっと遠いけど、反対側の波止場に着けることにしました。風が北西から吹いていたので、反対側に着けるほうが楽なのです。

               

14日は朝7時ごろから家を出て、8時には船を出しました。前日より海は荒れていて、表に出すことは出来ません。猪の鼻の浦で竿を出してみましたが、何のアタリも無いとのこと、いつも釣れるガシラポイントでもサッパリです。A竹君がやっと小さめのガシラを釣りあげた所で橋杭へ移動、金山の灯台と橋杭の根元を結ぶ線上に40mぐらいに落ち込んだ場所が有るので、そこを流してみました。魚探には魚が写るのですがなかなかアタリが無いのです。ここではA竹君にキタマクラ、どうも水温が下がったみたいで魚の食いがよくありません。ところがそれまで何も釣れなかったF田君に20cmぐらいのタイ、以降、樫野漁港手前やタイ島へも行ってみましたが、サッパリでした。

             

樫野漁港の手前で釣りをしていたら、こんな所に滝があったかなと思うような所に2ヶ所、大島で川を見かけたことがなかったので、川からの水ではないでしょう。雨水が何処かに溜まっていたのかも知れません。


古座川風土記

2014-08-13 05:00:00 | 田舎

一昨年の2月に大阪市長は市職員へのアンケートと称した思想調査を実施し、市職員でも何でもない私を驚かせましたが、昨年3月の府労委の不当労働行為との認定を不服として、中労委に再審査を求めました。しかし、中労委も府労委の判断を支持“組合活動に対する干渉行為”と断じ、再発防止の誓約文書を交わすよう命じていました。市長はこの命令を不服とし、取り消しを求めて提訴する意向を示したのですが、市議会が関連議案を否決、命令が確定しました。アンケートは市長の業務命令として“組合加入の有無、政治家の街頭演説への参加、誰に誘われたのか・・・”等を全職員に尋ねる不当なもの、8月6日になって組合側に謝罪し、「今後このような行為を繰り返さないようにいたします」との誓約文書を手渡しました。市長は中労委の命令なのでそうしたのでしょうが、確定前に取り消しを求める提訴を考えていたのですから、心から悪かったとは思っていないようです。今はただ都構想を実現するために余計な揉め事は避け、これ以上支持を失いたくないという思いが伝わってきます。

             

台風一過の11日の朝、最初の写真は東側、上の写真は西側の写真です。1枚目には昨日紹介したMISUGIYAがあるホームズが写っていますし、2枚目の写真にはマックスバリュの看板が写っています。西の空は未だ曇っていますね。

             

国指定の天然記念物である古座川一枚岩、その前にある道の駅『鹿鳴館』で買った『古座川風土記』、装丁からして1冊2000円は少々高いかと思ったのですが、地元の人たちの自費出版されたのでしょうから、それ位の値段も仕方ないかと思って、清水の舞台から飛び降りたのでした。この本にはⅠ地理と自然、Ⅱ史跡、Ⅲ名勝、Ⅳ暮らし、Ⅴ産業、Ⅵ祭祀・行事、Ⅶ民話・伝承の7つのブロックに分かれており、私は地勢や地層には興味がありませんが、史跡、名勝は大変興味があり、今でこそ串本町に家がありますが、合併前は古座町の行政区域であり、同じ名が付く古座川町には親近感がありましたし、子供のころは古座川流域に有るところは皆同じ行政区だと思っていました。沢山の写真が掲載されているのですが、古いものは仕方がないとしても、カラーならもっと良かったのにと思っています。

             

こちらが大辺路マップが無くなってから利用している『たんけん絵地図』、サブタイトルに『KUSHIMOTO KOZAGAWA GUIDE MAP』とある通り、串本は海中公園から姫までを1枚の絵で構成、後は潮岬、大島と古座で1枚づつ、裏は古座川と称して『ぼたん荘』から蔵土までと囲みで小川方面を、古座川上流は天柱岩から平井や西川までも描かれており、後は和深~田原までをかいつまんで描いています。

             

何処へ行こうかと迷っている時はこの絵地図を見ながら考えるのは楽しいのですが、どうも縮尺や方向が曖昧で実際にはあまり役に立ちません。すさみ町の佐本の絵地図も大辺路マップも同じ人が描いたのだと思います。

毎日綴らないと宣言してから、3日連続で綴ってしまいましたが、方針を変更したわけではありませんので、ご安心を。では、ご機嫌よう、さようなら。


             

マンゴーの味

2014-08-12 05:00:00 | 大阪にて

8月早々、例年なら串本に居る時期ですが、天気予報の絡みもあって今年は大阪に居ました。別段何をするわけでもないので、広島と長崎の平和式典をずっとテレビで観ていました。広島市長は集団的自衛権については何も言及しませんでしたが、「平和憲法の下、戦争をしなかった」と暗に日本国が憲法解釈を変え、戦争する国造りを着々と用意していることを批判しているように聞こえました。長崎市長は集団的自衛権の行使容認について、「平和国家としての安全保障のあり方について様々な意見が交わされています。長崎は“ノーモア・ナガサキ”とともに“ノーモア・ウオー”と叫び続けてきました。日本国憲法に込められた“戦争をしない”という誓いは、被爆国日本の原点である・・・」「その平和の原点が今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が、急ぐ議論の中で生まれています。日本政府にはこの不安と懸念の声に真摯に向き合い、耳を傾けることを強く求めます」と安倍首相を前にして訴えました。どちらの市長も無所属ですが、自民党の支持を得て当選しているのにです。圧巻だったのはその後の被爆者代表の『平和への誓い』、自らの被爆体験を語った後、「今、進められている集団的自衛権行使容認は日本国憲法を踏みにじった暴挙です。日本が戦争できる国になり、日本の平和を武力で守ろうと言うのですか。・・・」「いったん戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではありませんか。・・・」当に我が意を得たりと思ったのでした。それに対して内閣総理大臣は、去年の式典での挨拶と何ら変わることのない、参列者や市民に対して非常に無礼な、国民を愚弄するような内容だったと思います。広島・長崎のどちらの式典の挨拶についても去年のものを流用、コピペしたものだと批判が拡がっているのです。

                

前文の方が力が入っていて、どちらが本題かは分りませんが、タイトルのお話、私がほぼ毎日買い物をしているスーパーマーケット、大まかに言うと4軒あります。上の左が南海電車・地下鉄堺筋線の天下茶屋駅前にあるディリーカナート(イズミヤ)、右が地下鉄岸里駅近くのスーパー玉出です。カナートは私のマンションからは遠く、値段が高いのであまり利用する機会がありません。

                  

3軒目はホームセンター・ホームズの中に有るMISUGIYA、出来て1年ぐらい経ちます。最後が南海岸里玉出駅の高架下にあるマックスバリュ、イオン系列のスーパーで出来て半年ぐらいです。どのスーパーも必ず信号を1つ以上越えなければ行くことが出来ません。働いていた頃は地下鉄・四つ橋線を利用していたので駅から近いスパ玉(スーパー玉出)を利用していましたが、最近はマックスバリュの利用が多くなっていました。スパ玉は通路が狭く、とりわけ清潔感を感じるわけでもないし、その上に商品を並べる店員が客の邪魔になっているのに素知らぬ顔で仕事をしているし、レジの店員も楽しそうに仕事をしているようでもないので、鬱陶しく感じていたのです。マックスバリュは駅の高架下なのに広々としていて、清潔感もあるのでそちらを利用するようになったのです。A竹君は家の近くにマックスバリュが出来た頃に西の方へ引っ越し、それは私が殆ど利用したことのないMISUGIYAの近くでした。

                  

A竹君の家に頻繁に行くようになってから、MISUGIYAに行くようになりました。ホームズ自体は昔から有って、日用品を買うのに車で行っていたので遠いと思っていたのですが、いざ自転車でA竹君の家に行くようになってからは、わざわざ車で行く距離でもないと感じるようになったのです。どの店にも特徴が有って、この店にしか無い商品や、この店なら安く売っている商品が有って、必要に応じて店は変えているのですが、現在はメインはMISUGIYAです。これと言って安い商品が有るわけでもないのですが、賞味期限が近くなっている物などは、よく半額で提供していることがあるのです。この写真はシャインマスカット、皮まで食べれてシャキッと甘いブドウです。通常一房1200円ぐらいでしょうか、たまたま行った日に500円で出ていました。勿論1200円で売られているような大きなものではありませんが、味見をするにはもってこいですし、私はあまり量は要らないのです。

                  

そして宮崎産のマンゴー、出始め時などはタカシマヤで8000~1万円ぐらいしていたのですが、最近は2000円ぐらいになっています。そんなに高いマンゴーってどんな味がするのか知りたいのですが、2個で500円のモモだって買おうとは思わないのですから、1個が2000円もするような果物には手が出ません。たまたまMISUGIYAで見つけたマンゴーは小さ目ですが500だったので、物は試しにと買ってみたのでした。ちゃんと切り方が書いてあるパンフも付いていたので、三男に切らせて味見をしたのですが、甘過ぎで、香水を食べているような味であり、どうも好きではありません。

                       

スーパーのせいではありませんが、このペットボトルは1リットルサイズではありません。前から見れば、高さも同じなので1リットルのものと変わりありませんが、幅が狭い目で720mlしか入ってないのです。少し安めだった(それ位の価格で売られていることがよくある)ので買ったのですが、却って高くついたのでした。

2日間連続で綴っていますが、方針に変更はありませんので、ご安心を。ではご機嫌よう、さようなら。

台風11号

2014-08-11 05:00:00 | 大阪にて
大型の台風が来るぞ来るぞと脅し続けるテレビ、東北大震災の後遺症なのか、何だかこの頃は大袈裟な予報になっているような気がしてなりません。そりゃ、台風12号の影響で四国には物凄い雨が降ったようですが、先々週から、次の週は全て雨の予報だったのに、大阪では雨が降ったのは先々週の金曜日から先週の月曜日まで、それも大雨と言うほどではありませんでした。火曜から金曜まではずっと良い天気だったので、天気予報を信じていなければ、もうさっさと串本に行っていたかも知れません。あまりに晴れの日が続くのに、することもなく金曜日はミナミまで映画を観に行ってきました。出かけたのは9時ごろ、モモの散歩の時間(5時半ごろ)からずっと晴れていましたが、少々風がありました。ところが12時前に映画が終わって出てくると、曇り空になっていて、雨が降るには未だ空は高いかと高を括っていましたが、昼食をとり、タカシマヤで買い物をして出てくると、なんと雨が降っているではありませんか。「ありゃ!?」と思ったのですが、小粒の雨が霧のように降っていただけなので、そんなに濡れることはありませんでした。

             

翌土曜日、朝から雨が降っていて、私もモモも合羽を着ての散歩です。今までは私は合羽を着ても、モモは合羽を着ることはありませんでしたが、見るからにきつい雨が降っているので、モモにも合羽を着せてあげたのでした。私は合羽を何着も持っているのですが、今使っているのは20年ぐらい前に買って、あまり着ることの無かった『Whole Earce』のもの、色合いが良いので気に入っていますが、釣り用としては向いてないのでずっと着ないでいたのですが、イヌの散歩ぐらいなら楽々だと思っていました。確かに今までは楽チンだったのですが、土曜日は雨がきつくて、中に着ていたTシャツまでジトッと濡れてくるのが分ります。きっと古いので(見た目は古くない)防水機能が低下してしまっているのでしょう。合羽にはフードが付いていますが、私はフードを被るのは良くないと思っています。フードを被ると左右の視界が悪くなるし、後ろからの声や音が聞き取り難くなるのです。なので私は防水機能の付いたハットを被るようにしています。ようやく台風が近づいてきたという感じを受けたのですが、昼からはまた青空が覗いたりして雨は止んでしまったのです。

A竹君から「雨も止んだことやし家へ来るか、ヒマやねん」と電話が有り、夕方の4時半ごろに訪れました。家ではホークスvsファイターズの放送が流れていて、私が到着したのは7回裏のホークスの攻撃時3-0でホークスが勝っていました。7回も8回もチャンスだったのに点が入らず9回の表は三塁手のエラーでノーアウト2塁のピンチ、先発中田はそれまで2安打ピッチングだったのに、中田の二塁打で完封を逃すとサファテに交代しましたが、稲葉に2点適時打を喫し同点、その後どうにか抑えて10回裏サヨナラ勝ちを得ましたが、こんなことではアカンなぁと思うけど、2位のオリックスとは3、5差に拡げることが出来ました。

7時半にはA竹君宅を辞した時も雨は降ってなく、翌日の台風に備えて、モモを散歩に連れて行きました。通常は早朝1回のみの散歩ですが、翌日は早朝に行けそうにも無かったので、雨が降ってなかったので夜に行っておいたのです。ところが翌朝外を見ると道は濡れていましたが、雨は降ってるようには思えません。それにモモはいつものように散歩に行こうというような態度で近寄ってきます。仕方がないので散歩に出かけましたが、やはり雨は降っていましたが、合羽を着て出るような雨ではありませんでした。

雨・風が強くなりだしたのは9時半ごろを越えてから、早朝高知に上陸した11号は、10時には四国を抜けて明石付近に上陸したとのこと、でも昼には雨は上がって強い風だけが残り、夕方4時ごろにはその強い風も止まり、大阪から台風11号を観察するとたいしたことは無かった台風だったということになりました。

             

観に行った映画は佐々木蔵之介主演の『超高速 参勤交代』という喜劇風の時代劇、磐城の湯長谷藩の殿さま一行は1年間の参勤交代を終え、地元に帰ってきます。ホッとしたのも束の間、江戸から帰り故郷の居心地の良さを感じている間もなく、江戸家老が駆けつけ、五日以内に再度参勤するようとの命を届けます。田舎の小藩故、1年の参勤交代で財政は逼迫、その上通常8日もかかる参勤の日程を5日間で来いと命じられるのですから、江戸の老中の湯長谷藩を潰してしまおうという魂胆は見え見えです。江戸家老が到着してから行く行かんとすったもんだしたので、殿さまが行くと決めて城を出たのは夜中、実質4日で行かなければなりません。しかしいったい何時から数えて5日間だったのか、とにかく城を出てから5日間と解釈しても良かったんじゃないかと思うのですが・・・金が無いので7人で出発した一行、走って山道を越えるのは良いのですが、どうしても関所の前を通らねばなりません。まぁそういうところが喜劇風に描かれています。幕府の隠密と闘い、案内人の忍者・段蔵の機転で難を逃れるまでは良かったのですが、5日目に入った江戸での隠密忍者との闘いは通常では考えられません。物凄い数の忍者が取り囲むのですから、多勢に無勢、どんなに闘ってもあれじゃ勝てるわけがないのに、勝ってしまいます。『相棒』の亀山と米沢が出てたのも人気にあやかりたかったのか、でもやはり喜劇と言えば三谷幸喜の発想が面白いと思っている私は、この映画を観ていてもあまり面白いとは思えませんでした。

気が向いた時に綴ると先週の金曜日に誓った筈ですが、今日綴っているのはたまたまというもの、方針は変えていませんので悪しからず、今日は気が向いたということです。ということなので、今日も御機嫌よう、さようなら。

飲料水の自販機

2014-08-08 05:00:00 | 大阪にて

青空に白い雲が浮かんでとても良い天気のこの風景は、火曜日にマンションのベランダから東の方を撮ったものですが、天気予報では雨が降ったり止んだり、和歌山南部も同じような天気予報ですが、大阪では予報は当たっていませんが、和歌山南部はきっと当たっているのでしょう。雨の下、42号線を走って前を走るダンプに車をドロドロにされた経験からと、台風11号が近づいているので、大阪では火・水・木と晴れていたからと言って、迂闊に串本まで行くのにはためらいがあります。A竹君の友達が船を買いたいと言っているらしく、古谷魚店の社長に頼んでおいたら、今般の不漁とガソリンの値上がりで、船を手放したいと思っている人がたくさんいるようで、古谷魚店の社長から頻繁に電話がかかってきます。そのA竹君の友達が10日の日曜日に船を見に行きたいと言っているらしいのですが、この調子だと私がそれ以前に串本に行っているかどうか分かりません。

                    

今年の4月1日から消費税率が8%に引き上げられ、それ以降どこのマーケットやデパートでも一斉に値上げが敢行されました。解釈改憲の閣議決定と共に、とんでもない安倍政権の失政ですが、よくよく考えてみると値上げされてない物があるんですね。それが自販機で売られている数々の飲料、サントリー・キリン・アサヒ・伊藤園・コカコーラなどテレビでコマーシャルを流す大手メーカーの物は、4月1日から一斉に値が上がってしまいましたが、元々100円で売られていた二流・三流メーカーのものはそのままなんです。だいたい150円で売られていたものが、3%の値上げで160円になるなんてとんでもない話ですが、3%の値上げで値段を据え置いたら、そのメーカーが収める上がった分の消費税は自己負担になるということ、それでもやっていけるならいいのですが、その分、質を落とされたり、原料納入業者に負担をかけてしまうのなら、良いこととは言えません。

             

こちらは難波で見かけた自販機、160円に値上げされたペットボトルがズラッと並んでいますが、“災害時無料提供自動販売機コーナー”と書かれています。災害時に無料で飲めるのは有難いことかも知れませんが、この程度の量の飲料水なら一瞬にして無くなってしまうのでしょう。思い出して自転車で行っても、もう何も残ってないんでしょうね。

さて『ぼんくら放浪記』初投稿が2005年の8月10日、今年は9日、10日は土・日なので、私のブログ上では今日で丁度10年経ったということになります。土・日・祝を除いて毎日綴り続けたのはなかなかのものだと自画自賛しているのですが、もうそろそろ飽きてきたというか、ネタが無くなってきたというか、しんどくなってきたというか、そのような理由がいろいろあって、これを機に終わろうかなと思っているのですが、まだまだあれこれ書きたいと思っていることも残っているので、スパッと止めるわけにもいかない中途半端な状況です。毎日書き続けてきたお蔭で、アクセス率もgooブログの中では全国で三千位~五千位の間を行ったり来たり(別に気にしているわけではありませんが)、沢山の方に読んでもらっているのは有難いのですが、まぁ何事も終わりということがありますから、そういうことを考慮して毎日綴るのは止めます。気の向いた時に綴ってみるというパターンに変えたいと思うのです。それでは皆さん、ごきげんよう、さようなら。

7月30日甲子園

2014-08-07 05:00:00 | スポーツ

7月の最終日曜日、27日でしたが、校区のソフトボール親善会は前半戦を終了しました。二日雨で中止となり、秋の日程が厳しくなってきそうですが、秋は学校やPTAの行事が多く、選手を集めるのはどのチームも大変でしょう。そんな中でやりくりしなければならない幹事校としてはちょっと憂鬱、もう試合の決まってる日曜日には雨が降りませんように祈るしかありません。前半戦最後の試合でちょっとしたハプニングがありました。選手の打ったファールボールが校舎を越え、ネットも越えて、学校横の民家の窓ガラスを割ってしまったのです。割れた音は聞こえなかったので、一人の女性に様子を見に行って貰ったのですが、ボールは道に転がっており、ガラスは部屋の中で散乱しているとのこと、すぐに近くのガラス屋を手配しましたが、もう一人女の人が居たのでその人にも行くよう頼みました。試合終了後、私はグランドの整備をしなければと思ってトンボかけをしていましたが、男子も殆どが民家に行ってしまって、校舎の掃除は私一人、掃除が終わった後で聞くと汚らしいからと男の人は家に入れて貰えなかったそうです。

   

割れたガラスを入れ直し、散乱したガラス片を片付けなければならないのは当然ですが、一人の女性は家から掃除機を持って来てまで掃除をしたとか、まぁ家の人は掃除機を貸してもくれなかったのですね。部屋の中では、奥さんが箒で隅々まで掃き出してくれるのですが、ネコの毛の方が多かったとか、ガラス片が飛び散っているかも知れないから、置いてあった座布団やカーペットまでクリーニングを要求されるし(それ位は当然か)、ネコの肉球にガラス片が付いているかも知れないので病院の治療費も払えと言うし、挙句はネコがビックリして精神的にショックを受けているかも知れない云々、どこまでも強欲なオバハンです。

             

まぁ、費用は全てスポーツ保険で賄える筈ですから、誰のお腹も痛まないのですが、打った本人、あるいはチームの監督から一言あっても良かったんじゃないのでしょうか、試合が済んでグランド整備を終えたらすぐ帰ってしまったようなので、ちょっとした不信感のようなものが残ります。

       

話変わって、今回で5度目となる今年の甲子園、ちょっと飽きてきたので今回は見送ろうかと思ったけど、やはり酒の魔力には勝てません。7月は絶好調だったタイガースもこの頃からだんだん調子を落とし始めていました。全国高校野球選手権大会の大阪大会決勝を見終わってから家を出発、いつもより早い時間に阪神電車に乗れたと思ったのに満員、それも野球観戦らしい人ばかりです。この日は京セラドームでジャイアンツの試合が有ったけど、難波から乗ったのならいざ知らず、梅田から乗ったので京セラドームへ行く人は居ないでしょう。

          

今回もまた雨の予報、防水用の帽子と折り畳み傘を用意、雨と言えば台風12号の影響による豪雨は凄かったですね。私は今週の月曜か火曜に串本へ行こうと思っていたけれど、雨が酷いのと、次に大型台風の11号が近づいているので、この台風が去るまで大阪で待機しています。今回も早い到着だったのでイトーヨーカドーへ肴を買いに、この日は何故かお腹が空いたので、弁当も買いました。試合が始まる前に弁当を食べたのが良かったのか、悪かったのか、用意してきた焼酎を全部飲んでも全く酔いません。

 

試合が始まる前後はいつ雨が降り出すのやらとヒヤヒヤしていましたが、試合開始から1時間ほどで西の空が明るくなり始めました。日の入りの時間には西の空は真っ赤、太陽が見えないのが残念なくらいです。

               

一塁側もライト側もレフト側も三塁側も、どこもかしこも超満員です。こんな甲子園は珍しい、別に1000円チケットを売らなくても満員になっていたかも知れません。

             

試合は二神というサッカーで名前を聞いたことのあったような無いようなピッチャーが先発、1回スワローズに2点を先制され、その裏1アウトから今成・鳥谷の連続ヒットの後、ゴメスの二塁打で1点を返しました。私はあの二塁打で鳥谷もホームまで帰れたと思っています。まぁ次がマートンだったので無理をしなかったのかも知れません。そして4回は1アウトから四球、ヒット、代打新井良太のサードゴロがゲッツーにならずに同点、そして四球・二塁打と続いて、鳥谷の2点タイムリー。写真は鳥谷がタイムリーを放った瞬間です。バットの先の白く流れているのが打ったボールです。

             

接戦ですが、超満員だったので早く帰りたい私ですが、満員なので動けないのです。結局最後まで観る羽目になってしまいました。満員でしたが、私たちの丁度前の席は空席であり、5人で来た私たちは(4人は遅れてきた)後ろ3人、前の空席に2人とゆったりと座っていたのでした。でも周りは満員、後ろに陣取った何人かの若者男女、私の後ろの子は岡山から、その左隣の子は和歌山の橋本から来たと言っていました。

               

今回の有料入場者には当日のユニフォーム仕様のジャージがプレゼントされ、1000円で入場した上にこんなものまで貰って良いものかと悩むのですが、私は別に欲しいわけではありません。でも一時の南海ホークスカラーですし、確か大洋ホエールズもこんな色のユニフォームの時代があったような気がします。

姫の家

2014-08-06 05:00:00 | 田舎

7月の帰省は26日土曜日の昼2時までに帰れば良かったのですが、タイガース応援1000円チケットを取りに『ま虎っちゃん』へ行かなければならなくなってしまったので、24日に帰ることにしました。24日に帰ると言うことは今年は河内祭を見れないということでした。

             

帰る日の前日、満潮時の古座川河口にアカエイの群れが集まっていると言う情報を貰ったので、満潮に当たる午後5時ごろに行ってみました。テレビニュースでやっていたようですが、私も見たような気もしたのですが、全く気に留めてなくて、古座川のどの辺りなのかよく判りません。結局、河内祭に出場する中学生たちの漕艇の最後の練習を見ただけ、古座大橋を2回往復しましたが、アカエイの集結を見ることは叶いませんでした。

             

その日は夕方串本まで出かける用事が出来たので、18時11分発の各駅停車に乗るべく、紀伊姫駅に行ったのですが、20分も遅れていると言う放送が有りましたが、そういう放送は駅構内で聞こえるか聞こえないかのような音でぶつぶつ言うのではなく、町内放送で知らせて欲しいものです。待ってたおかげでいつもは各停が串本に着いてから発車する新宮行きのくろしおが走り去っていきました。先に特急が出たと言うことは、また各停は何処かの駅で通過待ちをしているのではないかと思うと、腹立たしくなります。

             

睡蓮鉢のメダカ、一昨年のお盆に捕ったものと去年孵化したものですが、去年の3月には15~6匹居たのに、今年は6匹しか居ません。誰も居ない期間が長いので共食いしたのかも知れません。何度行っても最初は足音がすると底に逃げるのですが、2~3日するとエサを貰えるのが分るのか、足音がすると浮いてきます。

             

アジサイの横暴に身を縮めるようにしているブルーベリー、サクランボの実はなかなか生りませんが、こちらは一応実が付いています。

             

こちらのブルーベリーの方が1年早く植えた筈ですが、背も伸びないし、付けている実も少ない、どうも植物を育てるのは苦手です。

             

去年のGWだったか夏だったか、思い出せませんが、T中君がお土産にくれたヘリーハンセンのパーカー、高価なものですが、未だタグも外していませんし、袖も通していません。ヘリーハンセンでもノースフェイスでも、あぁいうメーカー物は高いんです。

             

でも上がヘリーハンセンなら下もヘリーハンセンでということで、半ズボンを買ってきました。私がトレッキング用品なら愛用しているマーモットよりも定価は高いのですが・・・

            

心配ご無用、デサントのバーゲンで買うマーモットの割引率で買うよりずっと安かったです。値段なんか有って無いようなものですね。

今回は車検後にタイヤを全部替えたので、燃費も向上しているだろうと思っていたので、どれだけガソリンが残るか楽しみにしていましたが、丸山千枚田まで行ったせいか、ガソリンのメーターはまだ3分の1は残っていたのに、高速に乗るとガソリンが無くなる合図のランプが灯ってしまいました。大丈夫だとは思ったのですが、途中でガス欠になるのもイヤですから一旦有田南で降りてガソリンスタンドを探しました。GSは比較的簡単に見つかったのですが、そこから引き返して有田南の入り口を探そうとするのですが、ナビの言う通りに従うと入り口など無いのです。3回ほどぐるぐる回り、今度はその地点をゆっくり走ると、入り口は閉鎖されてしまっています。ナビの情報が古かったのですね。道路標識に従っても白浜方面への入口しかないので、ここで逆に曲がってみようと思ったところで曲ったら、すぐに入口は見つかりました。曲る地点でも標識を置いてほしいものです。

円照寺

2014-08-05 05:00:00 | 田舎

昨日のこのブログの最後の写真で、三山冠への登り口に水の流れていない川が有り、その右側にお寺がチョコッと見えていたのに気が付きましたか?私は歩いている時には全く気が付かず、川を越えてから「エライ広い庭のある家やな」と感心しながら見つめていたのです。しげしげと見ていると奥に墓石らしきものが有り、お寺であることが分ったので、チョット寄ってみることにしました。

             

探検マップには円照寺と書かれていましたが、境内や建物の何処を見ても、そのような字は見当たりません。Googleの地図ではお寺の記号すら有りませんが、国土地理院の地図にはお寺の記号は描かれていました。尤も国土地理院の地図では何処のお寺であれ神社であれ、名前は記されていません。

             

これは忠魂碑、村のものではなく、個人のもののようです。中田某という人が明治38年5月11日日清戦争にて戦没、子の名前と孫の名前で1997年に献納と書かれていました。献納された子供さんは未だ生きておられるのでしょうか、孫という人も私より高齢だと思われます。

       

境内の外にはお墓も有りましたが、境内にはよくもこれだけ集めたものかと思うほど、石仏や板碑などがずらーっと並んでいました。

             

境内の外、川に向かって置かれた石碑や石の祠、お地蔵さん、関連があって置かれたものとは思えません。

             

お寺を出て、潤野の集落から離れるところで振り返って1枚写真を撮っておこうとシャッターを押したら、デジカメがピッピーと鳴ってレンズが閉じてしまい、それからはどんなにしても動きません。最後の写真が写っているのか心配でしたが、写っていました。バッテリー切れのレッドランプが点ってから23枚撮ったことになります。

ところで日本には原発が48基ありますが、今は1基も稼働していません。電力需要最盛期の夏でも原発など無くても電力は賄えているのです。経済界や安倍首相は原発推進に躍起となっていますが、関西電力の大飯原発3号機と4号機は2年前の夏、多くの批判を受けながら再稼働しました。しかし今年の5月に福井地裁で運転の差し止めを命じられました。判決の要旨は“原発は経済活動の自由に属するものなので、人格権の中核部分よりも劣位に置かれるべきで、事故の具体的危険が万が一でもあれば、その差し止めが認められるのは当然”というもの。“原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことが出来なくなることが国富の喪失である”という件は原発事故は必ず起こることを予見し、事故から国土と国民生活を守るべしという画期的な考え方だと思う上に、こんなことを考えられる裁判官もいるんだと少々裁判所を見直しました。